コンテンツにスキップ

全日本実業団対抗駅伝競走大会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
全日本実業団駅伝から転送)
全日本実業団対抗駅伝競走大会
(ニューイヤー駅伝)
開始年 1957
主催 日本実業団陸上競技連合
チーム数 37チーム
加盟国 日本の旗 日本
前回優勝 トヨタ自動車(8年ぶり4回目)
最多優勝 旭化成(25回)
テンプレートを表示
ニューイヤー駅伝2009 1km地点から群馬大橋方向

全日本実業団対抗駅伝競走大会(ぜんにほんじつぎょうだんたいこうえきでんきょうそうたいかい)は、日本実業団陸上競技連合が主催し、毎日新聞社TBSテレビ群馬県が共催する「実業団・駅伝日本一決定戦」という位置づけの駅伝大会である。1957年に第一回大会が行われ、1988年の第32回大会より1月1日の開催が定着し、ニューイヤー駅伝(ニューイヤーえきでん)の通称が用いられるようになった[1]

概要

[編集]

日本における男子駅伝実業団日本一を決定する競技大会である。ただし、クラブチームはこの大会に出場することができない(予選はこの限りではない)。箱根駅伝とともに正月の風物詩として親しまれている。歴代最多優勝は旭化成の25回、最多出場記録はカネボウ(現:Kao)と旭化成の61回である。

1957年昭和32年)に第1回が三重県伊勢神宮外宮(豊受大神宮)前をスタートし、賢島を折り返す7区間83.5 kmで開催された[2][3]。コースの設定にはベルリンオリンピックに出場し、後に毎日新聞社に入社した村社講平が提案、起伏がある五知峠を通るコースと10マイル(約16 km)の区間を設けたことが特徴であった[4]。当初は早春に開催されたが、第5回大会より12月の開催となった[5]1970年の第15回大会より伊勢神宮内宮(皇大神宮)を循環するコースを加えた99 kmに延長、以降第30回(1985年)まで三重県で開催された[5]。第31回(1986年)は滋賀県で開催され、距離も84.4 kmとなり約15 km短縮された[6]。第32回(1988年)から実施日が1月1日になり、群馬県で開催されるようになった[1]。群馬県の主要都市を巡る7区間、全長100 kmのコースに変更されたのは第45回大会(2001年)からである[6]

大会運営

[編集]
  • 主催
日本実業団陸上競技連合
  • 共催
毎日新聞社TBSテレビ群馬県
  • 後援
日本陸上競技連盟前橋市高崎市桐生市伊勢崎市太田市みどり市玉村町、群馬県スポーツ協会、上毛新聞社スポーツニッポン新聞社
  • 主管
群馬陸上競技協会
  • 運営協力
東日本実業団陸上競技連盟
  • 協賛
山崎製パン株式会社

記録

[編集]

成績

[編集]
回数 開催日 場所 距離 参加
チーム数
1位 2位 3位 備考
第1回 1957年3月3日 伊勢 83.5 km 14 八幡製鐵
4時間27分58秒
旭化成
4時間32分11秒
国鉄
4時間37分11秒
第2回 1958年3月2日 15 リッカーミシン
4時間28分21秒
八幡製鐵
4時間33分02秒
全鐘紡
4時間38分25秒
第3回 1959年3月1日 14 リッカーミシン
4時間27分56秒
八幡製鐵
4時間30分57秒
東洋ベアリング
4時間36分14秒
第4回 1960年2月21日 15 八幡製鐵
4時間30分11秒
東洋ベアリング
4時間31分43秒
明治製菓
4時間39分14秒
第5回 1960年12月18日 17 リッカーミシン
4時間25分23秒
東京急行
4時間30分17秒
倉敷レーヨン
4時間32分17秒
第6回 1961年12月17日 83.6 km 19 東急
4時間25分35秒
リッカーミシン
4時間28分10秒
八幡製鐵
4時間28分11秒
距離延長
第7回 1962年12月16日 16 八幡製鐵
4時間16分04秒
東急
4時間19分27秒
倉敷レーヨン
4時間22分53秒
第8回 1963年12月15日 19 東急
4時間16分13秒
旭化成
4時間18分37秒
東洋工業
4時間19分11秒
第9回 1964年12月20日 18 旭化成
4時間13分28秒
八幡製鐵
4時間14分34秒
東急
4時間14分37秒
第10回 1965年12月19日 21 旭化成
4時間14分21秒
東急
4時間15分13秒
八幡製鐵
4時間15分25秒
第11回 1966年12月18日 83.0 km 23 旭化成
4時間15分44秒
倉敷レーヨン
4時間16分40秒
リッカー
4時間17分04秒
距離縮小
第12回 1967年12月17日 26 電電中国
4時間14分57秒
倉敷レーヨン
4時間15分21秒
九州電工
4時間15分51秒
第13回 1968年12月22日 24 旭化成
4時間11分45秒
八幡製鐵
4時間13分15秒
東洋ベアリング
4時間13分30秒
第14回 1969年12月21日 23 東洋工業
4時間08分11秒
旭化成
4時間08分23秒
電電中国
4時間08分55秒
第15回 1970年12月20日 99.4 km 電電中国
5時間00分59秒
旭化成
5時間02分30秒
リッカー
5時間02分40秒
距離延長
第16回 1971年12月19日 25 東洋工業
5時間02分08秒
全鐘紡
5時間03分57秒
クラレ
5時間04分21秒
第17回 1972年12月17日 26 クラレ
4時間58分10秒
東洋工業
4時間58分54秒
旭化成
4時間59分03秒
第18回 1973年12月16日 99.0 km 旭化成
5時間06分47秒
新日鉄
5時間06分53秒
東洋工業
5時間06分54秒
距離縮小
第19回 1974年12月15日 25 鐘紡
5時間01分42秒
旭化成
5時間05分47秒
神戸製鋼
5時間05分47秒
第20回 1975年12月21日 25 旭化成
4時間58分48秒
鐘紡
4時間59分05秒
リッカー
4時間59分24秒
第21回 1976年12月19日 27 鐘紡
4時間58分42秒
旭化成
5時間02分05秒
神戸製鋼
5時間03分35秒
第22回 1977年12月18日 鐘紡
5時間00分10秒
九州電工
5時間02分40秒
旭化成
5時間03分07秒
第23回 1978年12月17日 旭化成
5時間00分09秒
鐘紡
5時間03分35秒
新日鉄
5時間05分55秒
第24回 1979年12月16日 28 旭化成
4時間57分15秒
九州電工
5時間03分12秒
リッカー
5時間04分16秒
第25回 1980年12月21日 26 旭化成
4時間56分00秒
神戸製鋼
5時間00分56秒
リッカー
5時間03分56秒
第26回 1981年12月20日 28 旭化成
4時間59分18秒
鐘紡
5時間01分38秒
リッカー
5時間02分06秒
第27回 1982年12月19日 旭化成
4時間56分42秒
鐘紡
4時間57分07秒
神戸製鋼
5時間00分48秒
第28回 1983年12月18日 旭化成
4時間57分11秒
神戸製鋼
4時間59分08秒
鐘紡
5時間00分48秒
第29回 1984年12月16日 30 エスビー食品
4時間48分32秒
旭化成
4時間54分46秒
日産自動車
4時間56分45秒
第30回 1985年12月15日 29 エスビー食品
4時間54分30秒
日産自動車
4時間56分46秒
九州電工
5時間03分33秒
第31回 1986年12月21日 彦根 84.4 km 30 エスビー食品
4時間04分01秒
旭化成
4時間07分39秒
日産自動車
4時間08分55秒
距離縮小
第32回 1988年1月1日 群馬 84.9 km 27 エスビー食品
4時間05分45秒
日産自動車
4時間07分40秒
旭化成
4時間09分32秒
距離延長
第33回 1989年1月1日 86.3 km 25 日産自動車
4時間14分52秒
旭化成
4時間16分53秒
日本電気HE
4時間19分26秒
距離延長
第34回 1990年1月1日 24 旭化成
4時間13分52秒
九州電工
4時間14分51秒
日産自動車
4時間16分16秒
第35回 1991年1月1日 25 旭化成
4時間10分04秒
日産自動車
4時間13分20秒
本田技研埼玉
4時間13分55秒
第36回 1992年1月1日 26 旭化成
4時間08分24秒
九電工
4時間12分24秒
安川電機
4時間13分30秒
第37回 1993年1月1日 32 旭化成
4時間10分50秒
九電工
4時間14分22秒
本田技研工業
4時間15分33秒
第38回 1994年1月1日 旭化成
4時間14分21秒
本田技研工業
4時間18分22秒
鐘紡
4時間18分38秒
第39回 1995年1月1日 37 旭化成
4時間15分02秒
鐘紡
4時間17分00秒
エスビー食品
4時間17分05秒
第40回 1996年1月1日 鐘紡
4時間14分33秒
旭化成
4時間14分34秒
エスビー食品
4時間19分29秒
第41回 1997年1月1日 旭化成
4時間07分54秒
エスビー食品
4時間07分57秒
ダイエー
4時間12分00秒
第42回 1998年1月1日 旭化成
4時間06分28秒
エスビー食品
4時間06分43秒
ダイエー
4時間10分07秒
第43回 1999年1月1日 86.4 km 旭化成
4時間11分34秒
エスビー食品
4時間12分24秒
中国電力
4時間14分54秒
距離延長
第44回 2000年1月1日 富士通
4時間12分07秒
旭化成
4時間12分45秒
NEC
4時間15分37秒
第45回 2001年1月1日 100.0 km コニカ
4時間49分44秒
富士通
4時間50分59秒
中国電力
4時間53分25秒
距離延長
第46回 2002年1月1日 コニカ
4時間45分32秒
中国電力
4時間46分21秒
日清食品
4時間49分38秒
第47回 2003年1月1日 コニカ
4時間44分48秒
日清食品
4時間47分02秒
中国電力
4時間47分11秒
第48回 2004年1月1日 中国電力
4時間47分03秒
コニカミノルタ
4時間49分05秒
日清食品
4時間50分35秒
第49回 2005年1月1日 コニカミノルタ
4時間48分57秒
中国電力
4時間49分44秒
日清食品
4時間50分41秒
第50回 2006年1月1日 43 コニカミノルタ
4時間44分54秒
中国電力
4時間45分53秒
富士通
4時間46分52秒
記念大会
(6チーム増)[注 1]
第51回 2007年1月1日 37 中国電力
4時間47分02秒
旭化成
4時間47分53秒
日清食品
4時間48分16秒
第52回 2008年1月1日 コニカミノルタ
4時間46分28秒
中国電力
4時間49分45秒
Honda
4時間49分56秒
第53回 2009年1月1日 富士通
4時間51分55秒
日清食品グループ
4時間51分56秒
旭化成
4時間51分56秒
区間変更
第54回 2010年1月1日 日清食品グループ
4時間50分07秒
コニカミノルタ
4時間50分36秒
富士通
4時間51分37秒
第55回 2011年1月1日 トヨタ自動車
4時間51分56秒
富士通
4時間51分57秒
日清食品グループ
4時間52分05秒
区間変更
[注 2]
第56回 2012年1月1日 日清食品グループ
4時間49分32秒
コニカミノルタ
4時間50分52秒
旭化成
4時間51分16秒
第57回 2013年1月1日 コニカミノルタ
4時間51分32秒
トヨタ自動車九州
4時間55分24秒
カネボウ
4時間55分25秒
第58回 2014年1月1日 コニカミノルタ
4時間53分35秒
トヨタ自動車九州
4時間54分59秒
日清食品グループ
4時間56分48秒
第59回 2015年1月1日 トヨタ自動車
4時間51分41秒
コニカミノルタ
4時間53分20秒
日清食品グループ
4時間55分00秒
第60回 2016年1月1日 43 トヨタ自動車
4時間52分15秒
コニカミノルタ
4時間52分36秒
トヨタ自動車九州
4時間53分32秒
記念大会
(6チーム増)
第61回 2017年1月1日 37 旭化成
4時間49分55秒
トヨタ自動車
4時間51分02秒
トヨタ自動車九州
4時間52分18秒
第62回 2018年1月1日 旭化成
4時間52分18秒
Honda
4時間54分30秒
トヨタ自動車
4時間54分39秒
区間変更
第63回 2019年1月1日 旭化成
4時間51分27秒
MHPS
4時間51分31秒
トヨタ自動車
4時間52分34秒
第64回 2020年1月1日 旭化成
4時間46分07秒
トヨタ自動車
4時間48分36秒
Honda
4時間49分30秒
第65回 2021年1月1日 富士通
4時間48分52秒
トヨタ自動車
4時間49分55秒
旭化成
4時間50分32秒
[注 3]
第66回 2022年1月1日 Honda
4時間51分04秒
SUBARU
4時間52分09秒
旭化成
4時間52分47秒
第67回 2023年1月1日 Honda
4時間48分06秒
富士通
4時間48分52秒
トヨタ自動車
4時間50分10秒
[注 4]
第68回 2024年1月1日 41 トヨタ自動車
4時間49分02秒
Honda
4時間51分11秒
旭化成
4時間51分27秒
区間変更・
4チーム特例措置出場[注 5]

