届木ウカ
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届木 ウカ | |
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人物 | |
生誕 | 6月13日 |
職業 | バーチャルYouTuber・小説家・歌手・3Dモデラー |
公式サイト | uka official website - Tumblr |
YouTube | |
別名 | 羽華 |
チャンネル | |
活動期間 | 2018年1月3日 - |
ジャンル | ゲーム実況・歌ってみた・雑談 |
登録者数 | 4.58万人 |
総再生回数 | 6,201,577 回 |
事務所(MCN) | フリーランス |
挨拶 | バーチャルドール |
チャンネル登録者数・総再生回数は 2024年7月15日時点。 |
届木 ウカ(とどき ウカ、Todoki Uka、6月13日[1] - )は、日本のバーチャルYouTuber・小説家・歌手・3Dモデラー。多摩美術大学卒業[2]。元ENTUM所属(2018年4月9日[3]から2019年12月31日[4]まで所属)、2020年よりフリーで活動。デザイナーとしてはDMM.comVPoE室に所属[5]。
人物
[編集]芸術総合誌『ユリイカ』への寄稿「個人バーチャルYouTuberという『自身のイデア』」[6] で、届木ウカは自身について
〈私〉がまだ幼かった頃から外では〈私〉、内心での自己対語では〈僕〉と、核は同じだが出力拡張子の違う自我が〈自分〉の中で長い間双生児のように共存関係にあった。その二つをバーチャルYouTuberとして統合したものが〈届木ウカ〉である。
と述べている。創作スタイルは「うみねこのなく頃に」などで知られる竜騎士07の影響を強く受け、「実質の父」としている[7]。〈私〉のリデザインとしての精神世界でのアバターである〈僕〉をバーチャルYouTuber届木ウカとして昇華させたのはバーチャルのじゃロリ狐娘Youtuberおじさんこと、ねこますの情熱に影響を受けたという[8]。2017年12月中旬にねこますの「バーチャルのじゃロリ狐娘Youtuberおじさん」が注目されたのを見て、2日でキャラクターを作ってデビューした[9]。アイドル的に自身を消費されることは不服とし、バーチャルタレント・バーチャルクリエイターとして目指すべきはデーモン閣下のように「中の人」とは無縁に「バーチャルと肉の共存できる場所」を作ることだとしている[10]。
また、公式サイトの自己紹介[11]では
3DCG、映像デザイン、作詞、作曲、歌唱を自ら制作する「新時代のバーチャルアイドル」です。かつてバーチャルアイドルは、楽曲や衣装もステージも、大人が架空の少女像を設計して創るものでした。届木ウカは技術も設計も、全て一人で制作し羽化(うか)する「進化形アイドル」です。
としている。
SFマガジン2020年8月号に寄稿した「異常進化するバーチャルアイドル-VRとVTuberの新たな可能性-」[12]の中で
現在のアイドルが「生身の少年少女を企業と技術者が飾り付けることでコンテンツとして提供される」アイドル個体なら、届木ウカは「単一個体で発生し、ファンと共に無限成長する」アイドル個体であると考えます。
届木ウカとは「"私"という知識欲の怪物の、無尽蔵な成長を見届ける」新たなアイドルコンテンツ--通常のアイドルとは違う、新しい「オルタナアイドル」と呼べるかもしれません。
と記述している。
来歴
[編集]出演
[編集]テレビアニメ
[編集]- バーチャルさんはみている(2019年[28])
テレビ番組
[編集]- NHKニュースおはよう関西(2018年7月31日[29]、NHK大阪放送局)
ゲーム
[編集]- クラッシュフィーバー(2017年[30]、iOS・Android、限定キャラクター出演)
- ブイブイブイテューヌ(2020年[31]、PlayStation 4・Microsoft Windows、ゲストキャラクター出演)
イベント・オンラインライブ
[編集]- 2018年
- 2019年
- 2020年
- 2021年
文筆
[編集]雑誌掲載
[編集]小説
[編集]評論など
[編集]- 「個人バーチャルYouTuberという「自身のイデア」―自己の再出産と魂の交歓―」: 『ユリイカ』 2018年7月号、青土社。ISBN 978-4-7917-0351-7。
- 「異常進化するバーチャルアイドル―VRとVTuberの新たな可能性―」 : 『S-Fマガジン』 2020年8月号、早川書房。
- 「はじめてのBLゲーム概論」、「BL×SF作品ガイド」 : 『S-Fマガジン』2022年4月号(早川書房)
解説執筆
[編集]- 『走馬灯のセトリは考えておいて』柴田勝家(ハヤカワ文庫JA、2022年11月)ISBN 978-4150315375 巻末収録
ディスコグラフィ
[編集]# | 配信日 | タイトル |
---|---|---|
1st | 2020年5月2日[33] | 夏の憧憬 |
2nd | 2020年8月22日[34] | 君は食肉じゃない |
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ 届木ウカ [@todoki_uka] (2020年6月13日). "6/13日、届木ウカは1003歳の誕生日を迎えました". X(旧Twitter)より2021年4月3日閲覧。
- ^ “VTuber届木ウカ、多摩美術大学を卒業「たぶん死ぬまで辞めないタイプのVTuberです」”. KAI-YOU.net (2021年3月19日). 2021年3月30日閲覧。
- ^ “本日バーチャルYouTuber事務所「ENTUM」をOPENいたしました!…”. Twitter (2018年4月9日). 2019年12月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年3月24日閲覧。
- ^ “バーチャルYouTuber事務所「ENTUM」の活動終了につきまして”. ENTUM(エンタム)-公式サイト (2019年12月16日). 2020年11月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年3月24日閲覧。
- ^ “Cocoda”. 2022年10月4日閲覧。
- ^ ユリイカ 2018, pp. 60–63.
