コンテンツにスキップ

陸上自衛隊の廃止部隊等一覧

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

陸上自衛隊の廃止部隊等一覧(りくじょうじえいたいのはいしぶたいとういちらん、List of JGSDF Abolition unit)は、防衛計画の大綱(防衛力整備計画)に基づき廃止あるいは改編された陸上自衛隊の部隊・機関等の一覧である。

師団・旅団・混成団・団など

[編集]

機関

[編集]

普通科

[編集]

中期防衛力整備計画に基づく改編又は廃止。

機甲科

[編集]

野戦特科

[編集]

独立特科大隊については陸上自衛隊の独立特科大隊等一覧を参照。

高射特科

[編集]
  • 当該師団の旅団化に伴い、大隊編制から中隊編制に縮小改編。
    • 第13高射特科大隊 - 1999年3月26日、第13高射特科中隊に改編。
    • 第12高射特科大隊 - 2001年3月26日、第12高射特科中隊に改編。
    • 第5高射特科大隊 - 2004年3月29日、第5高射特科中隊に改編。
    • 第11高射特科大隊 - 2008年3月26日、第11高射特科中隊に改編
  • 群編成から連隊またはこれに準ずる隊編成への改編・再編成。
  • 中隊から隊編制へ改組。
    • 第14高射特科中隊 - 2018年3月26日、第14高射特科隊に改組。
    • 第11高射特科中隊 - 2019年3月26日、第11高射特科隊に改組。
    • 第12高射特科中隊- 2022年3月17日、第12高射特科隊に改編。
    • 第327高射中隊- 2022年3月17日、第102高射特科隊に改編。
    • 第5高射特科中隊 - 2023年3月16日、第5高射特科隊に改編。

情報科

[編集]

施設科

[編集]
  • 第101建設隊 - 1966年4月1日廃止。
  • 当該師団の旅団化に伴い、大隊編制から中隊編制に縮小。
    • 第13施設大隊 - 1999年3月29日、第13施設中隊に改編。2014年3月26日:体制移行に伴い、第13施設隊に改編。
    • 第12施設大隊 - 2001年3月26日、第12施設中隊に改編。2013年3月26日:体制移行に伴い、第12施設隊に改編。
    • 第5施設大隊 - 2004年3月29日、第5施設中隊に改編 → 平成22年度末の旅団改編に伴い隊編成から縮小した第5戦車大隊より施設小隊を受け入れ増強し第5施設隊(隊長の補職階級は2佐)に改編。
    • 第11施設大隊 - 2008年3月26日、第11施設中隊に改編。2014年3月26日:体制移行に伴い、第11施設隊に改編。
  • 当該混成団の旅団化に伴い、隊編制から中隊編制に組織改編。
    • 第2混成団施設隊 - 2006年3月27日、第14施設中隊に改編。平成23年度末に徳島駐屯地へ移駐し第14施設隊(隊長の補職階級は1佐(三)[1])に改編。
    • 第1混成団第1混成群第301施設中隊 - 2010年3月26日、混成群の連隊改編に伴い群隷下から旅団長直轄の第15施設中隊に独立改編。
  • 施設団組織改編に伴い廃止もしくは縮小改編。
    • 第8施設群 - 1999年3月廃止。第304施設隊第305施設隊に分割改編。隷属していた各中隊をそれぞれ1個中隊を2つに分割、小隊規模に縮小した上でそれぞれの施設隊隷下小隊へ。これにより各施設隊はそれぞれ縮小したとはいえ群と同様の機能を持つ施設部隊となった。
    • 第3施設群 - 2001年3月26日廃止。
    • 第1施設群 - 2004年3月29日廃止。
  • 北部方面施設隊 - 2017年3月、第3施設団の再編成に伴い廃止。
  • 第101測量大隊 → 中央地理隊へ改編。
  • 第301施設小隊・第302施設小隊:2017年(平成29年)3月27日廃止。即応予備自衛官を主体としていた。
  • 第301坑道中隊・第302坑道中隊・第304坑道中隊:2024年(令和6年)3月20日廃止。
  • 第303坑道中隊:2010年(平成22年)3月25日廃止。

