末広町 (瀬戸市)
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末広町 | |
---|---|
末広町商店街 | |
北緯35度13分32.2秒 東経137度6分9.6秒 / 北緯35.225611度 東経137.102667度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 愛知県 |
市町村 | 瀬戸市 |
地区[1] | 深川連区 |
町名制定[2] | 1942年(昭和17年)1月9日 |
面積 | |
• 合計 | 0.030375654 km2 |
標高 | 108.97 m |
人口 | |
• 合計 | 166人 |
• 密度 | 5,500人/km2 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
489-0814[6] |
市外局番 | 0561(瀬戸MA)[7] |
ナンバープレート | 尾張小牧 |
末広町(すえひろちょう)は、愛知県瀬戸市深川連区の町名。現行行政地名は末広町1丁目から3丁目。
地理
[編集]- 瀬戸市の中央部に位置する[8]。西を蔵所町、北を栄町・深川町・薬師町、東を陶生町・西郷町、南を蛭子町・南仲之切町と隣接している[8]。
- 末広町商店街として各種の小売店舗や専門店・飲食店が建ち並び、市内最初のアーケードがある[8]。
- 西部に消防署東分署があった[8]が、1989年(平成元年)に品野町に移転した[9]。
- 1・2丁目の間に都市公園の宮川モールが整備されている[8]。
河川
[編集]学区
[編集]市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[10]。また、公立高等学校普通科に通う場合の学区は以下の通りとなる[11]。
町丁・丁目 | 番・番地等 | 小学校 | 中学校 | 高等学校 |
---|---|---|---|---|
末広町1丁目 | 全域 | 瀬戸市立にじの丘小学校 | 瀬戸市立にじの丘中学校 | 尾張学区 |
末広町2丁目 | 全域 | |||
末広町3丁目 | 全域 |
歴史
[編集]町名の由来
[編集]この地は始め新地といっていたが、7軒あれば町名ができるということで、松千代館の祖父等の七軒で末広町と命名したといわれている[12]。
沿革
[編集]世帯数と人口
[編集]2024年(令和6年)1月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[5]。
町丁・丁目 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
末広町1丁目 | 15世帯 | 27人 |
末広町2丁目 | 44世帯 | 93人 |
末広町3丁目 | 26世帯 | 46人 |
計 | 85世帯 | 166人 |
人口の変遷
[編集]国勢調査による人口の推移
1995年(平成7年) | 281人 | [13] | |
2000年(平成12年) | 299人 | [14] | |
2005年(平成17年) | 262人 | [15] | |
2010年(平成22年) | 246人 | [16] | |
2015年(平成27年) | 202人 | [17] | |
2020年(令和2年) | 155人 | [18] |
世帯数の変遷
[編集]国勢調査による世帯数の推移。
1995年(平成7年) | 97世帯 | [13] | |
2000年(平成12年) | 102世帯 | [14] | |
2005年(平成17年) | 98世帯 | [15] | |
2010年(平成22年) | 95世帯 | [16] | |
2015年(平成27年) | 86世帯 | [17] | |
2020年(令和2年) | 75世帯 | [18] |
交通
[編集]鉄道
[編集]町内に鉄道は走っていない。最寄り駅は名鉄瀬戸線尾張瀬戸駅になる。
バス
[編集]- 【1】【1H】【2】【2H】【3】【4】新瀬戸駅 - 瀬戸駅前 - 古瀬戸 - しなのバスセンター - 上品野 系統
名鉄バス「本地ヶ原線」
- 【10】瀬戸駅前 - 古瀬戸 - 赤津
名鉄バス「東山線」
- 【16】【16H】【17H】新瀬戸駅 - 瀬戸駅前 - 菱野団地(循環) - 瀬戸駅前 - 新瀬戸駅 系統
- 【18】瀬戸駅前 - 菱野団地 - 愛・地球博記念公園駅
- 以上の3路線11系統が走っているが、町内にバス停はない。最寄りのバス停は、 記念橋バス停・瀬戸宮前バス停[注釈 2]になる。
道路
[編集]- 国道248号・国道363号(重複区間) : 町の北部を東西に通っており、北西部の記念橋で南北に折れる[注釈 3]。
- 愛知県道207号定光寺山脇線 : 町の北西部の記念橋から瀬戸川沿いに通っている[注釈 3]。
施設
[編集]- 瀬戸警察署 記念橋交番 : 瀬戸市内にある7つの交番のうちの1つ。旧・蔵所交番、駅前交番、陶生交番を統合してつくられた。
- せとまちツクリテセンター : ものづくりの活動を行う「ツクリテ」さんを支援する拠点施設[19]。旧・蔵所交番を移設し、かつては観光協会事務所として使われていた[20]。
- 旧・瀬戸記念橋駅 : 1930年(昭和5年)に日本初の省営バス路線として開業した岡多線の駅として設置[21]。2005年(平成17年)に駅施設廃止。現在は、「省営バス発祥の地」の碑が残っている。
- 旧・中央劇場・ロマン中央 : 1982年(昭和57年)開館の映画館[22]。1993年(平成5年)の閉館後も建物や看板が残っている[23]。
- 瀬戸ノベルティ倶楽部 : 瀬戸ノベルティの魅力を発信している市民活動団体「瀬戸ノベルティ文化保存研究会」が運営。かわいい製品や貴重な資料を多数収拾展示[24]。
- 京美 : 和風小物・雑貨の専門店。末広町商店街にある呉服屋が支店としてオープン[25]。
- 橋角屋 : 創業100年以上の伝統がある呉服屋。常時500点以上の充実の品ぞろえが自慢[26]。
- 山内時計店 : 創業100年を超え地元に根付いた時計店。時計の他に眼鏡や貴金属も取り扱っている[27]。
- 春広堂書店 : 雑誌や専門誌、文庫など様々なジャンルの書籍が並ぶ。やきもの関連の書籍も充実[28]。
- なごみ茶屋まるこ : 末広町商店街内の果物屋が手掛ける喫茶店。店内はナチュラルウッド調[29]。
- 菜食ダイニング 様時 : 肉、魚、卵、乳などの動物性原料を使用しないヴィーガンスタイルのレストラン。旬の野菜でつくるヘルシーな多国籍料理を、美しい瀬戸焼と共に[30]。
- Art space & Cafe Barrack : 商店街の一角にある空きビルをセルフリノベーション。美術家2人で運営し、アートに触れながら食事やカフェタイムを楽しめる[31]。
- 喫茶 サウサリート : 「瀬戸のものを活かしたい」という店主の想いから始めた喫茶店。コーヒーや紅茶、ケーキの器まで瀬戸焼で提供[32]。
- 喫茶NISSIN : 末広町商店街で長年愛されている喫茶店。日替わりのケーキは店主が手作りしている[33]。
その他
[編集]日本郵便
[編集]脚注
[編集]出典
[編集]- ^ “町丁名一覧【連区別】” (PDF). 瀬戸市 (2023年11月2日). 2024年1月6日閲覧。
- ^ a b 瀬戸市 1942.
