飯井駅
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飯井駅 | |
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待合室付近(2009年7月、ホームから) | |
いい Ii | |
◄三見 (4.2 km) (6.4 km) 長門三隅► | |
所在地 | 山口県萩市大字三見字前水無4876 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | ■山陰本線 |
キロ程 | 588.1 km(京都起点) |
電報略号 | イイ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗車人員 -統計年度- |
2人/日(降車客含まず) -2022年- |
開業年月日 | 1964年(昭和39年)1月21日 |
備考 | 無人駅 |
飯井駅(いいえき)は、山口県萩市大字三見字前水無にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陰本線の駅である。事務管コードは▲640788[1]。
歴史
[編集]当地出身の山口県議会議員(当時)河村定一(衆議院議員河村建夫の父)の発案によって新設された。
年表
[編集]- 1964年(昭和39年)1月21日:国鉄山陰本線三見駅 - 長門三隅駅間に新設[2]。旅客営業のみの無人駅[3]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる。
- 2013年(平成25年)7月28日:豪雨災害に伴い線路が被災、一時当駅を含む益田駅 - 長門市駅間が運休(※当駅を含む奈古駅 - 長門市駅間については同年8月4日に運行再開)。
駅構造
[編集]長門市方面に向かって右側に単式ホーム1面1線を有する高架駅(停留所)。棒線駅のため、長門市方面行益田方面行双方が同一ホームに発着する。長門鉄道部管理[4]の無人駅。駅舎は待合所兼用のもののみで、事実上直接ホームに入る形となっている。
- 備考
- 集落山側にあり、駅は斜面上のかなり高い所にある。駅まではかなり長いスロープを上る。
利用状況
[編集]乗車人員推移 | |
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年度 | 1日平均人数 |
1999 | 77 |
2000 | 31 |
2001 | 29 |
2002 | 23 |
2003 | 18 |
2004 | 17 |
2005 | 24 |
2006 | 20 |
2007 | 16 |
2008 | 12 |
2009 | 11 |
2010 | 12 |
2011 | 10 |
2012 | 10 |
2013 | 11 |
2014 | 10 |
2015 | 10 |
2016 | 9 |
2017 | 8 |
2018 | 8 |
2019 | 6 |
2020 | 4 |
2021 | 3 |
2022 | 2 |
駅周辺
[編集]駅は山と海に囲まれた飯井という漁港集落にあり、ホームからは漁港の外に広がる日本海が一望できる。
すぐ近くを萩市と長門市との市境である水無浴という川が流れる。集落は水無浴両岸に跨っている(萩市三見飯井、長門市三隅中飯井)が、駅は川の萩側手前にある。集落としても萩市側の方が広い。なお、集落の前後が狭隘となっているため、バスの運行は設定されていない。
その他
[編集]近年、地元では「ローマ字表記なら世界最短の駅名」として当駅をPRする動きがある。ローマ字表記なら津駅の「Tsu」よりも1文字少ない2文字だが、ローマ字表記2文字の駅は他に粟生駅(Ao)、小江駅(Oe)、頴娃駅(Ei)がある中で、当駅を「ローマ字(Ii)で書いた時の書体の幅が一番小さいので、最短」であるとしている。山陰本線を走る観光列車『○○のはなし』でも、当駅を通過する際に「世界最短の駅名」であることが車内で紹介されている[6]。なおギネス世界記録には認定されていない。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 飯井駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道