通信科

[編集]
  • 中央基地通信隊 - 2004年3月、中央システム管理隊の一部と統合し中央基地システム通信隊に改編。
  • 西部方面通信群 - 2019年3月26日、西部方面システム通信群に称号変更。
  • 東部方面通信群 - 2020年3月26日、東部方面システム通信群に称号変更。
  • 北部方面通信群 - 2022年3月17日、北部方面システム通信群に称号変更。
  • 東北方面通信群 - 2022年3月17日、東北方面システム通信群に称号変更。
  • 中部方面通信群 - 2022年3月17日、中部方面システム通信群に称号変更。
  • 中央野外通信群第101通信運用大隊 - 2001年3月、第301通信運用中隊に縮小の後、2018年3月27日に中央即応集団司令部付隊通信小隊と統合、第301指揮所通信中隊に改編。
  • 当該師団の旅団化に伴い、大隊編制から中隊編制に縮小(その後、大隊に準ずる隊[2]編成に再改編)。
    • 第13通信大隊 - 1999年3月29日、第13通信中隊に改編。2014年3月26日:体制移行に伴い、第13通信隊に改編。
    • 第12通信大隊 - 2001年3月26日、第12通信中隊に改編。2013年3月26日:体制移行に伴い、第12通信隊に改編。
    • 第5通信大隊 - 2004年3月29日、第5通信中隊に改編。2011年4月22日:体制移行に伴い、第5通信隊に改編。
    • 第11通信大隊 - 2008年3月26日、第11通信中隊に改編。2014年4月22日:体制移行に伴い、第11通信隊に改編。
  • 当該部隊の旅団化に伴い、小隊規模から中隊規模(その後、大隊に準ずる隊[2]編成)に改編。
    • 第2混成団本部中隊通信小隊 - 2006年3月27日、第14通信中隊に改編。2014年3月26日:体制移行に伴い、第14通信隊に改編。
    • 第1混成団本部中隊通信小隊 - 2010年3月26日、第15通信隊に改編。
    • 第416基地通信隊 - 2010年3月26日、第1混成団隷下から西部方面通信群隷下の第322基地通信中隊に改編。
    • 第1電子隊 - 2024年3月に電子作戦隊隷下の第302電子戦中隊に改編。

システム管理隊

[編集]
  • 中央システム管理隊 - 2008年3月26日廃止。システム開発隊として通信団隷下から研究本部隷下へ編成替えののち、2018年3月にシステム通信団隷下に再編入。
  • 方面通信群隷下の基地通信大隊と統合、方面総監部所在駐屯地の「基地システム通信中隊」の下部組織(システム運営隊)に縮小。
    • 第101システム管理隊 - 2004年3月廃止、第301基地システム通信中隊に改編。
    • 第103システム管理隊 - 2004年3月廃止、第302基地システム通信中隊に改編。
    • 第104システム管理隊 - 2005年3月廃止、第303基地システム通信中隊に改編。
    • 第105システム管理隊 - 2006年3月廃止、第304基地システム通信中隊に改編。
    • 第102システム管理隊 - 2007年3月廃止、第305基地システム通信中隊に改編。

後方支援

[編集]

教育部隊

[編集]

その他

[編集]
  • 資材統制隊:1998年3月廃止。後身は補給統制本部の装備計画部。
  • 檜町駐屯地業務隊・市ヶ谷駐屯地業務隊:2000年3月廃止。中央業務支援隊の母体となる。
  • 印刷補給隊:2000年3月廃止。後身は中央業務支援隊の印刷補給部。
  • 人事統計隊:2000年3月廃止。後身は中央業務支援隊の人事統計部。
  • 檜町警備隊:2000年5月、防衛庁の市ヶ谷地区移転に伴い廃止。
  • 小平駐屯地業務隊:2001年3月廃止。後身は小平学校総務部。
  • 第1混成群:2010年3月25日廃止。後身は3個普通科中隊を基幹[5]とする第51普通科連隊及び第301施設中隊は旅団長直轄の第15施設中隊に改編。
  • 警務隊本部付警務隊:2011年4月22日、中央警務隊に改編。
  • オリンピック支援集団 - 日本国内で開催されたオリンピックの支援を目的に臨時編成された部隊。

脚注

[編集]
  1. ^ 2混団施設隊・14施中時代は2佐が指定階級、徳島の移駐に伴い北徳島分屯地の親駐屯地となる関係から1佐職に昇格
  2. ^ a b 隊旗は太線2本
  3. ^ 中隊本部を機能増強し隊本部へ増強、武器小隊は直轄部隊を支援する機能別小隊を隷下に持つ第1整備中隊へ改編し、それぞれの連隊・隊等隷下であった整備小隊を隷下に第2整備中隊を編成、衛生・輸送・補給小隊は人員を増強しそれぞれ中隊規模に増強している
  4. ^ 補給整備隊を整備中隊と補給中隊へ機能別分割改編、管理隊を分割独立し駐屯地業務隊に改編
  5. ^ 2個普通科中隊を3個に分割、重迫中隊を連本直轄の1個重迫小隊と普通科中隊隷下の3個の迫撃砲小隊へ分割。

関連項目

[編集]