コンテンツにスキップ

バーチャルYouTuber

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
kotobukiya
バーチャルYouTuberの姿が施工されているコトブキヤなんばの外装(2025年)。

バーチャルYouTuber(バーチャルユーチューバー、: Virtual YouTuber)は、2DCG3DCGで描画されたキャラクター(アバター)、もしくはそれらを用いて主にインターネットなどのメディアで活動する動画投稿・生放送を行う配信者の総称を指す語。略語として「VTuber」「Vチューバー」(ブイチューバー)が使われる[注 1]

初出は2016年12月に活動を開始したキズナアイYouTuber活動を行う際の自称である。活動や運営方針に合わせた肩書や呼称としてバーチャルアイドル、バーチャルシンガー、バーチャルライバー、バーチャルタレント、Vの者などがある。バーチャルYouTuberの活動の場はYouTubeのみならず、他のプラットフォームなどでも行われており、その活動は多岐におよぶ。語釈には様々な解釈・定義・解説があり、ミライアカリによれば「定義ははっきりと決まっていない」状態にある。

定義と名称

バーチャルYouTuberの語の広まり

「バーチャルYouTuber」は、英語のバーチャル(: Virtual)と動画共有サイトYouTubeに動画投稿をする者を指す語、YouTuberを組み合わせた造語である[1][2]。この言葉は日本発祥とされている[3]。日本のインターネットで動画投稿活動などをはじめたキズナアイ[4]YouTuber活動を行う際、自らを指すために「バーチャルYouTuber」を世界ではじめて用いたとされている[5][6]2016年12月1日に投稿されたキズナアイ初の動画「【自己紹介】はじめまして!キズナアイですლ(´ڡ`ლ)」で、キズナアイは次のように発言している。

普通のYouTuberと違うぞ! ……と思ったそこのアナタ! 中々するどい! 私……実は……二次元なんです! あれ? 3Dだから三次元? まぁとりあえず、バーチャルってことで、バーチャルYouTuberって響きカッコよくないですか?

—キズナアイ(『【自己紹介】はじめまして!キズナアイですლ(´ڡ`ლ)』[7][8]より)

kizunaai
バーチャルYouTuberのキズナアイ(2016年–)。

このように「バーチャルYouTuber」は、当初はキズナアイの二つ名であった[9][5]。雑誌『ユリイカ』のインタビューでキズナアイは「わたしは自分のことをずっとYouTuberだと思っていて、だけど人間のみんなとは違うバーチャルな存在だよね、というわりと単純な考えで名乗り始めた言葉」だったと振り返っている[5]。2017年後半にはキズナアイが日本国内で注目を集めたことで[10]電脳少女シロミライアカリバーチャルのじゃロリ狐娘Youtuberおじさん(ねこます)、輝夜月などコンピューターグラフィックス(以下、CG)を使用して動画投稿を行う活動者にも注目が集まった[11]。特にキズナアイを含めた左記の5人は「バーチャルYouTuber四天王」(Vtuber四天王)と呼ばれ[11][12][注 2]、そうした者たちも「バーチャルYouTuber」の仲間として認識されたと漫画研究家の泉信行、ライターで『風とバーチャル』主宰の古月、美学者の難波優輝など複数の専門家が見解を示している[13][4][14]。泉はバーチャルYouTuberと認識されうる範囲を「キズナアイに似たもの」たちと呼び[15][16]、ライターでニコニコ動画とバーチャルYouTuber研究者のmyrmecoleonはキャラクター、投稿者、配信者の総称となったと述べている[9]

また、キズナアイも2018年に雑誌「ユリイカ」で2017年11月以前の活動初期は自分しかバーチャルYouTuberを名乗っていなかったと語っている[5]。その際に、各黎明期から活動していたバーチャルYouTuberにも言及し、当初は電脳少女シロは「電脳少女YouTuber」[17]藤崎由愛(YUA)は「次世代YouTuber」[18]ときのそらは「バーチャルJK」を名乗っていたと話している[19]

このことについて、ゲーム『NEEDY GIRL OVERDOSE』の制作者で、ライターのにゃるらは「今では自他ともにバーチャルYouTuber扱いされているシロさんが、『電脳少女』としてデビューしたのは、バーチャルYouTuberという概念が固まっていなかった証拠でしょう。」と指摘している[20]

また、キズナアイは同誌で「わたしの次に初めてバーチャルYouTuberと名乗ったのは〔ばあちゃる〕だったかな」述べており[5]ばあちゃるINSIDEのインタビューで自身が「世界2番目のバーチャルYouTuber」かつ「世界初男性バーチャルYouTuber」であることを自称している[21]

略語

バーチャルYouTuberの略語は、VTuberVtuberが主に使われ[22][13][23][24][注 1]表記ゆれVチューバーが用いられることがある[25]

VTuberの語の発祥には諸説存在する。ライターのすらによると、2017年12月21日Twitter(現、X)と5ちゃんねるの投稿が最初なのではないかと自身のブログに書き留めている[26]。また、古月は「バーチャルYouTuber大好きバーチャルYouTuberのさはなさん。VTuberという略称を喧伝したともいわれる」と、12月23日のさはなの動画投稿に言及している[13]バーチャル美少女ねむもまた、このさはながこの動画で「バーチャルYouTuber」の略語として「VTuber」をテロップに使ったことを発端として「徐々に広まった」と言及している[27]。なお、古月やライターのうぇるあめなどが取りまとめたVTuber歴史編纂・文芸誌『風とバーチャル』の年表[28]では「VTuberを単語として動画内で使用する早期事例」として、バーチャルYouTuberとなったライターのアシュトンが動画内で「VTuber」と使用したことが掲載されている[29]。その一方で、『VTuber学』でのインタビューではキズナアイを生み出したActiv8代表取締役である大坂武史が「僕が記憶している限り」と前置いたうえでREALITYが使い始めたと言及している[30]

PANORA編集長の広田稔は業界が盛り上がるにつれて「バーチャルYouTuber」の呼称が長かったために「VTuber」や「バーチューバー」といった略称が生まれたことを言及している[31]。なお、バーチャル美少女ねむは、現在は「バーチャルYouTuber」よりも「VTuber」が多く使用されていると触れており[27]、myrmecoleonも現在はおもに「VTuber」と略されていると述べている[9]。実際英語版ウィキペディアなどでも「VTuber」に改名が施されるほどに、広まりをみせている[13]

「バーチャルYouTuber」と「VTuber」の互換性

「VTuber」の語は「バーチャルYouTuber」と同義で使用する例がある[32][33]一方で、しばしば使い分けられる。例えば、雑誌『コミケPlus』では、「『Virtual YouTuber』は先駆者である『キズナアイ』を指す言葉であったが、後に続く『VTuber』たちの登場により、仮想世界で活動するYouTuberの総称となっていった」という記述がある[34]。バーチャル美少女ねむは、「もともと『バーチャルYouTuber』の略なのだから、YouTube以外の発信してるひとをV『Tuber』と呼ぶのはおかしい」という意見を紹介しつつ、「バーチャルキャラクター(V)として発信(Tube)してる人(-er)」として使用できるのではないかと考察している[35]。泉は「キズナアイと似たもの」を拡張したものが「VTuber」と呼ばれているとし、「YouTuberという元の単語が崩れている『VTuber』には、そうした厳格なアイデンティティが必要とされないため、YouTubeの外部でも一般的に用いることができている。」と指摘している[36]。アニメーション研究家の小倉健太郎は、「VTuberという語はバーチャルYouTuberの略語でもありますが、YouTube以外のプラットフォームでの配信者を含み得る、より広範な語になっています。」と解説している[37]

バーチャルYouTuberの電脳少女シロは、天開司との対談「Vtuber偉人会」で、テレビ局などのメディアから「バーチャルYouTuber」の「YouTube」を外せないかと聞かれることがあったと明かし、「だからVTuberっていう表現は、メディアにとって使い勝手がいいから浸透してるんだと思うよ」と発言した[38]。また、キズナアイは「VTuberというのは誰かが作った言葉」であり、自身はバーチャルYouTuberを二つ名としていることから、VTuberと「自分から名乗らないようにしている」と発言したことがある[5]

「バーチャルYouTuber」「VTuber」の解説の例

「バーチャルYouTuber」「VTuber」については、様々な解釈があり、さまざまな定義・解説がされている。広田は、2018年に『ユリイカ』で「VTuberの定義は人によって若干異なる」と指摘している[39]。一方、定義が明確ではない、一様にはいえないといった主張は、専門家や当事者が度々指摘している。

後述する中でもバーチャルYouTuberのミライアカリが「定義ははっきりと決まっていない」と指し示し[40]、アニメーション研究家の田中大祐も「〔執筆時点〕ではなかば集合体的概念の様相をみせており、一様に定義することは困難だ。」と言及している。そのため、田中は前述の定義の中でモーションキャプチャを使うことを例示するも、すべてのバーチャルYouTuberが該当するわけではないという分析もしている[41]社会学者である岡本健は、「VTuberとはこうだと一言で表現するのは難しい」と指摘する。岡本は「たとえばアライグマの静止画イラストを用いて配信した場合、広い意味ではそれも『VTuber』と言えます。境界領域的なものがたくさん存在することもおもしろさの一つです」と述べている[42]。myrmecoleonは「明確な定義はありません」と述べ、「一意な定義はむしろVTuberの幅を狭めて不適当と言えます」と主張している[9]

例として、辞書事典(ないし、その編集部)の引用を示す。下記の通り、その見解は「」「YouTuber」「キャラクター」などとバラつきがある。

  • 現代用語の基礎知識』(自由国民社) - Vチューバーとは、VR(仮想現実)スタジオ内で3DCGキャラクターに扮し、実況動画を配信する人のこと[43]
  • デジタル大辞泉』(小学館) - バーチャル‐ユーチューバー: 自身が出演する代わりに、コンピューターグラフィックスなどで作られた架空のキャラクター(アバター)を用いるユーチューバー[44]
  • 大辞林』編集部(三省堂) - VTuber: 動画配信サイトのユーチューブで、生身の人間に代わって投稿コンテンツに出演するコンピューターグラフィックスのキャラクター[22]

一方、漫画研究者でライターの泉信行は「そもそも言語学辞書学の観点からすれば、新語流行語の類に定義を求めることはできない。」という姿勢を示し、「VTuber」の語については「その用いられ方が直観的かつ大雑把、そして偏見的ですらある。」と述べている[36]。泉はバーチャルYouTuberというジャンルが曖昧になる理由として、「大きく分けて2つのタイプが混在しているから」と指摘している。それらは「『二次元』や『バーチャル界』と呼ばれる別次元から現実世界に『来た』という見られ方をする」タイプと、「現実の人からVTuberに『なる』」タイプに分かれるという。『来た』タイプについては「二次元の存在だがかぎりなく現実に近い生活や社会経験を行う」ため、その多くが「『二次元の身体のまま』で暮らしていると想像させる」タイプだとし、2023年当時における「業界の本流」と説明している。その逆に、『なる』タイプは元々別の仕事をしていたクリエイターが『来た』タイプの影響を受けて始めるケースなどに多く、「現実の肩書きと両立している」例としてカグラナナを紹介している[45]

泉のようにバーチャルYouTuberを分類しようとする試みは2018年には既に存在している。バーチャルYouTuberの皇牙サキによるキャラクターと演者の関係性を「ブースト型」と「ギャップ型」に分けたものや[46][47]、アバターを「器」に配信者を「中身」とする作家の新八角による解説がある[48]。また、難波が掲出した「三層理論」では、バーチャルYouTuberの声や動きを生み出している「パーソン」、バーチャルYouTuberが動画やSNSを介して鑑賞される「メディアペルソナ」、図像(2Dや3Dのモデル)の側面を指した「フィクショナルキャラクタ」の3点を挙げ、それらの対応によって「鑑賞のされ方」は「大きく分けて二つに分類することができる」と分析した[49][50]。2021年に法学者の原田伸一朗は、配信の「素」が特質となるタイプ「パーソン型」とアバターのキャラクター設定が特質となっているタイプ「キャラクター型」に分類した[51][52]。哲学者の山野弘樹は「VTuberとは(アバターを用いる)配信者である」という見解を「配信者説」[53]、「〔VTuberの〕キャラクターは映画のアニメの登場人物と変わらない仕方で存在しているのであり、配信者はその人物を演じているのだ」という見解を「虚構的存在者説」と呼び[54]、「配信者」と「虚構的存在者」が両立する「両立説」を述べながらも[46]、VTuberは「配信者」でも「虚構的存在者」でもない独立した存在であるという「穏健な独立説」を検討している。山野は2022年に哲学誌『フィルカル』にVTuberの分析論文を掲載し[55]、2024年に自身のVTuberの分析をまとめた著書『VTuberの哲学』を春秋社より出版した[56][57]

なお、難波の「三層理論」には否定的な見解もある。山野は、「三層理論」は構成要素が重複していて、三元論ではなく二元論的な側面が強いと評価している[58]。泉は「フィクショナルキャラクタ」という用語は孫引きした先行研究を誤用していると指摘しつつ、漫画研究者の立場からも「キャラ図像」の考察に欠けているがために複数の事例を混同させる論じ方がされていると評している[59]

これらのほかにもバーチャルYouTuberの解説や分析を複数の専門家が解説・研究しており[56]、度々インタビュー[60]や文章[61][62][63]において、バーチャルYouTuber当事者側からその言葉や存在のあり方について言及されることがある。以下は各立場において言及された一例である。

運営団体による言及
  • ANYCOLORにじさんじ運営会社) - VTuberとは、YouTube(Google LLCが運営する動画配信プラットフォーム)上で独自に製作した動画を継続して公開している人物のうち、2Dまたは3Dのアバターを利用して活動するものの名称[61]
  • カバーホロライブプロダクション運営会社) - VTuberとは、主にYouTube等の動画配信プラットフォームにおいてモーション・キャプチャーを用いてアニメルック・アバターで活動するバーチャル・エンターテイナーのこと[62]
バーチャルYouTuberおよびボイスモデルからの言及
  • 春日望(声優/キズナアイ ボイスモデル) - 初めはキズナアイちゃんみたいに、3Dモデルを使ってバーチャルに生きている人だけだったのが、今はキャラクターを身にまとって活動される方もいれば、バーチャルとリアルを行き来して活動する人もいれば、いわゆる歌い手さんのようにハンドルネームと実写を出し、イラストも使って活動してる人もいて……わかりやすいカテゴリとしてVTuberと言われている。カテゴライズされたほうが活動しやすいですから。どこまでがVTuberなのかという賛否は都度あるものの、今の活動者の方、ファンの皆さんの認識を見ていると、少しでもイラストや3Dモデルを動かして活動していたらVTuberの土俵なのかなという印象です。[60]
  • 届木ウカ(バーチャルYouTuber/小説家) - VTuberとは、「肉体ではなく仮想の体を使用して動画投稿、配信を行うYouTuber」の俗称です。仮想の体とは、主に3DCGやイラストレーションで作られた体を指し、私の場合は自ら3DCGをモデリングして制作した球体関節の体を動かし生きています。[63]
  • ミライアカリ(バーチャルYouTuber) - VTuberとは、このように、YouTube上で二次元キャラクターとして活動している人たちのことを言います。しかし、一方ではVTuberの定義ははっきり決まっていないという現状もあります。姿形が違うのはもちろん、活動内容も十人十色で、いろいろなVTuberがいるため、知らない人にとってはわかりにくく感じられるかもしれません。[64]
専門家からの言及
  • 泉信行(漫画研究家/ライター) - VTuber(ブイチューバ―)とは? VTuberの草分けとなった「バーチャルYouTuber・キズナアイ」に由来する呼び方。今では、二次元(2D)や3DCGの姿をしながら「まるで人間と同じように生きている」と感じさせる活動やコミュニケーションを、動画配信サイトなどを通じてリアルタイムに続ける表現者たちを主に指している。[45]
  • 北村匡平メディア研究者) - VTuberとは、モーションキャプチャーでキャラクターの身体を動かし、フェイストラッキングで表情を動かす技術でリアルタイム処理した動画をインターネットで配信するYouTuberのキャラクター版である。ほとんどが2D/3Dアニメーションのキャラクターをアバターにし、「中の人」がそれを操作する。[65]
  • 田中大祐(アニメーション研究者) - ヴァーチャル・ユーチューバー(以下、VTuber)――すなわち俳優の動きを測定したデジタルデータをもとにアニメーションを生成する〔モーション・キャプチャ〕技術をつかったリアルタイム[CG]によるキャラクター表現[32]
  • 原田伸一朗法学者情報学者) - バーチャルYouTuber(VTuber)とは、生身の人間の姿ではなくCGアバターの姿を通して、主にインターネット上で動画投稿・ライブ配信などの活動をおこなう者をいう。見た目はアニメのキャラクター風であるが、モーションキャプチャー、フェイストラッキング等の技術により、人の実際の動きや表情をCGアバターの表象に反映させている点が特徴である。[66]
  • 広田稔PANORA編集長) - 筆者はVTuberを「モーションキャプチャーの技術を使いキャラクターの表情や体を動かしている」「YouTubeやXなどネット上に存在し, ファンとリアルタイムでコミュニケーションがとれる」という二点を満たす存在と考えている.[6]
  • リュドミラ・ブレディキナ(アバター/バ美肉研究者) - 「バーチャルYouTuber(VTuber)」とは、2016年以降、YouTuberやニコニコ動画などのウェブサイトで娯楽コンテンツを創作するために使用されている、アニメの外見をした2Dまたは3Dの、コンピューターによって生成されたキャラクターである。〔和訳: 池山草馬〕[33]

なお、小倉は、Ami Yamatoなどキズナアイ以前に登場した存在を多くの場合はバーチャルYouTuberであるとみなされていない、と指摘した。論考では、広田の定義に加え「自らをバーチャルYouTuberないしそれに類するもの(VTuberやバーチャルライバー)として提示する存在をVTuber」であると定めている[37]

myrmecoleonはバーチャルYouTuberのリストを制作している。ある存在をそのリストに追加するかどうかの判断材料は「本人が自分をVTuberとしているか(自認)」「周囲が彼・彼女をVTuberとしているか(外部からの承認)」だと解説している[9]

「バーチャルYouTuber」は時間の経過によって解釈も変化している。バーチャルYouTuberの九条林檎は、「2018年の初頭はキャラクターがきちんとしていて、3DCGのものこそVTuberであり、Live2Dは邪道みたいな考え方が確かにあった。」と言及しており[67]、古月もまたバーチャルYouTuberの歴史を解説するコラムで、その変化について述べている[4]。バーチャルYouTuberの星街すいせいは2024年8月2日に配信での口上を変更し、YouTube以外の活動の場が増えているのに「VTuber」と名乗るのは違和感がある、と伝えた[68]

WWDJAPAN は「キャラクター的な親しみやすさを持ちながら、人としての内面性があり、リアルタイムなコミュニケーションができるのが最大の特徴」であると説明している[69]。バーチャルYouTuberを分析するならが重要だとする専門家は北村[70]などがいる。

関連する肩書や呼称

バーチャルYouTuberには活動や運営方針に合わせた肩書や呼称が存在する[13][71]。例えば、バーチャルアイドル[72][73][74]バーチャルシンガー(Vsinger、Vシンガーとも、歌うバーチャルYouTuberに用いられる[注 3][77][78][79][80][81][71]、バーチャルライバー(Vライバーとも)[82][83][84][71]、バーチャルタレント[85][86][87][71]、Vの者[88]などである。中にはその活動者やグループによって、意図して使い分けられ、独自の肩書を持つ場合もある。例えば、七海うららは自身を「パラレルシンガー」とカテゴライズしている。その一方で、七海うららもまたVTuberの特集に掲載されている[42]。また、somuniaもKAI-YOU Premiumのインタビューで「実は自分自身のことをVTuberと呼称したことはないんです。もちろん企画の関係で便宜上VSingerと名乗ることはあります。」と述べている。その上で、名乗っていなくともVTuberと呼称されたり、認識されたりすることがあると述べている[77]。また、バーチャルライバー(Vライバー)は、にじさんじが使用するほか、IRIAMREALITY17Liveなどのプラットフォームを使うものにとりわけ用いられることがある[89][90]。uyet代表の金井洸樹によると、「Vライバーはライブ配信が主体で、VTuberはYouTubeでの動画投稿が中心と説明されることが多かった」としており、現在は「VTuberとしてデビューしてもTwitchなど、YouTube以外のプラットフォームでの活動も一般的となり、線引きは曖昧になりつつあります」と説明している[90]。プラットフォームで呼称が使い分けられた語の例としてSHOWROOMで活動する者を「バーチャルSHOWROOMER」[91][92][93]、TikTokで活動する者を「VToker」と称した事例が存在する[94][95]

なお「VTubing」は英語メディアやRedditなどのバーチャルYouTuberコミュニティで使用されることがある英単語で、「VTuber活動」や「アバターで配信すること」などを意味している[13][96][97][98][99][45]

「CTuber(キャラクターユーチューバー)」は、ハローキティがYouTube活動を始めた際やゲーム部プロジェクトに対して使用された言葉である。福岡デザイン&テクノロジー専門学校は、「キャラクター・Vtuberの略で、Vtuberの中でもあくまでその『キャラクター』を『誰か』が演じているという設定で活動する。」と説明している[100]オリコンでの取材でハローキティは「Vtuberのみなさん(先輩)の活動もよく見ています。でもキティは“Ctuber”って呼ばれたいです!」と答え、キャラクターのYouTuberなのだと強調した[101][102][103]。ゲーム部では「VTuber と言うより、色々な理由、動機でゲームに打ち込む 4 人の高校生の物語を描いているキャラクターコンテンツ作品という方が近いかもしれません」と指摘したうえでCTuberの方が単語が適切かもしれないと表明していた[103][104]。また、SF作家の草野原々はCTuberを冠し、バーチャルYouTuberをオマージュした小説「【自己紹介】はじめまして、バーチャルCTuber真銀アヤです。」を2019年2月15日に発売している[105]

活動

活動内容

バーチャルYouTuberの活動は多種多様であり、下記はその一例である(五十音順[注 4])。

myrmecoleonによる2024年12月の推計では、バーチャルYouTuberによる動画等はYouTubeに累計1,900万本以上あり、月40万本以上公開されているとみられる(削除や非公開化、限定公開されている動画を除く)[110]

届木ウカによると、かつてバーチャルYouTuberの活動の中心は、YouTuberのように、個人のバーチャルYouTuberが動画を投稿し、広告収益を得ることが主であった[111]。一方2020年現在においては、グループに所属して高頻度かつ長時間の生放送を行う活動が良く知られており、人気となっているとしている[111]。また、古月は黎明期に登場したバーチャルYouTuberは「キャラクターの設定をもとにそれに応じて演者が声やモーションキャプチャを動かし、企業が主体となってコンテンツを発信するものだった」と述べている[112]。それに対し、現在のバーチャルYouTuberの活動の主体性は「基本的には演者が主体となって企画の立案や発信をおこなう形になっている」と指摘している[112]。myrmecoleonは、2017年までは動画投稿が一般的で、ライブ配信を行う者は一部であった。にじさんじのバーチャルライバーが登場した2018年2月から、急速にライブ配信が増加したと述べておいる。YouTubeの投稿は2018年半ばに「ほぼ半々」、2020年以降は7割がライブ配信になったという[110]。一方、泉によると「企業勢」や「個人勢」、「動画勢」や「配信勢」といった呼び分けをファンは慣習的に行ってきたとしつつも、それら呼び分けはジャンル論として機能するのではない、としている。むしろ経済的にはトップランナーから中堅、零細などの格差があり、「その違いこそがファン層や文化圏を分けているとも言える」と指摘している[15]。草野虹もまた、「『配信勢』とか『動画勢』とか、わざわざ分ける意味がないくらいには多様化しているというか、どっちもできて当たり前みたいな雰囲気もありますよね。」と述べている[113]。5時間以上にわたるライブ配信も多い[114]

活動の場においては、YouTubeに限られず[107][89]TwitchmirrativREALITYIRIAMSHOWROOMなどで活動する者が知られる[89]。myrmecoleonは、Twitchを主体に活動するバーチャルYouTuberは3分の1を占めていると推測している[89]

バーチャルYouTuberとして活動するには、中の人、キャラクターデザイン、モデル、配信機材が必要になる[90]

2018年頃には、日本のバーチャルYouTuberの多くはTwitter(現X)を利用していたとされ、コミュニケーションツールとして、制作の合間に投稿したり、動画の感想を聞くなどといった利用をしている。また、バーチャルYouTuberから反応や返信を送ることがある。また、多くのバーチャルYouTuberは自分専用のハッシュタグを用意し、感想やファンアートを投稿する際にハッシュタグをつけるよう呼び掛けている[115]

「VTuber準備中」とは、将来的にバーチャルYouTuberとして活動する予定の者を指し、多数存在する[116]。また、アバターも名前も決まっていない状態からVTuberデビューを目指すプロジェクトが立ち上げられることもある[117]。SNS上で「100日後にVTuberデビューする女子高生」として始まった2022年の企画では、結果的に唯恋ひなとしての活動が開始された[117][118][119]。「100日後にVTuberになるASMR配信者」と冠した動画を毎日投稿していたはっかは、2021年7月にTikTokで初投稿した後、「VTuberとしての素材」を揃えていく手順を発信し続け、同年11月14日にYouTubeでの初配信をもって活動開始(デビュー)している[120][117]

バーチャルYouTuberは節目に「大事なお知らせ」[121][122]「大切なお知らせ」[123][124]「重大発表」[125][126]などと銘打った告知を行うことがある[127]。このような告知では、活動終了[126]、3Dお披露目[128]、イベント開催[128]などを予告する。ライターのたまごまごは、「大切なお知らせ」を「ファンとしては引退するんじゃないか休止するんじゃないかと気を病む言葉」であると位置づけている[129]。おめがシスターズが2019年7月1日から2020年6月30日の1年間100回以上リポストされたバーチャルYouTuberのXのポストを集計した結果によると、重大発表が181件(ネガティブな確率0%)、大事なお知らせが53件(ネガティブな確率43.4%)、大切なお知らせが50件(ネガティブな可能性42%)となった[127]

バーチャルYouTuberは「3Dお披露目」というバーチャルYouTuberが3Dモデルを披露する生配信を行うことがある。配信では歌や踊りなどが披露される[130][131][132]。モーションキャプチャスタジオが用いられる[133][134]

個人活動と所属活動

企業が運営しているバーチャルYouTuberが目立ってはいるが、数としては個人や少人数のチームで制作しているバーチャルYouTuberの方が多い[135]。また、バーチャルYouTuberを運営する既存の企業や自治体が存在し、日本の大手企業も参入している[136][137][138]芸能事務所マルチチャンネルネットワーク(MCN)もある[139]。MCNは複数のYouTubeチャンネルと提携して活動のサポートを行っている[140]