太字は大会記録。歴代の優勝チームはスタート地点の群馬県庁前にある御影石製の顕彰板にその名前が刻される。


優勝回数

[編集]
実業団名 優勝回数 優勝年
旭化成 25 1964,1965,1966,1968,1973,1975,1978,1979,1980,1981,1982,1983,1990,1991,1992,
1993,1994,1995,1997,1998,1999,2017,2018,2019,2020
コニカミノルタ 8 2001,2002,2003,2005,2006,2008,2013,2014
Kao 4 1974,1976,1977,1996
エスビー食品 1984,1985,1986,1987
トヨタ自動車 2011,2015,2016,2024
新日本製鐵 3 1957,1960/2,1962
リッカーミシン 1958,1959,1960/12
富士通 2000,2009,2021
東急 2 1961,1963
NTT西日本 1967,1970
マツダ 1969,1971
中国電力 2004,2007
日清食品グループ 2010,2012
Honda 2022,2023
クラレ 1 1972
日産自動車 1989

出場チーム

[編集]

前年秋に東日本実業団対抗駅伝競走大会中部・北陸実業団対抗駅伝競走大会関西実業団対抗駅伝競走大会中国実業団対抗駅伝競走大会九州実業団対抗毎日駅伝大会の5つの予選が行われ、6地区の出場チームが決定する。

第52回(2008年平成20年))までは、本大会上位15位までに入ることができれば次回は予選の順位に関係なく出場することができたが(シード権、競技要項より)、第53回(2009年(平成21年))からはシード制が廃止され、各予選での上位入賞チームが出場権を獲得する方式となった。同じ主催・メディアスキームで行われる女子が予選を全国で一本化しシード権を維持しているのとは対照的である。

第53回以降は、原則として37の本大会出場枠を、前回の本大会成績等によって各地区に割り振る。具体的には、まず6地区すべてに1枠ずつを割り当て、その上で前回の本大会で30位以内に入ったチームの属する地区にはそのチーム数だけ枠を割り当てる。さらに30位以内のチームの各地区ごとの順位の平均が最も上位の地区にはさらに1枠が与えられる。第65回は新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) の影響によりカネボウが出場を辞退したため枠変動は行わず、第66回の出場枠は据え置きとなる[7]。第67回も同様の理由により安川電機が出場を辞退したため、第68回の出場枠は据え置きとなる。

エントリー番号は、前回の本大会に出場したチームは前回大会の成績順、その後に前回の本大会に出場しなかったチームが予選の成績順に並ぶ。なお、予選通過チームが企業の不祥事等によりエントリーしなかった場合は原則として予選順位が上のチームから繰り上げエントリーとなる(#主な出場辞退の事例を参照)。ただし、出場辞退が大会直前の場合は繰り上げエントリーせずに、出場チームが1つ減少した形で開催されることもある。このためエントリー番号は全てのエントリーチームが確定してから割り当てられる。

2024年大会の出場チーム

[編集]

各地区予選の直前にマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)が組まれていたことに伴って、日本陸連では予選に特例措置を適用。MGCへの出場資格を有していた選手の所属チームには、当該選手の出場の有無にかかわらず予選を完走していれば、最終順位が各地区の予選突破順位外でも別枠で本大会の出場権を与えることになった。これに伴い、東日本予選でコニカミノルタJR東日本GMOインターネットグループ、関西予選で大阪ガスの計4チームが特例措置により本戦出場を決めた。これにより各地区予選を突破した37チームと特例措置の4チームを合わせた41チームが出場する。なお特例措置の4チームのエントリー番号は、前年の成績にかかわらず38番以降が与えられた。

第68回出場チーム

[編集]

※は特例措置出場チーム

コース紹介

[編集]
  • 2001年より、7区間・全長100kmで群馬県庁をスタート・ゴール地点とするコースで開催されている。前橋市高崎市伊勢崎市太田市桐生市の群馬県南部の主要都市を通過し、1周する。現在のチーム総合最高記録はコニカ(現・コニカミノルタ)が第47回(2003年)に出した4時間44分48秒。ただし、第53回(2009年)にて7区間100kmの全長距離を維持したまま区間構成を変更した。第55回(2011年)には一部のルート変更、距離再計測に伴う若干の距離変更が行われた。また、第62回(2018年)と第67回(2023年)、第68回(2024年)においても一部のルートおよび距離・区間構成の変更が行われている。
第46回 - 第52回
(2001 - 2008年)
第53回 - 第54回
(2009 - 2010年)
第55回 - 第61回
(2011年 - 2017年)
第62回 - 第66回
(2018年 - 2022年)
第67回
(2023年)
第68回 -
(2024年 - 現在)
全長距離 100.0 km
1区 12.3 km 県庁前⇒高崎 12.3 km 県庁前⇒高崎 12.3 km 県庁前⇒高崎 12.3 km 県庁前⇒高崎 12.3 km 県庁前⇒高崎 12.3 km 県庁前⇒高崎
2区 22.0 km 高崎⇒伊勢崎 08.3 km 高崎⇒公田 08.3 km 高崎⇒公田 08.3 km 高崎⇒公田 08.3 km 高崎⇒公田 21.9 km 高崎⇒伊勢崎
3区 11.8 km 伊勢崎⇒尾島 13.7 km 公田⇒伊勢崎 13.6 km 公田⇒伊勢崎 13.6 km 公田⇒伊勢崎 13.6 km 公田⇒伊勢崎 15.4 km 伊勢崎⇒尾島
4区 10.5 km 尾島⇒太田 22.3 km 伊勢崎⇒太田 22.0 km 伊勢崎⇒太田 22.4 km 伊勢崎⇒太田 22.4 km 伊勢崎⇒太田 07.8 km 尾島⇒太田
5区 15.9 km 太田⇒桐生 15.9 km 太田⇒桐生 15.8 km 太田⇒桐生 15.8 km 太田⇒桐生 15.8 km 太田⇒桐生 15.8 km 太田⇒桐生
6区 11.8 km 桐生⇒赤堀 11.8 km 桐生⇒西久保 12.5 km 桐生⇒西久保 12.1 km 桐生⇒西久保 11.9 km 桐生⇒西久保 11.2 km 桐生⇒西久保
7区 15.7 km 赤堀⇒県庁前 15.7 km 西久保⇒県庁前 15.5 km 西久保⇒県庁前 15.5 km 西久保⇒県庁前 15.7 km 西久保⇒県庁前 15.6 km 西久保⇒県庁前

第68回(2024年)以降

[編集]

1区 (12.3km) 県庁前⇒高崎

[編集]
  • 群馬県庁(前橋市大手町)→高崎中継所(高崎市高松町、高崎市役所前)
  • 群馬県庁(スタート)→(群馬大橋)→(関越道前橋IC)→(高崎市小八木町)→(上越新幹線北陸新幹線高架)→(高崎市上並榎町) →高崎中継所
    • 大歓声に包まれながら、午前9時15分(JST)にスタート。群馬県庁前をスタートし通称高前バイパスに入り、高崎へ向かう。
    • 国道17号 高崎前橋バイパスは道幅が県内では数少ない片側3車線であり、全体を通してフラットなため、中継所まで団子状態となることが多い。途中、選手走路右側に高崎観音白衣大観音)を望むことができる。
    • 年明け最初の日本一を決める本大会の中でも最初の区間であることから新春の1区と呼ばれている。
現行区間(2001年第45回大会以降)記録10傑
タイム 氏名 所属 地区 年次・順位
1 34分16秒 マーティン・イルング・マサシ スズキ 中部 2007年・区間賞
2 34分21秒 ジェームス・ムワンギ NTN 中部 2007年・区間2位
- 34分23秒 マーティン・イルング・マサシ スズキ 中部 2004年・区間賞
3 34分24秒 ダニエル・ムチュヌ・ムワンギ JAL AGS 東日本 2005年・区間賞
2006年・区間賞
4 34分25秒 ジュリアス・ギタヒ 日清食品 東日本 2002年・区間賞
太田崇 コニカミノルタ 東日本 2006年・区間2位
ウィリー・キルイ・キプトゥー 愛三工業 中部 2006年・区間3位
- 34分31秒 ジェームス・ムワンギ NTN 中部 2006年・区間4位
- 34分32秒 ウィリー・キルイ・キプトゥー ホンダ浜松 中部 2005年・区間2位
7 34分33秒 サムエル・カビル ホンダ 東日本 2003年・区間賞
ジュリアス・マイナ アラコ 中部 2003年・区間2位
フィリップ・モシマ 日立電線 東日本 2006年・区間5位
10 34分35秒 ギルマ・アセファ 富士重工業 東日本 2005年・区間3位
日本人選手 現行区間(2001年第45回大会以降)記録10傑
タイム 氏名 所属 地区 年次・順位
1 34分25秒 太田崇 コニカミノルタ 東日本 2006年・区間2位
2 34分37秒 大隅裕介 JR東日本 東日本 2020年・区間賞
3 34分39秒 茂木圭次郎 旭化成 九州 2020年・区間2位
- 34分40秒 太田崇 コニカミノルタ 東日本 2008年・区間3位
4 34分41秒 舟津彰馬 九電工 九州 2022年・区間賞
5 34分42秒 小山直城 Honda 東日本 2020年・区間3位
太田直希 ヤクルト 東日本 2024年・区間賞
7 34分44秒 大野龍二 旭化成 九州 2008年・区間4位
森山真伍 YKK 北陸 2022年・区間2位
松枝博輝 富士通 東日本 2022年・区間3位
服部弾馬 NTT西日本 関西 2024年・区間2位

2区 (21.9km) 高崎⇒伊勢崎

[編集]
  • 高崎中継所→伊勢崎中継所(伊勢崎市今泉町、伊勢崎市役所(本庁舎)前)
  • 高崎中継所→→(関越自動車道高崎IC)→(前橋市東善町交差点)→(玉村町上福島十字路)→(伊勢崎市連取町十字路)→伊勢崎中継所
    • 第52回(2008年)までの2区とほぼ同じコースを走る最長区間。全体を通して下り坂で、例年ならば追い風が見込めるため、毎年好記録が期待できる区間である。
    • 全区間中最長、かつエース級の選手が投入される事から花の2区と呼ばれている。
現行区間(2024年第68回大会以降)記録10傑
タイム 氏名 所属 地区 年次・順位
1 1時間01分40秒 太田智樹 トヨタ自動車 中部 2024年・区間賞
2 1時間02分06秒 池田耀平 Kao 東日本 2024年・区間2位
3 1時間02分22秒 中山顕 Honda 東日本 2024年・区間3位
菊地駿弥 中国電力 中国 2024年・区間3位
5 1時間02分23秒 近藤幸太郎 SGホールディングス 関西 2024年・区間5位
6 1時間02分39秒 大六野秀畝 旭化成 九州 2024年・区間6位
7 1時間02分42秒 今江勇人 GMOインターネットグループ 東日本 2024年・区間7位
8 1時間02分44秒 細谷恭平 黒崎播磨 九州 2024年・区間8位
9 1時間02分49秒 古賀淳紫 安川電機 九州 2024年・区間9位
10 1時間03分05秒 難波天 トーエネック 中部 2024年・区間10位