- ^ ユリイカ 2018, p. 60.
- ^ ユリイカ 2018, p. 61.
- ^ ユリイカ 2018, p. 69.
- ^ ユリイカ 2018, p. 70.
- ^ “uka official website - 自己紹介 来歴 多摩美術大学 美術学部を卒業。”. 2021年5月26日閲覧。
- ^ S-Fマガジン 2020, pp. 92–95.
- ^ “届木ウカ Todoki Uka Channel”. YouTube. 2021年3月19日閲覧。
- ^ “ミライアカリ、猫宮ひなたら所属VTuber事務所「ENTUM」爆誕”. KAI-YOU.net (2018年4月9日). 2021年3月19日閲覧。
- ^ “文芸誌『ユリイカ』でバーチャルYouTuber特集 最先端のネット文化に迫る”. KAI-YOU.net (2018年5月23日). 2021年3月19日閲覧。
- ^ “『バーチャルYouTuber名鑑2018』刊行 掲載は1000人以上”. KAI-YOU.net (2018年6月13日). 2021年3月19日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l “自己紹介”. uka official website. 2021年3月19日閲覧。
- ^ “届木ウカ、百合SFアンソロジー「アステリズムに花束を」の発売記念座談会を配信 SF小説家や編集者が出演”. MoguLive! (2019年6月18日). 2021年3月19日閲覧。
- ^ Hirota, Minoru (2019年12月16日). “ZIZAI、VTuber事務所「ENTUM」の活動終了を発表 ミライアカリ、猫宮ひなたらはフリーに”. PANORA. 2021年3月19日閲覧。
- ^ “バーチャルのバーチャルによるバーチャルのための文芸誌『仮想百景』 17名がVTuber論ずる”. KAI-YOU.net (2020年5月6日). 2021年3月30日閲覧。
- ^ “SFマガジン特集「日本SF第七世代へ」反出生主義、VTuber、フェミニズムSFなどを網羅”. KAI-YOU.net (2020年6月18日). 2021年3月19日閲覧。
- ^ “『SFマガジン』2年ぶり百合特集 VTuber届木ウカが小説家デビュー”. KAI-YOU.net (2020年12月14日). 2021年3月19日閲覧。
- ^ “制作するペルソナ:バーチャルYouTuberの“新しい生””. Real Sound (2020年12月30日). 2021年3月30日閲覧。
- ^ uchimura (2021年2月3日). “VTuber・届木ウカ、美少女ゲーム風配信用ウィジェットアプリ「ADVLive」を開発 本日21時から配信実施”. PANORA. 2021年3月19日閲覧。
- ^ “コムアイがVR映画祭のアンバサダーに就任、上映作品やトークイベントの詳細も発表”. 映画ナタリー (2021年2月7日). 2021年3月30日閲覧。
- ^ 届木ウカ [@todoki_uka] (2021年3月18日). "【卒業発表】この度、届木ウカは多摩美術大学を卒業しました。". X(旧Twitter)より2021年3月19日閲覧。
- ^ “【速報】VTuberの届木ウカが結婚を報告!YouTube配信で発表”. PANORA. パノラプロ. 2021年12月11日閲覧。
- ^ “VTuber30名超によるTVアニメ『バーチャルさんはみている』 庵野秀明、中田ヤスタカが参加”. KAI-YOU.net (2018年12月18日). 2021年3月19日閲覧。
- ^ 届木ウカ [@todoki_uka] (2018年6月26日). "NHKおはよう関西様にて届木ウカのインタビューが放送されます". X(旧Twitter)より2021年3月19日閲覧。
- ^ 届木ウカ [@todoki_uka] (2018年12月4日). "ゲームアプリ「クラッシュフィーバー」にて「届木ウカ」が期間限定コラボ登場中です". X(旧Twitter)より2021年3月19日閲覧。
- ^ “GUEST VTUBER”. ブイブイブイテューヌ. コンパイルハート. 2021年3月20日閲覧。
- ^ Inc, Natasha (2021年1月20日). “VR映画祭「Beyond the Frame Festival」開催、コンペ審査員に園子温”. 映画ナタリー. 2021年3月19日閲覧。
- ^ “届木ウカ、歌手「羽華」として1stシングル「夏の憧憬」リリース”. MoguLive (2020年5月4日). 2021年3月19日閲覧。
- ^ “届木ウカ/羽華 美しい歌声で確かな世界観を描くマルチなバーチャルシンガーソングライター”. muevo. 2021年3月19日閲覧。