バーチャルYouTuberを運営する業界で上場しているのは「にじさんじ」を運営するANYCOLOR株式会社と「ホロライブプロダクション」を運営するカバー株式会社である[71]#受容と市場も参照)。それらとは異なる経営戦略をとる企業として、Brave groupが挙げられる[141]。その傘下のバーチャルエンターテインメントが運営するぶいすぽっ!が知られるほか、2023年11月にはHIMEHINAを運営する株式会社LaRaを子会社化した[141]。一方あおぎり高校はBrave groupから移籍し、ゲオホールディングス傘下のviviONによって運営されている[142]。ほかのVTuber事務所として、アドウェイズ傘下の774株式会社によって運営されるななしいんく[143]、株式会社mikaiによって運営されるRe:AcTTHINKRによって運営されるKAMITSUBAKI STUDIOなどが知られる[142]。myrmecoleonによると、2024年12月の統計では、バーチャルYouTuber業界における総視聴時間は、にじさんじ、ホロライブが合わせて7割を超えているとされ、他ではぶいすぽっ!が目立つとされる[139]

そのほか、テレビ局も参入している[143]日本テレビは2018年にVTuber事業「V-Clan」を発足し、2022年には分社化してClaN Entertainmentを設立し、サンリオと共同でにゃんたじあ!を運営している[143]MBSメディアホールディングス子会社のMBSイノベーションドライブは、2023年に.LIVE(どっとライブ)を運営する株式会社アップランドを子会社化している[143]

バーチャルYouTuberにおいて、前述のような企業運営の事務所に所属する者は「企業勢」[144][145]、主に企業に属さずに活動をする者は「個人勢」と呼ばれる[144][146][147][142]。また、岡本健は、「企業が出資する形で運営している」者を「企業系VTuber」、「個人で環境を整備して運用している」者を「個人系VTuber」と記述しており[148][注 5]、こうした使い分けはメディアでもみられうる[150][151]。バーチャル美少女ねむは「世界初の個人系VTuber」を自称している[152][153]。『VTuber学』では個人勢として、黎明期から活動する甲賀流忍者!ぽんぽこピーナッツくん文化放送でラジオ番組のパーソナリティを務める名取さなや、企業所属から独立した周防パトラが挙げられている[154]。実況者からVTuberとなったガッチマンVやイラストレーターのしぐれういのような例もある[155]。また個人勢であっても、ガッチマンV、天開司兎鞠まり歌衣メイカの4人からなる「AllGuys」のように、ユニットを結成している例もある[155]

一方で、バーチャルYouTuberを支援するMCNは企業が運営しているものの事務所ではないため、upd8のようなMCNに所属していても「個人勢」とみなされる[156]。例えば過去にはMCNであるVShojoに所属した際のksonの発言[157]朝ノ姉妹ぷろじぇくとを運営するノリが立ち上げたグループである「ぶいせん」[149]、事務所組織「ミナボックス」[158]などで確認できる。ライターの浅田カズラは、「『個人VTuber』という言葉が少し古くなりつつあるのかなという気がしますね。[中略]『インディーズ』と呼んだりしてもいいのかも。」と言及している[113]。朝ノ姉妹ぷろじぇくとを運営しているノリは、PANORAなどの取材に対して「VTuberは個人勢も企業勢もほとんどのことは演者自身が行っている」と指摘・回答している[149]

バーチャルYouTuber事務所やグループは「箱」と表現される[159]。この「箱」ごと応援することは「箱推し」と呼ばれる[140]#ファン活動と視聴者も参照)。初期のバーチャルYouTuberでは事務所はソロのタレントを運営する運営体制であったが、2018年頃から1つのブランドで複数のVTuberを抱える「箱」の運営体制に変化していった[160]。2018年初頭以降VTuberが急増していた状況では、「箱」によるグループ化は自社の新人をファンに認知させるために有効だった、と考えられている[160]。特に、「箱」のマネジメントでは、グループ内で配信スケジュールの重複を避けて、「箱推し」のファンが見やすい環境が整備された[140]

社会学者の中山淳雄は、YouTuberの事務所とバーチャルYouTuberの違いについて、キャラクターの著作権を事務所が保有するかどうかをあげている[106]。伊藤海法律事務所の伊藤海も「タレント専属契約においては、VTuberキャラクターに関連する動画やイラストなどの著作権は事務所側に帰属するとされることが一般的です。事務所としては、自社が著作権を有していた方がマネジメントしやすいためです。」と指摘している[161]。また、古月は「VTuberが企業運営の事務所から離れた場合、同じ姿や名前で活動することは難しい。声優がアニメでキャラクターを演じたとして、そのキャラクターが自らのものにならないのと同じような理屈になっている。」と指摘する一方、「事務所から離れた際には演者に還元、譲渡されるケースも増えている」と述べている。権利譲渡された例としては、九条林檎[112][162]周防パトラ[112][163][164]などが例に挙げられる。権利が譲渡・移管されれば、姿や名前もそのままに事務所から独立も移籍もできる[112][165]。また、事務所に所属しながら移籍が行われた事例では、かしこまり[166][167]小森めと[165][168]などが知られる[169]

事務所やグループは解散することもある。所属していたバーチャルYouTuberはそのまま活動終了したり、独立するケース[112][170][171]、移籍するケースがある[172]

活動終了

バーチャルYouTuberは様々な理由から活動を終えることがある。また、何が理由なのかもよくわからないまま表舞台から姿を消すケースも散見される[173]。下記は、バーチャルYouTuberが活動終了する際に示した理由の一例である(順不同[注 4])。

バーチャルYouTuberが活動を終了する際、「卒業」や「引退」の語を用いることも少なくない[81][174]。なお、「卒業」の語は事務所からグループから脱退し、独立するケースにも用いられる[185][164]

バーチャルYouTuberは活動を終了する際に、YouTubeチャンネルやX(Twitter)などのアカウントを削除や非公開にすることが多い[81][186]。ライターのシュゴウは、『バーチャルYouTuber名鑑2018』に掲載された約1000人のバーチャルYouTuberが2023年まで何人活動しているか調査を実施。「YouTubeチャンネルのアカウントが削除されていたり、アカウントは残っているものの動画が全削除されていたりするケースも結構多かった」と述べている[187]。古月は活動終了を企業にとってのビジネス上のリスクであると説明しており[112][81]湊あくあが活動終了をすることで、グッズのキャンセルを受け付けたことやゲーム「あくありうむ。」が開発中止されたことを例に挙げたほか[112]、活動終了後に企業がIPを再活用しないことを理由にあげている[81]

活動終了の宣言を撤回した事例が存在し、2018年11月15日に、笹木咲は加入したにじさんじゲーマーズ(現にじさんじ)の権利の体制が厳しく、「やりたいゲームをすることができる環境ではなかった」という理由で卒業した[188][189]。卒業後ににじさんじの運営から「配信面での事情が変わり、私の好きなゲームの配信が可能になった」と連絡があり、復帰のオファーを受けた[189][190][191]。これを受け、笹木咲は2019年1月16日に活動を再開している[190]。また、ななしいんく所属の湖南みあは、2024年7月2日にななしいんくを8月31日をもって卒業する、と発表していた。その後、湖南みあは「卒業に向けての活動をしていく中で、応援してくださる視聴者の皆さまからの温かいご声援や応援、また、ななしいんくの仲間たちとの関わりを通して、自身の中で改めてななしいんくでのVTuber活動を継続したい」と思い直し、卒業を撤回した[192][193]。また、撤回を説明する配信で、自身に借金があることを明らかにし、活動をしながら借金を返済していく決意をした、と思いを明らかにした[192]

バーチャルYouTuberは活動終了後、新たに別のバーチャルYouTuberとして活動する「転生」を行うことがある(#バーチャルYouTuber化と転身を参照)。

その一方で、バーチャルYouTuberは自身が関わっている事実を公言できないことがある[194]。実績を引き継げない場合があり、キャリアに繋がりにくいことが複数指摘されている[81]。その一方で、春日は「例えば他の業界に就職するとかだったらわからないですけど、でも『にじさんじのこれをやってました』とか、内々で言えば別に全くキャリアにならないわけではない」と指摘している[194]。また、九条林檎は「セカンドキャリアとしてVTuberから裏方に転身される方もいたりするんでしょうか?」という質問に対して「もちろんいないわけではない。我が見聞きする範囲でも、元々VTuberをやっていた人が裏方になったとたまに聞く。」と肯定している[184]。例えば、ななしいんくの運営スタッフとして関わっていた大浦るかこ[195]、クリエイターとしてのりプロに携わっている鬼灯わらべ[196]のように、活動終了以降に裏方としてVTuber業界に携わった例もある。

活動終了後に動画やライブに登場した事例も存在する。2022年4月10日に.LIVEが開催したイベント「.LIVE 1st fes. 星物語」で2021年4月29日に卒業した金剛いろはが映像出演した[197][198]。2024年12月22日にギルザレンⅢ世は自身のYouTubeチャンネルでゲーム「8番のりば」をプレイする配信を実施し、その配信には同年に卒業した鈴鹿詩子鈴谷アキが登場した[199][200]。ライターのノンジャンル人生は、「にじさんじを卒業したVTuberがLive2Dの姿で出演するのは異例」であると解説している[199]。2024年にホロライブプロダクションに所属する沙花叉クロヱワトソン・アメリアが「配信活動終了」を発表した[185][201][202][203]。カバー株式会社は沙花叉クロヱの「配信活動終了」を発表時、公式noteを更新し[185]、「配信活動終了」は「卒業」の一つの形として模索されたものだと説明している。卒業は「一部進行中のプロジェクトを除きすべての活動を終了すること」を指しているが、配信活動終了はその上で「今後も限定的な形での活動をお届けする機会を願う取り組み」となる[185][204]。なお、このように「卒業」と関連する言及についてはMoguLiveが「各VTuberや企業で言葉の捉え方が違う点には注意が必要」と補足している[185]

バーチャルYouTuber化と転身

著名人が、自身の素性を明かしたままバーチャルYouTuberの姿を別プロジェクトとして活用する動きは初期からみられた[205]。例えば、お笑いコンビ「アメリカザリガニ」の平井善之、YouTuberのHIKAKIN、元でんぱ組.inc根本凪のほか[205]、声優民安ともえによるたみー、実況者のガッチマンによるガッチマンV、漫画家佃煮のりおによる犬山たまきなどである[155]

一方、事務所の方針と自身の望む活動の齟齬などにより「卒業」や「引退」を行ったバーチャルYouTuberの演者では、別企業や個人勢として活動したり、顔出しを行う配信者として活動するなどのセカンドキャリアが模索されている[206]。これらのように、元々クリエイターやアイドルなどとして活動していた者がバーチャルYouTuberになること、またバーチャルYouTuberが辞めて新たな姿と名前で活動することを「転生」と呼ぶ[207]

特に過去に経歴を持ち、バーチャルYouTuberになった者に対して「転生組」の語が使われることがある[208][209]。ユーザーローカルが運営する「バーチャルYouTuberランキング」では、「後にVTuber化したYouTubeチャンネル」を転生組として扱い、隔離するカテゴリが存在する[210][211]歌衣メイカ天開司は、2018年12月8日にそうした転生組を集めた配信「転生組とはなんぞや【#YOUは何しにバーチャルへ】」を実施し[208]、先端恐怖症、コゲ犬、ふくやマスター、高生紳士が参加した[211]。歌衣メイカは「転生組といういい方は良くないじゃないかと。言うなれば進化組じゃないかと。」などとも言及している[211]

また、バーチャルYouTuberとして活動する以前の経歴は「前世」と呼ばれる[212][213]。MonsterZ MATEは2020年のインタビューでコーサカが「『前世』はまじで嫌い。」と前世という言葉を使われることを嫌っていることを明かした。これにアンジョーも同意し、「『前世』はやだね。死んでねえよ!(笑)」と答えている[214]。また、アンジョーは2022年の単独インタビューでは、バーチャルYouTuberとは別の活動も並行して行ってきたことから「僕には前世という考え方がない」と言及している[213]

マルチクリエイターであるP丸様。は、バーチャルYouTuber四天王の1人である輝夜月として活動していたことを明かしている[215]。また、2023年11月21日に活動を開始したバーチャルYouTuberアーリオ・オーリオ・エ・ペペロンチーノは、「元・四天王」を標榜してデビューした[216][205]。ライターの浅田カズラは、公式に名前を明らかにしていないことから元のバーチャルYouTuber名を差し控えながらも、転生元を公式にほのめかしている例であると言及している[217]。ライターの本田悠喜はこの「元・四天王」はバーチャルYouTuber四天王を意味するとしている[216]。PANORAを運営する広田はこれと関連して、2023年3月末のミライアカリの引退について言及している[218]

自身も2018年初頭から活動を行っていたバーチャルYouTuberからの転生を行った経験を持つ九条林檎は、「別名義になったことで活動を続けられた有名な例」としてChumuNoteの名前をあげている[184]。ChumuNoteは、元々はZero Projectに所属するバーチャルYouTuberとして活動していた。その事務所が解散し、自身は失職した。その後バーチャルYouTuberとして転生し、再度活動している[219][184][220]紡音れいが所属していたユニットである épeler(エプレ)に「大人の事情」で新メンバーとして再加入することとなった[172]

ホロライブに所属していた潤羽るしあは、2022年2月24日に情報漏洩などの理由で契約解除された[179][221]ニコ生主などとして活動してきたみけねこはKAI-YOUの報道で「潤羽るしあさんとの関係性を直接公表していないものの、ツイキャスなどの配信内で、自身が『潤羽るしあ』であるかのような発言を行っている」と記述し、「『潤羽るしあ』の中の人と噂される人物」であると紹介されている[222]。また、OTONA LIFEでライターで編集者のいしばしいちろうも、みけねこを「潤羽るしあ」の中の人と噂される人物であると言及した[223]。一方でITmediaでライターの松浦立樹とJ-CASTはみけねこが「潤羽るしあ」として活動した人物であると断定している[224][225]

転生や前世に関する話題は、タブー視されることがあるが[60][226][212]、春日によると「声でわかったりするわけじゃないですか」と声で判別できる可能性について述べている[194]。古月によると、キャラクターデザインはイラストレーター、CGモデラーなどから権利を買い取り、企業に帰属するように契約書に定められていることが多く、これが転生の一因になっているという[112]。一方、2024年現在では、元774 inc.ぶいすぽっ!に移籍した小森めと、株式会社ICTからあおぎり高校に移籍した萌実およびエトラななしいんくから独立して個人勢となった周防パトラなどのように、そのままの名義で移籍や独立する例も見られつつある[227]#個人活動と所属活動も参照)。

収益とコスト

活動を通じて収益を得ているバーチャルYouTuberもいる。収益源の例として、動画プラットフォームからの収益(広告収益、投げ銭[81][228]ファンクラブ[81]コミッションサービス英語版[81]、グッズ販売[81][228]、音声作品[81][228]、イベント[81]、音楽販売[81]、タイアップやプロモーション[81][228]などがあげられる。このうちYouTubeの広告収入とスーパーチャットが主となることがある[137]。収益化をしているバーチャルYouTuberは少数である[229]

バーチャルYouTuberの中には、兼業や別の活動をする者もいる[45]。兼業するバーチャルYouTuberを「兼業VTuber」と括ることがある[230][231]。草野虹によれば、兼業する者の方が多く、バーチャルYouTuberを専業にする者は少ないと指摘している[232]。また、朝ノ瑠璃は2022年の対談で「これからVTuberとしてデビューして専業化したい方がいたとして、そういった方々にどのように声をかけますか?」という質問に「『遅い!』って言っちゃいます。」と答え、また今酒ハクノは「もし今からVTuberデビューするなら、まず兼業からですね。」と答えている[228]

渋谷ハルによると、2019年時点でファンがバーチャルYouTuberに投げ銭をした場合、プラットフォームによる手数料、事務所に所属していた場合は事務手数料が差し引かれ、手元に残るのは50%から70%ほどになると述べている[81]。YouTuberの分析およびランキングを掲載するPLAYBOARDは、2024年にバーチャルYouTuberがスーパーチャットをいくら売り上げたかをランキング化しているこれによると。1位は湊あくあで8215万7022円、上位10人に入ったVTuberのスーパーチャット総額の合計値は5億191万8291円であると紹介している[233]。朝ノ瑠璃は先述の対談で「VTuber文化を知らない方から『VTuberさんってスーパーチャットでガツガツ稼いでいるんでしょ?』といった素朴な質問をもらうことがある」という話を受けて、「VTuberガツガツが稼いでるってのはものすごい勘違いですね(苦笑)。基本的にYouTubeからはスーパーチャットとメンバーシップの割合が大きくて、動画アーカイブからの広告収入は微々たるものという印象です。」と述べている[228]

コスト面では、参入障壁は低いが、制作費など一定額かかり、ある程度の認知を獲得するには初期投資や営業費用も必要になる[137]J-CASTは諸費投資について言及した動画についてまとめている。天使エルの場合、アバターが100万円、パーソナルコンピュータ(PC)が20万、マイクロフォンやオーディオインターフェースなど音響機器が20万円、イラスト依頼料で30万円、広告費20万円、その他ロゴなど依頼料に40万円と合計230万円がかかったという。また、宇井葉宙の場合、モデル代に30万円、PC2台で40万円、マウスやキーボードで8万6,000円、マイク周辺機器で6万3,000円、PC用デスク1万2,000円、他合計で100万円以上かかったとショート動画で明らかにした。輪廻の場合は、モデリングソフト代で2,000円であり、もとより機材を所有していたため安価で済んでいる[234]

音楽

音楽活動を行うバーチャルYouTuberもいる。特に歌を専門とするバーチャルYouTuberは、前記の通りバーチャルシンガー(Vシンガー[76])と呼ばれることも多い[140][注 3]。歌ってみたを投稿や配信したり[69]、オリジナル曲を製作し[42]、シングルやアルバムを発表する者、音楽レーベルと契約しメジャー・デビューする者もいる[69]。古月によると、2023年10月現在はバーチャルYouTuberがメジャーデビューをしているレーベルは10社で実例があるという[81]。『VTuber学』では例として、YuNi富士葵かしこまりKMNZ花譜HIMEHINAが挙げられている[140]

KAMITSUBAKI STUDIOプロデューサーのPIEDPIPERは、Vシンガーにはアーティストとしての側面とともに、IPコンテンツ的側面がある、と指摘している[76]

ライターの小熊史也はKAI-YOUのインタビューで富士葵を「歌系VTuberの草分け的存在」としている[235]。2017年12月8日富士葵が「【Aoiの自己紹介】YouTuberはじめました!はじめまして!」を投稿し、活動を開始した[236][237][238]。富士葵はコンセプトを歌と応援とし[238]、2017年当時としては珍しい「歌ってみた」を中心に活動するバーチャルYouTuberとして登場[235][239]。2017年12月15日に富士葵は初めて歌動画をYouTubeにアップロードした。日本のロックバンドRADWIMPSが制作した映画『君の名は。』のエンディング曲「なんでもないや」を歌い、インターネット上で話題となった[237][240]

バーチャルYouTuberの楽曲のミュージックビデオの中には、再生数1億回を越える動画も登場している。しぐれういの「粛聖!! ロリ神レクイエム☆」は、2022年5月25日に発売されたアルバム『まだ雨はやまない』の収録曲としてリリースされ、2023年9月10日にミュージック・ビデオがYouTubeにて公開された[241][242]。この楽曲は2024年6月18日にバーチャルYouTuberのオリジナル楽曲で史上初となる1億回再生を達成した[242]。ホロライブの星街すいせいによる「ビビデバ」は、2024年3月23日にデジタルリリースされ、8月7日にCDリリースされた[243][244][245]。11月13日に再生数1億回を越え[243][244][245]、12月に発表された日本国内のYouTubeで再生された楽曲で8位を記録した[245]

バーチャルYouTuberの楽曲はTikTokで流行することがある[117][246][247]。例えば、湊あくああくあ色ぱれっと」ではTikTokが発表した2022年の上半期トレンド大賞にノミネート[248][249]ぼっちぼろまるの「おとせサンダー」は、2022年の年間「TikTok Songs Chart」で首位を獲得[117][250]。「刀ピークリスマス2022」はピーナッツくん剣持刀也に向けて2022年に送った楽曲であり、2023年1月末にはモーニング娘。あの本田翼などの著名人にも使用された[251][252]儒烏風亭らでんまいたけダンス」はガジェット通信主催の2024年発表のネット流行語大賞で金賞を獲得している[253]。このほかにも多数の流行曲が存在する。

なお、バーチャルYouTuberを自称していないが、「バーチャルYouTuberランキングに入りたい」旨を話したP丸様。[254]、2021年3月17日に「シル・ヴ・プレジデント」をリリースした[255][256]。2021年5月ごろにインターネット・ミーム化し、TikTok上でインフルエンサーを中心に楽曲を使用したフィンガー・ダンスの動画投稿が行われ、「TikTok流行語大賞2021」にノミネートした[257][258]。ミュージックビデオは、 リリースと同時に公開され[255]、2024年9月に1億回再生を記録した[259]

バーチャルYouTuberが制作した楽曲はカラオケに配信されることがある[81]。また、バーチャルYouTuber事務所は、カラオケチェーンとタイアップを行い、楽曲を収録させるケースもみられる[81]

「THE MUSIC DAY」や「FNS歌謡祭」のような地上波の大型音楽番組に、VTuberが出演するケースも増えてきている[260]

ライブ

FUKAKAIⅢ
日本武道館で開催された花譜のワンマンライブ「不可解参(狂)」の様子(2022年)。
映像外部リンク
バーチャルYouTuberのライブイベントの一例
【冒頭チラ見せ 】VTuber Fes Japan 2022 DAY1【4/29】Supported by Paidy@ニコニコ超会議2022 - YouTube
花譜 #73「命に嫌われている。 with 春猿火」【オリジナルMV「不可解弐Q1」Live Ver.】 - YouTube

ライブやイベントのチケットも、VTuber業界における重要な収益のもととなっている[261]

バーチャルYouTuberはバーチャルの存在ながら、VRライブだけでなく現地でのリアルライブも開催されている[262]。2018年にはVR映像を用いたライブ配信が主体だったものの、4月に行われた響木アオによる有観客ライブのように、すでにバーチャルYouTuberのリアルライブが開催されていた[262][263]。2018年8月にソーシャルVR「cluster」上で行われた輝夜月のVRライブ「輝夜月 LIVE@Zepp VR」は、VRゴーグルを装着して好きな位置から見られるという新しい施策であり[264]、これがVTuberによるVR空間上での音楽イベントの先駆けであるとされる[261]。また、同年12月に開催されたキズナアイによる『Kizuna AI 1st Live "hello, world"』はリアル会場での大規模な音楽イベントとして初めてだったとされる[265]。ライターの森山ド・ロは、技術面の難しさにもかかわらずリアルライブにこだわりを持つVTuberの存在によりリアルライブは継続的に行われ、「VTuber=VRライブ」というイメージが定着しなかったと述べている[262]KMNZm-flo主催イベント「m-flo presents “OTAQUEST LIVE”」に出演するなど、他のアーティストとのクロスオーバーも行われてきた[262]。2020年にはコロナ禍の影響を受けてリアル会場でのイベント企画が困難を極めたため、有料オンライン配信などが施策された[266]。2022年8月には、KAMITSUBAKI STUDIOの花譜がバーチャルYouTuberとして初めて日本武道館で単独ライブ『不可解参(狂)』を開催した[267]。広田は、これまでバンドやアイドルグループの活動目標として掲げられていた日本武道館における公演をVTuberである花譜が行い、7,000人を集客した事例は、VTuber業界において音楽シーンが拡大したことを意味すると指摘している[267]

ライブにおいては、バーチャルYouTuberはキャラクターで登場するケースがほとんどである[268]。一方、「魂」を隠す文化があるバーチャルYouTuberの慣習に反し、特にバーチャルシンガーでは2021年頃からバーチャルとリアル両方の姿で活動する流れが現れ[267]、2021年11月にはSINSEKAI STUDIOのバーチャルガールズグループVALISが初のワンマンライブにて顔を隠しながらも生身でパフォーマンスを行った[269][270]。2022年2月からはYuNiがセルフプロデュースプロジェクト「cyAnos」を始め、リアルの姿を見せるようになった[269]七海うらら長瀬有花のようにバーチャルYouTuberが生身でステージに登場するケースは増加している[42][269][112]。中の人が大きなサングラスをかけてステージに登場するような演出もみられる[268]。生身を隠さない流れは特に2024年以降顕著となり[268][269]、2024年1月には花譜がワンマンライブ『怪歌』にて「廻花」として本人を映したシルエット姿でステージに登場した[269][270]。音楽以外でも、おめがシスターズのように顔を隠した生身で動画に登場し、バーチャルに実写を合わせた表現が行われることがある[121][271]#外見も参照)。

ご当地VTuber

自治体の広報活動でもバーチャルYouTuberが活用されている[272]。地方の魅力や情報を発信、PRするVTuberをご当地VTuberという[273]。2018年8月3日、自治体では初の公認となる茨城県公式バーチャルYouTuberとして、茨ひよりが発表され[272]、以降バーチャルYouTuberがさまざまなかたちで自治体とコラボするケースが増加した[274]。2021年に埼玉県公認の観光PR企画「埼玉バーチャル観光大使」のオーディションが実施され、春日部つくしが選出された[275]。2022年には高知県四万十市観光大使に花琴いぐさが選出。2023年には、静岡県沼津市「ぬまづの宝100選」広報大使に西浦めめ、北海道釧路市「Cool釧路市観光大使」に鬼霧シアンが認定。2024年には長崎県長崎市で長崎のバーチャルYouTuberグループ、V-NYARENが「長崎創成プロジェクト事業」の認定を受けている[276]

AVTuber

バーチャルYouTuberの中には、映像または音声で性的表現を行う者がいる[277][278]。これらを俗に「AVTuber」と呼び、PinkPunkPro、「セキララでもいいよ。」、発情レジデンスなど事務所も設立されている[277][279][280]。中でも柚木凛は業界初のAVTuberとされており、えちもちプロダクションに所属していた[279][280]。なおキズナアイの考案者である松田純治は、過去にますかれーど、こねくとぴあというAVTuber事務所に関わっていた[279][281]。古月によると、AVTuberにとってBANは当たり前になっており[277]ピンキーWEBへのインタビューでは、BAN後の対応として別プラットフォームへの移住が行われることがあることについて語られている[282]。世界的に知られるAVTuberのひとりにプロジェクト メロディがいる[282][283]

外見・中の人

fumi
にじさんじ所属のフミ、2Dモデル(2019年、CCライセンスで公開)。
himari
ライヴラリ所属の餅月ひまり、3Dモデル(2020年、CCライセンスで公開)。

バーチャルYouTuberのモデル(キャラクター)デザインは、しばしば「ガワ」[47][284][285]や「肉体」[286][287]と呼ばれ、バーチャルYouTuberのモデルを操作する者[41]を「中の人」[288][289]、「演者」[112][290]、「魂」[112][291]など[292][108]と呼ばれる場合がある。

バーチャルYouTuberにおいては中の人に関わる言及や話題はタブー視されることがある[293]。泉は中の人という言葉を「禁句のようだが」と触れつつも、業界の本流を成しているタイプは「『中の人がそのままVTuberなのだ』と思わせる活動」を多くはしていると述べ、その逆に「VTuberに『なる』」前の肩書きが公表されるタイプと区別している[45]。事実、中の人が公表されるケースは存在し[293][294][295]、例えばMonsterZ MATEのアンジョーはun:c、コーサカは高橋はしやんと明かされている[294]。また、2020年にヤミクモケリンはプロデューサー兼中の人を名乗る最善啓が動画に登場した[293]虹河ラキも2020年の卒業配信で声優の八木侑紀が演じていたことを八木自身の姿を見せつつ明かた。これについてライターのShuto Uchimuraは「視聴者の多くも驚きを隠せない様子だったが、温かく受け入れられ、中の人・VTuber・そのファンとの新しい関係性を提示した出来事だったように思う。」と評価した[296]。琴吹ゆめは、2022年に自身が声優の飯塚麻結であることを明らかにし、ライターのゆがみんは、活動をはじめた後に公開することを珍しいと言及している[295]