3区 (15.4km) 伊勢崎⇒尾島

[編集]
  • 伊勢崎中継所→尾島中継所(太田市岩松町、三菱電機群馬製作所前)
  • 伊勢崎中継所→(伊勢崎市境木島)→(東武伊勢崎線跨線橋)→(伊勢崎市境東)→(太田市世良田町)→尾島中継所
    • 第67回(2023年)までの4区に相当する区間を新たに2つの区間に分けたコースとなっているが、第52回(2008年)までの3区とも異なるコースとなっている。
    • この区間も2区同様に下り坂主体。また、剛志駅を越えた先から伊勢崎市境木島付近まで蛇行した道が続く。
    • 緩やかな下りと追い風が続くコースという特徴からスピードランナーが集う事が多く、順位が目まぐるしく入れ替わる事から変動の3区と呼ばれている。
現行区間(2024年第68回大会以降)記録10傑
タイム 氏名 所属 地区 年次・順位
1 42分29秒 小林歩 NTT西日本 関西 2024年・区間賞
2 42分58秒 田村和希 住友電工 関西 2024年・区間2位
3 43分04秒 相澤晃 旭化成 九州 2024年・区間3位
4 43分06秒 田村友佑 黒崎播磨 九州 2024年・区間4位
5 43分12秒 中山雄太 JR東日本 東日本 2024年・区間5位
6 43分13秒 田澤廉 トヨタ自動車 中部 2024年・区間6位
7 43分18秒 山野力 九電工 九州 2024年・区間7位
荻久保寛也 ひらまつ病院 九州 2024年・区間7位
9 43分29秒 伊藤達彦 Honda 東日本 2024年・区間9位
10 43分31秒 林田洋翔 三菱重工 九州 2024年・区間10位

4区 (7.8km) 尾島⇒太田

[編集]
  • 尾島中継所→太田中継所(太田市浜町、太田市役所(本庁舎)前)
  • 尾島中継所→(石田川)→(太田市高林交差点)→太田中継所
    • 全区間中最も短い区間。第67回(2023年)までの4区に相当する区間を新たに2つの区間に分けたコースとなっているが、第52回(2008年)までの4区とも異なるコースとなっている。高林交差点を曲がってから太田中継所までの約3.5kmは緩やかな上り坂となり、向かい風の影響が出ることもある。
    • この区間は「インターナショナル区間」と呼ばれ全区間で唯一、外国人選手の登録が可能である。外国人選手を擁さないチームは、この区間でいかに耐えるかがカギとなる。
    • 上記の理由により高速レースになる事から高速の4区と呼ばれている。
現行区間(2024年第68回大会以降)記録10傑
タイム 氏名 所属 地区 年次・順位
1 20分52秒 アイザック・ディエマ マツダ 中国 2024年・区間賞
2 21分02秒 キプロノ・シトニック 黒崎播磨 九州 2024年・区間2位
3 21分03秒 マル・イマニエル トヨタ紡織 中部 2024年・区間3位
ピーター・キブイ・ワンガリ NTN 中部 2024年・区間3位
5 21分11秒 エドウィン・キサルサク 富士山の銘水 東日本 2024年・区間5位
6 21分12秒 キプランガット・ベンソン SUBARU 東日本 2024年・区間6位
7 21分21秒 ワンブア・タイタス 埼玉医科大学グループ 東日本 2024年・区間7位
8 21分22秒 エマヌエル・キプラガット 三菱重工 九州 2024年・区間8位
コスマス・ムワンギ 中国電力 中国 2024年・区間8位
10 21分23秒 イェゴン・ヴィンセント Honda 東日本 2024年・区間10位
日本人選手 現行区間(2024年第68回大会以降)記録10傑
タイム 氏名 所属 地区 年次・順位
1 21分56秒 井川龍人 旭化成 九州 2024年・区間31位
2 22分16秒 大坂祐輝 大阪府警 関西 2024年・区間37位
3 22分29秒 阿部弘輝 住友電工 関西 2024年・区間38位
4 22分32秒 千守倫央 大塚製薬 関西 2024年・区間39位
5 22分41秒 河村一輝 トーエネック 中部 2024年・区間40位
6 22分48秒 中村友哉 大阪ガス 関西 2024年・区間41位

5区 (15.8km) 太田⇒桐生

[編集]
  • 太田中継所→桐生中継所(桐生市織姫町、桐生市役所(本庁舎))
  • 太田中継所 →(太田市東本町十字路)→(太田市熊野町交差点)→(太田市追分)→(太田市丸山町)→(桐生市広沢町(松原橋))→(桐生市境野町)→ (桐生市錦町十字路)→ 桐生中継所
    • マラソンよりきつい」といわれるこの区間には、太田市追分Y字路より群馬県道316号太田桐生線に入り、太田市と桐生市の市境付近でだらだらと上る上り坂が待ち構えている。その高低差66mもさることながら、赤城おろしと呼ばれる向かい風が吹くと過酷さはさらに増す。
    • その一方で、「逆転の5区」の言われ方もされるこの区間はコース変更後幾多の逆転劇を生み出す場所でもある。2区から4区にかけてつかみきれなかった流れを巻き返せる区間。
    • 2009年の区間変更以前は旧2区同様、外国人選手の登録が禁止されていた。
    • 2011年までは表示距離が15.9 kmであった。
    • 全体的に上りかつ向かい風が吹き、かつマラソンよりも過酷である事から試練の5区と呼ばれている。
現行区間(2001年第45回大会以降)記録10傑
タイム 氏名 所属 地区 年次・順位
1 44分57秒 坪田智夫 コニカ 東日本 2002年・区間賞
2 45分14秒 佐藤敦之 中国電力 中国 2007年・区間賞
- 45分17秒 坪田智夫 コニカ 東日本 2003年・区間賞
3 45分44秒 村山謙太 旭化成 九州 2020年・区間賞
4 45分45秒 藤田敦史 富士通 東日本 2002年・区間2位
5 45分46秒 油谷繁 中国電力 中国 2006年・区間賞
6 45分47秒 服部勇馬 トヨタ自動車 中部 2019年・区間賞
山本浩之 コニカミノルタ 東日本 2020年・区間2位
青木涼真 Honda 東日本 2023年・区間賞
- 45分50秒 佐藤敦之 中国電力 中国 2004年・区間賞
- 45分51秒 服部勇馬 トヨタ自動車 東日本 2020年・区間3位
9 45分54秒 松宮祐行 コニカミノルタ 東日本 2006年・区間2位
10 45分58秒 塩尻和也 富士通 東日本 2023年・区間2位

6区 (11.2km) 桐生⇒西久保

[編集]
  • 桐生中継所→西久保中継所(伊勢崎市西久保町、伊勢崎市立赤堀小学校前)
  • 桐生中継所→(渡良瀬川・錦桜橋)→(桐生競艇場)→(みどり市笠懸町阿左美)(みどり市役所前)→ (伊勢崎市間野谷町)→(伊勢崎市曲沢町)→ 西久保中継所
    • 最終・西久保中継所でのタスキ渡しも見もの。ちなみに先頭通過から高崎、公田町、伊勢崎中継所が10分、太田中継所が12分、桐生、西久保中継所が15分経過すると繰り上げスタートとなる。
    • 距離は他の区間ほど長くないものの、コースの途中に曲がり角や坂がある影響で走りにくいため、各チームの監督がこの区間を任せるメンバーの選出に悩みがちであるが、この区間で区間賞を獲得したチームが優勝することが多く、戦略の6区と呼ばれている。
現行区間(2024年第68回大会以降)記録10傑
タイム 氏名 所属 地区 年次・順位
1 32分59秒 西山雄介 トヨタ自動車 中部 2024年・区間賞
2 33分01秒 大迫傑 GMOインターネットグループ 東日本 2024年・区間2位
3 33分06秒 渡邉奏太 サンベルクス 東日本 2024年・区間3位
4 33分20秒 定方俊樹 三菱重工 九州 2024年・区間4位
5 33分33秒 池田勘汰 中国電力 中国 2024年・区間5位
6 33分35秒 小山直城 Honda 東日本 2024年・区間6位
7 33分37秒 齋藤椋 旭化成 九州 2024年・区間7位
8 33分39秒 長田駿佑 SUBARU 東日本 2024年・区間8位
9 33分41秒 松崎咲人 NTT西日本 関西 2024年・区間9位
10 33分43秒 平和真 Kao 東日本 2024年・区間10位

7区 (15.4km) 西久保⇒県庁前

[編集]
  • 西久保中継所→群馬県庁(前橋市大手町)
  • 西久保中継所 →(伊勢崎市赤堀今井町)→(前橋市今井町立体交差)→(前橋市小島田町交差点)→(前橋市天川大島町交差点)→(前橋市本町二丁目交差点) → 群馬県庁(ゴール)
    • 最後の群馬県庁前のゴールテープまで、コースは至って平坦。レースが競った場合は、壮絶なアンカー対決が期待できる。
    • 最終区間であり、かつ日本一のチームが決まる事から栄光の7区と呼ばれている。
現行区間(2024年第68回大会以降)記録10傑
タイム 氏名 所属 地区 年次・順位
1 48分05秒 市田孝 旭化成 九州 2024年・区間賞
2 48分08秒 土井大輔 黒崎播磨 九州 2024年・区間2位
3 48分10秒 服部勇馬 トヨタ自動車 中部 2024年・区間3位
4 48分14秒 木村慎 Honda 東日本 2024年・区間4位
5 48分26秒 的野遼大 三菱重工 九州 2024年・区間5位
6 48分36秒 青木優 Kao 東日本 2024年・区間6位
7 48分38秒 小松巧弥 NTT西日本 関西 2024年・区間7位
8 48分41秒 西澤侑真 トヨタ紡織 中部 2024年・区間8位
9 48分43秒 中西玄気 愛三工業 中部 2024年・区間9位
10 43分31秒 山口賢助 トヨタ自動車九州 九州 2024年・区間10位

第67回(2023年)まで

[編集]

2区 (8.3km) 高崎⇒公田

[編集]
  • 高崎中継所→公田中継所(前橋市公田町(くでんまち)、登利平前)
  • 高崎市役所 →(高崎市末広町)→(上越線信越本線高架)→(関越道高崎IC)→(昭和大橋)→公田中継所
    • 第53回(2009年)から変更となった区間であり、7区間中最短距離を走行する。第52回(2008年)までの2区に相当する区間を新たに2つの区間に分けたコースとなっている。
    • この区間は「インターナショナル区間」と呼ばれ全区間で唯一、外国人選手の登録が可能である。ちなみに導入初回となった第53回(2009年)では約半数のチームが外国人選手を登録し、区間順位上位半分を全て占めた。外国人選手を登録するチームは年々増加の傾向にあり、第61回(2017年)では出場37チーム中30チームが外国人選手を登録した。外国人選手を擁さないチームは、この区間でいかに耐えるかがカギとなる。
    • 上記の理由により高速レースになる事から高速の2区と呼ばれている[注 6]
現行区間(2009年第53回大会以降)記録10傑
タイム 氏名 所属 地区 年次・順位
1 21分53秒 ベナード・コエチ 九電工 九州 2021年・区間賞
2 21分54秒 ジョセファト・ダビリ 小森コーポレーション 東日本 2009年・区間賞
スタンネリー・ワイザカ ヤクルト 東日本 2021年・区間2位
- 21分54秒 ベナード・コエチ 九電工 九州 2023年・区間賞
- 21分55秒 ベナード・コエチ 九電工 九州 2020年・区間賞
4 21分59秒 キプランガット・ベンソン SUBARU 東日本 2023年・区間2位
5 22分00秒 エマヌエル・キプラガット 三菱重工 九州 2023年・区間3位
6 22分01秒 ビダン・カロキ DeNA 東日本 2017年・区間賞
7 22分02秒 ガトゥニ・ゲディオン 日清食品グループ 東日本 2009年・区間2位
ヤコブ・ジャルソ Honda 東日本 2009年・区間2位
ポール・タヌイ 九電工 九州 2010年・区間賞
10 22分03秒 リチャード・キムニャン 日立物流 東日本 2021年・区間3位
日本人選手 現行区間(2009年第53回大会以降)記録10傑
タイム 氏名 所属 地区 年次・順位
1 23分01秒 遠藤日向 住友電工 関西 2022年・区間18位
河村一輝 トーエネック 中部 2022年・区間18位
3 23分20秒 八木勇樹 旭化成 九州 2014年・区間18位
4 23分21秒 堀尾謙介 トヨタ自動車 中部 2022年・区間25位
5 23分22秒 小畑昌之 安川電機 九州 2010年・区間19位
西川雄一朗 住友電工 関西 2023年・区間31位
7 23分23秒 鎧坂哲哉 旭化成 九州 2017年・区間25位
- 23分24秒 西川雄一朗 住友電工 関西 2021年・区間29位
- 河村一輝 トーエネック 中部 2021年・区間29位
8 23分25秒 山崎亮平 中国電力 中国 2015年・区間15位
9 23分26秒 山岡雅義 大塚製薬 関西 2010年・区間20位
10 23分27秒 白石賢一 旭化成 九州 2011年・区間19位

