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八床町

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本 > 愛知県 > 瀬戸市 > 八床町
八床町
八床町の位置(愛知県内)
八床町
八床町
八床町の位置
北緯35度14分58.2秒 東経137度6分45.7秒 / 北緯35.249500度 東経137.112694度 / 35.249500; 137.112694
日本の旗 日本
都道府県 愛知県
市町村 瀬戸市
地区[1] 下品野連区
町名制定[2] 1965年昭和40年)5月1日
面積
 • 合計 0.532708101 km2
標高 149.1 m
人口
2024年令和6年)2月1日現在)[5]
 • 合計 90人
 • 密度 170人/km2
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
480-1206[6]
市外局番 0561(瀬戸MA[7]
ナンバープレート 尾張小牧

八床町(やとこちょう)は、愛知県瀬戸市下品野連区の町名。丁番を持たない単独町名である。

地理

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  • 瀬戸市の中央部に位置する[8]。西を穴田町、北を北丘町、東を落合町、東から南を品野町と隣接している[8]
  • 一帯は粘土採掘鉱山地帯で、かつては多くの鉱山や製土工場が集中していたが[8]、年々その数は減ってきている。
  • 南東部に市営八床住宅がある。建設は1951年昭和26年)に行われた[9]。建物の老朽化に伴い2005年平成17年)より募集は停止されており[10]、退去済みの住宅から順に取り壊しが行われている。2020年令和2年)4月1日時点の戸数は4、そのうち2戸が利用されている[11]
  • 品野町にかけて、中世の古窯跡が残されており、八床古窯跡群[8][注釈 1]品川北古窯跡群[注釈 2]と呼ばれている[12]

河川

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  • 水野川[8] : 町の北端、北丘町との町境を西流している。
  • 八床川(水野川支流) : 町の中央部を西流している。
  • 南八床川(八床川支流) : 町の西端、穴田町との町境を北流している。
  • 北八床川(八床川支流) : 町の北部を西流している。

学区

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市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[13]。また、公立高等学校普通科に通う場合の学区は以下の通りとなる[14]

番・番地等 小学校 中学校 高等学校
全域 瀬戸市立下品野小学校 瀬戸市立品野中学校 尾張学区

歴史

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町名の由来

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江戸時代には品野村八床と呼ばれており、かつてはこの地に質のよい陶土層が重なっていたところから名付けられたといわれる[15]

沿革

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世帯数と人口

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2024年令和6年)2月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[5]

町丁 世帯数 人口
八床町 29世帯 90人

人口の変遷

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国勢調査による人口の推移

1995年平成7年) 7人 [16]
2000年(平成12年) 33人 [17]
2005年(平成17年) 56人 [18]
2010年(平成22年) 58人 [19]
2015年(平成27年) 89人 [20]
2020年令和2年) 81人 [21]

世帯数の変遷

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国勢調査による世帯数の推移。

1995年(平成7年) 2世帯 [16]
2000年(平成12年) 10世帯 [17]
2005年(平成17年) 17世帯 [18]
2010年(平成22年) 19世帯 [19]
2015年(平成27年) 27世帯 [20]
2020年(令和2年) 26世帯 [21]

交通

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鉄道

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町内に鉄道は走っていない。最寄り駅は名鉄瀬戸線尾張瀬戸駅になる。

バス

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瀬戸市コミュニティバス曽野線

  • 新瀬戸駅 - イオン瀬戸みずの店 - 中水野駅 - 曽野 - しなのバスセンター 系統 : 北グラウンドバス停

道路

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施設

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地図
About OpenStreetMaps
Maps: terms of use
750 m
3
2
1
略地図
1
瀬戸市北スポーツ施設
2
旧・品川カントリークラブ
3
F瀬戸Ⅱ太陽光発電所