外見

バーチャルYouTuberの外見は見る者にとって重要な要素である。必ずしも人型である必要はない[297]。人型ではないバーチャルYouTuberの実例として、にじさんじのでびでび・でびる悪魔)、黒井しば柴犬)、ルンルン(謎のいきもの)がいる[298][299]

北村によると、バーチャルYouTuberは生身の身体や顔を基本的に晒さないため、匿名性が担保されているとし[65]、「ファンは『中の人』を永遠に知り得ないことを理解している」という点が声優との相違点であり、中の人との関係性が切り離されていると指摘している[288]

演者がキャラクター(アバター)のペルソナに対して反映されるのは、キャラクターの声だけでなく、演者が笑えばキャラクターも笑い、身振りや手振りも画面上にそのまま再現される[2]。この特徴により演者は、キャラクター(アバター)の見た目で興味や関心を表せるうえに、現実の身体や容姿を気にせず活動できる[300][301]。バーチャルリアリティの専門家である廣瀬通孝は、プロテウス効果英語版により、キャラクター(アバター)の容姿は思考や行動にも影響を与えると述べており、今までにない身体のあり方を実現できるので、自己表現をする手助けする一助になる可能性があるとしている[301]。キャラクター(アバター)としてのバーチャルYouTuberの容姿は老いず、いつまでも同じ姿を保ちうる。また、番組や企業に合わせて理想的なキャラクターの容姿にすることや時代に合わせてデザインを変更することも可能である[302]

バーチャルYouTuberのCGモデルは2次元(2D)と3次元(3D)がある[297]

バーチャルYouTuberのキャラクターモデル制作にあたっては、設定を決め、キャラクターデザインを作成し、それを基にしてモデルを制作する[303]。バーチャルYouTuberのキャラクタービジュアルを担当したイラストレーター、キャラクターデザイナーのことを「ママ」[304][305][306][307]、モデルを作成したモデラーを「パパ」と呼ぶことがある[304][308]。なお、泉によるとママと呼ぶことを定着させたのは輝夜月であるという[309]

2022年6月30日にアバター作成サービス、Vカツがサービスを終了した[117][310][311]。サービス終了後はVカツにて作成したアバターは使用できなくなり、Vカツ製のアバターを用いている場合については別のアバターを使用する必要があった[117][310]。例えば、MaiR(旧名義: 星乃めあ)は初期にVカツのモデルを使用しており、その当時のグッズを2022年7月以降販売できなくなった[117]。Vカツのサービス終了についてライターの浅田カズラは、「アバターが諸事情によって使用不可となり得るという問題は、今後も少なからずつきまとうだろう」と言及している[310]

バーチャルYouTuberの中には、生身(「リアルの身体[312]」「リアルな姿[313]」ともいう)を使い、実写映像を投稿する[313][314]、音楽ライブに参加する[314][315]などの活動を行う者がいる[316][317]。アニメーション映画『竜とそばかすの姫』に登場する表現にちなみ[318][319]、「オリジン」と呼ぶこともある[270]。ライターのたまごまごは2024年に、こういった形で活動を行う者が増加してきていると指摘している[312]。古月、すらは「現実的なVTuberの身体のこと」を「フィジカル」と呼んでおり[277][317]、古月によると、「FleshTuber」という語も日本国外で生まれているという[197]。また、まるで実写のような姿を「超美麗3D」と呼ぶことがある[295][320][注 6]。体の一部分(顔など)のみをCGとの合成映像にしたバーチャルYouTuberを「部位チューバー(部位Tuber)」と呼び、おめがシスターズなどが行っている[314][197]

また、パペットを使う例(例えば、甲賀流忍者!ぽんぽこピーナッツくん、高い城のアムフォ)[323][324]着ぐるみを用いる例もある(例えば、甲賀流忍者ぽんぽこ、ピーナッツくん、深層組[325][326]

受肉とバ美肉

絵や3Dのモデルを手に入れることを「受肉」と呼ぶことがある[327][注 7]。バーチャルで美少女のモデルに受肉することは「バーチャル美少女受肉」ないし「バーチャル美少女セルフ受肉」と呼ばれ、バ美肉という略称で広まっている[328][329][330]。バ美肉の原義は「バーチャル美少女セルフ受肉」であり、(男女にかかわらず)自分で描いた美少女に受肉することを指していた。のちにより広義となり、自作に限らずバーチャルの中で美少女となることを指すようになった[328]。また、バ美肉を行う男性である「バ美肉おじさん」が著名となり[328][331]、男性に限定してバ美肉と呼ぶことも多い[332][333][注 8]。バ美肉は、声を女性のように変えるためにボイスチェンジャーが用いられることや[327][334][335]両声類と呼ばれる男性の声と女性のような声を使い分けをする者もいる[335]。バ美肉を行っているVTuberとしては、魔王マグロナ兎鞠まり、オニャンコポンなどが知られる[336]

なお、2018年4月8日に月ノ美兎はTwitter(現、X)にて、その前日のニコニコ生放送の配信[337]において初めて3Dモデルを用いたことに対して「受肉」と表現しており[338]、「バーチャル美少女受肉」はその発言に関連して生まれた用語であると泉が推察している[339]。月ノ美兎は2018年10月8日の配信において、バ美肉を行ったバーチャルYouTuberである竹花ノートと対談した際、「『バーチャル美少女受肉』っていう単語があるじゃないですか。その『受肉』っていうのを私がまさに3Dといった立体的なね、立体的な感じの姿を享受したときに『受肉』という表現を使ったんですよ。それがさりげなくこう組み込まれてる感じがしてるんですけど、わたくしが受肉って起源を名乗ってもいいかな?」と述べたところ、竹花ノートはこれを肯定した[340]

技術

グリーンバックの前でモーションキャプチャを行っている男性2人(奥)。人間が動くと、右側のPCに動きが入力され、CGに反映される。(2011年撮影)

バーチャルYouTuberのモデルの制御には、フェイス・トラッキング(フェイシャル・トラッキング)、パフォーマンス・キャプチャを組合したモーションキャプチャが使われる[341][32]。バーチャルYouTuberが配信するためにはキャラクターと映像を動かす必要があるため高性能なグラフィックボードを搭載したパーソナルコンピュータ(PC)が必要となる[342]。このほかにも音声を提供するためのマイクロフォンオーディオインターフェイス[234]、顔を認識させるためのカメラが必要とされている[342]。その一方で、スマートフォン向けのアプリケーション(アプリ)も登場しており、アプリ上で自分のキャラクターを作成し、スマートフォンのカメラやマイクを利用して、自分の動きや音声を反映させることが出来る。このため、バーチャルYouTuberを始めるための初期費用はスマートフォンを用いる場合については低く、高精細なモーションキャプチャを用いる場合については前述の様に専門的な機材が必要となる[343]

バーチャルYouTuberにおいて、2Dモデルのメリットはコストと技術的なハードルの低さがあげられる[297]。バーチャルYouTuberの2DモデルについてはLive2Dがよく用いられる[344]。Live2Dは人の動きに合わせて物理演算をし、キャラクターの髪の毛や服の揺れを表現することができる[344]。Live2Dモデルを動かすためにはトラッキングソフトと呼ばれる、人の目の開閉や顔の向きなどを読み取るソフトウェアが必要となる。使用されるトラッキング・ソフトウェアの例として、FaceRig[345][297]や、VTube Studio[346][347]などが挙げられる。また、ソフトウェアの入力にはiPhoneWebカメラが使用される[346]。Live2Dモデルを制作するには目や口などパーツごとにレイヤー分けされたPSD形式になったイラストを必要とする[348][349]。Live2D用のイラストを描く際にはCLIP STUDIO PAINT[350][351]Procreate[352]Adobe Photoshop[352][353]FireAlpaca[353]ペイントツールSAI[353]が使われることがある。

3Dモデルの制作にはBlender[354][355]Metasequoia[355]VRoid Studio[352]などの3Dモデリングソフトウェアが用いられる[354][355]。リギングやスキニング英語版といったキャラクターのセットアップにはUnityUnreal Engineが使用される[356]。また、3Dのトラッキングソフトウェアの例としては、FaceRig[297]やその後継であるAnimazeが例に挙げられることがある[347]

モーションキャプチャ・デバイスにおいては、mocopi、Uni-motion[357]、StretchSense Studio Gloveなどが専門メディアに紹介されている。mocopiはスマートフォン、PC双方に接続可能であり、3Dモデルだけでなく、Live2Dのモーションキャプチャにも対応している[358][359][360]。StretchSense Studio Gloveは手と指の動きを捉えるグローブ型のモーションキャプチャーデバイスであり、Windows搭載PCと接続できる[361][362]

バーチャルYouTuberはより精細な全身の動きを反映するためにモーションキャプチャスタジオを用いて収録、配信、ライブ開催を行うことがある[363][357]。用いられるデバイスでは、OptiTrackVICONなどが用いられ、貸し出しを行っているスタジオもある。一方で、事務所では自社でスタジオを設立するケースもある[357]

バーチャルYouTuberのフェイス・トラッキングは、中の人の口の動きと、モデルの口の動きに不一致感を感受させ、動きを再現出来ていないことがある。これについて北村はこの「『不一致』こそがキャラクターの向こうにいる『中の人』の存在をリアルにしているともいえる」と述べている[288]日経トレンディの臼田正彦は、モーショントラッキングやフェイストラッキングに必要になる機材の低価格化や技術面での発達がVTuberの背景にあると解析している。ライターの津久井箇人はこれらの背景と「さまざまな要因が重なって、2017年末頃から『VTuber』の台頭を加速させた」と指摘している。モーショントラッキングの技術を使用すれば、現実世界でファンとキャラクターが対話を行うという演出も可能となっている。例えば、2019年3月に池袋HUMAXシネマズで行われたYuNiのライブ、『UNiON WAVE - 花は幻 -』では、ライブ会場と離れた秋葉原にあるバルスのスタジオでリアルタイムでトラッキングしたデータを会場に配信した。これにより、実際に会場にいる観客らにはその場にYuNi本人がおり、自然な掛け合いをしている様子を見せていた[363]。なお『日経業界地図 2023年版』では、有望な100の技術として「VTuber向けモーションキャプチャ」を選出している[357]

バーチャルYouTuberの配信ソフトにおいては、OBS Studioが広く使われている[364]。OBS Studioでは、モデルと映像を組み合わせることができ[365]、動画の作成や生放送が可能になる[364]

バーチャルYouTuber向けに開発された技術

バーチャルYouTuberには、バーチャルYouTuber向けとして開発された新興のアプリケーションやプラットフォーム、アプリケーションおよびプラットフォームの新規機能が存在する[366]ドワンゴは、複数バーチャルYouTuber向けのアプリケーションを自社・共同で開発している。例えばバーチャルキャストは、VR空間上で生放送を行うことが出来るサービスである。空間上では好きなキャラクターとなり、VR空間上でコミュニケーションがとることが出来る[367][368][369]。S-courtと共同開発したカスタムキャストでは、スマートフォンでキャラクター作成や配信を実現することを可能にした[368][369]。バーチャルYouTuberなどで活用されてる3Dモデルにおけるファイルフォーマットとして、VRMが提唱された。VRMはプラットフォーム共通のファイル形式で、対応アプリケーション全てにおいて同じモデルデータを使うことができるというものであり、プラットフォームを超えた自由なコラボレーション実現の一助となることを目指している[370]。2018年にゲーム展示会、E3で電脳少女シロが来場者インタビューにレポートする生放送を行った。この際、使用されたのはドワンゴが開発したARR撮影システムである。このシステムはバーチャルキャラクターが実際にその場に存在しているかのような映像をリアルタイムに生成、合成することで屋内外どこでもキャラクターを生出演することを可能とし、現実空間上での出演を実現した[371]

AITuber

VTuberと人工知能(AI)を組み合させた造語「AITuber」なる語が存在する[372]。AI VTuberとも表記されることがある[373][197]この語は、ライターのすら、松XR、古月、ゆがみんはAITuberがバーチャルYouTuberのうちであると述べている[372][374][375][376]。一方でOne Acreの折茂腎成は、「AITuberの定義づけは難しい」と前置きをし、「VTuberのような身体に人工知能が完全に入っていて、人間が関与することなく独立して、YouTubeやTikTokInstagramなどで配信ができる状態のものをAITuberと呼んでいいと思っています。」と言及している[377]。AITuber開発者の阿部由延は著書「AITuberを作ってみたらプロンプトエンジニアリングがよくわかった件」(2024年)にて、AITuberを「AIにVTuberをさせてしまおうという試みが『AITuber』です。」とチャプター1で説明しているが[373]、チャプター8においては「AIがYouTuberになる携帯をAITuberと言います〔ママ〕」と解説しており[378]、「AITuberを作ってみたら生成AIプログラミングがよくわかった件」(2023年)においては「バーチャルの身体を用いたAIが配信するYouTuber」と、人が登場しないことからVTuberと対する存在であると説明している[379]

AITuberが話題になったのは2023年年初頃であり[372]Neuro-samaというAIが取り上げられた[372][380][381]。Neuro-samaは、ゲームプレイや視聴者との交流などができ[372][380][381]、他のAITuberにおいても実現可能な領域とされる[372][374]。また、先駆的存在として紡ネン、あざいるぅか、妹尾もきゅ子の名前があげられることがある[372]。紡ネンを開発したPictoriaは、AITuber事務所、AICASTを設立している[372][375]。AIのりんなをAITuberとして活動させる試みもみられる[372][376]

受容と市場

CA Young Labなどの調査によると、YouTuberの広告やグッズなどの売り上げを合わせた市場規模は2018年には300億円を記録しており、同社の石塚翔吾によると同年のバーチャルYouTuberの市場規模はそのうち10〜20億円程度とみていた[382]

グローバルインフォメーションはQYリサーチの2024年の調査で、世界のバーチャルアイドルおよびVTuberの市場規模を約2550億円と試算しており、2030年までに約7,548億円に拡大すると予測している。市場は日本、中国アメリカ合衆国インド韓国の順に大きく、最も大きい日本の市場は約1,103億3,800万円、次ぐ中国は約452億5,600万円、さらに次いでインドは111億9,000万円を試算している[383]

2022年6月に、にじさんじを運営するANYCOLORは東京証券取引所グロース市場に上場。2023年3月には、ホロライブプロダクションを運営するカバーが東京証券取引所のグロース市場に上場した[384]

2017年にバーチャルYouTuberは爆発的に人気を獲得している。北村匡平はこの理由としてスマートフォンの保有数の増加を指摘した。総務省の2019年の「通信利用動向調査」の情報通信機器の世帯保有率の推移によると、2017年の20代から30代の人々の保有率は90%から95%に達している。これを基に「若者を中心にテレビからスマートフォンに試聴媒体が移行し、移動・隙間時間にスマートフォンを見る時間が圧倒的に長くなった」と述べ、YouTuberの親密な関係を築くことで芸能人よりも「身近な存在」と感じさせた、と考察している[385]

2019年のKDDI総合研究所の横田健治の調査によるとバーチャルYouTuberのファン活動はアイドルとアニメ文化に深く根ざし、認知率と視聴経験率は、同世代の男女では男性の方が高く、若い年齢ほど高いといい[386]、北田はキャラクターへの萌えとアイドル的な人気からオタク層の支持が高いと指摘している[387]、草野虹によると、バーチャルYouTuberの需要層は2024年においては、おおむね10代から20代の男女から支持されているという[388]。ばあちゃるによると「最初は圧倒的に男性ファンが多かった印象」にあり、ニコニコ動画のユーザーが多かったといい、そこから徐々に一般層にも浸透し、「女性の方もVTuberを見るように変化していったように感じる」と述べている[389]

バーチャルYouTuberの受容は2020年の新型コロナウイルス感染症の世界的流行によるコロナ禍で発したインドアにより大きく拡大した。草野虹は、インドアでの生活で動画共有サイトの視聴する人が増加し、バーチャルYouTuberに恩恵をもたらしたと指摘している。[388]。また、ライターの杉山仁はこの2020年の受容の変化において、「重要な役割を果たしたのがホロライブ」であると指摘。配信から生まれたミームが日本以外の様々な地域でも人気になり、普段の配信にも多様な言語のリスナーが増加したという[390]。カンバンクラウドの古田拓也によると、2020年にはGoogle Trendsの「Vtuber」の検索人気度は欅坂46と同等の水準に迫っていると分析した。注意として「Vtuberは足元で1万人以上も存在しているため、これらが束となってようやくこの水準という見方もできる点には留意すべきだ」とも述べていた[391]。myrmecoleonはYouTubeでの動画等の投稿数はコロナ禍以降加速したと分析している[110]

人気を集めるバーチャルYouTuberの中は、100万人以上のYouTubeチャンネル登録者数がいる者もおり、数万人のユーザーが視聴する配信もある[388]。また、C-stationの野澤智行は「一部のメジャー勢と多数のマイナー勢に分かれる市場構造は、ご当地キャラプロレスラーと同様」であると述べている[392]

WWDJAPANは2024年のVTuber特集で「まだまだマスに浸透しているとは言い難い」と評価しており、特に30代以上は触れたことがない人も多いと指摘している[69]。カバー代表の谷郷元昭(YAGOO)もまた雑誌『AERA』で同年に「まだまだ世間に浸透しているとは感じていません」と述べている[42]

バーチャルYouTuberは世界から需要を集めている[388][393]。中山淳雄の2024年の発言によると「英語で雑談や『歌ってみた』を展開するタレントA海外ファンを虜にし、北米やアジアなどのキャラクターそっぷでは売上1位2位がVチューバーという店舗も少なくない」という[393]

雑誌『AERA』の福井しほによると、バーチャルYouTuberの世界での人気の高まりの背景はアニメ市場が伸びていることを指摘。日本総合研究所の調査で2012年に1兆3000億円だった市場は2022年に2兆9000億円に拡大。「アニメキャラクターがリアルで生きているような表現ができるVTuberはひときわ存在感」を放っていると評価した[42]

バーチャルYouTuber/VTuberの語は、2018年にガジェット通信主催のネット流行語大賞で金賞を受賞している[42][394]。また、関連語においては2022上半期に壱百満天原サロメ[395]、2024年に「まいたけダンス」が金賞を受賞している[253]ネット流行語100においては2018年にバーチャルYouTuberの語がトップ20単語賞において、2位を記録。また、関連語では電脳少女シロ(5位)、月ノ美兎(7位)、にじさんじ(9位)、ばあちゃる(14位)、キズナアイ(18位)と5語が同賞を入賞した[396]。2019年においては、にじさんじが年間大賞を受賞し、バーチャルYouTuberはトップ20単語賞で18位を記録した[397]三省堂、「辞書を編む人が選ぶ『今年の新語2018』」においては、VTuberの語が5位に受賞している[22]Yahoo! JAPANが公開する「Yahoo!検索大賞2018」では、VTuber、月ノ美兎があるほか、関連語が複数ノミネートした[398]

スパイスボックスの2020年の調査、「学生が注目している企業200社リスト」によるとSNS上で話題になった学生の注目企業のうち上位を占めるエンゲージメント1万を超えた企業として、バーチャルYouTuber関連事業を展開するいちからとカバーが名をあげた[399]

総数

バーチャルYouTuberの数は増加傾向にある[138][400][401]。2020年現在でバーチャルYouTuberの市場はレッド・オーシャン状態にある。しかしながら、バーチャルYouTuberの数が増加しても1人の1日あたりの動画再生数は伸びず、ファンが1日に見る動画数は限られているため、供給過多の状況にあり、ファンの取り合いをしているといえる[138]

ユーザーローカルは、バーチャルYouTuberの総数が2022年11月28日に2万に達したと発表した[402][403]。myrmecoleonは、この数は同社がバーチャルYouTuberのYouTuberチャンネルを集計する「バーチャルYouTuberランキング」を運営しており、主要なチャンネルと申請があったチャンネルをカウントしていると推定している[404]。広田によると、このユーザーローカルの総数はYouTube以外のプラットフォームは入っておらず、バーチャルYouTuberランキングに登録していないバーチャルYouTuberも存在しているため、全体を網羅しているデータとは言い切れないと主張している[400]。なお、ユーザーローカルが2018年1月末から7月末にCyberVと協力したデータによると、バーチャルYouTuberの人数は181人から4475人と、4000人以上拡大。1日当たり平均約20人が登場していた[401]

ユーザーローカルによるバーチャルYouTuberの総数統計
時点 レコード 出典
2018年1月31日 181 [401]
2018年2月28日 517 [401]
2018年3月19日 1,000 [403]
2018年4月27日 2,000 [403]
2018年5月28日 3,000 [403]
2018年7月10日 4,000 [403]
2018年8月6日 4,475 [401]
2018年9月12日 5,000 [403]
2018年12月19日 6,000 [403]
2019年2月21日 7,000 [403]
2019年9月5日 8,000 [403]
2019年9月5日 9,000 [403]
2020年1月15日 10,000 [403]
2020年5月24日 11,000 [403]
2020年8月17日 12,000 [403]
2020年11月10日 13,000 [403]
2021年10月19日 16,000 [403]
2022年11月28日 20,000 [403]

一方で、2024年12月のmyrmecoleonのレポートによるとYouTubeを使用しているバーチャルYouTuberに限っても4万名以上、自身が確認しているXのアカウント数は6万605名が確認できているという。また、2022年からバーチャルYouTuberの数は6万人から大きく変わっておらず、新規のバーチャルYouTuberのデビューが鈍化してきており、活動終了によるアカウント削除で相殺されていることを理由にあげている。一方で、月に200名ほどのバーチャルYouTuberが新規に活動を始めている、とも述べており、現在も新たにバーチャルYouTuberが活動を始めている[404]

視聴時間

myrmecoleonによると、YouTubeのバーチャルYouTuberのライブ配信等の総視聴時間は月に1億時間を超えているとみられる[405]。一方で、Streams Charts と VSTATS の共同調査では複数のプラットフォームの視聴時間を計上しており、月1億7千時間が予測されている。うちこの6割がYouTubeの視聴時間と見られる[405]。また、データからバーチャルYouTuberの視聴層は拡大を続けていると述べている[139]

ファン活動と視聴者

バーチャルYouTuberのファン活動の具体例として、原田は配信の視聴(リアタイ)、アーカイブ視聴、チャンネル登録、高評価・低評価、メンバーシップ加入、チャット、スーパーチャット、コメント、ツイート、ファンアート投稿、プレゼント、手紙、切り抜き、同人、グッズ購入、イベント参加などを一例に挙げている。また、何もせずにただ見ているファンがいることについても言及している[406]。また日常的にグッズを身に着けているファンもいる[388]。バーチャルYouTuberの鑑賞者を、リスナーと呼ぶことがある[407]

たまごまごによると、視聴者の多くは勉強しながら、お酒を飲みながらなど、何かをしながら視聴することが多いと解析している[408]。原田はバーチャルYouTuberの生配信やアーカイブといったコンテンツが人気の理由として「ながら視聴」に向いているからであると分析している。「映画やアニメのように画面に集中を要するコンテンツとは異なり、雑談やゲーム実況は、仕事などの作業をしながら音声だけ聞いても楽しめる」と言及している[407]

自分の好きなバーチャルYouTuberを対象に「推し」と呼ぶ風潮があり[388]、「推し活」の対象になることがある[69][409]。一人のバーチャルYouTuberの推しを決めて追いかけることを「単推し」、箱全体(#個人活動と所属活動を参照)や、それらに所属するバーチャルYouTuber全員を応援することを「箱推し」という[90][410][406]。ファンの中には、バーチャルYouTuberに恋愛感情を抱く者がおり、これをガチ恋という[411]。ガチ恋は、元々アイドルなどに恋愛感情を抱いているさまに対して使われていた言葉であったが、現にバーチャルYouTuberでも使用されるようになっている。原田によると、ガチ恋の対象とされることを歓迎するバーチャルYouTuberもいるが、「あまりに強い思いをもたれると負担を感じることもある」ことや、見返りを要求されたり理想を押しつけられたりする「厄介オタク(ファン)」になるおそれについても言及している[412]

視聴者の中には、コメントでゲームプレイについてなどを指示する「指示厨」、過保護に意見をする「杞憂民」、他のバーチャルYouTuberの配信の様子や話題を出す「伝書鳩」と呼ばれる迷惑行為や人物がいる[413]。また、バーチャルYouTuberコミュニティにおいて、許容限度や一線を超えた言動は「ライン越え」と呼ばれる[413]

チャットと投げ銭

myrmecoleonによる2024年の統計ではバーチャルYouTuberの視聴者は総数で月あたり約1,000万人いると推定されている。そのうちYouTubeライブにチャットを投稿しているアカウントは月に約139万人(2024年11月時)で、さらにそのうちの約8万1,600人がスーパーチャットを投稿しているとみている[405]。チャットに投稿しているアカウントのうち約17人に1人がスーパーチャットを投稿していると推測している[405]。また、スーパーチャットの投稿に使用される通貨は、日本円がほとんどで、アメリカ合衆国ドル新台湾ドル香港ドル韓国ウォンフィリピンペソマレーシア・リンギットインドネシア・ルピアブラジル・レアルアルゼンチン・ペソユーロロシア・ルーブルが使用される[414]。なおmyrmecoleonは、ファン活動の態様は様々だが、「配信でのチャット投稿は比較的典型的と思います」と述べている[405]

投げ銭を行うことで視聴者は配信者に認知されやすく、YouTubeライブでの配信の場合、スーパーチャットを読み上げるお礼の時間である「スパチャ読み」を設ける者もいる[415]。また、配信中にスーパーチャットを読み上げられなかった場合、読み上げるために別途で「スパチャ枠」と呼ばれる配信を行う[416]。スーパーチャットは投げ銭の金額ごとに色が異なるため、最高額を「赤スパ」と呼ばれる。原田はスーパーチャットを「『スパチャ芸』と呼ぶべきリスナー側の表現手段ともなっている。」と解説している[415]

原田はニコニコ全盛の時代には、クリエーターがコンテンツで金を儲けることを嫌う嫌儲文化や雰囲気が強かったと解説しており[417]、ゆがみんもまた日本でインターネットユーザーによる生配信のシステムが登場した2000年代にはその雰囲気があったことを述べている(ただ「振り込めない詐欺」など、商業的価値を正面から評価されることがあったことに留意)。ゆがみんは、バーチャルYouTuberの投げ銭が成熟した外的要因について「海外の影響で国内の嫌儲の雰囲気が薄れてきた・YouTube LiveにSuper Chatが実装されたタイミングでたまたま登場したから」であるとまとめている。また、バーチャルYouTuberの視聴者が投げ銭をする理由について「配信者にお礼を言われるためだけに投げられている」のではなく、「配信のコンテンツになることを想定されて」おり、「投げていない視聴者も投げ銭から始まるやり取りを楽しんでいる」ためであると考察している[416]