3区 (13.6km) 公田⇒伊勢崎

[編集]
  • 公田中継所→伊勢崎中継所(伊勢崎市今泉町、伊勢崎市役所(本庁舎))
  • 公田町中継所 →(前橋市亀里町交差点)→(前橋市東善町交差点)→(北関東自動車道高架)→(玉村町上福島交差点)→(伊勢崎市田中町十字路)→(伊勢崎市連取町十字路)→ 伊勢崎中継所
    • 第53回(2009年)から変更となった区間である。第52回(2008年)までの2区に相当する区間を新たに2つの区間に分けたコースとなっている。
    • 2011年までは表示距離が13.7kmであった。
    • 外国人選手が走る事はないが、緩やかな下りと追い風が続くコースという特徴からスピードランナーが集う事が多く、順位が目まぐるしく入れ替わる事から変動の3区と呼ばれている。
現行区間(2009年第53回大会以降)記録10傑
タイム 氏名 所属 地区 年次・順位
1 37分09秒 相澤晃 旭化成 九州 2022年・区間賞
2 37分16秒 太田智樹 トヨタ自動車 中部 2022年・区間2位
3 37分17秒 林田洋翔 三菱重工 九州 2022年・区間3位
4 37分21秒 田村友佑 黒崎播磨 九州 2022年・区間4位
5 37分22秒 小林歩 NTT西日本 関西 2022年・区間5位
6 37分34秒 潰滝大記 富士通 東日本 2022年・区間6位
7 37分36秒 難波天 トーエネック 中部 2022年・区間7位
8 37分39秒 西山雄介 トヨタ自動車 中部 2020年・区間賞
田村和希 住友電工 関西 2021年・区間賞
10 37分40秒 小山直城 Honda 東日本 2022年・区間8位
- 太田智樹 トヨタ自動車 中部 2023年・区間賞

4区 (22.4km) 伊勢崎⇒太田

[編集]
  • 伊勢崎中継所→太田中継所(太田市浜町、太田市役所(本庁舎))
  • 伊勢崎市役所 →(伊勢崎市境保泉)→(伊勢崎市境木島)→(東武伊勢崎線踏切)→(伊勢崎市境萩原)→(太田市世良田町)→(太田市尾島庁舎)→(太田市尾島一丁目交差点)→(太田市高林交差点)→(太田市飯塚町交差点)→太田中継所
    • 第53回(2009年)から変更となった区間であり、7区間中最長距離を走行する。第52回(2008年)までの3区 (11.8 km) と4区 (10.5 km) に相当する区間を1つの区間にまとめたコースになっている。全体の中間点となる50 kmポイントはこの4区にある。2010年までは22.3 km、2012年から2017年までは22.0kmで施行。
    • 前半は緩やかな下り坂であるが、高林交差点を曲がってから太田中継所までの約3.5kmは緩やかな上り坂と向かい風で残り少ない選手の体力を奪う。
    • 全区間中最長、かつエース級の選手が投入される事から花の4区と呼ばれている。
現行区間(2018年第62回大会以降)記録10傑
タイム 氏名 所属 地区 年次・順位
1 1時間03分43秒 細谷恭平 黒崎播磨 九州 2022年・区間賞
2 1時間03分54秒 古賀淳紫 安川電機 九州 2022年・区間2位
3 1時間03分57秒 井上大仁 MHPS 九州 2020年・区間賞
4 1時間04分00秒 佐藤悠基 SGホールディングスグループ 関西 2021年・区間賞
5 1時間04分04秒 池田耀平 Kao 東日本 2023年・区間賞
6 1時間04分12秒 藤曲寛人 トヨタ自動車九州 九州 2022年・区間3位
- 井上大仁 三菱重工 九州 2022年・区間3位
7 1時間04分14秒 中村匠吾 富士通 東日本 2021年・区間2位
- 井上大仁 三菱重工 九州 2021年・区間2位
8 1時間04分15秒 伊藤達彦 Honda 東日本 2022年・区間5位
9 1時間04分19秒 設楽悠太 Honda 東日本 2018年・区間賞
西山雄介 トヨタ自動車 中部 2022年・区間6位
距離変更前(2009年第53回大会~2017年第61回大会)記録10傑
タイム 氏名 所属 地区 年次・順位
1 1時間02分45秒 設楽悠太 Honda 東日本 2016年・区間賞
- 1時間02分47秒 設楽悠太 Honda 東日本 2015年・区間賞
2 1時間02分50秒 今井正人 トヨタ自動車九州 九州 2013年・区間賞
3 1時間02分51秒 佐藤悠基 日清食品グループ 東日本 2012年・区間賞
- 1時間03分01秒 今井正人 トヨタ自動車九州 九州 2015年・区間2位
4 1時間03分03秒 窪田忍 トヨタ自動車 中部 2015年・区間3位
5 1時間03分04秒 秋葉啓太 小森コーポレーション 東日本 2009年・区間賞
6 1時間03分06秒 市田孝 旭化成 九州 2017年・区間賞
- 1時間03分07秒 今井正人 トヨタ自動車九州 九州 2017年・区間2位
- 1時間03分09秒 窪田忍 トヨタ自動車 中部 2016年・区間2位
7 1時間03分11秒 佐藤敦之 中国電力 中国 2010年・区間賞
8 1時間03分14秒 井上大仁 三菱日立パワーシステムズ長崎 九州 2017年・区間3位
9 1時間03分15秒 横手健 富士通 東日本 2017年・区間4位
- 井上大仁 三菱日立パワーシステムズ長崎 九州 2016年・区間3位
10 1時間03分16秒 中尾勇生 トヨタ紡織 中部 2009年・区間2位

6区 (11.2km) 桐生⇒西久保

[編集]
  • 桐生中継所→西久保中継所(伊勢崎市西久保町、伊勢崎市立赤堀小学校前)
  • 桐生中継所→(渡良瀬川・錦桜橋)※2010年までは(渡良瀬川・桐生大橋)→(桐生競艇場)→(みどり市笠懸町阿左美)(みどり市役所前)→ (伊勢崎市間野谷町)→(伊勢崎市曲沢町)→ 西久保中継所
    • 2011年よりルート、距離を大幅変更。錦桜橋を渡り、広沢町一丁目から国道122号に入り、相生町一丁目十字路を左折。群馬県道68号桐生伊勢崎線(片側2車線区間)から桐生競艇場をほぼ半周するルートとなる。2010年までは11.8 km、2011年から2017年までは12.5 km、 2018年から2022年までは12.1 km、2023年は11.9kmで施行。
    • みどり市笠懸町阿左美から国道50号に入り岩宿まで30mほど上った後、中継所まで下り坂となる。直角カーブも多く、ペースを乱しやすい区間。
    • 最終・西久保中継所でのタスキ渡しも見もの。ちなみに先頭通過から高崎、公田町、伊勢崎中継所が10分、太田中継所が12分、桐生、西久保中継所が15分経過すると繰り上げスタートとなる(中継所名が2009年より西久保中継所に変更となった)。2023年大会では初めて全チームが1本のタスキを繋げることができた。
    • 2022年まではJA赤堀町前が中継所であったが同年10月に移転したため、2023年からは伊勢崎市立赤堀小学校前が中継所となる。
    • 距離は他の区間ほど長くないものの、コースの途中に曲がり角や坂がある影響で走りにくいため、各チームの監督がこの区間を任せるメンバーの選出に悩みがちである。このような傾向から2021年までは戦略の6区と呼ばれていたが、2013年から2021年まで区間賞を獲得したチームが9大会連続で優勝したため、2022年大会の開催に際しては勝負の6区と銘打たれている。その2022年には、3位でタスキを受けたHondaの中山顕が区間賞を獲得。結果、Hondaは中山の好走で首位に浮上した末に初優勝を成し遂げたため、6区の区間賞獲得チームによる連続優勝記録は10年にまで延びた。
現行区間(2018年第62回大会以降)記録10傑
タイム 氏名 所属 地区 年次・順位
1 35分13秒 小野知大 旭化成 九州 2020年・区間賞
2 35分33秒 鈴木健吾 富士通 東日本 2021年・区間賞
3 35分36秒 青木祐人 トヨタ自動車 中部 2021年・区間2位
- 35分37秒 小野知大 旭化成 九州 2021年・区間3位
4 35分42秒 其田健也 JR東日本 東日本 2020年・区間2位
5 35分49秒 市田宏 旭化成 九州 2018年・区間賞
6 36分02秒 林奎介 GMOインターネットグループ 東日本 2020年・区間3位
7 36分04秒 田中秀幸 トヨタ自動車 中部 2020年・区間4位
田村和希 住友電工 関西 2020年・区間4位
9 36分05秒 山中秀仁 Honda 東日本 2020年・区間6位
- 36分11秒 其田健也 JR東日本 東日本 2021年・区間4位
- 36分14秒 市田宏 旭化成 九州 2019年・区間賞
10 36分21秒 横手健 富士通 東日本 2019年・区間2位
距離変更前(2011年第55回大会~2017年第61回大会)記録10傑
タイム 氏名 所属 地区 年次・順位
1 36分32秒 市田宏 旭化成 九州 2017年・区間賞
2 36分35秒 高井和治 九電工 九州 2012年・区間賞
3 36分45秒 阿久津尚二 富士通 東日本 2011年・区間賞
4 36分53秒 大石港与 トヨタ自動車 中部 2012年・区間2位
5 36分56秒 米澤類 中国電力 中国 2011年・区間2位
田中秀幸 トヨタ自動車 中部 2017年・区間2位
服部翔大 Honda 東日本 2017年・区間2位
8 36分57秒 松宮祐行 コニカミノルタ 東日本 2012年・区間3位
前野貴行 富士通 東日本 2017年・区間4位
- 36分59秒 田中秀幸 トヨタ自動車 中部 2015年・区間賞
10 37分01秒 座間紅祢 日清食品グループ 東日本 2012年・区間4位

7区 (15.6km) 西久保⇒県庁前

[編集]
  • 西久保中継所→群馬県庁(前橋市大手町)
  • 西久保中継所 →(伊勢崎市赤堀今井町)→(前橋市今井町立体交差)→(前橋市小島田町交差点)→(前橋市天川大島町交差点)→(前橋市本町二丁目交差点) → 群馬県庁(ゴール)
    • 最後の群馬県庁前のゴールテープまで、コースは至って平坦。レースが競った場合は、壮絶なアンカー対決が期待できる。2022年までは15.5 km、2023年は15.7kmで施行。
    • 最終区間であり、かつ日本一のチームが決まる事から栄光の7区と呼ばれている。
現行区間(2001年第45回大会以降)記録10傑
タイム 氏名 所属 地区 年次・順位
1 44分47秒 鎧坂哲哉 旭化成 九州 2020年・区間賞
2 44分53秒 ジェームス・ドゥング ホンダ浜松 中部 2002年・区間賞
2003年・区間賞
3 45分05秒 油谷繁 中国電力 中国 2002年・区間2位
4 45分06秒 磯松大輔 コニカミノルタ 東日本 2006年・区間賞
5 45分13秒 梅木蔵雄 中国電力 中国 2003年・区間2位
6 45分16秒 高林祐介 トヨタ自動車 中部 2012年・区間賞
- 45分18秒 梅木蔵雄 中国電力 中国 2006年・区間2位
7 45分24秒 酒井俊幸 コニカ 東日本 2002年・区間3位
8 45分30秒 秋山悟志 スズキ 中部 2006年・区間3位
9 45分35秒 立石慎士 安川電機 九州 2006年・区間4位
10 45分36秒 古賀淳紫 安川電機 九州 2019年・区間賞

