本郷町 (瀬戸市)
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本郷町 | |
---|---|
北緯35度14分38.9秒 東経137度4分0.8秒 / 北緯35.244139度 東経137.066889度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 愛知県 |
市町村 | 瀬戸市 |
地区[1] | 水野連区 |
町名制定[2] | 1964年(昭和39年)10月1日 |
面積 | |
• 合計 | 0.328658608[注釈 1] km2 |
標高 | 84.7 m |
人口 | |
• 合計 | 1,232人 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
489-0906[6] |
市外局番 | 0561(瀬戸MA)[7] |
ナンバープレート | 尾張小牧 |
本郷町(ほんごうちょう)は、愛知県瀬戸市水野連区の町名。丁番を持たない単独町名である。
地理
[編集]- 瀬戸市西部に位置する[8]。西を尾張旭市大字新居・瀬戸市みずの坂・北みずの坂、北を十軒町・内田町、東を中水野町・小田妻町・ふじの台・ききょう台、南をはぎの台・ひまわり台と隣接している[8]。
- 愛知環状鉄道中水野駅に近く、国道沿いには銀行やほうろう鍋・皿製造の大手企業が立地している[8]。
- 開発公社による水野地区開発により町域は大きく変貌し、現在は、北の大地域と南の小地域及びそれを繋ぐ市道が町域となっている[注釈 2]。
河川
[編集]- 水野川[8] : 町の北部、内田町との町境を北流している。
- 唐沢川(水野川支流) : 町の北東部、中水野町との町境を北流し、水野川に注ぎ込んでいる。
- 海老弦川(唐沢川支流) : 町の北東部、ふじの台との町境付近を北流し、唐沢川に注ぎ込んでいる。
-
水野川(本郷町・内田町境)
-
唐沢川(本郷町・中水野町境)
-
水野川と唐沢川の合流点[注釈 3]
学区
[編集]市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[9]。また、公立高等学校普通科に通う場合の学区は以下の通りとなる[10]。
番・番地等 | 小学校 | 中学校 | 高等学校 |
---|---|---|---|
1,5〜7番 | 瀬戸市立西陵小学校 | 瀬戸市立水野中学校 | 尾張学区 |
上欄を除く区域 | 瀬戸市立水野小学校 |
歴史
[編集]江戸期には集落は水野川右岸にあったが、明和4年の洪水で海老づるヶ根のふもとに移転したのが現在の本郷のもととされる[11]
町名の由来
[編集]この地域の古くからの字名を郷島と言っていた。水野村と瀬戸市が合併し町名設定をする際、水野村の水と郷島の郷を採って水郷町にしようとしたが、これでは湿地帯のイメージが強くなるため、本郷町としたとされる[12]。
沿革
[編集]- 1964年(昭和39年)10月1日 - 瀬戸市大字中水野戸口の一部と同市大字下水野字郷島・麻畑・建場の各全域及び字海老弦・井之口の各一部により、同市本郷町として成立[2]。
- 1981年(昭和56年)6月6日 - 十軒町・小田妻町との間で境界変更を行う[13]。
- 2007年(平成19年)5月12日 - 町域の一部が北みずの坂1〜2丁目・みずの坂1〜5丁目となり、ききょう台2・3丁目とはぎの台4丁目の一部を編入する[14][15]。
世帯数と人口
[編集]2024年(令和6年)1月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[5]。
町丁 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
本郷町 | 524世帯 | 1,232人 |
人口の変遷
[編集]国勢調査による人口の推移
1995年(平成7年) | 1,080人 | [16] | |
2000年(平成12年) | 2,327人 | [17] | |
2005年(平成17年) | 3,224人 | [18] | |
2010年(平成22年) | 1,339人 | [19] | |
2015年(平成27年) | 1,306人 | [20] | |
2020年(令和2年) | 1,269人 | [21] |
世帯数の変遷
[編集]国勢調査による世帯数の推移。
1995年(平成7年) | 344世帯 | [16] | |
2000年(平成12年) | 718世帯 | [17] | |
2005年(平成17年) | 981世帯 | [18] | |
2010年(平成22年) | 461世帯 | [19] | |
2015年(平成27年) | 467世帯 | [20] | |
2020年(令和2年) | 504世帯 | [21] |
交通
[編集]鉄道
[編集]町内に鉄道は走っていない。最寄り駅は愛知環状鉄道・愛知環状鉄道線中水野駅になる。
バス
[編集]- 【20】【21】【22】【23】陶生病院 - 瀬戸市民公園 - 中水野駅 - 水野団地 - 新瀬戸駅 - 陶生病院 系統
名鉄バス「みずの坂線」
- 【25】【26】陶生病院 - 新瀬戸駅 - 水野団地 - 北みずの坂 - 中水野駅 系統
- 以上、2路線6系統共通 : 本郷町バス停・ふじの台西バス停
- 陶生病院 - 中水野駅 - 定光寺公園 - 妻之神 系統 : 本郷町バス停・十軒家バス停(陶生病院方面乗り場)
瀬戸市コミュニティバス「曽野線」
- 新瀬戸駅 - 中水野駅 - 曽野 - しなのバスセンター 系統 : 本郷町バス停
道路
[編集]施設