バーチャルYouTuberの配信の視聴者は、バーチャルYouTuberが配信中にくしゃみをする際に「くしゃみ助かる」とコメントすることがある。このくしゃみをした際にスーパーチャットを投げる者もいる[418]。一方、くしゃみや咀嚼などをする際に、ミュート(消音)した場合には「ミュート助からない」とコメントする者がいる。たまごまごはクイック・ジャパン・ウェブでこの「くしゃみ助かる」についてコラムを執筆しており、水を飲んだ際に「お水助かる」とコメントされることや、これらが「コミュニケーションを円滑にする手段として発展した言葉」であると解説している。このほかにもコメントの一例として、笑いを示す「草」、「かわいい」、相手や関係性の素敵さを褒めたり、尊ぶことを指すスラングである「てぇてぇ」、「えらい」などがある[408][406]

二次創作

gawrgura
『コミックマーケット99』でがうる・ぐらに扮するコスプレイヤー(2021年、日本)。

バーチャルYouTuberはファンにより二次創作され、ファンアートが制作されることが文化として定着している[419][420]

ファンアートは、ファンがイラストを描いたり[421]切り抜き動画[422]同人誌[423][424]痛車[425][426]を製作したり、コスプレ[427]ゲーム開発[428]をすることがある。ファンは制作された同人誌やグッズは『コミックマーケット』などの同人即売会に出展されることがある[423][429][430][431]。また、「#にじそうさく」など事務所の二次創作のみを取り扱ったイベントも開催されている[430]

ファンによって制作されたファンアートはX(Twitter)で公開されることがあり、バーチャルYouTuberはファンアート投稿用のハッシュタグを用意することがある[115][432]。また、こうしたファンアートを制作した際にファンはバーチャルYouTuberから反応をもらうことがあり[420]、山野はファンアートタグに投稿された画像がサムネイルに使用される例を指摘している[419]。また、「ファンソングが公式化する」ことがあると作曲家でライターのエハラミオリ(当時「じーえふ」)は複数の事例を紹介している[432]。その1つに挙げられている、月ノ美兎の「Moon!!」は元々、月ノ美兎のファンであったiruによって制作され2018年3月12日にニコニコ動画で公開された彼女のイメージソングだったが[420][432][433]、音楽イベントで月ノ美兎自身が歌うようになり[433]、メジャーアルバム『月の兎はヴァーチュアルの夢をみる』に収録されている[434]。こうした音楽のファンメイドにおいては、楽曲制作の他にリミックスが行われることがある[420][432]

ファンが二次創作を制作するために、事務所やバーチャルYouTuberによってガイドラインが設けられることがある[420][435][436][422]。二次創作ガイドラインにおいては、切り抜き[422]、ゲーム[436]など創作ごとにガイドラインの項目が設けられることがある。また、二次創作が企画によってサポートされることもあり[420][437][431]、にじさんじにおいては2018年に所属配信者に関するイラストや作品をピックアップする施策「にじさんじCREATORS」を実施[420][437]。また、2024年にホロライブも『コミックマーケット105』において、同人誌を頒布するサークルやコスプレイヤーの応援企画としてハッシュタグ「#C105ホロライブ」をXのポストにつけるよう呼び掛けていた[431]

北村はファンがファンフィクションやファンアートなどの二次創作を制作することで、「SNSでVTuberのイメージを拡散し、無意識のうちにプロモーションにも加担する」ことがあると指摘している[438]。実際、雑誌『WWDJAPAN』の取材に対して、にじさんじとブランド商品を展開したアダストリアの島田淳史はコラボ商品を作った際に、「ファンがコーデを着用したVTuberのイラストを描き、いくつもSNSにあげてくれた。中でも1万いいねが付くような作品もあり、どんどん拡散されていった。」とコラボを振り返り、ファンアートの影響力について言及している[439]

一方で、切り抜き動画についてはKAI-YOUの都築陵佑が「認知拡大にも貢献している」などと指摘する一方で、扇情的なタイトルやサムネイルで再生数を稼ごうとするケースなど[422]、悪意をもって制作されるケースがある[440][422]。そのため、にじさんじやホロライブなどでは禁止行為や削除する可能性をガイドラインで明確化している[440][422]

バーチャルYouTuberはいわゆる「生モノ」であるという指摘がある[441][442]

にじさんじは、2021年に所属するバーチャルYouTuberの成人向け二次創作品の発売を中止するようにダウンロード販売サイト、DLsiteに求めた。これに伴い、12月10日に約90作品がサイトから削除された[443][444]

バーチャルYouTuberの画像生成AIを使用したファンアートの投稿には見解が分かれている。夏色まつりは2022年10月11日にXで「AIということを明記しない、ファンアートタグをつける、自作発言をするっていうのが問題」であるとして注意喚起を行った[197][445][446][447]。これを契機にAIで生成したイラストであると明記してほしいと注意喚起を促すVTuberが話題になった[445][446]白上フブキ[117][448]獅白ぼたん[117]大空スバル[117]などにおいては投稿する際に明記するべきと言及。小鳥遊キアラ葛葉などにおいてはファンアート投稿用のハッシュタグに生成AIで制作した作品の投稿を禁止した[445][447][449]。ぶいすぽっ!においては、AIを使用したイラストをファンアートのハッシュタグを付けて投稿しないように呼びかけている[450]。なお日本法著作権法30条の4第2号では、「AI開発のためにデータを学習させる際、原則として著作権者の承諾を取らずとも自由にデータを利用できると記している」とITmediaは述べており、柿沼太一弁護士は「人間の描いた絵を学習したAIに生成指示を出して、学習した絵と同じものを出力した場合は著作権侵害に該当する可能性がある」と指摘している[448]

応援広告

kiryukoko
活動終了を記念し、桐生ココがラッピングされた台中市15番バス中国語版(2021年、台湾)。

ファンは応援広告やセンイル(韓国語: 생일)広告と呼ばれる、バーチャルYouTuberを応援したり、祝うことを目的にした広告を有志で出資することがある[451][452][453]。広告を出稿したいファンは、日本国では個人が多く[451]、SNSやDiscordなどで出資する者を募り、必要な資金を出し合う[452]。古月が2023年に来栖夏芽の広告に出資した際には、約50人ほどが出資し、1口につき千円、3口まで申し込むことが出来たと述べており、出資した広告は1週間池袋駅にポスターが掲載された[452]。また、前田によると2024年時点で応援広告の平均単価は、13万円程度で、媒体掲載費は6万円台後半から10万円に印刷費が加わるほどとなっているという[451]。広告にはファンアートが使われ、資金はイラストおよびデザインをイラストレーターやデザイナーへの発注にも使われる[452]

広告が掲出される対象では、ポスター、バス、デジタルサイネージアドトラックなどがある[451][452][454]。祝う目的では、周年記念[453][455]、誕生日記念[452][455][456]などに出稿されることがある。東洋経済新報社の前田佳子によると、日本国では東京メトロ池袋駅東口側の地下通路や東京メトロ新宿駅から新宿三丁目にかけての地下通路がバーチャルYouTuberの応援広告の人気スポットになっている[451]

バーチャルYouTuberの事務所では、応援広告のガイドラインが設けられている。例えばANYCOLORとカバー、あおぎり高校はそれぞれ広告出稿のルールを定めている[452]広告代理店は権利元に広告掲載の確認を行い、公式的に許諾を得て広告を掲載している[454][457]

ファン向けクラウドファンディングサイト、minsakaは2024年に「総まとめレポート」を公開した。これによると応援広告企画部門の1位はにじさんじで、2位ホロライブだった。また、応援広告企画のほとんどを、にじさんじが占めていたという[458]

翻訳

バーチャルYouTuberの広まりはファン翻訳ファンサブ)に支えられた背景がある[459][460]

日本語に訳した字幕翻訳では、英語を話すホロライブEnglishのメンバーの配信に日本語字幕を付けた切り抜き動画が有志によって投稿されている[461]

中国においては、「字幕組」「翻訳組」と呼ばれる有志コミュニティが存在しており、主に学生がボランティアで日本語を聞き取り中国語字幕を付ける取り組みを行っている[459][462][463][306]。翻訳組は動画共有サービス、テンセントQQで集まり、bilibiliを拠点に活動している[463]。また、同時通訳だけでなく中国の文化に精通していないVTuberたちにアドバイスなども行っており、ライターのゆがみんは「VTuberたちのbilibili上での活動に欠かせない存在」であると位置づけている[464]

ライターのアミラル・アドランは、「最近では外のVTuberファンの間で、日本のコミュニティで使われる『草』が、英語圏で使われていた『lol』の代わりに使われ始めています」と指摘している[465][466](なお、LOL、草ともに笑いを指す語である[467])。「スコットランドニキ」として知られ、日本で翻訳者として働いているスコットランド出身のにじさんじのファン、ライアンによると、2020年当時「TwitterやYouTubeで翻訳された切り抜き動画が毎日のように上がっている状況」だったと語られており、「ただ、翻訳や短編動画だけでは、そのVTuberさんの魅力がすべて伝わらないこともあるので、偏見も生まれやすいという印象」にあることを述べている[468]

こうしたファンサブの実例がインタビューで語られることがある。雲母ミミブラジルのバーチャルYouTuber応援サイトで注目を集めた際、ポルトガル語に翻訳された切り抜き動画などが乱立したことがインタビューで語られており[469]緋赤エリオはbilibiliで配信した際にリアルタイムで翻訳するファンがいたと言及されている[306]。にじさんじの海外事業の責任者においても「すぐに字幕を付けたり、ライブ配信中にリアルタイムでコメント欄での翻訳や説明をしてくださったりする方もいます。我々が依頼したわけではなく、全て自発的に同時翻訳をしてくださっていたのでこちら側としても驚きましたね。非常にありがたい。」と語った[470]

各分野との関係性

音声合成と MikuMikuDance

Miku
バイクに描かれた初音ミク

音声合成、合成音声エンジンであるVOCALOID、そのキャラクターである初音ミクとの関係性は専門家から解説されてきたほか、共演やバーチャルYouTuberが音声合成ソフト化するなど交錯をしてきた。

2019年には初音ミクの非公式のファン活動(二次創作)として、初音ミクをバーチャルYouTuber化した「初音ミクLSタイプ」が登場しており[471][472]、2020年にはSNS投稿のAI制御を可能とした[471]

音声合成と MikuMikuDance に対する言及の例

専門家や当事者から音声合成、合成音声エンジンであるVOCALOID、そのキャラクターである初音ミクとの関係性について度々言及されている。

とりわけ解説されたものでは、書籍『風とバーチャル』でmyrmecoleonがニコニコ動画とバーチャルYouTuberの関係性について解説した「VTuberは世界をniconicoにした~niconicoとVTuberの関係」があり、「VTuberが動画や配信で歌う楽曲はこうしたボカロ曲が大変多い」と言及。「著名なボカロPがVTuberのオリジナル曲を手がけるケースも珍しくない」として、顕著な例として過去にカンザキイオリが作詞作曲していた花譜の名をあげている。また、バーチャルYouTuberのライブイベントでは『マジカルミライ』など初音ミクを透過スクリーンに投影した音楽ライブを参考にしており、技術的に影響があったと言及している。また初音ミクを起源に誕生したMikuMikuDance(MMD)については「ニコ動発の文化で特にVTuberと関係が深い」「重要」であると述べており、「MMDで著名な作者がVTuberの3Dモデルを手がけた例は非常に多い」こと、MMDクリエイターであったcortにより「きぐるみライブアニメーター・KiLA」というシステムが作られ、キズナアイの立ち上げに参加し、cortはライブカートゥーンを立ち上げ、バーチャルYouTuberの運営や技術協力に参賀していることなどを述べている[473]。ライターの古月も同誌でMMDとバーチャルYouTuberにつながりについて言及しており、「このソフトウェアでの創作活動が転じて、多くのVTuberスタッフと基礎技術が生み出された」とKiLAがキズナアイの基幹システムとして使用されたことについて言及している[474]

広田はいわゆる「ゆっくり」がニコニコ動画に投稿されていたことに言及し、「そういった『顔は出したくないが,自分の芸や作品はネットで見て欲しい』というニーズが残り続け,後から生まれたVTuberがそれに合致したと考えられる」と言及し、MMDがニコニコ動画で流行したことの影響については「クリエイターとして腕を磨いて注目を集め,のちに個人や企業においてVTuberの技術面を支える人物も出てきた」ことをあげている[475]

KAI-YOUは、VOCALOIDとバーチャルYouTuberの関係性を「蜜月の関係にあると言っても過言ではない。」と表現しており、複数の要因をあげている。ひとつは「ニコニコ動画の配信文化の延長線に生まれたVTuberたちが、ニコニコ動画をジャンルの起源とするボカロ曲を、同じくニコニコ動画発祥の文化である「歌ってみた」としてカバー」している点、ふたつ目はバーチャルYouTuberの声を基にした音声合成が複数リリースされている点、3つ目としてボカロPがバーチャルYouTuberに対して楽曲を制作・提供している点をあげ、「インターネット発の文化間で相互循環が行われている。」と述べている[476]

映画ライターの杉本穂高は、初音ミクとバーチャルYouTuberの共通点として、「アニメやマンガの記号性ある表象を利用した存在」であること、同一性を担保する要素が声であると考察している[477]。また、北村はバーチャルYouTuberは初音ミクのユーザー生成コンテンツ(UGC)の系譜上にあることを述べている。一方で、バーチャルYouTuberは「人のような存在」として認知されており、この点が決定的に異なると指摘している[288]

ワンメディアの明石ガクトは、バーチャルYouTuberとVOCALOIDの違いとして、「初音ミクは、何万もの人がキャラクターを使って歌を届けています。つまり、中の人が何万人もいる「依り代」なんです。二次創作も中の人としてできるので、スケーラビリティも大きくなる。一方、VTuberの魂には、ひとりしか入れないじゃないですか。二次創作をしようとしても、中の人にはなれないので、ファンアートをつくったりするしかない。ふつうの漫画やアニメのキャラクターと、本質的には同じなんです。」とファンアートの制作の性質の違いから述べている[478]。また、ITライターの井出聡は、その違いを応答性英語版と「キャラクターを演じる人の有無」であると解説している[2]経営学者の片野浩一は、初音ミクとキズナアイの違いについて、初音ミクをクリプトン・フューチャー・メディア伊藤博之の発言を引用したうえで「「初音ミク」とはクリエイターたちが自分の思いを込める人形であり、器であるという例えである。あわせて「『初音ミク』に人格はない」とも語っていた」と発言をまとめ、キズナアイについては「「キズナアイ」のファンユーザーは、あくまで唯一無二の存在としての彼女を応援する。外見は同じであっても、中身の人間が代わると、もはや本人とは別人になる」と言及した[479]

カバー取締役の谷郷(YAGOO)は、「カバー創業前から『自分の経験を活かせるのは,初音ミクのようなビジネスモデルかもしれない』と思っていた(谷郷元昭 2024)」などと複数のインタビューで操業前から初音ミクが創業のヒントになっていたことを語っている[480][481]

バーチャルYouTuberの音声合成化

バーチャルYouTuberの声を基にした音声合成ソフトのライブラリが開発されている[482]。この端緒となったのは、KAMITSUBAKI STUDIOが手掛けるプロジェクト「音楽的同位体プロジェクト」である[483]。これはプロデューサーであるPIEDPIPERが、バーチャルシンガーの業界でIPコンテンツを作っていく中で、継続的な発展が見込まれるものとしてユーザー生成コンテンツ(UGC)の要素を含んだコンテンツを持つことを求め、立ち上げたプロジェクトである[76]。PIEDPIPERによると、バーチャルシンガーを基にした音声合成ソフトの構想は、プロジェクトを始める前は周囲から「今更絶対成功できない」と馬鹿にされたという[76]

花譜を基にした「可不」が先駆けとなって、KAMITSUBAKI STUDIO所属のバーチャルシンガーを基にした歌声をベースに制作された音楽的同位体が発売されており[483]ヰ世界情緒は「星界」[484]理芽は「裏命」、春猿火は羽累、幸祜は「狐子」とそれぞれ名付けられている[485]。音楽的同位体はCeVIO AI[486]、VOICEPEAK[484]で発売されており、Synthesizer V によるプロジェクトも進行中である[487]。なお、可不の Synthesizer V バージョンは、花譜が違和感を覚えたことを理由に発売延期され、のちに予約キャンセルがなされ、結果的に発売中止された[487][488][489][490]

音楽的同位体はバーチャルYouTuberのライブに出演することがあり、花譜のワンマンライブ『不可解参(狂)』では可不が[491]、ヰ世界情緒のワンマンライブ『Anima III』では星界が共演している[492]。KAMITSUBAKI STUDIOのグループであるV.W.Pのワンマンライブ『現象II(再) -魔女拡成-』では、メンバーである幸祜の体調不良により、その「音楽的同位体」である狐子が代役を務めた[493]。また、音楽的同位体のみで行われるライブ「V.I.P 1st MINI LIVE ETHEREAL WORLD」も開催しており、可不、裏命、羽累、星界、狐子らはユニット、V.I.Pを結成している[494]

その音声について、2020年には、「花譜本人っぽいもの」「少し幼くしたもの」「ケロらせたもの」の3つのデモ[495]を提示した可不のボイスアンケートが実施された[496][487][497]。5,500票が投票され、その結果を受けて CeVIO AI 可不は発売日を遅らせてリリースされた[487][498]。アンケート結果は「本人っぽいもの」が首位であったが、実際には少し幼くしたものが起用されており、花譜の歌声とは少し違うものになっている[496][497]。これについてPIEDPIPERは「あのアンケートは、質問を投げかけることでみなさんの意思確認をして問題を浮かび上がらせることが目的だった」「『可不と花譜を完全に同じ声にはしない方が盛り上がる』と考えて、そう決定しました。結果として、いい判断になったと思います。」と振り返っている[496]

可不を用いた楽曲の中でも、いよわが手掛けた「きゅうくらりん」やツミキによる「フォニイ」、柊マグネタイトマーシャル・マキシマイザー」などは、ボカロというジャンルにおいても大きな影響を与えた[499]。各楽曲はBillboard JAPANが提供する年間チャートにランクインしている[500][501][502]。また、タイアップとして花譜と可不のデュエット曲「流線形メーデー」はアニメ『邪神ちゃんドロップキックX』のエンディングテーマに採用されている[503]

音楽的同位体以降、ほかのレーベルからもバーチャルYouTuberを基にした音声合成ソフトがリリースされている[483]。2023年には、キズナアイの歌唱特化型AI「#kzn」、2024年には犬山たまきの歌声合成ボイスライブラリ「玉姫」が VoiSona からリリースされた[483]。同年10月2日に開催されたしぐれういのライブ「SHIGURE UI 5th Anniversary Live “masterpiece”」では、しぐれういの声を基にしたVoiSona「雨衣」のリリースが発表された[476][504][505]。雨衣は、しぐれういがボイス提供だけでなくキャラクターデザインも行っており[476][504][505]、彼女の誕生日である2025年5月30日に発売される[505]

VOCALOIDとの共演

映像外部リンク
【#ike3velanD 🖋 3Dお披露目】A Brand New Chapter - YouTube

バーチャルYouTuberはこれまでにVOCALOIDキャラクターとの共演をおこなってきた。

イベントの事例では、2018年9月15日から16日にかけて開催され、キズナアイと初音ミクが出演し、共に「ハジメテノオト」を歌ったイベント「TOKYO GIRLS COLLECTION Super Live -MATSURI-」[506]、2019年8月24日から25日にかけて開催された複数のバーチャルYouTuberが登場し、初音ミクとキャラクターデザイナー(KEI)を同じくするミライアカリが共演した音楽イベント「Vサマ!」が挙げられる[507]

2019年にバーチャルYouTuberからは富士葵とYuNi、VOCALOIDからは初音ミクとMEIKOが、大塚製薬が発売する飲料、ポカリスエットのアンバサダーに就任した[508]。翌2020年にはミライアカリとゲーム『プロジェクトセカイ』のキャラクター、星乃一歌が加わり、続投された[509]。翌々2021年にも、同作に登場する架空のバンド、Leo/needのメンバーが追加される形で再度続投された[510]

初音ミクは、2024年7月23日にNIJISANJI ENに所属するアイク・イーヴランドが実施した3Dお披露目配信にサプライズ出演しており、共に「ハジメテノオト」「みくみくにしてあげる♪【してやんよ】」を歌っている[511]

アニメーション(アニメ)

バーチャルYouTuberとアニメーションないしアニメは様々な関係性を持つ(アニメーションとアニメは意味合いが異なることがあるので、定義については各項を参照)。

アニメキャラクターがバーチャルYouTuber化する事例では、『ヤッターマン』のヤッターマン2号ことカミナリアイ、ボヤッキー[512][513]、『ワンピース』の一部キャラクター[514][515][516]、『revisions リヴィジョンズ』のミロ[517][518]などがある[注 4]。ライターのノンジャンル人生は、アニメ作品がバーチャルYouTuberのような表現を行ってプロモーションしたケースとして、『狼と香辛料』のホロ、『ONE PIECE FILM RED』のウタ、『【推しの子】』のMEMちょを例に挙げている[519]

バーチャルYouTuberがアニメに登場する中にはバーチャルYouTuberのキャラクターが本人役として出演することがあり、『バーチャルさんはみている[520][521]、『でんでんの電脳電車[522][523]、『絆のアリル[524][525]、『100万の命の上に俺は立っている[526][527]、『探偵はもう、死んでいる。[528][529]などがある[注 4]。また、バーチャルYouTuberが声優として登場した例では、『魔法少女サイト』にキズナアイ、富士葵[530][531]、『名湯『異世界の湯』開拓記 〜アラフォー温泉マニアの転生先は、のんびり温泉天国でした〜』では恋糸りあ(みけねこ)が出演している[532][533][注 4]。また、哲学者の篠崎大河によると、『ルパン三世 PART6』に大空スバルがコスプレイヤー役として出演した際にはクレジットタイトルに「大空スバル」と表記されていたように、バーチャルYouTuberの名義で声優として活躍している配信者は数多く存在するという[534]朝ノ瑠璃は『邪神ちゃんX』などの作品に出演し、2022年に声優誌『声優グランプリ』が毎年発行する声優をまとめた『声優名鑑』に掲載されている[535][536]

一方で、こうしたキャラクターや声優として登場する以外にも、バーチャルYouTuberを作品に取り入れる場合もある[注 4]。先述の『絆のアリル』は「キズナアイのアニメ化」と銘打たれた作品であり、キズナアイを目指す少女、ミラクの物語が核になっている[537]。また、『VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた』は先述のように、原作のバーチャルYouTuberをテーマにしたライトノベルをアニメ化している[538][539]。また、同作では多数のバーチャルYouTuberが制作協力をし、OBS StudioやLive2Dといった実際に使われるソフトウェアも使用している[539]。『ポプテピピック』では、バーチャルYouTuberコーナーを設けており、声優がモデルを操作する場面がある[537]。『夜のクラゲは泳げない』では、竜ヶ崎ノクスという名前でバーチャルYouTuberとして活動している渡瀬キウイというキャラクターが登場する[540][541]。また、細田守監督によるアニメーション映画『竜とそばかすの姫』はVirtual Singer(バーチャルシンガー)がテーマとなっている作品である[542]VRChat や cluster に近いバーチャル空間「U」が舞台となっており、そこでの音楽ライブが描かれている[542]

バーチャルYouTuberはアニメ作品の主題歌など楽曲担当をすることがあり[543][注 4]、古くは2019年にキズナアイが劇場オリジナルアニメ『LAIDBACKERS-レイドバッカーズ-』に「Precious Piece」を提供していた[544]。先述の『100万の命の上に俺は立っている』で本人役としても出演した樋口楓は、「Baddest」を提供している[545][546]ぼっちぼろまるは、yamaとユニットを組み『ポケットモンスター』に「ハロ」を提供している[547][548]。星街すいせいは『機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-』に挿入歌「もうどうなってもいいや」を提供しており[549][550]、同曲は日本武道館でのライブ公演「Hoshimachi Suisei 日本武道館 Live "SuperNova" 」の公演でリリースを告知した[551][552]。花譜はMAISONdesツミキと共にフィーチャーし、『うる星やつら』の第1クール、エンディングテーマ「トウキョウ・シャンディ・ランデヴ」に参加し[553][554]音MADなどさまざまなUGC動画で親しまれ、ストリーミング累計1億回再生に達している[554]

活動でも先述の通り、アニメーション(アニメ)の同時視聴を配信上で行うバーチャルYouTuberもいる。ウェブメディアでは、こうしたバーチャルYouTuberが同時視聴を行うことを取り上げることがある[555][556][557][558]。また、バーチャルYouTuberはプロモーション・ビデオやミュージック・ビデオにおいて、アニメーションを用いることがある[559][560][561][562][563]。ミュージックビデオにアニメーションが使用されていることについて、ライターでバーチャルYouTuberの井中カエルは「積極的にキャラクターを前面に押し出すための手法として、アニメが活用されている。」と指摘している[562]。また、ライターのノンジャンル人生は2024年に「近年では大手VTuber事務所が本格的なアニメーションを公開するケースが増えている」と指摘し、にじさんじのイブラヒムとぶいすぽっ!の事例を例示した[563]。イブラヒムは2023年に自身で企画・総監督をした「3周年記念アニメ」をYouTubeに投稿[563][564][565]原画集とクリアフォルダを発売している[565]。たまごまごは同作を「この動画がすごい!今週のおすすめVTuber動画」の1本に選出している[564]。ぶいすぽっ!は新たなロゴ発表にあわせて「ぶいすぽっ!新ロゴアニメーションPV」を公開したほか[563]、アニメーションを活用したプロモーション・ビデオやミュージックビデオを公開してきた[566]。同グループを擁するBrave groupは、2024年にアニメーション制作を行う子会社、Brave picturesを設立[567]。同年にぶいすぽっ!の長編アニメの制作を発表している[566]

なお、ANYCOLORとカバーはバーチャルYouTuber市場のさらなる成長可能性を見るうえでアニメ産業ベンチマークにしている。なお、日本動画協会「アニメ産業レポート2022」によると、日本国内のアニメ関連市場は1兆4千億円、世界のアニメ関連・動画配信の市場は約2兆7千億円にのぼる[568]

バーチャルYouTuberとアニメーション(アニメ)に対する言及の例

バーチャルYouTuberとアニメーション(アニメ)に対する言及は、各専門家が行っており、その数も少なくない[注 4]。とりわけ、バーチャルYouTuberはアニメーション(アニメ)であるか、アニメーション(アニメ)キャラクターであるかという言及は複数みられる。小倉はアカデミー賞長編アニメ映画賞の定義と照らし、「『モーションキャプチャーの技術を利用して2D・3Dのキャラクター』を動かすVTuberの動画/配信」についてはアニメーション作品ではないとする一方、「VTuberが投稿した動画であってもMoCapを用いず、コマごとの技術で動きが表現されたものはアニメーション作品と見なすことができます。」と解説している[37]。原田は2021年の中央大学での講義で「VTuberのことをあまり知らない人、特に、「『中の人』の実際の声・動作・表情をアバターに反映させるというしくみを知らない人にとっては、VTuberが『アニメキャラ』のように見える。」と解説している[569]。田中大祐は批評誌『エクリヲ』でバーチャルYouTuberをアニメーションの側面からとらえ直す取り組みを行っている。ホロライブプロダクションの『ホロのぐらふぃてぃ』がモーションキャプチャーを使用していない点に着目し、「VTuberが出演している点を除いて」「通常の3DCGアニメーションと相違ない」と述べている[292]。アニメコラムニスト小新井涼は、Yahoo!ニュースでのコラムで「基本的にVTuberは、ライバーそのものが“本人”であるため、存在としてはアニメキャラよりも、どちらかというと、バーチャルであるかないかという違いがあるだけで、実在の声優やアーティスト、YouTuberの方々の方が近いと思います。」と述べており、バーチャルYouTuberがアニメキャラクターであることには「基本的にジャンルとしては全く別」と否定的な意見を示している[570]