第52回(2008年)まで

[編集]

第53回(2009年)からの区間構成変更により、変更となった区間について説明する。1区、5区、6区、7区については#第53回(2009年)からを参照。

2区 (22.0km) 高崎⇒伊勢崎

[編集]

区間記録保持者:高橋健一富士通) 1時間01分36秒(第45回(2001年))

  • 高崎中継所→伊勢崎中継所(伊勢崎市今泉町、伊勢崎市役所(本庁舎)前)
  • 高崎中継所→→(関越自動車道高崎IC)→(前橋市東善町交差点)→(玉村町上福島十字路)→(伊勢崎市連取町十字路)→伊勢崎中継所
    • 新2区・3区を合併させて誕生したニューイヤー駅伝最長区間であった。全体を通して下り坂で、例年ならば追い風が見込めるため、毎年好記録が期待できる区間であった。第64回大会より再度この距離に戻される予定。
    • なお、この区間は外国人選手の登録が禁止されていた。
旧2区(2001年第45回大会~2008年第52回大会)記録10傑
タイム 氏名 所属 地区 年次・順位
1 1時間01分36秒 高橋健一 富士通 東日本 2001年・区間賞
2 1時間02分14秒 松宮隆行 コニカ 東日本 2001年・区間2位
- 1時間02分18秒 松宮隆行 コニカミノルタ 東日本 2006年・区間賞
- 1時間02分28秒 松宮隆行 コニカミノルタ 東日本 2008年・区間賞
3 1時間02分33秒 高岡寿成 カネボウ 東日本 2005年・区間賞
4 1時間02分34秒 坪田智夫 コニカミノルタ 東日本 2004年・区間賞
5 1時間02分39秒 上岡宏次 日産自動車 東日本 2004年・区間2位
- 1時間02分45秒 松宮隆行 コニカミノルタ 東日本 2002年・区間賞
6 1時間02分46秒 三津谷祐 トヨタ自動車九州 九州 2008年・区間2位
7 1時間02分49秒 油谷繁 中国電力 中国 2004年・区間3位
前田和浩 九電工 九州 2006年・区間2位
- 松宮隆行 コニカミノルタ 東日本 2005年・区間2位
- 三津谷祐 トヨタ自動車九州 九州 2006年・区間2位
9 1時間02分53秒 尾方剛 中国電力 中国 2001年・区間3位
佐藤敦之 中国電力 中国 2006年・区間4位

3区 (11.8km) 伊勢崎⇒尾島

[編集]

区間記録保持者:ガトゥニ・ゲディオン日清食品) 30分43秒(第51回(2007年))

  • 伊勢崎中継所→尾島中継所(太田市安養寺町、太田市尾島庁舎前)
  • 伊勢崎中継所→(伊勢崎市境木島)→(東武伊勢崎線踏切)→(伊勢崎市境東)→(太田市世良田町)→尾島中継所
    • 2区で外国人選手が走れない分、この3区にぶつけるチームが多い。その点、短い区間ながらごぼう抜き記録が出ることも多かった。この区間も同様に下り坂主体。また、剛志駅を越えた先から伊勢崎市境木島付近まで蛇行した道が続く。
    • 外国人選手が続くこの区間で、下位チームは繰り上げスタートが心配となってくる。ちなみに、この尾島中継所は先頭チームが通過してから10分が経過すると無念の繰り上げスタートとなっていた。
旧3区(2001年第45回大会~2008年第52回大会)記録10傑
タイム 氏名 所属 地区 年次・順位
1 30分43秒 ガトゥニ・ゲディオン 日清食品グループ 東日本 2007年・区間賞
2 30分59秒 マーティン・イルング・マサシ スズキ 中部 2005年・区間賞
- ガトゥニ・ゲディオン 日清食品グループ 東日本 2008年・区間賞
3 31分08秒 ダニエル・ジェンガ ヤクルト 中部 2001年・区間賞
- 31分14秒 マーティン・イルング・マサシ スズキ 中部 2006年・区間賞
4 31分15秒 ジョセファト・ムチリ・ダビリ 小森コーポレーション 東日本 2008年・区間2位
- 31分16秒 マーティン・イルング・マサシ スズキ 中部 2008年・区間3位
5 31分17秒 サムエル・カマウ・ワンジル トヨタ自動車九州 九州 2008年・区間4位
6 31分18秒 ジョン・カリウキ トヨタ紡織 中部 2007年・区間2位
- サムエル・カマウ・ワンジル トヨタ自動車九州 九州 2006年・区間2位
- 31分22秒 ジョン・カリウキ トヨタ紡織 中部 2008年・区間5位
7 31分26秒 テスファイ・アセファ Honda 東日本 2008年・区間6位
8 31分27秒 サミー・アレックス コニカミノルタ 東日本 2008年・区間7位
9 31分28秒 ザカヨ・ガソ コニカ 東日本 2003年・区間賞
- 31分30秒 ザカヨ・ガソ コニカ 東日本 2001年・区間2位
- ジョン・カリウキ トヨタ紡織 中部 2006年・区間3位
10 31分37秒 ムワンギ・ムリギ トヨタ自動車 中部 2006年・区間4位
日本人選手 旧3区(2001年第45回大会~2008年第52回大会)記録10傑
タイム 氏名 所属 地区 年次・順位
1 32分11秒 三津谷祐 トヨタ自動車九州 九州 2005年・区間6位
2 32分18秒 前田貴史 アラコ 中部 2001年・区間5位
3 32分20秒 油谷繁 中国電力 中国 2001年・区間6位
4 32分22秒 岩井勇輝 旭化成 九州 2007年・区間5位
5 32分27秒 大森輝和 四国電力 関西 2007年・区間8位
- 32分30秒 油谷繁 中国電力 中国 2005年・区間12位
6 32分31秒 池谷寛之 本田技研工業 東日本 2001年・区間7位
7 32分32秒 瀬戸口賢一郎 旭化成 九州 2001年・区間8位
8 32分33秒 岩佐敏弘 大塚製薬 関西 2001年・区間9位
岡本直己 中国電力 中国 2008年・区間12位
10 32分34秒 入船敏 カネボウ 東日本 2005年・区間13位

4区 (10.5km) 尾島⇒太田

[編集]

区間記録保持者:秋山羊一郎ホンダ) 29分29秒(第51回(2007年))

  • 尾島中継所→太田中継所(太田市浜町、太田市役所(本庁舎)前)
  • 尾島中継所→(太田市尾島一丁目交差点)→(石田川)→(太田市高林交差点)→太田中継所
    • 全区間中最も短い区間。蛇川付近からやや上り気味になり、高林交差点付近から風の影響が出てくることも。
  • この区間は区間記録が更新されやすい区間であり、第44回(2000年)から第51回(2007年)までで4回も区間記録がされている超スピード区間であった。
旧4区(2001年第45回大会~2008年第52回大会)記録10傑
タイム 氏名 所属 地区 年次・順位
1 29分29秒 秋山羊一郎 ホンダ 東日本 2007年・区間賞
2 29分30秒 松下朋広 ヤクルト 東日本 2006年・区間賞
3 29分35秒 尾方剛 中国電力 中国 2006年・区間2位
4 29分36秒 北田初男 日清食品グループ 東日本 2003年・区間賞
5 29分37秒 磯松大輔 コニカミノルタ 東日本 2005年・区間賞
- 秋山羊一郎 NEC 東日本 2003年・区間2位
- 磯松大輔 コニカミノルタ 東日本 2007年・区間2位
6 29分38秒 梅木蔵雄 中国電力 中国 2008年・区間賞
7 29分39秒 サムエル・ムツリ コニカミノルタ 東日本 2004年・区間賞
8 29分40秒 石川末廣 ホンダ 東日本 2003年・区間3位
9 29分41秒 森政辰巳 中国電力 中国 2002年・区間賞
白石賢一 旭化成 九州 2007年・区間3位
山岡雅義 大塚製薬 関西 2007年・区間3位
山田紘之 コニカミノルタ 東日本 2008年・区間2位

コースとなっている主な路線

[編集]

通過する自治体

[編集]

車両協力

[編集]

放送

[編集]
ヤマザキ新春スポーツスペシャル・
ニューイヤー駅伝
第○回全日本実業団駅伝
ジャンル スポーツ中継
出演者 以下を参照
オープニング Sunrise of the New Year(インストゥルメンタル)
エンディング 同上
製作
制作 TBSテレビ[注 8]
放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1988年1月1日 - 現在
放送時間毎年1月1日7:30[注 9] - 14:30
放送分2016年現在、300[注 10]
回数37

特記事項:
昼頃には『JNNニュース』を中断して放送。
2013年 - 2015年は「年またぎスポーツ祭り」に内包
テンプレートを表示
ニューイヤー駅伝
ジャンル スポーツ中継
放送方式 生放送
放送期間 2001年1月1日 - 現在
放送時間 毎年1月1日8:30 - 14:00すぎ
放送回数 24
放送局 TBSラジオ
ネットワーク JRN
出演 以下を参照
特記事項:
8:30 - 9:00は事前番組『まもなく駅伝スタート』を放送。
2022年まで関東ローカル。
テンプレートを表示

テレビ放送およびラジオ放送はTBS(TBSテレビおよびTBSラジオ)と地元の群馬テレビが第32回(1988年)から完全生中継を開始。当初はSUNTORYJUKIKIRIN、1994年の第38回からは山崎製パンが協賛しておりTBS系の番組では『ヤマザキ新春スポーツスペシャル・ニューイヤー駅伝○○○○(西暦)」の名称と「第○回全日本実業団駅伝』の略称を使用している。なお、正式な大会名称は、全日本実業団対抗駅伝大会(ぜんにほんじつぎょうだんたいこうえきでんたいかい)。

ヤマザキパンの冠があるが1社協賛ではなく、複数のスポンサーの提供・協賛により放送が行われる。同社に加えて、車両提供社のSUBARUが全時間帯でスポンサーとなっているため、SUBARU以外の自動車メーカーは本大会に出場していてもスポンサーになることはない。8:50以前は事前番組扱いとして直前情報を伝えるが、7:30 - 8:30は群馬テレビなどの一部地方局では放送されないローカルセールスの任意ネット枠のため、ヤマザキの冠も付かない。また、8:30 - 8:50も引き続きオールスポットであるが、全系列局ネットとなる8:30の時点から名目上ヤマザキの冠をつけて、8:50以降の中継本編とは一体の番組として放送している(8:30 - 8:50のパートでは、群馬県庁よりヤマザキパンのインフォマーシャルが挿入される)。一部の地方局では、EPGでの扱いを8:50を境とした2部構成、もしくは7:30 - 8:30、8:30 - 8:50、8:50以降の3部構成としている[注 11]。なお、JNN系列では2013年から2015年まで、スポーツテレソン年またぎスポーツ祭り」の枠内フロート番組として扱っていた。

技術面では一部中継点において特定の系列局[注 12] や特別協力の群馬テレビ[注 13] にスタッフ配置を任せているなど、系列各局から技術や人員を動員している。

テレビ放送

[編集]

番組ネット局

[編集]

JNN系列28局+群馬テレビ (GTV) [注 14] にネット。2019年大会における、8:30以前のパートも含めたネット局には◎印を付した。

2009年(平成21年)まではBS-i(現: BS-TBS)にもネット。またTBSチャンネル2でも2010年代に開催当日の夜、もしくは後日中継録画をノーカットで放送していた[注 23]

実況

[編集]
総合実況
[編集]

群馬県庁に特設スタジオを設けてそこから全体の進行を行う。ただし、2010年のみ森田正光のコーナーを除いてスタジオは使用せず、第1移動車の実況担当が進行した。

移動中継車担当
[編集]