その他

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日本郵便

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脚注

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出典

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  1. ^ 町丁名一覧【連区別】” (PDF). 瀬戸市 (2023年11月2日). 2024年2月10日閲覧。
  2. ^ a b 瀬戸市 1965.
  3. ^ 愛知県瀬戸市の町丁・字一覧”. 人口統計ラボ. 2022年12月27日閲覧。
  4. ^ 瀬戸市の標高&海抜”. 標高海抜ナビ (2018年). 2022年11月23日閲覧。
  5. ^ a b 人口と世帯 令和6年2月1日現在” (PDF). 瀬戸市 (2024年2月5日). 2024年2月10日閲覧。
  6. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2022年12月27日閲覧。
  7. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2022年12月27日閲覧。
  8. ^ a b c d e f 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 1989, p. 1707.
  9. ^ 市営住宅の概要”. 瀬戸市 (2013年8月27日). 2021年10月11日閲覧。
  10. ^ 市営住宅の入居申込”. 瀬戸市 (2011年3月28日). 2021年10月11日閲覧。
  11. ^ 瀬戸市公共施設白書” (PDF). 瀬戸市. p. 20 (2020年3月). 2022年12月27日閲覧。
  12. ^ a b c d 八床古窯跡群 - Setopedia”. 瀬戸市 (2015年4月6日). 2022年12月27日閲覧。
  13. ^ 町名別通学学校名一覧” (PDF). 瀬戸市 (2023年9月16日). 2024年2月10日閲覧。
  14. ^ 平成29年度以降の愛知県公立高等学校(全日制課程)入学者選抜における通学区域並びに群及びグループ分け案について”. 愛知県教育委員会 (2015年2月16日). 2022年12月27日閲覧。
  15. ^ 瀬戸・尾張旭郷土史研究同好会 2020, p. 178.
  16. ^ a b 総務省統計局 (2014年3月28日). “平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2022年12月27日閲覧。
  17. ^ a b 総務省統計局 (2014年5月30日). “平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2022年12月27日閲覧。
  18. ^ a b 総務省統計局 (2014年6月27日). “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2022年12月27日閲覧。
  19. ^ a b 総務省統計局 (2012年1月20日). “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2022年12月27日閲覧。
  20. ^ a b 総務省統計局 (2017年1月27日). “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2022年12月27日閲覧。
  21. ^ a b 総務省統計局 (2022年2月10日). “令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口,外国人人口及び世帯数-町丁・字等”. 2022年12月27日閲覧。
  22. ^ 北グラウンド”. 瀬戸市スポーツ施設. 2022年12月27日閲覧。
  23. ^ 北テニスコート”. 瀬戸市スポーツ施設. 2022年12月27日閲覧。
  24. ^ a b 沿革”. 品川ゼネラル株式会社. 2022年12月27日閲覧。
  25. ^ a b 日東工業、瀬戸市に新工場建設へ 25万平方メートルを取得”. 日本経済新聞 (2020年1月9日). 2022年12月27日閲覧。
  26. ^ a b 「F瀬戸Ⅱ太陽光発電所」の竣工について”. 株式会社NTTファシリティーズ (2019年1月30日). 2022年12月27日閲覧。
  27. ^ 郵便番号簿 2018年度版” (PDF). 日本郵便. p. 17. 2022年12月27日閲覧。

注釈

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  1. ^ 当町と品野町2丁目にかけて広がっており、全21基[12]。調査は昭和36・40年、さらに平成10年に行われている[12]
  2. ^ 当町と品野町6丁目にかけて広がっており、全8基[12]
  3. ^ 閉鎖当時の名称。現・品川ゼネラル株式会社。

参考文献

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  • 瀬戸市 編『昭和40年5月1日施行 町名設定調書(品野地区)』瀬戸市、1965年。 
  • 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 23 愛知県』角川書店、1989年。ISBN 4-04-001230-5 
  • 瀬戸・尾張旭郷土史研究同好会 編『郷土史研25周年誌-瀬戸・尾張旭の寺社・街道・地名-』瀬戸・尾張旭郷土史研究同好会、2020年。 

関連項目

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外部リンク

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