他方、小新井はMANTANWEBでのコラムではアニメキャラクターがバーチャルYouTuberになることについて考察をしている。媒体は2018年時点で「人気アニメのキャラクターがVTuberデビューしてもあまり目立っていない」と言及。小新井はアニメの展開方法とバーチャルYouTuberの展開の違いについて述べ、「もしも今後、アニメキャラのVTuber効果でアニメの人気が爆発的に上がるほどのムーブメントを起こそうとするならば、それにはまず番組放送中だけでなく、番組放送開始前から放送終了後まで、より長期的にVTuber展開を仕掛ける必要があるように思います。」と結論付けている[571]

泉はバーチャルYouTuberとアニメを「隣接するジャンル」として論じており、実際の映像作品を例に挙げて「『四月一日さん家の』のような『バーチャルなドラマ作品』」「ReVdol! のアニメシリーズのような『モーションキャプチャのCG アニメ』」「『ホロぐら』のような『非モーションキャプチャのCGアニメ』」「TVアニメ版『22/7』のような『手描きアニメ“化”』」の4種類にその隣接の可能性を整理し、「いずれもバーチャルタレントとしての在り方と両立可能」であると示している[572]。岡本は「VTuberが『メディア』『コンテンツ』『コミュニケーション』の結節点である,ということを説明するために」バーチャルYouTuberを解説するうえで日本のアニメ文化についても言及している[573]

草野虹は、インターネットカルチャーがアニメ、ゲーム、漫画、ライトノベルからバーチャルYouTuberにトレンドが動いていると指摘しており、「なぜVTuberがブレイクし始めているのか? なぜ話題の重心がアニメからズレていっているのか?」を考察している。その理由として、「アニメルックなキャラクターコンテンツ領域・商品」の拡大、コロナ禍による特需、おたく像の変化、単純接触時間の多さ、切り抜き動画、ファンダム、共演者の影響力などを理由に挙げている[574]

難波と大澤博隆の共著論文では、バーチャルYouTuberとアニメーションキャラクタの関係性は「アニメーションキャラクタとのパラソーシャルな関係英語版でもない, まだ分類されていないパラソーシャル関係である」と述べている。これは「アニメーションキャラクタのように, 完全に虚構の対象がメディアペルソナとして現れるわけでもなく, キャラクタとしてのアバタを用いながら, しかし, 現実に生きていると想定されるパーソンが, リアルタイムあるいは録画の形で人間にコミュニケーションを行えるから」であると述べている[575]

日本文化

joururi
人形浄瑠璃のひとつ、真桑人形浄瑠璃の様子(2019年)。

泉はバーチャルYouTuberを国産のアニメや漫画、ゲームと並ぶ日本の文化として成長していることを指摘している[45]。バーチャルYouTuberおよびバ美肉の文化は、日本の文化的な影響を受けている[576][577][578][579][580][581]。特に、いわゆる「見立ての文化」と言われるものは、複数の専門家などからバーチャルYouTuberとの関連性が指摘されている[576][577][578][579]。BBCの取材に対し、PANORAの広田はバ美肉を歌舞伎において、男性俳優が女性の役割を演じる女形に例えている[577]バーチャル美少女ねむは、NHKの番組『ねほりんぱほりん』に出演した際に、「京都の枯山水には水がないけど、あるものとして見立ている。人形浄瑠璃黒子もそう。日本には“見立て”の文化があって、バ美肉はそれと一緒」と発言した[576]

民俗学者畑中章宏は、「VTuberの動きって2Dのアニメーションよりもややぎこちない感じがしますよね。今まで人間がやっていたことをアバターが演じているのが面白い。あれがスムーズなアニメーションだったら、ここまでのムーブメントになってないと思うんですよ。そこまで見越しているならとても良くできているし、伝統を踏まえている、とも思うんです。」と発言し、バーチャルYouTuberの動きが古くから日本人に親しまれてきた人形芝居を思わせるとしている。日本では古来より人形に演じさせたり、表現させたりすることを好んでいた歴史があり、その最たるものとして人形浄瑠璃が挙げられている。バーチャルYouTuberの裏側に演者がいるのと人形の裏側に操作する者がいることが通ずるところがあるとしている[578]

ライターのたまごまごは、バーチャル美少女ねむと畑中の発言に対してQJwebで特集している。文楽・人形浄瑠璃を「人形をアバター、人形遣いをアクター・魂に置き換えると、そのままVTuberの活動になる。操るための糸や棒に当たるのが、コンピューターを使った動きや表情のキャプチャ技術だ。」と述べ、バーチャル美少女ねむの発言にふれた。この見立ての文化とバーチャルYouTUberの関係性についてたまごまごは以下のようにも論考している。にじさんじやホロライブの立ち絵表現では、実在のゲーム実況者よりも表現の幅が狭まる。しかしながら視聴者は立ち絵の表情を脳内で補完する。そして実在感を想像して楽しむことができる、と述べている[579]

NHK放送文化研究所メディア研究部の谷卓生は、「放送研究と調査」の中でバーチャルリアリティの英語の和訳についての論考をまとめており、調査の過程で「枯山水」がかつて「仮山水」と呼ばれていたことについて触れており、仮想現実においてこの「見立てる」、"virtual"という概念が日本文化 にとってなじみ深い概念に思えてくると論考している[582]

平安時代紀貫之が記した日記文学土佐日記』との関連性についても複数言及がある。先の畑中の取材でインタビューアーが、バーチャルのじゃロリ狐娘YouTuberおじさんの様子を見て「おじさんが女性のフリをして日常を語る」姿を『土佐日記』の冒頭「男もすなる日記といふものを、女もしてみむとてするなり。[注 9]」を引用し、それらしいとコメントし、畑中はそれに対して「いい視点だ」と述べた[578]。朝Pの名でも知られる朝日新聞社の記者、丹治吉順は自らのバ美肉と『土佐日記』とを結び付けている[580][581]

脚注

注釈

  1. ^ a b 本項では便宜上、「バーチャルYouTuber」に合わせ「VTuber」表記に統一する。
  2. ^ この呼称は2017年12月20日にニコニコ動画で「バーチャルYouTuberよくばりセット」という動画がアップロードされたことに端を発するとされ[10]、同日Twitterでこの言葉が話題となって定着した[12]。5人であるにもかかわらず「四天王」と呼ばれるのは、キズナアイが四天王の上位にある別格の存在として位置づけられたためであるとされる[12]。ねこます以外の4者を四天王とすることもある[11]
  3. ^ a b ボーカル音源ソフトのキャラクターを指す用法(バーチャルシンガーソフトウェア[75])とは異なる[76]
  4. ^ a b c d e f g h これら例示したものは、これらかぎりではない。
  5. ^ なお、岡本が「企業VTuber」「個人VTuber」と記述しているように[148]、表記ゆれが存在する[113][149]
  6. ^ 実写を用いた「超美麗3D」は犬山たまきによって多用された形式であり[321]、犬山たまき本人によると、判明している限りその起源は甲賀流忍者!ぽんぽこであるとされる[322]
  7. ^ エハラミオリ(じーえふ)によると、宗教用語である「受肉」とは関係がないという[327]
  8. ^ あくまで原義は「バーチャル美少女セルフ受肉」であり、女性漫画家飯田ぽち。が扮するバーチャルYouTuberぽちまるのように、女性であってもバ美肉を自称する例もある[331]
  9. ^ 原文については底本が異なるなど、いくつかの版が存在する。土佐日記ウィキソース)を参照されたい。

