野外洗濯セット2型
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野外洗濯セット2型(やがいせんたくセットにがた)は、陸上自衛隊の需品科に装備されている需品装備。野外洗濯セットの後継器で、1997年度(平成9年度)に調達が開始され、翌1998年度(平成10年度)より納入が開始された。主に後方支援連隊補給隊などに配備されている。
特徴
[編集]先代の不備な点を踏まえ、さらに洗練化させ処理能力を向上させている。
構成としては、洗濯機、乾燥機、揚水ポンプ、発電機が1tトレーラ上に搭載され、その他の作業用機材はトレーラを牽引する3 1/2tトラックの後部に積載される。
トレーラの形状はボックス型になっており、作業をする際には側面パネルが開いてこれが屋根代わりになる。
諸元・性能
[編集]- トレーラ搭載機材
- 全自動洗濯機 (作業服約40着/時洗濯可) - 民生品
- 乾燥機 (作業服約40着/時乾燥可)- 民生品
- 揚水ポンプ
- 発電機
- 業務用天幕一般用
- 貯水タンク10,000L(ビニール折りたたみ式)
- 付属品
- 作業台
- 洗濯かご
- すのこ
- シート
製作
[編集]参考文献
[編集]- 自衛隊装備年鑑 2018-2019, 朝雲新聞社, 144頁