- ^ “愛知県瀬戸市の町丁・字一覧”. 人口統計ラボ. 2021年10月23日閲覧。
- ^ “瀬戸市の標高&海抜”. 標高海抜ナビ (2018年). 2022年9月4日閲覧。
- ^ a b “人口と世帯 令和6年1月1日現在” (PDF). 瀬戸市 (2024年1月6日). 2024年1月6日閲覧。
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2021年10月23日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2021年10月23日閲覧。
- ^ a b c d e f 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 1989, p. 1700.
- ^ “令和2年版消防年報 資料” (PDF). 瀬戸市消防本部 (2020年8月). 2021年10月23日閲覧。
- ^ “町名別通学学校名一覧” (PDF). 瀬戸市 (2023年9月16日). 2024年1月6日閲覧。
- ^ “平成29年度以降の愛知県公立高等学校(全日制課程)入学者選抜における通学区域並びに群及びグループ分け案について”. 愛知県教育委員会 (2015年2月16日). 2021年10月23日閲覧。
- ^ “末広町 - Setopedia”. 瀬戸市 (2016年11月28日). 2021年10月23日閲覧。
- ^ a b 総務省統計局 (2014年3月28日). “平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2021年10月23日閲覧。
- ^ a b 総務省統計局 (2014年5月30日). “平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2021年10月23日閲覧。
- ^ a b 総務省統計局 (2014年6月27日). “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2021年10月23日閲覧。
- ^ a b 総務省統計局 (2012年1月20日). “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2021年10月23日閲覧。
- ^ a b 総務省統計局 (2017年1月27日). “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2021年10月23日閲覧。
- ^ a b 総務省統計局 (2022年2月10日). “令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口,外国人人口及び世帯数-町丁・字等”. 2022年3月26日閲覧。
- ^ “せとまちツクリテセンター - せと・まるっとミュージアム”. 瀬戸市観光協会. 2022年1月10日閲覧。
- ^ “案内処・集い所 らくちん(楽椿)”. 瀬戸市 (2015年4月6日). 2021年10月23日閲覧。
- ^ “『官報』1930年12月17日”. 大蔵省印刷局 [編]. 2021年10月23日閲覧。
- ^ 瀬戸青年会議所第三運営室『瀬戸なんでも事典 社団法人瀬戸青年会議所創立35周年誌』社団法人瀬戸青年会議所、1989年、p.117
- ^ 「瀬戸から映画館が消える 30日から 2館が事実上の閉館」『中日新聞』1993年1月19日
- ^ “瀬戸ノベルティ倶楽部 - せと・まるっとミュージアム”. 瀬戸市観光協会. 2022年1月10日閲覧。
- ^ “京美 - せと・まるっとミュージアム”. 瀬戸市観光協会. 2022年1月10日閲覧。
- ^ “橋角屋 - せと・まるっとミュージアム”. 瀬戸市観光協会. 2022年1月10日閲覧。
- ^ “山内時計店 - せと・まるっとミュージアム”. 瀬戸市観光協会. 2022年1月10日閲覧。
- ^ “春広堂書店 - せと・まるっとミュージアム”. 瀬戸市観光協会. 2022年1月10日閲覧。
- ^ “なごみ茶屋まるこ - せと・まるっとミュージアム”. 瀬戸市観光協会. 2022年1月10日閲覧。
- ^ “菜食ダイニング 様時 - せと・まるっとミュージアム”. 瀬戸市観光協会. 2022年1月10日閲覧。
- ^ “Art space & Cafe Barrack - せと・まるっとミュージアム”. 瀬戸市観光協会. 2022年1月10日閲覧。
- ^ “喫茶 サウサリート - せと・まるっとミュージアム”. 瀬戸市観光協会. 2022年1月10日閲覧。
- ^ “喫茶NISSIN - せと・まるっとミュージアム”. 瀬戸市観光協会. 2022年1月10日閲覧。
- ^ “郵便番号簿 2018年度版” (PDF). 日本郵便. 2021年10月23日閲覧。
注釈
[編集]参考文献
[編集]- 瀬戸市 編『昭和17年1月9日施行 町名設定調書(其ノ一)瀬戸地区』瀬戸市、1942年。
- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 23 愛知県』角川書店、1989年。ISBN 4-04-001230-5。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]栄町 | 深川町 | 薬師町 | ||
蔵所町 | 陶生町 | |||
末広町 | ||||
南仲之切町 | 蛭子町・西郷町 |