出典

  1. ^ 南文枝「ユーチューバー」『知恵蔵、コトバンク、キーワード』朝日新聞デジタル/VOYAGE GROUP。2019年12月12日閲覧
  2. ^ a b c 井出聡「ネットから現実世界にひろがるVTuberの世界」『JBpress』日本ビジネスプレス、2019年4月21日。2021年1月27日閲覧
  3. ^ Otmazgin & Ben-Ari 2020, pp. 76–78.
  4. ^ a b c 古月「流行から約5年、いかにして「VTuber」は市民権を得たのか 5つのポイントで振り返る概略VTuber史」『Real Sound(リアルサウンドテック)』株式会社blueprint、2023年5月24日。2023年8月3日閲覧
  5. ^ a b c d e f キズナアイ 2018, p. 29.
  6. ^ a b 広田稔 2024, p. 13.
  7. ^ キズナアイ (1 December 2016). 【自己紹介】はじめまして!キズナアイですლ(´ڡ`ლ) (YouTube). 該当時間: 0:13 - 0:31. 2018年4月23日閲覧
  8. ^ 広田稔 2024, p. 16.
  9. ^ a b c d e myrmecoleon 2024, p. 22.
  10. ^ a b バーチャル美少女ねむ 2024, p. 125.
  11. ^ a b c 広田稔 2024, p. 17.
  12. ^ a b c バーチャル美少女ねむ 2024, p. 126.
  13. ^ a b c d e f 古月「英語版Wikipediaで「バーチャルYouTuber」が「VTuber」に変更 言葉の変遷で辿るVの歴史」KAI-YOU、2020年12月31日。2021年12月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年12月31日閲覧
  14. ^ 難波優輝 & 大澤博隆 2023.
  15. ^ a b 泉信行「2020年激動のVTuberシーンを総括 今のVTuberを語ることはなぜ難しいのか?」KAI-YOU、2020年12月31日。2020年12月31日閲覧
  16. ^ 泉信行 2024.
  17. ^ 花茂未来「「サイコパスと言われたりイルカと言われたりするシロですが」 バーチャルYouTuberシロ、チャンネル登録10万人突破!」『PANORA』パノラプロ、2017年12月29日。2024年12月16日閲覧
  18. ^ C94にて販売された「YUA/藤崎由愛」のオリジナルグッズが本日10月3日よりアニメイトオンラインショップにて再販開始」『V-Tuber ZERO』2018年10月3日。2024年12月16日閲覧
  19. ^ Vティーク 2018, pp. 67–49.
  20. ^ バーチャルYouTuber名鑑 2018, p. 6.
  21. ^ ばあちゃる大人気バーチャルYouTuberシロにインタビュー! のはずが…思わぬ邪魔者に介入されて!?」『iNSIDE』(インタビュー)(インタビュアー:矢尾新之介)、イード。2020年10月17日閲覧
  22. ^ a b c 三省堂 辞書を編む人が選ぶ「今年の新語 2018」」『大辞林三省堂、2018年12月5日。2018年12月10日閲覧
  23. ^ “ユーチューブのCGアイドル「Vtuber」が人気爆発”. 日経トレンディ (日本経済新聞社). (July 9, 2018). https://style.nikkei.com/article/DGXMZO32234030W8A620C1000000 2018年7月9日閲覧。 
  24. ^ 不大行的幻哀音「直播文化超進化! Vtuber到底在夯什麼? 讓我們從頭說起」(中国語)、台湾: 聯合報、2020年10月15日。2020年10月17日閲覧
  25. ^ 南文枝「Vチューバー」『知恵蔵コトバンク朝日新聞デジタル/VOYAGE GROUP。2019年5月18日閲覧
  26. ^ VTuberという略語はどう生まれたのか?」『はてなブログ』2018年4月25日。2024年12月16日閲覧
  27. ^ a b バーチャル美少女ねむ 2024, p. 129.
  28. ^ VTuberの歴史を編纂『風とバーチャル』コミケで頒布 年表含む約400ページ」KAI-YOU、2023年12月6日。2024年12月18日閲覧
  29. ^ 『風とバーチャル』第一集 VTuber年表 2024, p. 145.
  30. ^ 大坂武史 2024, p. 45.
  31. ^ 広田稔 2024, p. 19.
  32. ^ a b c 田中大祐 2020, p. 51.
  33. ^ a b リュドミラ・ブレイディキナ & 池山草馬 2022, p. 56.
  34. ^ コミケplus14 2020, p. 7.
  35. ^ バーチャル美少女ねむ「【決定版】「VTuber」の定義とは? 議論に終止符を」2020年2月15日。2024年12月17日閲覧
  36. ^ a b 泉信行 2024, pp. 70–71.
  37. ^ a b c 小倉健太郎「VTuberはアニメーションか?」『メディア芸術カレントコンテンツ(MACC)』文化庁、2024年4月22日。2025年2月6日閲覧
  38. ^ 天開司; 電脳少女シロ (23 November 2024). 【#Vtuber偉人会】本日の偉人は電脳少女シロさんです【天開司/Vtuber】. YouTube. 該当時間: 8:35. 2024年12月17日閲覧
  39. ^ 広田稔 2018, p. 45.
  40. ^ ミライアカリが説くVTuberの多様性「VTuberも人間もそう変わらない」」KAI-YOU、2022年4月14日。2024年12月15日閲覧
  41. ^ a b 田中大祐 2020, p. 59.
  42. ^ a b c d e f g 福井しほ & 岡本健 2024.
  43. ^ 現代用語の基礎知識 2024.
  44. ^ バーチャルユーチューバー」『デジタル大辞林』小学館。2021年1月21日閲覧
  45. ^ a b c d e f g 泉信行 2023.
  46. ^ a b 山野弘樹 2022, pp. 231–234.
  47. ^ a b 皇牙サキ 2018.
  48. ^ 新八角 2018.
  49. ^ 難波優輝 2018.
  50. ^ 松田純治「キズナアイは“インターネットの神“になるハズだった 元Activ8創業メンバーが語る」『KAI-YOU Premium』(インタビュー)(インタビュアー:難波優輝、新見直)、KAI-YOU、2022年7月20日。2024年12月15日閲覧
  51. ^ 原田伸一朗 2021a, pp. 55–56.
  52. ^ 山野弘樹 2022, p. 232.
  53. ^ 山野弘樹 2022, pp. 227–228.
  54. ^ 山野弘樹 2022, pp. 228–229.
  55. ^ ゆがみん「書籍『VTuberの哲学』刊行 「VTuberとはいかなる存在か」を問う意欲作」KAI-YOU、2024年3月8日。2021年1月24日閲覧
  56. ^ a b 古月「「VTuber」テーマの論文が哲学誌に掲載 兎田ぺこら、葛葉ら23名を例に分析」KAI-YOU、2022年9月3日。2021年1月24日閲覧
  57. ^ 女屋泰之 (2024年7月12日). “VTuberは「実在」しているか 真正面から哲学的に論じてみると”. 朝日新聞 (朝日新聞社). https://www.asahi.com/articles/ASS7B471TS7BUCVL00RM.html 2021年1月24日閲覧。 
  58. ^ 山野弘樹 2022, pp. 234–241.
  59. ^ 泉信行「漫画(VTuber)研究者の読む『青春ヘラ』Vol.7「VTuber新時代」~その②~」『note』2023年5月27日。2025年1月3日閲覧
  60. ^ a b c 春日望「春日望が明かすアドバイザー退任の真意 キズナアイ再始動に考える「VTuber」という言葉の現在地」『KAI-YOU Premium』(インタビュー)(インタビュアー:古月、ゆがみん)、KAI-YOU、2024年8月16日。2024年12月15日閲覧
  61. ^ a b 有価証券報告書 (pdf)」『第6期』ANYCOLOR、2023年7月31日、4頁。2024年12月13日閲覧
  62. ^ a b 有価証券報告書 (pdf)」『第8期』カバー、2024年7月1日、4頁。2024年12月13日閲覧
  63. ^ a b 届木ウカ 2020, p. 92.
  64. ^ ミライアカリ. VTuberとは何なのか?【初心者講座】 (MP4). YouTube. バンダイナムコミュージックライブ.
  65. ^ a b 北村匡平 2021, p. 243.
  66. ^ 原田伸一朗 2023.
  67. ^ 九条林檎 2021, p. 56.
  68. ^ 草野虹「VTuberが「タレント」になったのはいつから? シーンの深化と憧れが変えた、バーチャルタレントの“在り方”」『Real Sound テック』blueprint、2024年12月14日。2024年12月17日閲覧
  69. ^ a b c d e f g h i j k WWDJAPAN 2024, p. 4.
  70. ^ 北村匡平 2021, p. 248.
  71. ^ a b c d e 吉川慧 2024, p. 49.
  72. ^ バーチャルアイドル『Palette Project』が新メンバーオーディションを開催!」『V-Tuber ZERO』2021年4月16日。2024年12月16日閲覧
  73. ^ バーチャルアイドルユニット「ぴぐまりおん。」デビュー ENTUMなど運営のDUOがサポート」『MoguLive』Mogura、2018年8月29日。2024年12月16日閲覧
  74. ^ ジュイス内藤「バーチャルアイドル「東雲めぐ」さんは9月よりフリーとして活動―Gugenkaのバーチャルタレント事業が中止に」『インサイド』イード、2021年6月19日。2024年12月16日閲覧
  75. ^ 【自社サービス関連】ミクさんたちのポータルサイト「piapro.net」がリニューアル!」『初音ミク公式ブログ』2015年11月2日。2021年10月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年2月19日閲覧
  76. ^ a b c d e 『クイック・ジャパン Vol. 162』 2022, p. 88.
  77. ^ a b somunia「somuniaインタビュー「VTuberの歴史と一緒に育ててもらった」」『KAI-YOU Premium』(インタビュー)(インタビュアー:森山ド・ロ、ゆがみん)、KAI-YOU、2022年3月29日。2024年12月15日閲覧
  78. ^ バーチャルシンガーHACHIがアルバム「for ASTRA.」でメジャーへ、東京&台北でツアー開催」『音楽ナタリー』ナターシャ、2024年9月22日。2024年12月16日閲覧
  79. ^ ノンジャンル人生「今、「歌うVTuber」が熱い!バーチャルシンガーの系譜とオススメMVからその魅力を紐解く」『MoguLive』Mogura、2019年2月2日。2024年12月16日閲覧
  80. ^ GLIM SPANKY、バーチャル・シンガー 花譜とのコラボ曲「ひみつを君に feat. 花譜」9/11デジタル・リリース決定」『Skream!』激ロックエンタテインメント、2024年9月4日。2024年12月16日閲覧
  81. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t 古月「VTuberビジネスモデル総まとめ 2023年の生存戦略に求められるアップデート」『KAI-YOU Premium』〈VTuber経済ニュース〉、KAI-YOU、2023年11月8日。2024年12月21日閲覧
  82. ^ 武内亜紗「Vライバージャンルの勢い止まらず、飛躍の1年に<17LIVE>」『WEBザテレビジョン』KADOKAWA。2024年12月16日閲覧
  83. ^ a b ヨシムネ「「にじさんじ」所属VTuber/バーチャルライバー・朝日南アカネさんが新衣装の披露から4日後に卒業とボーカルユニット「Nornis」脱退を発表。ファンに衝撃走る」『電ファミニコゲーマー』マレ、2023年5月17日。2024年12月16日閲覧
  84. ^ 古月(著)新見直(編)「変化するVTuberのプラットフォーム勢力図──TikTok隆盛、SHOWROOM衰退の背景を考える」『KAI-YOU Premium』KAI-YOU、2023年5月10日。2024年12月16日閲覧
  85. ^ バーチャルタレント支援プロジェクト「upd8」終了」『MoguLive』2020年11月1日。2023年8月3日閲覧
  86. ^ ANYCOLORが運営するバーチャル・タレント・アカデミー、候補生の第2回募集を開始」『PANORA』パノラプロ、2021年11月19日。2024年12月16日閲覧
  87. ^ ケンゾー「バーチャルタレント結目ユイさんの肖像を無断使用し、CDジャケットデザインに 販売会社が謝罪」『ねとらぼ』ITmedia。2024年12月16日閲覧
  88. ^ 岡本健 2024, p. 22.
  89. ^ a b c d myrmecoleon 2024, p. 8.
  90. ^ a b c d 【2024年版】今話題のVTuberとは?活動方法や市場の状況も解説!」uyet、2024年12月6日。2024年12月15日閲覧
  91. ^ 前田裕二「アニメにはできなかったことができるバーチャルSHOWROOMERの衝撃」『ASCII』角川アスキー総合研究所。2025年1月10日閲覧
  92. ^ 水原由紀「ジャストプロからバーチャルSHOWROOMER「がんばるぅ子」が登場」『MoguLive』Mogura、2018年7月20日。2025年1月10日閲覧
  93. ^ 高橋佑司「サンリオ初の「研究生」!? バーチャルSHOWROOMER「となりの研究生マシマヒメコ。」活動開始」『PANORA VR』パノラプロ、2018年12月20日。2025年1月10日閲覧
  94. ^ みたらし「中京テレビのVTuberアナウンサー大蔦エル、地上波番組レギュラー出演が決定」『MoguLive』Mogura、2018年12月14日。2025年1月10日閲覧
  95. ^ finalbeta「キズナアイが「TikTokオーディション2019」のアニメ大賞部門アンバサダーに就任」『MoguLive』2019年2月28日。2025年1月10日閲覧
  96. ^ Samantha Low「A Tale in VTubing: Becoming an Anime Girl for a Week」『Tokyo Weekender』(英語)、2022年8月2日。2024年12月16日閲覧
  97. ^ June 20Rayan Sayyed Updated「AniMetro x WaConne AniFest: Celebrate Anime Culture in Bhubaneswar With Cosplay, Competitions & VTubing」『IGN India』(Indian English)、IGN、2024年6月20日。2024年12月16日閲覧
  98. ^ Andrew Amos「Veibae loves being a “full-time anime girl”, but VTubing is more than that to her」『Dexerto』(英語)、2022年6月10日。2024年12月16日閲覧
  99. ^ バーチャル美少女ねむ 2024, p. 130.
  100. ^ Vtuber・Ctuber とは?意味や使い方をサクッと解説|業界用語集学校法人滋慶学園福岡デザイン&テクノロジー専門学校。2025年1月10日閲覧
  101. ^ “45年目”突入のハローキティYouTuberデビューの想い「CTuberの認知を広めたい」」『ORICON NEWS』オリコン、コンフィデンス。2025年1月10日閲覧
  102. ^ コンタケ「“本命”ついに降臨 ハローキティがYouTuberデビュー」『ねとらぼ』ITmedia。2025年1月10日閲覧
  103. ^ a b 青木正典「VTuber「ゲーム部」声優、やっぱり変わっていた 運営社が発表、残る2人も変更へ」『J-CAST ニュース』OSA、2019年7月17日。2025年1月10日閲覧
  104. ^ ゲーム部プロジェクト、声優交代について公式発表 今後全員の交代が決定」『MoguLive』Mogura、2019年7月18日。2025年1月10日閲覧
  105. ^ poroLogue「動画ではなく“意識”を配信して人気急上昇?VTuber「真銀アヤ」の秘密とはーー注目のSF作家・草野原々による小説発売」『MoguLive』Mogura、2019年2月15日。2025年1月10日閲覧
  106. ^ a b 中山淳雄 2024, p. 117.
  107. ^ a b c d e 子安克晶 2019, p. 13.
  108. ^ a b c 中山淳雄 2024, p. 116.
  109. ^ 岡本健 2024, p. 21.
  110. ^ a b c myrmecoleon 2024, p. 6.
  111. ^ a b 届木ウカ 2020, pp. 94–95.
  112. ^ a b c d e f g h i j k l 古月「VTuberの核は活動者か、それともIPか 今見つめ直す、バーチャルな存在の“主体性”」『Real Sound テック』blueprint、2024年8月30日。2024年12月17日閲覧
  113. ^ a b c 浅田カズラ、草野虹、たまごまご(著)村上麗奈(編)「「バーチャルな在り方」のポップカルチャー化が進む 有識者が振り返る“2023年のバーチャル”」『Real Sound テック』(インタビュー)(インタビュアー:三沢光汰)、blueprint、2023年12月31日。2025年1月6日閲覧
  114. ^ ライブ配信、10代の4割利用 ゲーム実況やVチューバ―の雑談
  115. ^ a b バーチャルYouTuberはじめてみる 2018, pp. 88–91.
  116. ^ myrmecoleon 2024, p. 23.
  117. ^ a b c d e f g h i j k 古月(著)、新見直(編)「ANYCOLOR上場、サロメ嬢の衝撃──2022年VTuberシーン総括【浸透編】」『KAI-YOU Premium』KAI-YOU。2025年1月8日閲覧
  118. ^ 「100日後にVTuberデビューする女子高生」正体が明らかに ファンと共に駆け抜けた100日間」『Real Sound テック』blueprint、2022年9月20日。2025年1月4日閲覧
  119. ^ finalbeta「「100日後にVTuberデビューする女子高生」がVTuber「唯恋ひな」としてデビュー!Tiktokでも投稿を継続」『MoguLive』Mogura、2022年9月19日。2025年1月4日閲覧
  120. ^ 深森サラ「VTuberがTikTokでも活躍する時代に 「100日後にVTuberになる」投稿で話題となった「はっか」とは?」『Real Sound テック』blueprint、2023年8月1日。2025年1月13日閲覧
  121. ^ a b 新見直「バーチャル双子YouTuberのおめがシスターズ、出産を報告」KAI-YOU、2020年11月19日。2025年1月14日閲覧
  122. ^ Activ8のVTuberグループ「SHOWCASE」終了へ 活動開始から5ヶ月」KAI-YOU、2024年9月17日。2025年1月14日閲覧
  123. ^ にじさんじ・シスタークレアの「大切なお知らせ」にリスナー間で不安広がる―1月14日19時からの配信で発表へ」『インサイド』イード、2025年1月14日。2025年1月14日閲覧
  124. ^ 漫画家・Vtuberの「大切なお知らせ」に共感続々 3年前に尿管結石で激痛「水をどうしても飲んでいただきたい」」『J-CAST ニュース』OSA、2024年6月11日。2025年1月14日閲覧
  125. ^ にじさんじ・月ノ美兎が「重大発表」を予告―過去に自身が作った「Tier表」に照らすとライブ開催や大会主催、書類送検と同レベルのお知らせかと話題に」『インサイド』イード、2024年12月3日。2025年1月14日閲覧
  126. ^ a b 【VALORANT】渋谷ハルが本日(7/10)23時に重大発表。SHAKA、葛葉、ラプラス・ダークネス、赤見かるびが参加か」『電撃オンライン』KADOKAWA。2025年1月14日閲覧
  127. ^ a b おめがシスターズ (5 July 2020). 大事なお知らせの「悲しい発表になる率」は、〇%でした。. YouTubeより2025年1月14日閲覧
  128. ^ a b 【ホロライブ】重大発表!! 宝鐘マリンが新型3Dモデルで若返る!?AppBank、2024年9月24日。2025年1月14日閲覧
  129. ^ たまごまご「この動画がすごい!今週のおすすめVTuber動画(7月6日~7月10日)」『MoguLive』Mogura、2020年7月12日。2025年1月14日閲覧
  130. ^ 広田稔「同接13万、生3Dフルバンド、超大型ゲスト(物理)! 「にじさんじ」加賀美ハヤト、歴史的な3Dお披露目ライブを配信」パノラプロ、2020年8月10日。2025年1月14日閲覧
  131. ^ ゲーム配信の確かな技術が光る にじさんじ・夜見れなの次なる挑戦」『Real Sound テック』blueprint、2021年12月11日。2025年1月14日閲覧
  132. ^ ZEROProject、「桜夢なな」の3Dお披露目を7/7の20時より配信」『PANORA』パノラプロ、2020年7月3日。2025年1月14日閲覧
  133. ^ Yostar、VICON採用のモーキャプスタジオ設立 「楠栞桜3Dお披露目会」配信に技術協力」『PANORA』パノラプロ、2020年6月22日。2025年1月14日閲覧
  134. ^ キズナアイから現在まで、バーチャルYouTuberを支える影の立役者 cort氏とライブカートゥーン社のこれまでとこれから」『Real Sound テック』blueprint、2023年10月15日。2025年1月14日閲覧
  135. ^ リベラルタイム 2019, pp. 26–27.
  136. ^ リベラルタイム 2019, pp. 24–25.
  137. ^ a b c 市場勃興から3年。VTuberスタートアップの全体像」INITIAL、2019年4月22日。2021年1月27日閲覧
  138. ^ a b c 麦とホップ@ビールを飲む理由「次々と資金調達するVTuber企業の未来は本当に明るいか?」『M&A Online』ストライク、2019年1月20日。2021年1月27日閲覧
  139. ^ a b c myrmecoleon 2024, p. 16.
  140. ^ a b c d e 広田稔 2024, p. 22.
  141. ^ a b 吉川慧 2024, p. 80.
  142. ^ a b c 吉川慧 2024, p. 82.
  143. ^ a b c d 吉川慧 2024, p. 81.
  144. ^ a b 草野虹「個人勢VTuber猫麦とろろ、ストリーマーシーンで輝く「スト鯖ARK」参加までの経緯」KAI-YOU、2023年10月9日。2025年1月6日閲覧
  145. ^ 2度の企業所属と独立──VTuber九条林檎が考える「企業勢と個人勢」の違い」『KAI-YOU Premium』KAI-YOU。2025年1月6日閲覧
  146. ^ 広田稔「3Dの姿でデビュー予定が白紙に…… たった一人で戦ってきた「柚子花」が語る、バーチャルアイドルへの情熱」『PANORA』パノラプロ、2020年8月29日。2025年1月6日閲覧
  147. ^ 阿部 裕華「名取さな 個人勢ながら企画配信が充実のインターネットガール」『日経クロストレンド』〈VOV -voice of virtual entertainer-〉、日経BP。2025年1月6日閲覧
  148. ^ a b 岡本健 2024, p. 23.
  149. ^ a b c 朝ノ姉妹運営ノリ、個人VTuberグループ「ぶいせん」を設立 技術とアバター提供で個人の活躍の場を提供」『PANORA』パノラプロ、2021年1月9日。2025年1月6日閲覧
  150. ^ 本田悠喜「「お前スパイだろ!」Netflix、ソフトバンク、サンリオ…企業VTuber人狼大会」KAI-YOU、2022年3月14日。2025年1月6日閲覧
  151. ^ サントリー公式バーチャルYouTuber「燦鳥ノム」、企業系VTuberとして初の歌手デビュー」『MarkeZine』翔泳社、2019年5月28日。2025年1月6日閲覧
  152. ^ 美少女として生きる自分 VTuber『バーチャル美少女ねむ』×着ぐるみアーティスト『たくろう』対談」グレイプ。2025年1月6日閲覧
  153. ^ Shuto Uchimura「バーチャル美少女ねむ、小説「仮想美少女シンギュラリティ」Amazon売れ筋ランキング1位を達成」『PANORA』パノラプロ、2020年12月30日。2025年1月6日閲覧
  154. ^ 吉川慧 2024, pp. 82–83.
  155. ^ a b c 吉川慧 2024, p. 83.
  156. ^ 米村智水「バーチャルYouTuber支援プロジェクト「upd8」終了へ かつてはキズナアイも所属」『KAI-YOU』2020年11月1日。2025年2月19日閲覧
  157. ^ 広田稔「「VShojoはみんな個人勢」 ksonさんが語る、エージェンシーというVTuberの新しいサポート形態」『PANORA』パノラプロ、2022年7月11日。2025年1月6日閲覧
  158. ^ 総勢67名所属 個人VTuberのための事務所組織「ミナボックス」活動開始」『PANORA』パノラプロ、2021年3月7日。2025年1月6日閲覧
  159. ^ 小森重秀「大手が寡占状態のVTuber、その盛り上がりはいつまで続く?新規参入のポイントとは」『Business Journal』清談社。2025年1月7日閲覧
  160. ^ a b 広田稔 2024, p. 21.
  161. ^ 伊藤海「VTuberの契約形態は?企業との契約時の注意点を弁護士がわかりやすく解説」伊藤海法律事務所、2023年11月25日。2025年1月6日閲覧
  162. ^ VTuber九条林檎、“自身の著作権”を旧所属事務所から買い取ったことを報告」KAI-YOU、2024年6月3日。2025年1月6日閲覧
  163. ^ VTuber「周防パトラ」、所属事務所から独立 YouTubeチャンネルや2Dモデル買い取り 「ローン35年に伸びた」」ITmedia。2025年1月6日閲覧
  164. ^ a b 登録者60万人超の人気Vtuber「周防パトラ」さん、プロダクション卒業し独立」『ねとらぼ』ITmedia。2025年1月9日閲覧
  165. ^ a b VTuberが事務所を移籍する 実は一筋縄ではいかないと専門家が指摘」『J-CAST トレンド』OSA、2023年1月28日。2025年1月9日閲覧
  166. ^ Re:AcTの姫熊りぼんが9/30で卒業に かしこまりもビークエストに移籍」『PANORA』パノラプロ、2023年8月29日。2025年1月9日閲覧
  167. ^ 浅田カズラ「Re:AcT所属VTuberの姫熊りぼんが9月30日に卒業。かしこまりは同日に移籍へ」『MoguLive』Mogura、2023年8月29日。2025年1月9日閲覧
  168. ^ VTuberが“転生”せず事務所移籍 ビジュアルや名前はそのまま Twitterでは「画期的な出来事」と話題に」ITmedia。2025年1月9日閲覧
  169. ^ 浅田カズラ「ミライアカリ引退、プリキュアのVR進出にVision Pro発表……地殻変動が続いた2023年のバーチャルシーンを総括」『Real Sound テック』blueprint、2023年12月30日。2025年1月9日閲覧
  170. ^ a b ノンジャンル人生「Vliverプロダクション「MOKUROKU」が解散 3名が活動継続、3名が卒業へ」『MoguLive』Mogura、2023年6月6日。2025年1月8日閲覧
  171. ^ a b 古月「【速報】VTuberプロダクション「ZERO Project」が解散を発表 一部メンバーは活動終了も」『PANORA』パノラプロ、2022年8月22日。2025年1月8日閲覧
  172. ^ a b 草野虹「解散したVTuberグループの“その後の物語” 再びスポットを浴びる3人に注目」『Real Sound テック』blueprint、2024年1月13日。2025年1月9日閲覧
  173. ^ 本田悠喜「VTuber鈴原るる引退理由から考える インターネット時代のメンタルヘルスと対策」KAI-YOU、2021年7月2日。2025年1月7日閲覧
  174. ^ a b VRアイドル「えのぐ」栗原桜子が引退 本人や担当医と話し合いを重ね」『MoguLive』Mogura、2020年2月3日。2020年10月17日閲覧
  175. ^ a b c いしばしいちろう「相次ぐ「VTuber」が活動休止や引退に追い込まれる意外な理由とは!?」『オトナライフ』メディアソフト、2021年12月9日。2025年1月13日閲覧
  176. ^ VTuberアイドル部1期生卒業へ 半数は「.LIVE」で活動継続」KAI-YOU、2021年4月19日。2025年1月7日閲覧
  177. ^ VTuber事務所「のりプロ」から「白雪みしろ」「愛宮みるく」「姫咲ゆずる」「猫瀬乃しん」の4人が卒業 1月からは個人VTuberに」『ねとらぼ』ITmedia。2025年1月7日閲覧
  178. ^ 六葉ミカ UHA味覚糖公式活動を終了 今後は個人VTuberとして活動」『MoguLive』Mogura、2020年9月30日。2025年1月7日閲覧
  179. ^ a b ホロライブ人気VTuber「潤羽るしあ」契約解除 生放送中だったメンバーの「対応」に応援続々」『J-CAST ニュース』OSA、2022年2月25日。2025年1月7日閲覧
  180. ^ にじさんじENの「Selen Tatsuki」契約解除 ANYCOLOR「度重なる契約違反とSNS上での誤解を招く虚偽の言動」」『ねとらぼ』ITmedia。2025年1月7日閲覧
  181. ^ 人気Vtuber芦澤サキ、「あってはならない」裏切り行為で契約解除 事務所は法的措置も予告」『J-CAST』OSA、2022年11月17日。2025年1月7日閲覧
  182. ^ a b 中傷受け休止中のにじさんじVTuber「アクシア・クローネ」が“卒業” 「会社の方向性が合わず」」ITmedia。2025年1月7日閲覧
  183. ^ 【VTuber四天王】ミライアカリが活動終了を発表。3月31日の生配信を最後に引退」『ファミ通.com』KADOKAWA、2023年3月24日。2025年1月7日閲覧
  184. ^ a b c d e 九条林檎(著)「VTuberの転生、成功の鍵を握るのは? 転生者の九条林檎が明かす裏事情」『KAI-YOU Premium』(インタビュアー:本田悠喜)、KAI-YOU。2025年1月8日閲覧
  185. ^ a b c d e akn「ホロライブ運営のカバー社「卒業」と「配信活動終了」の違いについて説明 相次ぐVTuber2名の動向を受けて」『MoguLive』Mogura、2024年12月3日。2025年1月9日閲覧
  186. ^ にじさんじ鈴鹿詩子、卒業後もXアカウントは公開継続へ 本人の要望で決定」KAI-YOU、2024年6月10日。2025年1月9日閲覧
  187. ^ シュゴウ「『バーチャルYouTuber名鑑2018』掲載1000人中、今も活動しているのは何人?→調べて引退済み・古参Vtuberに真相を聞いてみましたTogetter、2023年3月31日。2025年1月9日閲覧
  188. ^ みたらし「にじさんじゲーマーズ「笹木咲」 11月15日で“卒業”」『MoguLive』Mogura、2018年10月30日。2025年1月9日閲覧
  189. ^ a b 米村智水「笹木咲、卒業から2か月で復活 にじさんじ所属の人気バーチャルライバー」KAI-YOU、2019年1月16日。2025年1月9日閲覧
  190. ^ a b 草野虹「にじさんじ・笹木咲が内に秘める“静かな覚悟” 「やりたいことができないならば意味がない」」『Real Sound テック』blueprint、2022年2月5日。2025年1月9日閲覧
  191. ^ 笹木咲、活動再開を発表」『MoguLive』Mogura、2019年1月16日。2025年1月9日閲覧
  192. ^ a b ななしいんくVTuber湖南みあ、異例の卒業撤回 借金を告白、活動しながら返済へ」KAI-YOU、2024年8月28日。2025年1月9日閲覧
  193. ^ 茶っプリン「ななしいんく所属VTuber「湖南みあ」が8月末の卒業撤回―9月1日以降も活動継続へ」『インサイド』イード、2024年8月28日。2025年1月9日閲覧
  194. ^ a b c 春日望「キズナアイとは何だったのか? 「関わるのをやめようと思ったことも」春日望が初めて語る誕生秘話」『KAI-YOU Premium』(インタビュー)(インタビュアー:古月、ゆがみん)、KAI-YOU、2024年7月31日。2024年12月15日閲覧
  195. ^ 浅田カズラ「ななしいんく所属VTuber・大浦るかこがタレント活動を無期限休止。今後は運営スタッフに」『MoguLive』Mogura、2023年5月27日。2025年1月8日閲覧
  196. ^ 都築陵佑「VTuber鬼灯わらべ、のりプロ卒業へ 家庭の事情と配信活動が両立できず」KAI-YOU、2022年12月15日。2025年1月8日閲覧
  197. ^ a b c d e 古月(著)、新見直(編)「Web3はVTuberに何をもたらした? AI台頭にメタバース流行──2022年総括【新時代編】」『KAI-YOU Premium』KAI-YOU。2025年1月4日閲覧
  198. ^ 卒業したVTuber金剛いろはからビデオレター ライブ中のサプライズに驚きの声」『MoguLive』Mogura、2022年4月11日。2025年1月8日閲覧
  199. ^ a b ノンジャンル人生「にじさんじを卒業した鈴鹿詩子&鈴谷アキが、ギルザレンⅢ世の配信に予告無しで出演 人気ゲームを使って驚きの演出を仕掛ける」『MoguLive』Mogura、2024年12月23日。2025年1月8日閲覧
  200. ^ ギルザレンIII世 (21 December 2024). 【8番のりば】循環、あるいはテスト配信 -後編-. ANYCOLOR. YouTubeより2025年1月8日閲覧
  201. ^ 【ホロライブ】沙花叉クロヱさんの卒業ライブは1月26日21時から開催。五目並べ最弱王がCPUとの勝負に勝って堂々発表」『電ファミニコゲーマー』マレ、2025年1月12日。2025年1月12日閲覧
  202. ^ ホロライブEnglish,ワトソン・アメリアさんの配信活動が10月1日で終了へ。引き続きタレントとしては所属」『4Gamer.net』Aetas。2025年1月12日閲覧
  203. ^ 「ホロライブ」所属のワトソン・アメリアさんが10月1日に配信活動を終了」『GAME Watch』インプレス、2024年9月20日。2025年1月12日閲覧
  204. ^ 「配信活動終了」について/Regarding the “Conclusion of Streaming Activities”|カバー株式会社 公式note」『note』カバー、2024年11月29日。2025年1月9日閲覧