[編集]- 愛知県立瀬戸北総合高等学校 : 1984年(昭和59年)4月に愛知県立瀬戸北高等学校として開校し、2009年(平成21年)4月に総合学科に改変されたことを機に、2011年(平成23年)4月より、現校名に改称[22]。令和5年度入試では、Aグループに属し、募集人員240人に対して328人が志願し、合格者数は180人だった[23]。2022年(令和4年)5月1日現在の生徒数は609人、教職員数は64人[24]。
- 瀬戸信用金庫 水野支店[8] : 金融機関(店舗)コードは1554(009)[25]。窓口は平日のみ、ATMは土日祝も営業[25]。
- 中日新聞 水野西専売店 西垣新聞店
- はなみずき広場 : 町の北部にある小さな公園。コンビネーション遊具とスプリング遊具がある。
その他
[編集]日本郵便
[編集]脚注
[編集]出典
[編集]- ^ “町丁名一覧【連区別】” (PDF). 瀬戸市 (2023年11月2日). 2024年1月21日閲覧。
- ^ a b 瀬戸市 1964.
- ^ “愛知県瀬戸市の町丁・字一覧”. 人口統計ラボ. 2024年1月28日閲覧。
- ^ “瀬戸市の標高&海抜”. 標高海抜ナビ (2018年). 2022年11月23日閲覧。
- ^ a b “人口と世帯 令和6年1月1日現在” (PDF). 瀬戸市 (2024年1月21日). 2024年1月21日閲覧。
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2024年1月28日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2024年1月28日閲覧。
- ^ a b c d e f 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 1989, p. 1705.
- ^ “町名別通学学校名一覧” (PDF). 瀬戸市 (2022年4月1日). 2023年6月1日閲覧。
- ^ “平成29年度以降の愛知県公立高等学校(全日制課程)入学者選抜における通学区域並びに群及びグループ分け案について”. 愛知県教育委員会 (2015年2月16日). 2020年10月28日閲覧。
- ^ “本郷町 - Setopedia”. 瀬戸市 (2016年11月28日). 2023年5月28日閲覧。
- ^ 瀬戸・尾張旭郷土史研究同好会 2020, p. 172.
- ^ 瀬戸市 1981.
- ^ 瀬戸市 2007.
- ^ “広報せと 2007年5月1日号” (PDF). p. 16. 2015年4月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年5月28日閲覧。
- ^ a b “平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2023年6月4日閲覧。
- ^ a b “平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2023年6月4日閲覧。
- ^ a b “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2023年6月4日閲覧。
- ^ a b “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2023年6月4日閲覧。
- ^ a b “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2023年6月4日閲覧。
- ^ a b “令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2023年6月4日閲覧。
- ^ “学校概要・沿革”. 愛知県立瀬戸北総合高等学校. 2024年1月28日閲覧。
- ^ “令和5年度一般選抜等の合格者数” (PDF). 愛知県教育委員会. 2024年1月27日閲覧。
- ^ “瀬戸市統計書(令和5年刊)” (PDF). 瀬戸市. p. 137 (2023年7月5日). 2024年1月27日閲覧。
- ^ a b “瀬戸市|店舗・ATM”. 瀬戸信用金庫. 2024年1月28日閲覧。
- ^ “郵便番号簿 2018年度版” (PDF). 日本郵便. 2024年1月28日閲覧。
注釈
[編集]参考文献
[編集]- 瀬戸市 編『昭和39年10月1日施行 町名設定調書(水野北部、品野北部地区)』瀬戸市、1964年。
- 瀬戸市 編『昭和56年6月6日施行 町名設定調書 水野地区』瀬戸市、1981年。
- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 23 愛知県』角川書店、1989年3月8日。ISBN 4-04-001230-5。
- 瀬戸市 編『平成19年5月12日施行 町名設定調書 瀬戸都市計画事業水野特定土地区画整理事業 町名設定新旧地番対照表』瀬戸市、2007年。
- 瀬戸・尾張旭郷土史研究同好会 編『郷土史研25周年誌-瀬戸・尾張旭の寺社・街道・地名-』瀬戸・尾張旭郷土史研究同好会、2020年。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 瀬戸市ホームページ
- 名鉄バスホームページ
- コミュニティバス利用案内 | 瀬戸市ホームページ
- ウィキメディア・コモンズには、本郷町 (瀬戸市)に関するカテゴリがあります。
十軒町 | 内田町 | 中水野町 小田妻町 |
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