特筆しない限り、担当の時点でTBSテレビの現職アナウンサー。

2024年
2022年 - 2023年
  • 第1移動車…佐藤文康
  • 第2移動車…南波雅俊
  • 第3移動車(リポートバイク)…喜入友浩
  • 第4移動車(リポートバイク)…熊崎風斗
2021年
  • 第1移動車…佐藤文康
  • 第2移動車…熊崎風斗
  • 第3移動車…喜入友浩
  • 第4移動車…小笠原亘
2018年 - 2020年
  • 第1移動車…佐藤文康
  • 第2移動車…新タ悦男
  • 第3移動車…熊崎風斗(スタート前の選手控え室のリポートも兼務)
2013年 - 2017年
  • 第1移動車…佐藤文康
  • 第2移動車…新タ悦男
  • リポートバイク…小笠原亘
2012年
  • 第1移動車…佐藤文康
  • 第2移動車…椎野茂(当時・TBSテレビアナウンサー)
  • 第3移動車(リポートバイク)…新タ悦男
中継所担当
[編集]

特筆しない限り、担当の時点でTBSテレビの現職アナウンサー。

2024年
  • 南波雅俊(高崎中継所・桐生中継所、レースの前にはスタート地点での呼び込みを担当)
  • 齋藤慎太郎(伊勢崎中継所・西久保中継所)
  • 古田敬郷(尾島中継所)
  • 高柳光希(太田中継所)
2023年
  • 小笠原亘(高崎中継所)
  • 小沢光葵(公田中継所・桐生中継所)
  • 高柳光希(伊勢崎中継所・西久保中継所)
  • 齋藤慎太郎(太田中継所)
2022年
  • 小笠原亘(高崎中継所・太田中継所・西久保中継所)
  • 齋藤慎太郎(公田中継所・桐生中継所)
  • 伊藤隆佑(伊勢崎中継所)
2021年
  • 藤森祥平(当時・TBSテレビアナウンサー/公田中継所。各定点ポイントの実況も兼務)
  • 南波雅俊(高崎中継所・伊勢崎中継所・桐生中継所)
  • 小林廣輝(当時・TBSテレビアナウンサー/太田中継所・西久保中継所)
2020年
  • 石井大裕(伊勢崎中継所。8:30以前のパートでは進行を担当)
  • 小笠原亘(高崎中継所・桐生中継所)
  • 喜入友浩(公田中継所・西久保中継所)
  • 西村俊仁CBCアナウンサー/太田中継所)
2019年
  • 石井大裕(高崎中継所・桐生中継所。8:30以前のパートでは進行を担当)
  • 小笠原亘(スタート・伊勢崎中継所・西久保中継所)
  • 喜入友浩(公田中継所)
  • 西村俊仁(CBCアナウンサー/太田中継所)
2018年
  • 石井大裕(スタート・伊勢崎中継所・西久保中継所。8:30以前のパートでは進行を担当)
  • 小笠原亘(高崎中継所・桐生中継所)
  • 伊藤隆佑(公田中継所)
  • 西村俊仁(CBCアナウンサー/太田中継所)
2017年
  • 石井大裕(スタート・高崎中継所・桐生中継所)
  • 杉山真也(公田中継所)
  • 熊崎風斗(伊勢崎中継所・西久保中継所)
  • 西村俊仁(CBCアナウンサー/太田中継所)
2016年
  • 清水大輔(当時・TBSテレビアナウンサー/高崎中継所)
  • 林正浩(当時・TBSテレビアナウンサー/公田中継所)
  • 石井大裕(伊勢崎中継所・西久保中継所)
  • 角上清司(当時・CBCアナウンサー/太田中継所)
  • 熊崎風斗(桐生中継所)
2015年
  • 清水大輔
  • 林正浩
  • 石井大裕
  • 角上清司
2014年
  • 清水大輔(高崎中継所・桐生中継所)
  • 林正浩(公田中継所)
  • 石井大裕(伊勢崎中継所・西久保中継所)
  • 角上清司(太田中継所)
2013年
  • 林正浩
  • 戸崎貴広(当時・TBSテレビアナウンサー)
  • 清水大輔
  • 石井大裕
2012年
  • 清水大輔(高崎中継所・桐生中継所)
  • 戸崎貴広(公田中継所・西久保中継所)
  • 林正浩(伊勢崎中継所)
  • 小笠原亘(太田中継所)

解説

[編集]
2023年(令和5年) - 2024年(令和6年)
  • 金哲彦(ニッポンランナーズ理事長/放送センター)
  • 神野大地(プロランナー/ゲスト解説、放送センター)
  • 尾方剛(広島経済大学陸上競技部監督/第1移動車)
2021年(令和3年) - 2022年(令和4年)
  • 金哲彦(ニッポンランナーズ理事長/放送センター)
  • 大迫傑ナイキ/ゲスト解説、放送センター)
  • 尾方剛(広島経済大学陸上競技部監督/第1移動車)
2014年(平成26年) - 2020年(令和2年)
  • 宗茂旭化成陸上部顧問ほか/放送センター)
  • 増田明美スポーツライター/ゲスト解説、放送センター)
  • 金哲彦(ニッポンランナーズ理事長/第1移動車)
  • 尾方剛(広島経済大学陸上競技部監督/第2移動車)
2013年(平成25年)
  • 瀬古利彦(当時エスビー食品スポーツ推進局長/放送センター)
  • 増田明美(スポーツライター/ゲスト解説、放送センター)
  • 金哲彦(ニッポンランナーズ理事長/第1移動車)
  • 尾方剛(広島経済大学陸上競技部監督/第2移動車)
2012年(平成24年)
  • 瀬古利彦(当時エスビー食品スポーツ推進局長/放送センター)
  • 増田明美(スポーツライター/ゲスト解説、放送センター)
  • 谷口浩美(トスプランニング所属/第1移動車)
  • 金哲彦(ニッポンランナーズ理事長/第2移動車)

リポーター

[編集]

特筆しない限り、担当の時点でTBSテレビの現職アナウンサー。
○:TBSテレビと一部のJNN加盟局で直前に編成していた生放送番組(当該項で詳述)向けに群馬県庁内からの初日の出リポートも担当

2024年
  • 増田明美(スポーツライター/監督室)
  • 篠原梨菜(高崎中継所・太田中継所)
  • 南後杏子(伊勢崎中継所・桐生中継所)
  • 佐々木舞音(尾島中継所・西久保中継所)
  • 近藤夏子○(群馬県庁・優勝インタビュー。8:30以前のパートでは進行を担当)
2023年
  • 増田明美(スポーツライター/監督室)
  • 吉村恵里子(高崎中継所・太田中継所)
  • 篠原梨菜[注 24][注 25](公田中継所・桐生中継所)
  • 佐々木舞音[注 24][注 25](伊勢崎中継所・西久保中継所)
  • 近藤夏子(群馬県庁・優勝インタビュー。8:30以前のパートでは進行を担当)
2022年
  • 増田明美(スポーツライター/監督室)
  • 佐々木舞音(高崎中継所・太田中継所)
  • 日比麻音子[注 25][注 26](公田中継所・桐生中継所)
  • 若林有子○(伊勢崎中継所・西久保中継所)
  • 上村彩子(群馬県庁・優勝インタビュー。8:30以前のパートでは進行・レース中はリモート方式による応援の模様を随時リポート)
2021年
  • 増田明美(スポーツライター/監督室)
  • 野村彩也子(高崎中継所・太田中継所)
  • 近藤夏子(公田中継所・桐生中継所)
  • 上村彩子○(伊勢崎中継所・西久保中継所)
  • 日比麻音子(群馬県庁・優勝インタビュー。8:30以前のパートでは進行を担当)
2020年
  • 上村彩子(群馬県庁)
  • 篠原梨菜(高崎中継所・太田中継所)
  • 若林有子(公田中継所・桐生中継所)
  • 日比麻音子○(伊勢崎中継所・西久保中継所)
  • 初田啓介(優勝インタビュー。各定点ポイントの実況も兼務)
2019年
  • 上村彩子(群馬県庁)
  • 山形純菜(高崎中継所・太田中継所)
  • 日比麻音子(公田中継所・桐生中継所)
  • 宇内梨沙○(伊勢崎中継所・西久保中継所)
  • 初田啓介(優勝インタビュー。各定点ポイントの実況も兼務)
2018年
  • 小林由未子(群馬県庁)
  • 宇内梨沙(高崎中継所・太田中継所)
  • 日比麻音子○(公田中継所・桐生中継所)
  • 上村彩子(伊勢崎中継所・西久保中継所)
  • 初田啓介(優勝インタビュー。各定点ポイントの実況も兼務)
2017年
  • 小林由未子(群馬県庁)
  • 宇内梨沙○(高崎中継所・太田中継所)
  • 伊東楓(当時・TBSテレビアナウンサー/公田中継所・桐生中継所)
  • 上村彩子(伊勢崎中継所・西久保中継所)
  • 初田啓介(優勝インタビュー。各定点ポイントの実況も兼務)
2016年
  • 小林由未子(群馬県庁)
  • 上村彩子(高崎中継所・太田中継所)
  • 古谷有美(公田中継所・桐生中継所)
  • 伊藤隆佑(伊勢崎中継所・西久保中継所ほか)
  • 初田啓介(優勝インタビュー。各定点ポイントの実況も兼務)
2015年
  • 出水麻衣
  • 古谷有美
  • 佐藤渚(当時・TBSテレビアナウンサー)
  • 熊崎風斗
  • 小林由未子
  • 初田啓介(優勝インタビュー。各定点ポイントの実況も兼務)
2014年
  • 古谷有美(群馬県庁)
  • 林みなほ(当時・TBSテレビアナウンサー/群馬県庁)
  • 佐藤渚(高崎中継所・太田中継所)
  • 安藤あや菜(元青森テレビアナウンサー、当時・セント・フォース所属/公田中継所・桐生中継所)
  • 高畑百合子(伊勢崎中継所・西久保中継所)
  • 初田啓介(優勝インタビュー。各定点ポイントの実況も兼務)
2013年
  • 出水麻衣(群馬県庁)
  • 佐藤渚(群馬県庁)
  • 安藤あや菜(高崎中継所・太田中継所)
  • 古谷有美(公田中継所・桐生中継所)
  • 高畑百合子(伊勢崎中継所・西久保中継所)
  • 初田啓介(優勝インタビュー。各定点ポイントの実況も兼務)
2012年
  • 枡田絵理奈(当時・TBSテレビアナウンサー/群馬県庁)
  • 安藤あや菜(高崎中継所・太田中継所)
  • 古谷有美(公田中継所・桐生中継所)
  • 高畑百合子(伊勢崎中継所・西久保中継所)
  • 初田啓介(優勝インタビュー。各定点ポイントの実況も兼務)

天気予報

[編集]

特別出演

[編集]
  • 黛まどか
    テレビ中継では一時期、「ニューイヤー駅伝」をお題とした俳句を募集しており、黛はその選者。なお、2008年以降は実施せず、黛も出演していない。

テーマソング

[編集]

2016年までは一部の年度を除いて「TBS駅伝テーマソング」として、前年の女子駅伝と共通で使用していた。2018年は歌入りの楽曲を採用せず、インストゥルメンタルの曲が使用された。