  205. ^ a b c 広田稔 2024, p. 37.
  206. ^ 吉川慧 2024, p. 72.
  207. ^ 秦正理 2024, pp. 17–19.
  208. ^ a b たまごまご「この動画がすごい!今週のおすすめVTuber動画(12月8日~12月14日)」『MoguLive』Mogura、2018年12月16日。2025年1月10日閲覧
  209. ^ マツコ・デラックス、Vtuberみみたろうの“魂”顔出しに戸惑い「こんなに見せていいの?」. 16 February 2019. 2025年1月10日閲覧
  210. ^ ユーザーローカル「転生組 後からVTuber化したチャンネルなど バーチャルYouTuber一覧(ファン数順) | VTuber チャンネル登録者数 人気ランキング - ユーザーローカル」『VTuberランキング』ユーザーローカル。2025年1月10日閲覧
  211. ^ a b c 転生組とはなんぞや【#YOUは何しにバーチャルへ】. 9 December 2018. YouTubeより2025年1月10日閲覧
  212. ^ a b すら「現地のVTuberが隆盛するインドネシア ホロライブ成功とにじさんじ苦戦の理由」『KAI-YOU Premium』KAI-YOU。2025年1月10日閲覧
  213. ^ a b 森山ド・ロ「アンジョー/un:cはバーチャルとリアルを行き来する | ネット発の新ムーブメント・Vtuberの音楽シーンを探る 第4回」『音楽ナタリー』ナターシャ。2025年1月10日閲覧
  214. ^ たまごまご「VTuberとはただの言葉だ。音楽ユニット「MonsterZ MATE」は「エンタメ」という区画で戦っている - 2ページ目 (3ページ中)」『QJWeb クイック・ジャパン ウェブ』太田出版。2025年1月10日閲覧
  215. ^ 広田稔 2024, p. 30.
  216. ^ a b 本田悠喜「“元四天王VTuber”アーリオ・オーリオ・エ・ペペロンチーノがデビュー」KAI-YOU、2023年11月21日。2025年1月10日閲覧
  217. ^ 二宮和也がバーチャル化を果たし、元・四天王は再起を図る VRChatには経済圏が芽吹くか」『Real Sound テック』blueprint、2023年11月27日。2025年1月10日閲覧
  218. ^ 広田稔 2024, p. 31.
  219. ^ 古月(著)、新見直(編)「キズナアイ活動休止、4年ぶり天使復活──2022年VTuberシーン総括【懐古編】」『KAI-YOU Premium』KAI-YOU。2025年1月10日閲覧
  220. ^ chumunote(著)、新見直(編)「顔も名前も奪われたVTuberの逆転劇 華麗に“転生”したChumuNoteの覚悟」『KAI-YOU Premium』KAI-YOU。2025年1月10日閲覧
  221. ^ 猫塚きてぃ「【ホロライブ】潤羽るしあが契約解除。情報漏洩などの理由。エンゲージリングなどの誕生日記念グッズは返金対応なども実施される」『ファミ通.com』KADOKAWA、2022年2月24日。2025年1月10日閲覧
  222. ^ 米村智水「配信者みけねこ、Live2Dの身体を公開 新人VTuberとしてデビュー」KAI-YOU、2022年4月25日。2025年1月10日閲覧
  223. ^ いしばしいちろう「スパチャ獲得額4億円越えのVTuber「潤羽るしあ」YouTube動画が、すべて3月31日で非公開になるワケ」『オトナライフ』メディアソフト、2022年3月29日。2025年1月10日閲覧
  224. ^ 松浦立樹「VTuber・みけねこ、「ホロライブ」運営カバーとの協議が円満解決 “2年越し”に報告」『ITmedia NEWS』ITmedia。2025年1月10日閲覧
  225. ^ 泥沼離婚劇余波で救急搬送も... 自殺未遂騒動の人気VTuberみけねこに新展開、元夫を「名誉毀損で刑事告訴」」『J-CAST ニュース』OSA、2024年3月18日。2025年1月10日閲覧
  226. ^ myrmecoleon「【データで見る、ツイ伸び新人VTuber】2021年8月第2週はミルキークイーン、栗駒こまる、千代浦蝶美」『PANORA』パノラプロ、2021年8月20日。2025年1月10日閲覧
  227. ^ 吉川慧 2024, pp. 72–73.
  228. ^ a b c d e f 朝ノ瑠璃、今酒ハクノ、夏川あき、冬乃サヤ、レオン・ゼロミヤ「VTuberデビューを目指す人へ 現役VTuber5名が語る、これまでの戦略、ここからの生き方」『MoguLive』(インタビュー)(インタビュアー:ゆりいか)、Mogura、2022年7月8日。2025年1月6日閲覧
  229. ^ リベラルタイム 2019, pp. 28–29.
  230. ^ にじさんじグウェル、兼業先からの退職を報告 妻の看護や育児を優先」KAI-YOU、2023年7月3日。2025年1月6日閲覧
  231. ^ 広田稔「仕事も大事、バーチャルも大事 菜花なな、普通のお姉さんが語る「兼業VTuber」のバランス感覚」『PANORA』パノラプロ、2020年11月11日。2025年1月6日閲覧
  232. ^ 草野虹「“ブラック公務”の兼業VTuberから、新たなステージへ 春崎エアルの魅力を語りたい」『Real Sound テック』blueprint、2022年9月10日。2025年1月6日閲覧
  233. ^ 2024年、最もスパチャを集めたVTuberは? TOP3のうち2人が“卒業”と“配信活動終了予定”」ITmedia。2025年1月7日閲覧
  234. ^ a b VTuberにかかる「初期費用」公表動画 数千円から「200万円」超えも」『J-CAST トレンド』OSA、2023年10月10日。2025年1月6日閲覧
  235. ^ a b 小熊史也「富士葵インタビュー 歌系VTuberの先駆けが歩んできた2年」KAI-YOU、2019年11月20日。2020年12月31日閲覧
  236. ^ バーチャルYouTuber 2018年簡易年表」『電ファミニコゲーマー』マレ、2018年12月27日。2020年12月15日閲覧
  237. ^ a b たまごまご「歌姫女子高生VTuber「富士葵」に多くの友達ができた日」『MoguLive』Mogura、2018年5月6日。2020年12月31日閲覧
  238. ^ a b たまごまご「VTuber富士葵 生誕祭直前記念!動画撮影の秘話をインタビュー」『MoguLive』Mogura、2018年6月17日。2020年12月31日閲覧
  239. ^ 広田稔「初のソロイベント「富士葵生誕祭令和元年」レポート ファンとの強いつながりを実感」『PANORA』パノラプロ、2019年7月1日。2020年12月26日閲覧
  240. ^ Vティークvol3 2019, p. 14.
  241. ^ VTuber・しぐれうい『粛聖!! ロリ神レクイエム☆』のMVがもうすぐ1億再生に。公開9カ月後も万単位で再生数を伸ばし続ける」『電撃オンライン』KADOKAWA。2025年1月11日閲覧
  242. ^ a b しぐれうい「粛聖!! 口リ神レクイエム☆」MV1億回再生を突破 VTuber史上初」KAI-YOU、2024年6月18日。2025年1月11日閲覧
  243. ^ a b もりひでゆき「星街すいせい「また1億再生してもらえるような曲を作らなきゃ」 「ビビデバ」大ヒットを経て2025年さらなる飛躍を誓う」『Real Sound』blueprint、2025年1月1日。2025年1月11日閲覧
  244. ^ a b 星街すいせい「ビビデバ」、累積1億回再生突破「思っていた以上に本当にバズって」【オリコンランキング】」『ORICON NEWS』オリコン。2025年1月11日閲覧
  245. ^ a b c ノンジャンル人生「YouTubeの2024年国内トップ楽曲ランキングに星街すいせいの「ビビデバ」がランクイン 個人VTuber結城さくなが登録者増加クリエイターに登場」『MoguLive』Mogura、2024年12月20日。2025年1月11日閲覧
  246. ^ TikTokで流行したVTuber楽曲16選 「刀ピークリスマス」「マリ箱」もあるよ」KAI-YOU、2023年1月11日。2025年1月13日閲覧
  247. ^ 草野虹「ぼっちぼろまる・ピーナッツくん・星街すいせいの例から考える VTuber楽曲の“垣根を越えたヒット”が意味するもの」『Real Sound テック』blueprint、2023年2月4日。2025年1月13日閲覧
  248. ^ 都築陵佑「ホロライブ 沙花叉クロヱ、オリ曲がTikTokで流行の兆し 刺激的な歌詞が生む中毒性」KAI-YOU、2022年7月23日。2025年1月13日閲覧
  249. ^ 湊あくあのオリ曲がTikTokでバズったワケ 「好きになって」を直球表現」KAI-YOU、2021年12月28日。2025年1月13日閲覧
  250. ^ 伊藤亜希「ぼっちぼろまる、「おとせサンダー」がTikTokにて絶好調 楽曲に散りばめられた、バズを起こした必然性」『Real Sound』blueprint、2022年7月12日。2025年1月13日閲覧
  251. ^ ぼっちぼろまる・ピーナッツくん・星街すいせいの例から考える VTuber楽曲の“垣根を越えたヒット”が意味するもの」『Real Sound テック』blueprint、2023年2月4日。2025年1月13日閲覧
  252. ^ 本田翼も踊る「刀ピークリスマス」 たなか、超学生もカバーした名曲の1ヶ月」KAI-YOU、2023年1月30日。2025年1月13日閲覧
  253. ^ a b まいたけぐるぐる♪「まいたけダンス(儒烏風亭らでん)」が金賞受賞『ガジェット通信 ネット流行語大賞2024』結果発表!銅賞は来日中の「無課金おじさん」」『ガジェット通信東京産業新聞社、2024年12月6日。2024年12月20日閲覧
  254. ^ @nhk_vtuberradio (2024年10月13日). "ぶいあーる 公式切り抜き公開". X(旧Twitter)より2025年1月12日閲覧
  255. ^ a b P丸様。、初フルアルバムから「シル・ヴ・プレジデント」MV公開BARKS、2021年3月17日。2025年1月11日閲覧
  256. ^ P丸様。初アルバムはななもり。プロデュース、大森靖子や尾崎世界観ら楽曲提供」『音楽ナタリー』ナターシャ。2025年1月11日閲覧
  257. ^ 村上麗奈「「YONA YONA DANCE」「ヨワネハキ」……『TikTok流行語大賞』ノミネートからわかる流行と傾向」『Real Sound』blueprint、2021年11月27日。2025年1月11日閲覧
  258. ^ まだ知らない人は必見!「シル・ヴ・プレジデント」がTikTokで大人気“P丸様。”とは」『Billboard JAPAN』阪神コンテンツリンク。2025年1月11日閲覧
  259. ^ @p_ma_ru (2024年9月25日). "1億だぁぁぁぁぁァァァァァァァア!!!!!!、、!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!、、、、!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!". X(旧Twitter)より2024年9月25日閲覧
  260. ^ 2023年のVTuber名曲10選 しぐれうい「口リ神」に宝鐘マリン「びしょパイ」も」KAI-YOU、2023年12月31日。2025年1月13日閲覧
  261. ^ a b 吉川慧 2024, p. 62.
  262. ^ a b c d 森山ド・ロ「Vtuber音楽の発端、2018年に何が起こったのか?」『音楽ナタリー』〈ネット発の新ムーブメント・Vtuberの音楽シーンを探る 第1回〉、ナターシャ。2025年1月11日閲覧
  263. ^ ファンがTSUTAYAに殺到 「不純ですよ!」な個性派バーチャルYouTuber響木アオ リアルライブレポ」『MoguLive』MoguraVR、2018年4月28日。2025年2月19日閲覧
  264. ^ 広田稔 2024, p. 23.
  265. ^ 吉川慧 2024, pp. 62–64.
  266. ^ 吉川慧 2024, p. 64.
  267. ^ a b c 広田稔 2024, p. 35.
  268. ^ a b c 中山淳雄 2024, p. 124.
  269. ^ a b c d e 広田稔 2024, p. 36.
  270. ^ a b c 杉山仁「花譜/廻花、VALIS、夢限大みゅーたいぷ……バーチャルとリアル、“自分の姿を最適化”していく表現」『Real Sound』2024年6月13日。2025年2月19日閲覧
  271. ^ おめがシスターズ 実写とバーチャルを融合した異色すぎるVTuber」『日経クロストレンド』日経BP、2022年10月17日。2025年2月19日閲覧
  272. ^ a b 吉川慧 2024, p. 85.
  273. ^ 沢ところ 2025, p. 1.
  274. ^ 久遠秋生「VTuberとのコラボが続々。地方自治体への長期的メリット」『NewsPicks』ユーザベース、2024年5月25日。2025年2月10日閲覧
  275. ^ VTuber春日部つくし、「埼玉バーチャル観光大使」の任期延長を発表!」『MoguLive』Mogura、2023年3月20日。2025年2月10日閲覧
  276. ^ 沢ところ 2025, pp. 112–113.
  277. ^ a b c d 古月(著)、新見直(編)「「性欲をかき立てる」のは悪なのか? ガチで向き合うVTuberとAV」『KAI-YOU Premium』KAI-YOU。2025年1月4日閲覧
  278. ^ 三才ブックス 2020.
  279. ^ a b c 古月「AVTuber事務所「ますかれーど」責任者が失踪 所属タレントたちが報告」KAI-YOU、2024年12月4日。2025年1月4日閲覧
  280. ^ a b 業界初の“AVTuber” 柚木凛とプロデューサーが語る「VTuber×エロ」の裏側」『エキサイトニュース』エキサイト、2020年4月26日。2025年1月4日閲覧
  281. ^ 難波優輝(著)、新見直(編)「「これはVTuber文化への反逆である」VTuberシーンの仕掛け人が見据える10年後」『KAI-YOU Premium』KAI-YOU。2025年1月4日閲覧
  282. ^ a b 古月(著)、新見直(編)「AVTuberは、AV新法とクレカ規制にどう対応する? 同人AVの第一人者が語る最前線」『KAI-YOU Premium』KAI-YOU。2025年1月4日閲覧
  283. ^ アダルトチャットで活躍するVTuberが海外で爆誕、人間のポルノ配信者が嫉妬に怒り狂うほどの人気ぶり」『Gigazine』OSA、2020年2月12日。2025年1月4日閲覧
  284. ^ 名倉編 2021, p. 39.
  285. ^ 関根麻里恵 2024, p. 186.
  286. ^ “乗っ取られた”月ノ美兎、無事肉体を取り戻す」『MoguLive』Mogura、2019年9月6日。2024年12月17日閲覧
  287. ^ カナヲ「私はいかにして“美少女VTuber”になったか――あるゲーム作家の「バ美肉」録」『MoguLive』Mogura、2018年11月4日。2024年12月17日閲覧
  288. ^ a b c d 北村匡平 2021, p. 246.
  289. ^ 山野弘樹 2022, pp. 228.
  290. ^ 松浦立樹「“VTuberの中の人”をこっそり撮影→第三者に無断送信&誹謗中傷 フリー音楽家の“蛮行”に「にじさんじ」運営、怒りの声明」ITmedia。2024年12月17日閲覧
  291. ^ 名倉編 2021, p. 37.
  292. ^ a b 田中大祐 2020.
  293. ^ a b c 森田将輝「VTuber界の風雲児 ケリン、中の人は埼玉出身21歳 騒音騒動や生い立ち語る」KAI-YOU、2020年2月12日。2025年1月4日閲覧
  294. ^ a b 広田稔、八坂豚「例えるなら武藤とムタの関係──高坂はしやんが語る、VTuber「MonsterZ MATE・コーサカ」の可能性」『PANORA』パノラプロ、2018年6月6日。2025年1月4日閲覧
  295. ^ a b c ゆがみん「VTuberが中の人を公表 琴吹ゆめ/飯塚麻結「3Dもリアルも私」」KAI-YOU、2022年2月1日。2025年1月4日閲覧
  296. ^ Shuto Uchimura「虹河ラキ、卒業配信で「中の人」も登場 先輩がきっと私を受け入れてくれると信じて」『PANORA』パノラプロ、2020年11月21日。2025年1月7日閲覧
  297. ^ a b c d e バーチャルYouTuberはじめてみる 2018, pp. 96–103, 106–111.
  298. ^ 八羽汰わちは「にじさんじ・ルンルン、黒井しば、でびでび・でびるが「にじストア4周年」アンバサダー就任!モフモフ可愛い“3匹”の記者会見が癒やしの宝庫すぎて「恐ろしい」」『インサイド』イード、2024年9月13日。2025年2月3日閲覧
  299. ^ 古月「にじさんじの新生物「ルンルン」とは? マスコット的可愛さに秘めた才能」KAI-YOU、2024年6月29日。2025年2月3日閲覧
  300. ^ CECILIA D’ANASTASIO「“アニメ化”する人気配信者たち:アヴァターによるライヴストリーミングが急拡大する理由」『WIREDコンデナスト・ジャパン、2018年3月28日。2021年1月24日閲覧
  301. ^ a b 廣瀬通孝 2019.
  302. ^ リベラルタイム 2019, p. 28 - 29.
  303. ^ ゲーム会社が本気でVtuber作ってみた 2023, pp. 2–12.
  304. ^ a b 佐藤希「VTuber・兎鞠まりも嫉妬するあざとかわいさが満載、美少年がバ美肉するラブコメ「失恋したのでVtuberはじめたら年上のお姉さんにモテました」 - コミックナタリー 特集・インタビュー」『コミックナタリー』ナターシャ。2025年1月16日閲覧
  305. ^ 前野孝太朗「VTuberの著作権は誰のもの? “中の人”と“ママ”が知っておきたい、アバターの権利関係」『ITmedia NEWS』ITmedia。2025年1月16日閲覧
  306. ^ a b c myrmecoleon「きっかけは「祖母の介護」日本のVTuberが中国で築いたシンデレラストーリー」『KAI-YOU Premium』KAI-YOU。2025年1月16日閲覧
  307. ^ 茶っプリン「「ニュイ・ソシエール」「眠森ペティ」のママ・カンザリンさんがVTuberデビュー!可愛すぎる“銀髪幼女”に」『インサイド』イード、2021年11月2日。2025年2月2日閲覧
  308. ^ はるまきもえ「Live2Dモデラー・乾物ひものに聞く、VTuberの“パパ”としての幸せとクリエイター論」『Real Sound テック』blueprint、2024年1月4日。2025年1月16日閲覧
  309. ^ 泉信行「オタク世界の◯◯図で見るVTuber【配信書き起こし】」『izumino’s note』2022年7月20日。2025年2月2日閲覧
  310. ^ a b c 『Vカツ』終了に『Second Life』創始者の新たな動き……アバター文化の隆盛と懸念が垣間見えた一週間」『Real Sound テック』blueprint、2022年1月17日。2025年1月8日閲覧
  311. ^ Yuki Kurosawa「VTuber支援サービス『Vカツ』サービス終了、今後はアバター使用も禁止。いきなり肉体を失い、さまよえる美少女の魂が続出のおそれ」『AUTOMATON』アクティブゲーミングメディア、2022年1月13日。2025年1月8日閲覧
  312. ^ a b 草野虹、たまごまご「VTuberたちは1年でどう変化した? 3人の識者が振り返る、2024年のバーチャル業界(前編)」『Real Sound テック』(インタビュー)(インタビュアー:浅田カズラ)、blueprint、2024年12月27日。2025年1月4日閲覧
  313. ^ a b ゆりいか、ノンジャンル人生「リアルとバーチャルの両面で活動するVTuberグループが続々と現る その背景にあるものは?」『MoguLive』Mogura、2024年5月30日。2025年1月4日閲覧
  314. ^ a b c ノンジャンル人生、ゆりいか「次元を超え、活動の幅を広げるVTuberが少しずつ増加中 奏みみがライブ中にリアル姿に“変身”」『MoguLive』Mogura、2023年10月18日。2025年1月4日閲覧
  315. ^ けいろー「こんな音楽ライブの形があったのか 透過LEDで魅せるバーチャルとリアルの融合 「DOUBLE:」体験レポ」『MoguLive』Mogura、2024年1月31日。2025年1月4日閲覧
  316. ^ 古月「2021年“混沌”のVTuberシーン バーチャルとリアルが溶け合った一年を総括」『KAI-YOU Premium』KAI-YOU。2025年1月4日閲覧
  317. ^ a b すら(著)、新見直(編)「韓国イセドルや桐生ココが切り拓いてきた、VTuberグローバル化の鍵とは?」『KAI-YOU Premium』KAI-YOU。2025年1月4日閲覧
  318. ^ 逢坂千里「『竜とそばかすの姫』竜の正体・声優をネタバレ解説!背中のアザや強さに隠された秘密に迫る」『Ciatr』2022年9月21日。2025年2月19日閲覧
  319. ^ 不確かなものをつくります。 (2024年1月15日). “「神椿代々木決戦二〇二四」ありがとうございました”. note. 2024年1月16日閲覧。
  320. ^ 春山優花里「「ホロライブ」兎田ぺこら、4月1日に超美麗3Dのモデルさんを披露 「まるで実写」「オチが最高」と好評」『ねとらぼ』ITmedia。2025年1月4日閲覧
  321. ^ たまごまご「この動画がすごい!今週のおすすめVTuber動画(1月12日~1月18日)」『MoguLive』MoguraVR、2019年1月20日。2025年2月19日閲覧
  322. ^ ちいたまᴖ ·̫ ᴖ(本物) [@noritamaaa_] (2024年5月7日). "超美麗3Dの語源は自分が知る限りだと、ぽんぽこちゃんの配信に出てきた単語を拝借したので、自分が起源じゃないですね~🫠(よく起源扱いして頂けるんですけど)". X(旧Twitter)より2025年2月19日閲覧
  323. ^ 米村智水「VTuberぽこピー、制作費100万円をかけてパペット化 活動再開へ」KAI-YOU、2021年9月27日。2025年1月4日閲覧
  324. ^ 難波優輝 (17 August 2018). 『高い城のアムフォ』の虚構のリアリズム:虚実皮膜のオントロジィ - Lichtung Mall - BOOTH (PDF) (Report). 2025年1月4日閲覧
  325. ^ 米村智水「VTuber「ピーナッツくん」「ぽんぽこ」着ぐるみ化へ 中身は”自分”」KAI-YOU、2019年7月2日。2025年1月4日閲覧
  326. ^ 古月「深層組のVTuber従井ノラ、ホロライブの二次創作ゲームを公式番組で実況」KAI-YOU、2023年5月19日。2025年1月4日閲覧
  327. ^ a b c じーえふ「誰でも“可愛い声”のVTuberに? ボイストランスフォーマー「VT-4」実機レビュー」『RealSound テック』blueprint、2018年11月30日。2024年12月18日閲覧
  328. ^ a b c ゆりいか「「バ美肉」入門編! 方法や機材、振る舞い方を紹介【2020年版】」『MoguLive』Mogura、2020年5月13日。2024年12月17日閲覧
  329. ^ カナヲ「私はいかにして“美少女VTuber”になったか――あるゲーム作家の「バ美肉」録」『MoguLive』Mogura、2018年11月4日。2024年12月18日閲覧
  330. ^ バーチャル美少女ねむ 2022, p. 237.
  331. ^ a b 【#バ美肉V座談会】バーチャル美少女受肉したおじさん(?)たち!?【犬山たまき/兎鞠まり/魔王マグロナ/ぽちまる】」2022年4月24日。2025年2月19日閲覧
  332. ^ リュドミラ・ブレディキナ 2024, p. 201.
  333. ^ トシ(ゲームキャスト)「魔王マグロナ・兎鞠まり・竹花ノート、全員可愛すぎか! ハロウィン渋谷を突き抜けた「バ美肉ナイトクラブ」レポ」『PANORA』2018年11月3日。2025年2月19日閲覧
  334. ^ XRマッチョ「バ美肉におすすめのボイチェン5選!美少女声に変換してくれるボイスチェンジャーソフトを厳選!」『VR Inside』Timingood、2023年3月15日。2024年12月19日閲覧
  335. ^ a b Vティークvol2 2018, pp. 38–43.
  336. ^ NHK「ねほりんぱほりん」の次回特集テーマが「バ美肉」に決定!」『MoguLive』MoguraVR、2019年12月26日。2025年2月19日閲覧
  337. ^ 高橋佑司「「月ノ美兎」がニコニコ公式生放送に出演 VRゲームの体験も」『PANORA』パノラプロ、2018年4月4日。2024年12月19日閲覧
  338. ^ 月ノ美兎 [@MitoTsukino] (2018年4月8日). "NKさんには、本当に、本当に感謝しかありません…。". X(旧Twitter)より2024年12月20日閲覧
  339. ^ 泉信行「月ノ美兎は「バ美肉」に繋がる「受肉」をいつ言い放ったのか?」『note』2024年12月20日。2025年1月3日閲覧
  340. ^ 月ノ美兎; 竹花ノート (8 October 2018). 月ノ美兎の放課後ラジオ #7. YouTube. ANYCOLOR. 該当時間: 59:40. 2024年12月18日閲覧
  341. ^ 北村匡平 2021, p. 250.
  342. ^ a b リンクアップ 2023, p. 248-249.
  343. ^ リンクアップ 2023, p. 266.
  344. ^ a b CG+DESIGNING 2024, pp. 28–29.
  345. ^ バーチャルYouTuber名鑑 2018, pp. 60–61.
  346. ^ a b CG+DESIGNING 2024, pp. 58–65.
  347. ^ a b リンクアップ 2023, pp. 250–255.
  348. ^ CG+DESIGNING 2024, pp. 48–51.
  349. ^ マシーナリーとも子 & リブロワークス 2018, pp. 46–47, 53–66.
  350. ^ CG+DESIGNING 2024, p. 18.
  351. ^ リンクアップ 2023, pp. 256–257.
  352. ^ a b c 小栗さえ 2024, p. 34.
  353. ^ a b c マシーナリーとも子 & リブロワークス 2018, p. 46.
  354. ^ a b リンクアップ 2023, pp. 264–265.
  355. ^ a b c バーチャルYouTuberはじめてみる 2018, pp. 106–107.
  356. ^ ゲーム会社が本気でVtuber作ってみた 2023, p. 257.
  357. ^ a b c d 古月「熱い視線集めるVTuberモーションキャプチャ技術 vortexやmocopi普及」『KAI-YOU Premium』〈VTuber経済ニュース〉、KAI-YOU、2023年3月22日。2024年12月21日閲覧
  358. ^ 三沢光汰「ソニーがVR・VTuber業界の"ゲームチェンジャー"に? 小型モバイルモーションキャプチャー『mocopi』に感じた可能性」『Real Sound テック』blueprint、2022年12月2日。2025年1月3日閲覧
  359. ^ ノンジャンル人生「モバイルモーションキャプチャー「mocopi」 待望のPCアプリがリリース!」『MoguLive』Mogura、2024年6月7日。2025年1月3日閲覧
  360. ^ 気賀沢昌志「mocopi(モコピ)× Live2Dのコラボで広がる新世界-新たなオリジナルキャラクターもデビューへ【mocopiアップデート情報】」『GameBusiness.jp』イード、2024年10月29日。2025年1月3日閲覧
  361. ^ VTuberの指が動かせる モーキャプグローブ「StretchSense Studio Glove」の個人向け販売」『PANORA』パノラプロ、2024年6月7日。2025年1月3日閲覧
  362. ^ 武者良太「VTuber&VRパフォーマーは手にすべき! モーションキャプチャーグローブ「StretchSense Studio Glove」を体験してみた」『MoguLive』Mogura、2024年6月22日。2025年1月3日閲覧
  363. ^ a b 長瀧菜摘 2019.
  364. ^ a b バーチャルYouTuberはじめてみる 2018, pp. 100, 122–123.
  365. ^ マシーナリーとも子 & リブロワークス 2018, pp. 110–123.
  366. ^ Manabu Tsuchimoto「急速に拡大するVTuber業界、投資が進む領域と主要なプレイヤーをカオスマップで紹介」『Media Innovation』イード、2019年3月4日。2021年1月27日閲覧
  367. ^ 小野佳希「VR空間でニコ生配信、他番組への乱入もできる「バーチャルキャスト(β)」発表」『PHILE WEB』音元出版、2018年4月13日。2021年1月27日閲覧
  368. ^ a b VTuberキャラ作りやすく 無料ツール、ドワンゴと美少女ゲームメーカーが提供」ITmedia、2018年7月27日。2021年1月27日閲覧
  369. ^ a b 山崎健太郎「アニメキャラとリアルタイムでコミュニケーションできるアニメ「こちら娘島高等学校ほーそお部」配信」『AV Watch』インプレス、2018年7月27日。2021年1月27日閲覧
  370. ^ 佐藤和也「VTuberなどのファイル形式「VRM」を国際標準へ--13社がコンソーシアムを設立」『CNET Japan』朝日インタラクティブ、2018年12月20日。2021年1月28日閲覧
  371. ^ 小野佳希「ドワンゴ、VTuberが屋外ロケ生放送もできるAR撮影システム」『PHILE WEB』音元出版、2018年6月25日。2021年1月27日閲覧
  372. ^ a b c d e f g h i すら「AIとVTuberの現在地 - AITuberとは何か?」『MoguLive』Mogura、2023年5月16日。2025年1月4日閲覧
  373. ^ a b 阿部由延 (saldra) 2024, pp. 11–16.
  374. ^ a b 松XR「新しい時代の幕開け、AITuberの今と未来を語り尽くす 明渡隼人・あき・玉置絢による座談会」『PANORA』パノラプロ、2023年5月12日。2025年1月4日閲覧
  375. ^ a b 古月「世界初のAITuber事務所「AI CAST」斗和キセキ、紡ネンのPictoriaが設立」KAI-YOU、2023年3月6日。2025年1月4日閲覧
  376. ^ a b ゆがみん「元女子高生AIりんながVTuber化! 豊かな感情表現身につけビジュアル一新」KAI-YOU、2023年3月29日。2025年1月4日閲覧
  377. ^ 折茂腎成、小金丸晃誠、楡井雄志朗「AI×VTuber(AITuber)事業を担うOne Acre。未体験のライブ配信を目指して生まれた、AIが人に寄り添う深夜の優しい相談室」『電撃オンライン』(インタビュー)(インタビュアー:うご)、KADOKAWA。2025年1月4日閲覧
  378. ^ 阿部由延 (saldra) 2024, pp. 154.
  379. ^ 阿部由延 (saldra) 2023, pp. 10–14.
  380. ^ a b CLANE「AIの美少女VTuber「Neuro-sama」に注目が集まる、ネット「えっこれAI...?」」『+Digital(マイナビニュース)』マイナビ、2023年1月17日。2025年1月4日閲覧
  381. ^ a b 岡野朔太郎「世界初AI・VTuber兼ストリーマー「Neuro-sama(ネウロ様)」がすごい!AIがゲームをプレイし、チャットでコミュニケーションを取る」『RUGs』イード、2023年1月6日。2025年1月4日閲覧
  382. ^ 服部良祐「Hikakinを超える日も!? アンリアルな謎の人気者「Vチューバ―」を追う」ITmedia、2018年7月30日。2020年12月26日閲覧
  383. ^ 福井しほ 2024.
  384. ^ VTuber事務所・カバーが東証グロース市場に新規上場承認、ANYCOLORの快進撃に続くか”. ダイヤモンド・オンライン. ダイヤモンド社 (2023年2月17日). 2025年2月11日閲覧。
  385. ^ 北村匡平 2021, pp. 239–240.
  386. ^ 横田健治 2019.
  387. ^ 北村匡平 2021, pp. 250–251.
  388. ^ a b c d e f 草野虹『WWDJAPAN』 2024.
  389. ^ ばあちゃる 2023.
  390. ^ ときのそら 2023.
  391. ^ 古田拓也「月給1000万円超のVtuberも!2大事務所「にじホロ」のスゴい戦略」『マネー現代講談社、2020年9月13日。2020年9月13日閲覧
  392. ^ 野澤智行「拡がるVtuberの活動領域とその実像を分析する(前編)」『C-station』〈マンガキャラクター活用の極意【第二部】〉、講談社。2025年1月5日閲覧
  393. ^ a b 中山淳雄 2024, p. 119.
  394. ^ 「ネット流行語大賞 2018」結果発表! グランプリは「バーチャルYouTuber/VTuber」、次点に「平成最後の○○」「大迫半端ないって」」『ねとらぼ』ITmedia。2024年12月20日閲覧
  395. ^ 『ガジェット通信 ネット流行語大賞2022上半期』金賞は「壱百満天原サロメ」! 上位に「ゆっくり茶番劇」商標登録問題や『シン・ウルトラマン』も」『ガジェット通信』東京産業新聞社、2022年7月8日。2024年12月20日閲覧
  396. ^ Posted 2018年12月15日12:34谷口隆一「ニコニコ大百科×ピクシブ百科事典が主催の「流行語ネット100」大賞は「ポプテピピック」、バーチャルYouTuberが続々ランクイン」『IGN Japan』産経デジタル、2018年12月15日。2024年12月20日閲覧
  397. ^ 今年の「ネット流行語100」、年間大賞は「にじさんじ」に決定 「.LIVE」も3位に」『PANORA』パノラプロ、2019年12月15日。2024年12月20日閲覧
  398. ^ Yahoo!が検索トレンドマップ2018を公開、「ミライアカリ」「シロ」「月ノ美兎」などVTuber関連が多数上昇」『MoguLive』Mogura、2018年11月30日。2024年12月20日閲覧
  399. ^ 林恭子「ネットから現実世界にひろがるVTuberの世界」『週刊ダイヤモンドダイヤモンド社、2019年4月21日。2021年1月27日閲覧
  400. ^ a b 広田稔「バーチャルYouTuberランキング、2000〜1万3000人時点のトップ10を振り返る」『PANORA』パノラプロ、2020年11月11日。2021年1月1日閲覧
