第12後方支援隊
表示
第12後方支援隊 | |
---|---|
創設 | 2001年(平成13年)3月27日 |
所属政体 | 日本 |
所属組織 | 陸上自衛隊 |
部隊編制単位 | 隊 |
兵科 | 武器科・需品科・輸送科・衛生科 |
兵種/任務 | 後方支援 |
所在地 | 群馬県 高崎市 |
編成地 | 新町 |
上級単位 | 第12旅団 |
担当地域 | 甲信越・北関東 |
第12後方支援隊(だいじゅうにこうほうしえんたい、JGSDF 12th Logistic Support Troop)は、群馬県高崎市の新町駐屯地に隊本部が駐屯する、陸上自衛隊第12旅団隷下の後方支援部隊である。
概要
[編集]第12旅団の後方支援業務(補給、整備、回収、輸送等の業務)および衛生支援を任務とするほか、災害派遣や民生協力・国際貢献活動も行っている。
沿革
[編集]- 2001年(平成13年)3月27日:第12師団の旅団化に伴い、第12後方支援連隊から縮小改編される。
- 2004年(平成16年)10月:新潟県中越地震に災害派遣で出動。
- 2006年(平成18年)4月:第10次イラク人道復興支援群に要員を派遣。
- 2007年(平成19年)7月:新潟県中越沖地震に災害派遣で出動。
- 2013年(平成25年)3月26日:第2整備中隊第4普通科直接支援小隊(相馬原駐屯地:第48普通科連隊を支援)を廃止。
- 2023年(令和 5年)
- 3月15日:部隊廃止。
- 3月16日:第2整備中隊偵察直接支援小隊(相馬原駐屯地)を偵察戦闘直接支援隊に改編。
部隊編成
[編集]特記がないものは新町駐屯地に所在している。
- 第12後方支援隊本部
- 第12後方支援隊本部付隊「12後支-本」
- 第1整備中隊「12後支-1整」(相馬原駐屯地)
- 中隊本部
- 車両整備小隊
- 火器整備班
- 施設整備小隊
- 通信電子整備小隊
- 需品整備班
- 化学整備班
- 工作回収班
- 第2整備中隊「12後支-2整」
- 補給中隊「12後支-補」
- 輸送隊「12後支-輸」
- 衛生隊「12後支-衛」
主要幹部
[編集]官職名 | 階級 | 氏名 | 補職発令日 | 前職 |
---|---|---|---|---|
第12後方支援隊長 兼 新町駐屯地司令 |
1等陸佐 | 橋詰勝常 | 2024年 | 3月18日統合幕僚監部首席後方補給官付 後方補給室勤務 |
代 | 氏名 | 在職期間 | 前職 | 後職 |
---|---|---|---|---|
1 | 宮本忠明 | 2001年 | 3月27日 - 2002年12月 1日第12後方支援連隊長 | 陸上幕僚監部防衛部運用課 予備自衛官運用室長 |
2 | 森本澄男 | 2002年12月 | 2日 - 2005年 3月22日陸上幕僚監部装備部需品課 需品班長 |
陸上自衛隊需品学校教育部長 |
3 | 吉岡和朗 | 2005年 | 3月23日 - 2007年 7月31日東部方面総監部装備部装備課長 | 陸上自衛隊幹部学校学校教官 |
4 | 前田光弘 | 2007年 | 8月 1日 - 2009年 3月23日北部方面総監部装備部装備課長 | 陸上自衛隊幹部学校学校教官 |
5 | 渕靖隆 | 2009年 | 3月24日 - 2011年 4月18日陸上自衛隊関西補給処桂支処 整備部長 |
陸上自衛隊高射学校第2教育部長 |
6 | 宮田英徳 | 2011年 | 4月19日 - 2012年12月 3日陸上幕僚監部装備部武器・化学課 弾薬班長 |
陸上自衛隊武器学校総務部長 |
7 | 塚本義明 | 2012年12月 | 4日 - 2014年12月18日技術研究本部事業監理部計画官付 計画調整官 |
陸上自衛隊幹部学校学校教官 |
8 | 中川博英 | 2014年12月19日 - 2015年12月17日 | 陸上自衛隊幹部学校学校教官 | 陸上自衛隊九州補給処装備計画部長 |
9 | 栫憲記 | 2015年12月18日 - 2017年 | 7月31日東部方面総監部装備部装備課長 | 陸上自衛隊幹部学校学校教官 |
10 | 堀地昌志 | 2017年 | 8月 1日 - 2019年12月19日東部方面総監部装備部勤務 | 陸上幕僚監部装備計画部武器・化学課 車両班長 |
11 | 川畑裕幸 | 2019年12月20日 - 2022年 | 7月31日北部方面総監部装備部装備課長 | 北部方面後方支援隊副隊長 |
12 | 二見光俊 | 2022年 | 8月 1日 - 2024年 3月17日陸上自衛隊補給統制本部需品部 補給計画課長 |
陸上自衛隊関東補給処松戸支処 総務部長 |
13 | 橋詰勝常 | 2024年 | 3月18日 -統合幕僚監部首席後方補給官付 後方補給室勤務 |
主要装備
[編集]- 重レッカ
- 中型セミトレーラ
- 3トン半水タンク車
- 3トン半燃料タンク車
- 3トン半航空用燃料タンク車
- 野外支援車
- 野外炊具
- 野外洗濯セット2型
- 野外入浴セット2型
- 浄水セット(車載型)
- 野外手術システム
- 1トン半救急車
- 1/2tトラック / 73式小型トラック
- 1 1/2tトラック / 73式中型トラック
- 3 1/2tトラック / 73式大型トラック
- 74式特大型トラック
- 9mm拳銃
- 89式5.56mm小銃
- 12.7mm重機関銃M2
- 91式携帯地対空誘導弾
警備隊区
[編集]群馬県藤岡市、安中市、高崎市、玉村町、伊勢 崎市、太田市、大泉 町、千代田町、明和町、板倉町、館林市、邑楽町[1]
廃止部隊
[編集]- 第2整備中隊第4普通科直接支援小隊(相馬原駐屯地):第48普通科連隊を支援。2013年(平成25年)3月26日廃止。東部方面後方支援隊第303普通科直接支援中隊へ改編。
- 第2整備中隊特科直接支援小隊(宇都宮駐屯地):第12特科隊を支援。2023年(令和5年)3月15日廃止。
- 第2整備中隊対戦車直接支援班(新町駐屯地):第12対戦車中隊を支援。2023年(令和5年)3月15日廃止。
脚注
[編集]- ^ “防衛省防災業務計画(令和6年3月28日)”. pp. 59. 2024年12月20日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- “防衛省人事発令”. 2015年12月18日閲覧。