備考

[編集]
  • 途中、中継を中断して報道フロアから『JNNニュース』(2010年のみ『THE NEWS』)が3 - 4分程度放送される(大体11時台後半から12時台前半の間)。この間はレースの模様が画面上部にワイプで映し出される他、ローカル枠に切り替えられる際に「JNNニュース(NEWS)」のロゴが画面左下に表示される(ただし、GTVはJNN加盟局では無いため[注 27]、自局制作のローカルニュース『GTVニュース』に差し替えられ、ワイプも表示されない。これらを踏まえ、報道スタジオへの渡しコメントは「このあとはニュースをお伝えします」というシンプルなものであるが、アナウンサーによっては2023年のように「報道フロアから」の文言が入る場合がある)。
  • 連動データ放送はTBS系列28局のみ実施のため、群馬テレビでは「群馬テレビのデータ放送は連動していません」と随時中継内のテロップで告知している。
  • 1997年の放送で、最下位チーム[注 28] のアンカーが脱水症状になりフラフラとなり、番組最後の提供クレジットが出るぎりぎりまで松下アナが実況。その途中からスタッフロール(提供クレジットを出すまでは協力系列局の途中まで、最後の『製作著作 TBS』まで表示出来なかった)とテーマソング(このときは篠原美也子の「風の背中」)は流れ、その後に提供クレジットを出して終了した。逆に2011年は、最下位となった警視庁チームのゴールを待たずにスタッフロールに移行してしまった。
  • 2009年のみ膨大なスタッフロールがなく、「制作:TBSテレビ・製作著作:TBS」のみ打って提供クレジットに入った。
  • 2006年大会中継では特別ゲストとして亀田興毅大毅和毅の三兄弟が登場し、餅つきなどで視聴者にアピールを行っていた。
  • 2007年には、大会の直後から「日曜劇場」枠で放送される『華麗なる一族』とのコラボレーション企画を実施。作品のPR、主演を務める木村拓哉からのメッセージビデオの放送に加えて、中継所などで「華麗ぱん」(大会の冠スポンサーである山崎製パンとのコラボレーションによる期間限定商品)のサンプリング(無料配布)を実施した。全編の平均視聴率は14.1%で、2006年(11.7%)や2005年(14.3%)を上回ったほか、午後のパートでは12:00 - 18:00の時間帯における視聴率で1位を記録した(いずれもビデオリサーチの調査による関東地区の世帯視聴率)。
    • テレビ中継ではこの年から、区間賞トップの選手の予想と連動した「総額300万円!お年玉プレゼントクイズ」を実施。主な区間賞候補の選手数名とその他の選手を選択肢に設定した多者択一式のクイズで、区間ごとにトップの選手が中継所まで残り1kmの地点を通過するまで電話(選択肢ごとに割り当てられた電話番号)で応募を受け付けたうえで、応募者から抽選で21名(1区間につき3名)に1万円×区間の距離(kmから小数点以下の数字を切り上げた数値)分の賞金を「お年玉」として贈呈する。賞金の総額を300万円に設定しているため、1人の応募者が全ての区間で区間賞の予想を的中させた場合には、最大で100万円(1万円×総距離100km)分の「お年玉」を得る可能性がある。
  • 2008年は、この年の1月にスタートする『佐々木夫妻の仁義なき戦い』の番組宣伝、またこのドラマの主演である稲垣吾郎小雪のビデオ出演、各中継所などで今大会の冠スポンサーである山崎製パンとのコラボレートした「佐々木夫妻の仁義's(ジンギス)パン」の無料配布を行った。また今井正人選手の紹介VTRの場面において、前年箱根芦ノ湖にゴールする際の日本テレビの映像が使われた。
  • 2010年第54回大会の放送より博報堂DYメディアパートナーズによる制作で、一部CMにおいてCMと駅伝中継が同時放映される措置がなされた[19]
  • 2018年の第62回大会では、番組公式サイトで中継動画のサイマル配信を実施。スポンサーからのCMが地上波と異なっていたものの、TBSの系列局がない県からも視聴できるようになっていた。2020年の第64回大会からは、U-NEXT(2023年まではParavi)とTVerでのサイマル配信に移行している(詳細後述)。
  • 2022年の第66回大会のスタッフロールでは、制作協力に参加してスタッフを派遣した中国放送(RCC)のロゴが、2021年12月まで使用された旧ロゴで表示された(新ロゴは2022年10月の開局70周年に合わせて制定されたもので、2021年12月から順次使用を開始し、2022年1月から正式に全面採用している)。2023年の第67回大会のスタッフロールでは新ロゴに修正された。
  • 前述したように、2020年の第64回大会までは、一部のTBS系列局と群馬テレビのアナウンサーも中継所などの実況を任されていた。もっとも、日本国内ではこの大会終了後の1月下旬から新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が流行。大会の開催と中継は2021年以降も続けられているが、流行の収束が見通せない状況にあったことなどから、実況とリポートをTBSテレビのアナウンサーだけで賄っていた。
    • COVID-19については、感染症関連の国内法における位置付けが、2023年(第67回大会後の5月8日)から季節性インフルエンザと同等の「五類感染症」へ移行した。ただし、TBS以外の放送局からのアナウンサーの派遣は、移行後最初の大会(2024年の第68回)での中継も見送られている。
  • 2023年(第67回大会)以降のテレビ中継には、SDGsの達成に向けたTBSグループの取り組みの一環として、「地球を笑顔にするくるま」(トヨタ・コースターをベースに水素で発電する燃料電池を搭載した中継車)を導入。さらに、自然エネルギーに由来する「グリーン電力」を放送に使用している。燃料電池を搭載した中継車をテレビのスポーツ中継で使用した事例は、第67回大会でのテレビ中継が世界で初めて[20]で、TBSテレビでは他の駅伝中継でも同年から「地球を笑顔にするくるま」を順次導入している。

ラジオ放送

[編集]

TBSラジオでも、2001年から中継番組を制作したうえで8:30 - 14:30に放送している。ただし、本大会に続いて1月中にラジオで放送される箱根駅伝の中継(文化放送の制作でNRN系列局と一部のJRNシングルネット局で同時ネット)や天皇盃全国男子駅伝の中継(中国放送制作のJRN全国ネット番組。一部のNRNシングルネット局と独立局でも同時ネット)[注 29] などと違って、長らく関東ローカル番組として編成されていた。

2023年の中継[注 30] は、東北放送(TBC)、CBCラジオRKB毎日放送南日本放送(MBC)でも同時ネット。CBC以外はテレビとの兼営局(テレビ放送部門がJNN・ラジオ放送部門がJRNとNRNに加盟している局)で、CBCラジオはCBCテレビ(JNN加盟の単営局)のグループ会社(TBSラジオと同じくテレビとの兼営局であった中部日本放送からラジオ放送部門・ラジオ放送免許・JRNへの加盟資格を承継した単営局)に当たることから、TBC・CBC・RKB・MBCでもTBSと同様にテレビ中継との同時放送が実現している。なお、RKB以外のネット局では、2022年以前から1月2・3日に文化放送制作分の箱根駅伝中継を放送している[注 31]

2024年の中継では、TBC・CBC・RKBに加えて、北海道放送(HBC)・新潟放送(BSN)・RSK山陽放送中国放送(RCC)・山口放送(KRY)・四国放送(JRT)・西日本放送(RNC)・長崎放送(NBC、佐賀県はNBCラジオ佐賀[注 32]宮崎放送(MRT)が同時ネットを実施。その一方で、MBCは編成上の事情から中継を見送った。KRY・JRT・RNC[注 33] 以外のネット局は、テレビ部門がJNNに加盟している関係で、テレビ中継とのサイマル放送が実現している。

放送に際してはテレビ中継の映像を活用しているが、厳密にはテレビ中継での音声をそのまま流さず、メイン実況のアナウンサー、レース関連の情報を伝える「情報リポーター」(2024年はTBSテレビアナウンサーの御手洗菜々)、レース解説者(2024年は諏訪利成)、「気象リポーター」(2024年は元・北陸放送アナウンサーで気象予報士坐間妙子)を群馬県庁内の特設スタジオに配置。さらに、TBSラジオのキャスターやTBSテレビの若手アナウンサー[注 34] が沿道からリポートを随時送っている(2024年はTBSラジオキャスターの白井京子が担当)。さらに、2022年の中継からは、佐藤楓乃木坂46のメンバー)がナレーションを付けている(事前収録のためで放送上の扱いは「コメント出演」)。ちなみに、青山学院大学在学中の2020年度に陸上競技部・駅伝ブロックの主将を務めていた神林勇太(2021年3月の卒業を機に駅伝を含む陸上競技から引退)は佐藤のいとこに当たる。

TBSラジオでは、2002年から(2015年[注 35] を除く)2016年まで、ニューイヤー駅伝中継から天皇杯全日本サッカー選手権大会決勝戦中継へのリレー放送を関東ローカル向けに実施していた。2011年には、地元コミュニティFM局の1つであるラジオ高崎でも、高崎市役所市庁舎付近からの中継を独自に放送していた[21]

ネット局

[編集]
  • 2023年 - TBS・TBC・CBC・RKB・MBC(TBSは8:30から、その他のネット局は9:00から)
  • 2024年 - TBS・HBC・TBC・BSN・CBC・RSK・RCC・KRY・JRT・RNC・RKB・NBC・MRT(TBSは8:30から、その他のネット局は9:00から)

インターネット向けの動画配信

[編集]

2013年より、全ての中継所を対象に、襷リレーの動画を配信している。当初はUstreamで実施していた[22] が、後に番組公式サイトからの配信へ移行。2018年からは、テレビ中継動画のサイマル配信を実施していた[23]。2020年より、Paravi[注 36]TVerでのサイマル配信へ移行[24][25]。番組公式サイトでは、前述した襷リレーの動画に加えて、全移動車からの中継動画も配信している。

富士通による優勝旗誤廃棄(紛失)事件

[編集]

本大会では2021年の第65回大会まで、優勝チームに優勝旗を授与してきた。優勝旗はフリンジ込みで縦106センチ×横115センチの(正方形に近い)長方形で、長さ2メートル1センチの旗竿に付けられていて、通常は縦30センチ×横30センチ×高さ100センチの直方体の箱に収納。実際には主催団体の日本実業団陸上競技連合から優勝チームへ1年間貸与されているため、当該チームは翌年の大会までに、優勝旗を主催団体へ返還することが規定されている。

第65回大会では富士通が優勝したため、優勝旗は大会当日(2021年1月1日)の授与式から同社へ貸与されていた。富士通が翌2022年の第66回大会で返還すべく準備を進めていたところ、優勝旗の所在がわからなくなっていることが開催の1ヶ月前(2021年11月27日)に判明したため、12月8日にその旨を日本実業団陸上競技連合に報告した[26]

富士通によれば、「新型コロナウイルス感染症流行の影響で本社(東京都港区)への来客が(例年に比べて)少なかったため、サイズの大きな優勝旗の展示を見送ったうえで、本社の事務所内で保管していた」とのことで、2021年6月12日の時点では優勝旗の所在を確認していたという(詳細後述)。第65回大会での優勝によって第66回大会への出場権を得ていた駅伝部については、「旗の紛失については、全ての責任が会社にある」として、第66回大会への出場を容認[27]。もっとも、開催まで1ヶ月を切ったタイミングで紛失を報告したため、報告を受けた日本実業団陸上競技連合は代替旗を手配できなかった。第66回大会ではHondaが優勝したが、当日までに優勝旗が発見されなかったことから、表彰式では旗の授与を見送っている[28]

富士通が発表した経緯

[編集]
  • 1月1日 - 1年間の貸与扱いで日本実業団陸上競技連合から優勝旗を受領
  • 1月5日 - 富士通本社事務所(汐留シティセンターにテナントとして入居)の総務部門(当時は8階)で保管
  • 6月7日 - 総務部門のオフィスフロアを 8階から31階に移動。
  • 6月12日 - 総務部門のフロア移動に伴う不要品を処分したうえで、残置した保管品を9階へ暫定的に移動。そのうえで、汐留シティセンターとの賃貸契約のうち、8階部分の契約を後日解除した。この時点までは、優勝旗の所在を確認していたとされる。
  • 9月12日 - 9階の保管品から不要品を処分。
  • 9月17日 - 9階に残していた物品を24階に移動させたうえで、9階部分の賃貸契約を後日解除。
  • 11月27日 - 優勝旗の所在がわからないことに総務部の担当者が気付いたため、この日から社内で調査を開始。
  • 12月8日 - 優勝旗を紛失した旨を日本実業団陸上競技連合に報告[29]

優勝旗の新調

[編集]

優勝旗の所在は2022年の春までに判明しなかったため、連合ではHonda側の意向などを踏まえて、対応を改めて検討[30]。当初は優勝旗よりサイズの小さい贈呈品(マイスターシャーレなど)を優勝旗の代わりにHondaへ授与することも検討されていた[31] が、結局は「富士通が経費を負担する」という条件で優勝旗を新調すること[32] が5月の理事会で承認された。実際にはおよそ4ヶ月をかけて新調されたが、製作費はおよそ100万円で、富士通が全額を負担している[33]