  401. ^ a b c d e バーチャルYouTuber、半年で急増 181人→4475人に」ITmedia、2018年8月7日。2021年1月1日閲覧
  402. ^ VTuberの人数が20,000人に到達 ユーザーローカルが発表」『MoguLive』Mogura、2022年11月29日。2025年1月2日閲覧
  403. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p 【速報】ユーザーローカル、VTuberの2万人突破を発表」『PANORA』パノラプロ、2022年11月29日。2025年1月2日閲覧
  404. ^ a b myrmecoleon 2024, p. 4.
  405. ^ a b c d e myrmecoleon 2024, p. 12.
  406. ^ a b c 原田伸一朗 2021b, p. 32.
  407. ^ a b 原田伸一朗 2021b, p. 15.
  408. ^ a b たまごまご(著)、アライユキコ(編)「VTuberの「くしゃみ助かる」現象を考察。くしゃみをするとスーパーチャット(投げ銭)が飛んでくる?(たまごまご) - 3ページ目 (3ページ中)」『QJWeb クイック・ジャパン ウェブ』太田出版。2025年2月4日閲覧
  409. ^ 人気の「推し活」対象TOP3、3位アイドル、2位Vライバー・VTuber、1位は?|@DIME アットダイム」『@DIME アットダイム』小学館。2025年1月6日閲覧
  410. ^ いしばしいちろう「どうして「VTuber」はこんなに人気があるの? その理由を6つの視点で考察」『オトナライフ』2022年7月25日。2025年1月7日閲覧
  411. ^ 広田稔 2018, p. 51.
  412. ^ 原田伸一朗 2021b, p. 33.
  413. ^ a b 原田伸一朗 2021b, p. 31.
  414. ^ myrmecoleon 2024, p. 14.
  415. ^ a b 原田伸一朗 2021b, p. 34.
  416. ^ a b ゆがみん「VTuberの投げ銭文化はなぜ成熟? インターネットの“嫌儲”ムードが変化するまでを辿る」『Real Sound テック』blueprint、2021年1月6日。2025年2月4日閲覧
  417. ^ 原田伸一朗 2021b, p. 35.
  418. ^ 原田伸一朗 2021b, p. 19.
  419. ^ a b 山野弘樹 2024, pp. 255–258.
  420. ^ a b c d e f g 渋谷在住「月ノ美兎「Moon!!」をkzがリミックスして話題に! にじさんじと創作の関係を紐解く」『Real Sound テック』blueprint、2018年9月24日。2025年1月5日閲覧
  421. ^ WWDJAPAN 2024, p. 5.
  422. ^ a b c d e f 都築陵佑「ホロライブ、切り抜き動画ガイドライン制定 切り抜き師の登録制度が始動」KAI-YOU、2022年6月15日。2025年1月5日閲覧
  423. ^ a b コミケplus14 2020, pp. 22–25.
  424. ^ myrmecoleon「コミックマーケット95の二次創作人気調査&pixivデータで次回サークル数予想」『ASCII.jp』アスキー・メディアワークス、2018年12月27日。2019年1月3日閲覧
  425. ^ 鈴木伊玖馬「湊あくあ×フェアレディZの存在感……! 痛車イベント「天下無双」フォトレポート ホロライブやぶいすぽっ!、個人勢までずらり」『ねとらぼ』ITmedia。2025年1月6日閲覧
  426. ^ 本田悠喜「痛車の祭典、3年ぶりに開催 星街すいせい、ウマ娘、ラブライブなど110台」KAI-YOU、2022年5月26日。2025年1月6日閲覧
  427. ^ コミケplus14 2020, pp. 20–21.
  428. ^ 井文「高クオリティなホロライブ二次創作ゲームまとめ」『MoguLive』Mogura、2023年8月28日。2025年1月5日閲覧
  429. ^ バーチャルYouTuberはじめてみる 2018, pp. 88–89.
  430. ^ a b ノンジャンル人生「実在しない二次創作イベント「#にじウソうさく」とは? にじさんじライバーたちがパロディ同人作品を公開」『MoguLive』Mogura、2024年7月9日。2025年1月5日閲覧
  431. ^ a b c 恩田雄多「ホロライブの二次創作応援企画 コミケ参加者ら「活気も上がる」」KAI-YOU、2024年12月31日。2025年1月5日閲覧
  432. ^ a b c d じーえふ(エハラミオリ)「「バの音楽事情」第7回ーー月ノ美兎、ときのそら、樋口楓、ミディ、ファンソングの公式化が魅力の良曲たち」『Real Sound テック』blueprint、2018年11月26日。2025年1月5日閲覧
  433. ^ a b 草野虹「VTuber界を牽引するにじさんじの強さ 月ノ美兎とカバーアルバムにみる文化的要因」KAI-YOU、2020年11月8日。2025年1月5日閲覧
  434. ^ 月ノ美兎 1stアルバムに大槻ケンヂ、いとうせいこう、長谷川白紙らが参加」KAI-YOU、2021年6月18日。2025年1月5日閲覧
  435. ^ 岩瀬賢斗「マリン船長と野球できる! ブラウザゲーム「対VTuberホームランダービー!」が公開中 椎名唯華さん、しぐれういさんもピッチャーに」『GAME Watch』インプレス、2024年5月29日。2025年1月5日閲覧
  436. ^ a b みたらし「「東雲めぐ」の二次創作向けガイドライン、β版が発表」『MoguLive』Mogura、2018年6月18日。2025年1月5日閲覧
  437. ^ a b 水原由紀「VTuber運営の「にじさんじ」、ユーザの二次創作などを公式支援」『MoguLive』Mogura、2018年4月20日。2025年1月5日閲覧
  438. ^ 北村匡平 2021, p. 251.
  439. ^ WWDJAPAN 2024, p. 6.
  440. ^ a b 恩田雄多「にじさんじ運営ANYCOLOR、悪意ある切り抜きを禁止 二次創作ガイドライン改定」KAI-YOU、2022年10月21日。2025年1月5日閲覧
  441. ^ 古月(著)、新見直(編)「バーチャルYouTuberは生モノなのか? メディアが書かない「VTuberと18禁二次創作」の実態」『KAI-YOU Premium』KAI-YOU。2025年1月6日閲覧
  442. ^ AO 2018, p. 38.
  443. ^ DLsiteでにじさんじ作品が一斉販売停止に エイシス広報に販売停止に至った経緯を聞いた」『ねとらぼ』ITmedia。2025年1月13日閲覧
  444. ^ 「DLSiteとにじさんじ」コラボの裏で同人誌発売中止…いったいなぜ?二次創作規制に波紋?」『オトナライフ』メディアソフト、2021年12月18日。2025年1月13日閲覧
  445. ^ a b c 松浦立樹「「ファンアートは自分で描いて」 画像生成AIのイラストにVTuberが苦言」ITmedia。2025年1月13日閲覧
  446. ^ a b 「AIイラストを自作発言しないで」VTuberが続々と注意喚起=YouTubeの権利関連に懸念か」『オタク総研』サブカル通信社。2025年1月13日閲覧
  447. ^ a b 都築陵佑「ホロライブ夏色まつり、AIイラストのファンアートに「頼むから自分でかいてくれ」」KAI-YOU、2022年10月11日。2025年1月13日閲覧
  448. ^ a b 石関隆景「白上フブキ「AIアートはAIで作ったと明記を」 人気VTuberがAIイラストのファンアート投稿に関して呼びかけ」『ねとらぼ』ITmedia。2025年1月13日閲覧
  449. ^ にじさんじ葛葉、AIイラストのファンアート用ハッシュタグ投稿を禁止」KAI-YOU、2023年1月6日。2025年1月13日閲覧
  450. ^ 都築陵佑「「ぶいすぽっ!」AIイラストのファンアートに注意喚起 国内3位のVTuberグループ」KAI-YOU、2022年10月28日。2025年1月13日閲覧
  451. ^ a b c d e 前田佳子「推しの「応援広告」急拡大、新宿や池袋は"聖地化"」『東洋経済オンライン』東洋経済新報社、2024年12月29日。2025年1月13日閲覧
  452. ^ a b c d e f g 古月(著)、新見直(編)「推し活の究極系「応援広告」解説 費用や掲載までの流れ、その効果とは」『KAI-YOU Premium』KAI-YOU。2025年1月13日閲覧
  453. ^ a b 元城健「推し活の新たな潮流? 広告費用をファンたちが支払い宣伝する「センイル広告」がブームに」『Real Sound ブック』blueprint、2024年11月28日。2025年1月13日閲覧
  454. ^ a b 越前与「“推し”がいる方必見!韓国発の新しい広告スタイル「応援広告」って知ってる?業界先駆者にブームのワケを聞いてみた|ウォーカープラス」『ウォーカープラス』KADOKAWA。2025年1月13日閲覧
  455. ^ a b 「応援広告」が多数出現、巡礼者も集結!新宿駅が推し活の聖地になっている理由|@DIME アットダイム」『@DIME アットダイム』小学館。2025年1月13日閲覧
  456. ^ myrmecoleon「【HBD】おもなVTuberの誕生日の出来事:2021年7月19日~26日」パノラプロ、2021年7月26日。2025年1月13日閲覧
  457. ^ “推しへの愛、応援広告で世界に届ける 誕生日など祝う”. 日経MJ (日本経済新聞社). (2023年1月8日). https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC175J10X11C22A1000000/ 2025年1月13日閲覧。 
  458. ^ ファン向けクラウドファンディングサイト・minsaka「2024年総まとめレポート公開」、坂系やVTuberが人気」『Musicman』エフ・ビー・コミュニケーションズ、2024年12月26日。2025年1月13日閲覧
  459. ^ a b Wakaba 2021.
  460. ^ すら 2024.
  461. ^ 気賀沢昌志「「ホロライブEnglish」3期生デビュー記念! EN先輩メンバーの今だからこそ見返したい名場面【英語がわからなくても楽しめるって本当?】」『インサイド』イード、2023年8月26日。2025年2月2日閲覧
  462. ^ 高橋史弥「「言葉が全く通じない」日本のVTuberが、中国でファン24万人。数字と引き換えに求められる切実な“覚悟”」『ハフポストバズフィード、2021年1月24日。2025年1月16日閲覧
  463. ^ a b finalbeta「【海外VTuber最新レポ】中国編 : プラットフォームから読み解く文化の違い」『MoguLive』2019年3月6日。2025年1月16日閲覧
  464. ^ VTuber・ライバーシーンを“世界”の視点から考えてみる 日本との違いは“ファンコミュニティとの交流”と現地人気の深い繋がりに?」『Real Sound テック』blueprint、2021年7月25日。2025年1月16日閲覧
  465. ^ VTuberの海外人気はかつての「ファンサブコミュニティ」に支えられている - GIGAZINE」GIGAZINE、2021年8月18日。2025年1月16日閲覧
  466. ^ w「How Vtuber Fansubs Made Their Own International Communication - GamerBraves」『Gamer Braves』(アメリカ英語)、Digital Braves Media Group、2021年8月2日。2025年1月16日閲覧
  467. ^ いくつ知ってる? 「w」以外の笑いを表すネット用語7選 - モデルプレス」『モデルプレス』Netnative、マイナビ、2018年8月31日。2025年1月16日閲覧
  468. ^ 広田稔「YouはどうしてVTuber好きに? スコットランドニキに聞く海外ファン事情」パノラプロ、2020年5月23日。2025年1月16日閲覧
  469. ^ 【なぜ?】ブラジルで1人のVTuberが注目の的に 理由を本人に聞いてみた」『MoguLive』Mogura、2021年1月23日。2025年1月16日閲覧
  470. ^ shelloop「VTuber文化は世界に浸透するか? にじさんじ海外事業責任者インタビュー」『MoguLive』Mogura、2020年4月18日。2025年1月16日閲覧
  471. ^ a b ありた「初音ミク非公式VTuber/LSタイプが完全AI化 みんなで育てるバーチャルAI」KAI-YOU、2020年9月4日。2025年1月17日閲覧
  472. ^ たまごまご「この動画がすごい!今週のおすすめVTuber動画(8月17日~8月23日)」『MoguLive』Mogura、2019年8月25日。2025年1月17日閲覧
  473. ^ myrmecoleon 2023, pp. 23–27.
  474. ^ 古月 2023, pp. 12–13.
  475. ^ 広田稔 2024, p. 15.
  476. ^ a b c しぐれういのAI歌唱ソフト「VoiSona 雨衣」発表 ボカロとVTuberの蜜月な関係」KAI-YOU、2024年10月3日。2025年1月16日閲覧
  477. ^ 杉本穂高「アニメキャラの魂は“声”か“絵”か 「声優変更」が「キャラデザ変更」以上に論争を呼ぶ理由」『Real Sound 映画部』blueprint、2024年5月10日。2025年1月16日閲覧
  478. ^ 黄未来「VTuberと初音ミクの決定的な違いとは? 明石ガクトと黄未来が語るメディア業界の最新トレンド(中編)」『ダイヤモンド・オンライン』ダイヤモンド社、2020年1月30日。2025年1月16日閲覧
  479. ^ 片野浩一「器の「初音ミク」と生身の「キズナアイ」2人を隔てる「差」の正体(片野 浩一) @gendai_biz」『現代ビジネス』KADOKAWA、2019年9月2日。2025年1月17日閲覧
  480. ^ 谷郷元昭 2024, pp. 88–89.
  481. ^ 吉川慧「VRゲーム開発で溶かし切った時間とカネ…累計チャンネル登録3500万人「ホロライブ」誕生前夜【カバー 社長・谷郷元昭3】」『LIFE INSIDER』メディアジーン、2023年3月27日。2025年1月17日閲覧
  482. ^ 小町碧音「しぐれうい、犬山たまきらも参加で話題 VTuber/Vアーティストによる音声合成ソフトが続々登場する理由は?」『Real Sound』2024年10月20日、2頁。2025年2月19日閲覧
  483. ^ a b c d 小町碧音「しぐれうい、犬山たまきらも参加で話題 VTuber/Vアーティストによる音声合成ソフトが続々登場する理由は?」『Real Sound』2024年10月20日、1頁。2025年2月19日閲覧
  484. ^ a b 「音楽的同位体 可不 collaboration with Synthesizer V AI(仮)」、2023年冬発売へ」『BCN+R』BCN。2025年1月18日閲覧
  485. ^ 花譜 DATA COLLECTION BOOK 2024, p. 013.
  486. ^ 森山ド・ロ「Vtuber界隈からボカロ界隈へと広がる新ムーブメント「音楽的同位体・可不」|ネット発の新ムーブメント・Vtuberの音楽シーンを探る 第3回」『音楽ナタリー』ナターシャ。2025年1月18日閲覧
  487. ^ a b c d 草野虹「花譜の歌声合成ソフト「可不」 花譜本人が違和感を抱き発売延期に」KAI-YOU、2024年4月15日。2025年1月18日閲覧
  488. ^ ゆがみん「花譜、歌声合成ソフト「可不」発売延期の経緯を自ら説明」KAI-YOU、2024年4月17日。2025年1月18日閲覧
  489. ^ 花譜の歌声合成ソフト「可不」予約が全てキャンセル決定 発売の見通し立たず」KAI-YOU。2025年1月18日閲覧
  490. ^ 花譜の歌声を用いた合成音声ソフト「音楽的同位体 可不」発売中止、プロジェクトは継続の意向」『音楽ナタリー』ナターシャ。2025年2月2日閲覧
  491. ^ たまごまご(著)、田島太陽(編)「花譜は観測することで存在する。武道館公演『不可解参(狂)』はいろいろな意味で“狂った”ライブだった」『QJWeb』太田出版。2025年1月18日閲覧
  492. ^ 音楽ナタリー編集部「ヰ世界情緒、初の有観客ワンマン完遂「何度生まれ変わってもヰ世界情緒でいたい」」『音楽ナタリー』ナターシャ、2024年8月8日。2025年2月19日閲覧
  493. ^ V.W.P、2ndワンマン「現象II(再)」開催 バーチャルシンガー「幸祜」の代役を人工歌唱ソフト「狐子」がはたす」パノラプロ、2024年11月2日。2025年1月18日閲覧
  494. ^ ゆがみん「花譜らの声から生まれた音声合成ソフトユニット「V.I.P」初ワンマンライブを無料配信」KAI-YOU、2024年6月9日。2025年1月18日閲覧
  495. ^ 音楽的同位体「可不(KAFU)」ボイスアンケート」『YouTube』2020年10月15日。2025年2月19日閲覧
  496. ^ a b c PIEDPIPER(著)、新見直(編)「「ビジネスを最優先した人は残ってない」花譜プロデューサーが見つめるVTuber産業の未来図」『KAI-YOU Premium』(インタビュー)(インタビュアー:古月、ゆがみん)、KAI-YOU。2025年1月18日閲覧
  497. ^ a b 大浦圭一郎「音楽同位体 可不やバーチャル若大将で話題に CeVIO AI開発者に聞く、“声”を後世に残す音声創作ソフトの未来」『Real Sound』(インタビュー)(インタビュアー:杉山仁)、blueprint、2022年11月4日。2025年1月18日閲覧
  498. ^ 花譜とCeVIO AIのコラボで生まれた音楽的同位体「可不(KAFU)」、3月14日より予約受付」2021年3月13日。2025年2月19日閲覧
  499. ^ 杉山仁「syudou、Chinozo、雄之助ら気鋭ボカロPも続々制作 花譜から生まれた音声合成ソフトウェア“音楽的同位体 可不”の魅力」『Real Sound』blueprint、2021年10月18日。2025年1月18日閲覧
  500. ^ 【ビルボード 2024年 年間UGC Songs】Creepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」断トツ1位、ユーザーに好まれる要素とは」『Billboard JAPAN』阪神コンテンツリンク。2025年1月18日閲覧
  501. ^ 【ビルボード 2022年 年間UGC Songs】ピノキオピー「神っぽいな」が首位、2014年発表「アスノヨゾラ哨戒班」がトップ10入り」『Billboard JAPAN』阪神コンテンツリンク。2025年1月18日閲覧
  502. ^ 【ビルボード 2023年 年間ニコニコ VOCALOID SONGS】ゆこぴ「強風オールバック」が記念すべき初の年間首位を獲得(コメントあり)」『Billboard JAPAN』阪神コンテンツリンク。2025年1月18日閲覧
  503. ^ 都築陵佑「花譜×可不コラボ楽曲、アニメ『邪神ちゃんドロップキックX』EDテーマに決定」KAI-YOU、2022年6月1日。2025年1月18日閲覧
  504. ^ a b ノンジャンル人生「近年増えつつあるVTuberの声をもととした音声合成ソフト しぐれういがVoiSona「雨衣」を発表」『MoguLive』Mogura、2024年10月3日。2025年1月18日閲覧
  505. ^ a b c しぐれういさんが声を担当する歌唱ソフト“Voisona 雨衣”が「ゴミゼロの日」(5/30)に発売へ。先行予約も開始」『電撃オンライン』KADOKAWA。2025年1月18日閲覧
  506. ^ 初音ミクとキズナアイが初共演 ライブイベントで「ハジメテノオト」披露」ITmedia。2025年1月17日閲覧
  507. ^ 初音ミクがミライアカリに「シンパシー」を感じる理由 VTuberライブで共演」J-CAST、2019年8月26日。2025年1月17日閲覧
  508. ^ 米村智水「初音ミク、ポカリスエット・アンバサダー就任 YuNiや富士葵らも参加」KAI-YOU、2019年12月20日。2025年1月17日閲覧
  509. ^ まらしぃ、「ポカリスエット」WEBムービーに楽曲書き下ろし 初音ミク&バーチャルタレントとコラボ」『Real Sound』blueprint、2020年2月28日。2025年1月17日閲覧
  510. ^ ポカリスエット×初音ミク×プロセカ×VTuberの豪華コラボによるWebムービー、新作「ネツナレろ!」篇公開」『Real Sound』blueprint、2021年5月7日。2025年1月17日閲覧
  511. ^ ノンジャンル人生「にじさんじEN アイク・イーヴランドの3Dお披露目に“初音ミク”が出演 「ハジメテノオト」をデュエット」『MoguLive』Mogura、2024年7月23日。2025年1月17日閲覧
  512. ^ ヤッターマン:ボヤッキーがVTuberデビュー ワイルド系イケメンに変身!?」『MANTANWEB』MANTAN、2018年11月5日。2025年2月3日閲覧
  513. ^ ヤッターマンVTuberカミナリアイが初オリジナル楽曲をリリース」『MoguLive』Mogura、2019年8月28日。2025年2月3日閲覧
  514. ^ 浅田カズラ「TikTok進出にAI化……多様化するVTuberと、VTuber的手法を取り込むアニメ・マンガ業界」『Real Sound テック』blueprint、2022年6月20日。2025年2月3日閲覧
  515. ^ ONE PIECE:ルフィとウソップがVTuberデビュー 田中真弓、山口勝平の動きがCGに」『MANTANWEB』MATAN、2018年7月22日。2025年2月3日閲覧
  516. ^ ワンピースVTuber企画第4弾にゾロ役の声優・中井和哉が登場」『アニメイトタイムズ』アニメイト。2025年2月3日閲覧
  517. ^ TVアニメ「revisions リヴィジョンズ」のキャラクター『ミロ(CV:小松未可子)』がVTuberとして本格活動を開始」『VTuber-zero』2019年1月9日。2025年2月4日閲覧
  518. ^ TVアニメ「リヴィジョンズ」のキャラクター「ミロ」がVTuberに! “元の時代に戻るため”活動開始」『MoguLive』Mogura、2019年1月13日。2025年2月4日閲覧
  519. ^ ホロのライブが始動!? アニメ「狼と香辛料」ヒロインがYouTuberとして登場」『MoguLive』Mogura、2024年4月4日。2025年2月4日閲覧
  520. ^ 総勢30名以上のVTuberが出演するアニメ「バーチャルさんはみている」1月9日より放送決定!」『MoguLive』Mogura、2018年12月18日。2025年2月3日閲覧
  521. ^ バーチャルさんはみている:VTuber総出演のテレビアニメが来年1月放送 庵野秀明がアイデア協力、音楽は中田ヤスタカ」『MANTANWEB』MANTAN、2018年12月18日。2025年2月3日閲覧
  522. ^ VTuber出演のショートアニメ「でんでんの電脳電車」放送! 獅子神レオナ、ユプシロン、SODAKITが本人役で出演」『アニメ!アニメ!』イード、2023年4月12日。2025年2月3日閲覧
  523. ^ 現役Vtuberらが本人役で登場する3Dショートアニメ「でんでんの電脳電車」放送開始(コメントあり)」『コミックナタリー』ナターシャ。2025年2月3日閲覧
  524. ^ キズナアイが本人役で出演 「絆のアリル」日原あゆみ、川口莉奈らキャストやスタッフ陣、第1弾PV発表」『アニメハック』エイガ・ドット・コム。2025年2月3日閲覧
  525. ^ VTuberキズナアイ、アニメ「絆のアリル」に本人役で出演 今年2月から無期限活動休止中」『ENCOUNT』Creative2。2025年2月3日閲覧
  526. ^ アニメ「俺100」第13話にVTuberの樋口楓・静凛が本人役で出演!アフレコ現場写真&コメント動画も到着」『ABEMA TIMES』ABEMA、2021年7月10日。2025年2月3日閲覧
  527. ^ ツナ津「にじさんじ所属の樋口楓&静凛が「100万の命の上に俺は立っている」に声優として出演」パノラプロ、2021年7月7日。2025年2月3日閲覧
  528. ^ 「探偵はもう、死んでいる。」第6弾ビジュ公開、VTuber白上フブキ&夏色まつりの出演も」『コミックナタリー』ナターシャ。2025年2月4日閲覧
  529. ^ 探偵はもう、死んでいる。:人気VTuber白上フブキ、夏色まつり出演 第6弾ビジュアルも」『MANTANWEB』MANTAN、2021年6月15日。2025年2月4日閲覧
  530. ^ バーチャルYouTuberキズナアイが声優に アニメ「魔法少女サイト」で」ITmedia。2025年2月3日閲覧
  531. ^ 富士葵がアニメ「魔法少女サイト」に声優として出演決定!6月22日より順次放送予定」『vtub0.com』PIMLAB、2018年6月19日。2025年2月3日閲覧
  532. ^ VTuber恋糸りあ(みけねこ)声優デビュー作『異世界の湯』放送開始」『KAI-YOU』KAI-YOU、2024年1月11日。2025年2月4日閲覧
  533. ^ 薯泥「《名湯「異世界之湯」開拓記》宣布改編動畫,VTuber聲優恋糸りあ首度獻聲演出」『4Gamers』(繁体中国語)、4Gamers。2025年2月4日閲覧
  534. ^ 篠崎大河 2024, pp. 276–277.
  535. ^ 女性声優の活躍拡大で人口増 『声優名鑑』VTuber含め史上最多1003人掲載」『ORICON NEWS』オリコン、2024年6月25日。2025年2月3日閲覧
  536. ^ 特番『クイズ☆声優名鑑2022』2/26生放送決定、ダブルMCは朝ノ瑠璃と長谷川玲奈!」『アニメイトタイムズ』アニメイト。2025年2月3日閲覧
  537. ^ a b 古月「“VTuber×アニメ”事例の今後を占うか? キズナアイ『絆のアリル』分析」『KAI-YOU Premium』KAI-YOU。2025年2月3日閲覧
  538. ^ 「VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた」7月7日放送開始、新PV公開(動画あり)」『コミックナタリー』ナターシャ。2025年2月3日閲覧
  539. ^ a b 草野虹「ヒロインは配信事故したVTuber!「VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた」が始まった」パノラプロ、2024年7月15日。2025年2月3日閲覧
  540. ^ maru「そうだ アニメ,見よう:第209回は「夜のクラゲは泳げない」。VTuberや元アイドル,現代を生きる少女たちを描いた青春グラフィティ」『4Gamer.net』Aetas。2025年2月3日閲覧
  541. ^ 『夜のクラゲは泳げない』第3話、新メンバー渡瀬キウイの秘密!」『アニメージュプラス』徳間書店。2025年2月3日閲覧
  542. ^ a b たまごまご「『竜とそばかすの姫』はVR社会をどう描いたか? 細田守のインターネット観を考える」『MoguLive』MoguraVR、2021年7月23日。2025年2月19日閲覧
  543. ^ 吉川慧 2024, p. 61.
  544. ^ 北野創「Vtuber・VSinger×アニソンの歴史をプレイバック!アニメ音楽ファンにお薦めしたいVTuber楽曲8選紹介」『リスアニ!ソニー・ミュージックソリューションズ。2025年2月4日閲覧
  545. ^ 樋口楓、シングル「Baddest」アーティストビジュアルとCDジャケットデザインを公開」『SPICE』イープラス。2025年2月4日閲覧
  546. ^ 樋口楓、アニメ『100万の命の上に俺は立っている』第2シーズンOPテーマに「Baddest」が決定」BARKS、2021年3月19日。2025年2月4日閲覧
  547. ^ 浅田カズラ、ノンジャンル人生、ゆりいか「TVアニメ「ポケットモンスター」の主題歌に抜てきされたVTuber「ぼっちぼろまる」とは? TikTokをきっかけに大ブレイク」『MoguLive』Mogura、2023年10月23日。2025年2月4日閲覧
  548. ^ 特別ユニット yama × ぼっちぼろまる、新曲「ハロ」がTVアニメ"ポケットモンスター"OPテーマに決定。10/27よりデジタル配信スタート」『Skream!』激ロックエンタテインメント。2025年2月4日閲覧
  549. ^ ガンダム「GQuuuuuuX」VTuber・星街すいせいが挿入歌を歌う! 新曲「もうどうなってもいいや」を楽曲提供」『アニメ!アニメ!』イード、2025年1月17日。2025年2月4日閲覧
  550. ^ 山崎健太郎「今日公開「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」挿入歌は星街すいせい、NOMELON NOLEMON」『AV Watch』インプレス、2025年1月17日。2025年2月4日閲覧
  551. ^ 星街すいせい、『機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)-Beginning-』挿入歌「もうどうなってもいいや -Movie edition-」を配信」『SPICE』イープラス。2025年2月4日閲覧
  552. ^ 星街すいせい、「ガンダム ジークアクス -Beginning-」挿入歌「もうどうなってもいいや」-Movie edition- 配信決定」『Musicman』エフ・ビー・コミュニケーションズ、2025年2月1日。2025年2月4日閲覧
  553. ^ MAISONdes新曲 テレビアニメ『うる星やつら』エンディングテーマ「トウキョウ・シャンディ・ランデヴ feat. 花譜, ツミキ」配信決定」『SPICE』イープラス。2025年2月4日閲覧
  554. ^ a b MAISONdes「トウキョウ・シャンディ・ランデヴ feat. 花譜, ツミキ」ストリーミング累計1億回再生突破」『Billboard JAPAN』阪神コンテンツリンク。2025年2月4日閲覧
  555. ^ 大空スバルの『ジョジョ』アニメ同時視聴配信が面白い 初見の記憶が蘇るッ!」KAI-YOU、2024年6月11日。2025年2月4日閲覧
  556. ^ 葛葉&イブラヒムとのアニメ『WIND BREAKER』同時視聴会の開催決定!『アニメウォッチナイト!』を6月20日(木)夜8時より放送」『アニメ!アニメ!』イード、2024年6月20日。2025年2月4日閲覧
  557. ^ 【金曜ロードショー】映画『モアナと伝説の海』が本日(11月22日)21時から放送! 美しい海原を進む少女の冒険譚。ディズニーファンのVTuber剣持刀也の同時視聴も楽しめる!?」『ファミ通.com』KADOKAWA。2025年2月4日閲覧
  558. ^ 「ホロライブ」さくらみこ×dアニメストアコラボ『イナズマイレブン』同時視聴会実施」『アニメイトタイムズ』アニメイト。2025年2月4日閲覧
  559. ^ おざきこうし「VTuber「VERSEⁿ」始動 『けいおん!』堀口悠紀子や『かぐや様』赤坂アカ参加」KAI-YOU、2021年11月1日。2025年2月4日閲覧
  560. ^ Qzil.la、VTuber 角巻わための新曲「My song」のMVを制作」『PANORA』パノラプロ、2022年1月7日。2025年2月4日閲覧
  561. ^ ROF-MAO「知っている手紙」アニメMV公開、制作はYostar Pictures(動画あり)」『コミックナタリー』ナターシャ。2025年2月4日閲覧
  562. ^ a b 井中カエル「宝鐘マリン「マリン出航!!」が見せてくれた、VTuberがけん引するアニメ表現の未来形」『Real Sound テック』blueprint、2022年5月8日。2025年2月4日閲覧
  563. ^ a b c d ノンジャンル人生「世界観が前作とつながっている? ホロライブ宝鐘マリンの新曲「幽霊船戦」のアニメMVをファンたちが考察」『MoguLive』Mogura、2024年7月31日。2025年2月4日閲覧
  564. ^ a b たまごまご「この動画がすごい!今週のおすすめVTuber動画(1月28日~2月3日)」『MoguLive』Mogura、2023年2月5日。2025年2月5日閲覧
  565. ^ a b 【にじさんじ】イブラヒム3周年記念アニメの原画集とクリアファイルが発売決定! アニメに登場している他のライバーのファンも満足できる内容に」『PASH!+』主婦と生活社、2023年4月17日。2025年2月5日閲覧
  566. ^ a b ノンジャンル人生「VTuberグループ「ぶいすぽっ!」が長編アニメの制作を発表」『MoguLive』Mogura、2024年10月24日。2025年2月5日閲覧
  567. ^ VTuberグループ「ぶいすぽっ!」擁するBrave group、アニメ制作会社を設立」KAI-YOU、2024年8月9日。2025年2月5日閲覧
  568. ^ 吉川慧 2024, pp. 68–69.
  569. ^ 原田伸一朗 2021b, p. 8.
  570. ^ 小新井涼今更聞けないあの話題:VTuberとアニメキャラって何が違うの?VTuberのアニメ進出から考える - エキスパート」『Yahoo!ニュースLINEヤフー。2025年2月6日閲覧
  571. ^ 小新井涼「バーチャルYouTuber:アニメのキャラだとイマイチ盛り上がらないのはなぜか」『MANTANWEB』MANTAN、2018年7月31日。2025年2月6日閲覧
  572. ^ 泉信行 2024, pp. 70–82.
  573. ^ 岡本健 2024, pp. 2–7.
  574. ^ 草野虹「若いオタクはアニメからVTuberに流れたのか? 7つのポイントから考察」『KAI-YOU Premium』KAI-YOU。2025年2月6日閲覧
  575. ^ 難波優輝 & 大澤博隆 2023, p. 490.
  576. ^ a b c 「お母さんの手紙よすぎた…」 ねほりんぱほりん「バ美肉おじさん回」終盤に感極まる人続出」『ねとらぼ』アイティメディア、2020年1月9日。2021年1月4日閲覧
  577. ^ a b c Talking horses and perfect faces: The rise of virtual celebrities」(英語)、BBC、2018年12月14日。2020年12月13日閲覧
  578. ^ a b c d 畑中章宏VTuberと人形浄瑠璃は似てる? 流行の理由を畑中章宏が民俗学の視点で考察」『CLIP』オプテージ、2020年9月9日。2021年1月27日閲覧
  579. ^ a b c たまごまご(著)アライユキコ(編)「VTuberとは「人形浄瑠璃」あるいは「枯山水」である説」『QJWeb』とうこう・あい、2020年5月4日。2021年1月27日閲覧
  580. ^ a b 丹治吉順「VTuberとは「人形浄瑠璃」あるいは「枯山水」である説」『with news』朝日新聞社、2018年3月29日。2021年1月27日閲覧
  581. ^ a b 吉川慧「「ちゆ12歳」バーチャルYouTuberデビューにインターネット老人会が歓喜 現実にさよならを告げる表現のカタチハフポスト、2018年2月14日。2020年10月17日閲覧
  582. ^ 谷卓生 2020.

参考文献

関連項目