連合は2022年9月30日に、新調した優勝旗をHonda側に贈呈。当時の主将だった設楽悠太が、同社埼玉製作所の狭山工場で優勝旗を受け取った。第67回大会の直前に連合へ返還することを前提に置いた贈呈で、実際の貸与期間は3ヶ月に限られたものの、Honda側では厳重な管理と警備の下に埼玉県内の生産拠点(狭山を含む3工場)で従業員向けの巡回展示を実施した[33]

出場の辞退に至った主な事例

[編集]

予選や本選への出場が決まっていながら、母体企業での不祥事が発覚したチームや、関係者の新型コロナウイルス感染症罹患が大会の直前に確認されたチームが出場を辞退した事例を以下に記載する。

  • 1980年には、本選への出場が決まっていたカネボウ陸上部金沢自衛隊が、本選の直前に出場の辞退を申し入れた。カネボウの辞退は部員に故障が相次いだこと、金沢自衛隊の辞退は本選の開催日(1月1日)が金沢駐屯地での演習と重なったことによる[34]
  • カネボウ陸上部は2013年度に、当時の母体企業(カネボウ化粧品)での不祥事(白斑症状問題)を受けて全ての活動を休止[35]。2014年度から活動を再開したものの、2021年には本選への出場権を得ていながら、チーム関係者の新型コロナウイルス感染症罹患によって出場を再び辞退した。もっとも、東日本予選での次点チームに繰り上げ出場の措置が講じられなかったため、2021年の本選は(当初の発表から1チーム少ない)36チームで争われた[36]
    • カネボウ化粧品は、2022年10月から陸上部の運営を花王(親会社)へ移管。移管後のチーム(花王陸上競技部)が2023年大会の本選へ出場した際には、出場回数が(カネボウ陸上部時代からの通算で)「8年連続60回」と扱われている[37]
  • 2006年には、東日本予選を上位で突破していたJR東日本のランニングチームが、本選への出場を急遽辞退した。本選直前の2005年12月25日に同社の管内で羽越線脱線事故が発生したことを受けての辞退であったが、2006年大会における本選出場権の保持については、出場回数カウントの対象から除外されている。
  • 2009年には、中部予選を上位で突破していたスズキ陸上競技部が本選への出場を辞退したことに伴って、この予選で次点に終わっていた八千代工業に代替出場の措置が講じられた[38]。スズキの辞退は、本大会の中部予選2日後(2008年11月11日)に、(本大会とは無関係である)女子駅伝チームのコーチが(当時冠スポンサーに付いていた)全日本実業団女子駅伝のコースの下見を目的に運転していた自動車で対人事故を起こしたことによる[39]
  • 2023年には、本選へのエントリー(出場登録)を済ませていた安川電機陸上部の選手1名が発熱をきっかけにPCR検査を受診したところ、新型コロナウイルスへの感染を示す陽性反応が出たことが本選の3日前(2022年12月29日)に判明。同社の陸上部は前年(2022年)まで32年連続で本選に出場していたが、感染などによる影響が他のチームに拡大する可能性を勘案したうえで、本選への出場を急遽辞退した。本選の2日前(2022年12月30日)に辞退の申し出を受理した日本実業団陸上連合では、予選で次点に終わっていたチームからの繰り上げ出場を認めない一方で、安川電機の陸上部については上記の事情から2023年大会を出場回数カウントの対象に含める措置を講じた。この措置によって、同部の通算出場回数は45回、連続出場記録は33年と扱われている[40]

関連項目

[編集]

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ 東日本予選で本戦出場権を獲得し出場予定だったJR東日本が出場辞退(理由は後述)。よって実際には1チーム少ない42チームで競われた。
  2. ^ この年の激闘は、翌年のテレビ中継の冒頭で左表の3チームのゴールシーンとともに「100km走って、その差わずか1秒。死闘の結果は神のみ知る。」というナレーションによって回顧された。
  3. ^ 東日本予選で本戦出場権を獲得し出場予定だったカネボウが選手2名のコロナ感染のため出場辞退(理由は後述)。よって実際には1チーム少ない36チームで競われた。
  4. ^ 九州予選で本戦出場権を獲得し出場予定だった安川電機が選手1名のコロナ感染のため出場辞退(理由は後述)。よって実際には1チーム少ない36チームで競われた。
  5. ^ 特例措置は、各地区の予選会の直前にマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)が組まれていたため、MGC男子レースへの出場資格を有していた選手が所属するチームには、予選会を完走していれば順位にかかわらず本大会への出場権を与えるという内容。コニカミノルタ、JR東日本、GMOインターネットグループ、大阪ガスがこの特例措置によって本大会へ出場した。
  6. ^ 第60回(2016年)ではコニカミノルタの外国人選手が犬にかまれ、負傷する事態となり高崎市の条例違反として飼い主の男性が群馬県警書類送検されたが、不起訴処分となった。
  7. ^ 東毛広域幹線道路の全線開通に伴い2014年10月に国道指定を解除され、群馬県道となった。
  8. ^ TBSホールディングス発足までは東京放送
  9. ^ 年によって変動あり。一部系列局では8:30
  10. ^ 一部系列局では240
  11. ^ キー局のTBSテレビではEPGでも通しの番組として扱っている。
  12. ^ 高崎中継所は静岡放送が技術を、太田中継所はCBCテレビが実況を担当(2020年まで)するほか、その他の中継所についても系列局の一部が担当している。
  13. ^ 公田中継所は毎年、群馬テレビとTBSテレビのスタッフが共同で担当している。
  14. ^ a b テレビで本大会が放送される局としては、唯一の独立局。
  15. ^ a b 8:30以前は他系列の番組を時差放送。
  16. ^ a b c d e f 8:30以前は自社制作の特別番組を放送。
  17. ^ a b 8:30以前はJNNネットワーク協議会賞受賞作品の放送枠に充当。
  18. ^ 地元の独立局。群馬県での中継ということで特別協力している。8:30以前は自社制作番組を放送。
  19. ^ 8:30以前は自社制作番組を放送。
  20. ^ 8:30以前は自社制作番組の再放送。
  21. ^ 8:30以前はサンテレビジョン制作の特別番組を30分枠で放送した後、自社制作の特別番組を放送。
  22. ^ 8:30以前はサンテレビジョン制作の特別番組を放送。
  23. ^ 2016年大会は1月24日23:00 - 1月25日4:00(5時間枠)に放送
  24. ^ a b 前年(2022年)の第8回全日本実業団対抗女子駅伝競走大会(プリンセス駅伝2022)テレビ中継において、中継所の担当としてスポーツ中継での実況デビューを果たしていた。2023年からは、プリンセス駅伝に加えて、全日本実業団対抗女子駅伝競走大会(クイーンズ駅伝)のテレビ中継でも中継所で実況。
  25. ^ a b c TBS→TBSテレビ制作の駅伝中継では初めて、2022年の第42回全日本実業団対抗女子駅伝競走大会(クイーンズ駅伝2022)テレビ中継で女性アナウンサーだけの中継所実況を実現させた。2023年の第43回全日本実業団対抗女子駅伝競走大会(クイーンズ駅伝2023)では、山形と若林もテレビ中継の実況陣に参加。
  26. ^ TBS→TBSテレビの女性アナウンサーとしては初めての駅伝実況を、前年(2021年)の第41回全日本実業団対抗女子駅伝競走大会(クイーンズ駅伝2021)テレビ中継で第2中継所の担当として経験していた。2022年の本大会については、前夜(2021年12月31日深夜=2022年1月1日の午前1:30頃まで)に『CDTV ライブ!ライブ!年越しスペシャル』(TBSテレビ制作の全国ネット向け生放送番組)と連動したバックステージ動画のParavi向けライブ配信企画を宇内とのコンビで進行してから、(レースや襷リレーの実況を伴わない)リポーターとしてテレビの生中継に合流。
  27. ^ JNN協定により、原則としてJNNニュースはJNN加盟局以外の放送局による放送ができないが、民放4局化が進捗する以前に系列外ネットが多かった時代は、排他協定を回避するために便宜上「JNN」の冠を外した上で内包のニュースをそのままネットした事例があった。また、秋田放送南海放送は非報道系の生放送情報番組への制作・中継への参加が認められたり、相当数の同時・時差スポンサードネット枠が設けられた時期もあるなど「準系列局」扱いだったため、「JNN」の冠を付けたままニュースを放送した事例があった。
  28. ^ NTT関西チーム。
  29. ^ JRN加盟局が複数存在する関西地区では、MBSラジオ和歌山放送(WBS)が放送している。
  30. ^ 実際には、中継のネットを予定していなかったMBSラジオでも、8:59から5分間にわたって中継が流れてしまう不体裁が生じた。この年の1月1日は日曜日で、TBSラジオでは『地方創生プログラム ONE-J』(朝日放送ラジオ青森放送を除くJRN32局ネット番組で本来は8:00 - 9:55に放送)を編成せず、2022年末に収録した音源を他の31局向けに裏送りで放送する措置を講じていた。TBC・CBC・RKB・MBCでは「旅ノオト」(共立リゾートの単独提供による事前収録コーナー)のみ放送した後に8:30から中継に飛び乗ったものの、MBSとラジオ福島ではネット回線のトラブルによって、「旅ノオト」終了直後の8:29から9:05まで(8:55から5分間のローカル差し替え枠を除いて)音声が途絶。さらにMBSでは、この枠の直後から「ニューイヤー駅伝の中継が流れる」という放送事故が生じた。
  31. ^ RKBの放送対象地域である北部九州(福岡県・佐賀県)では、NRNシングルネット局の九州朝日放送(KBC)で放送。CBCラジオはJRNシングルネット局でありながら、NRN向け全国ネット番組の一部も放送している。
  32. ^ 2023年度からTBSラジオ制作で平日昼間〜夕方に放送の番組(月 - 木曜の『ジェーン・スー 生活は踊る』『こねくと』、金曜の『金曜ボイスログ』『金曜ワイドラジオTOKYO えんがわ』の一部時間帯の同時ネット(2023年4 - 9月の『こねくと』『えんがわ』はフルネット)を実施。
  33. ^ この3局はいずれもテレビ部門がNNSに属している。また、JRTの放送地域である徳島県内では、同局以外の民放テレビ局が存在しない。
  34. ^ 2022年は小沢光葵と高柳光希(2021年の入社で佐々木舞音と同期)、2023年は古田敬郷(2022年の入社で吉村恵里子と同期)。
  35. ^ 第94回(2014年度)については、2014年12月13日に決勝戦を開催。
  36. ^ 2024年よりサービス統合に伴いU-NEXTのParaviコーナーで配信される予定。

出典

[編集]
  1. ^ a b 日本実業団陸上競技連合/編集『日本実業団陸上競技連合50年史 半世紀の足跡』日本実業団陸上競技連合、2008年、13,102頁。 
  2. ^ 日本実業団陸上競技連合/編集『日本実業団陸上競技連合50年史 半世紀の足跡』日本実業団陸上競技連合、2008年、27頁。 
  3. ^ 日本陸上競技連盟七十年史編集委員会 編『日本陸上競技連盟七十年史』日本陸上競技連盟、1995年、130頁。 
  4. ^ 日本実業団陸上競技連合/編集『日本実業団陸上競技連合50年史 半世紀の足跡』日本実業団陸上競技連合、2008年、12-13頁。 
  5. ^ a b 日本実業団陸上競技連合/編集『日本実業団陸上競技連合50年史 半世紀の足跡』日本実業団陸上競技連合、2008年、13頁。 
  6. ^ a b 日本実業団陸上競技連合/編集『日本実業団陸上競技連合50年史 半世紀の足跡』日本実業団陸上競技連合、2008年、99頁。 
  7. ^ AizawaY4649の2021年1月1日のツイート2021年1月3日閲覧。
  8. ^ 第64回東日本実業団対抗駅伝競走大会【総合結果】” (PDF). 東日本実業団陸上競技連盟 (2023年11月3日). 2023年12月6日閲覧。
  9. ^ a b 第63回中部・第53回北陸実業団対抗駅伝競走大会 大会結果” (PDF). 中部実業団陸上競技連盟 (2023年11月12日). 2023年12月6日閲覧。
  10. ^ 第6回関西実業団対抗駅伝競走大会 成績一覧表” (PDF). 関西実業団陸上競技連盟 (2023年11月1日). 2023年12月6日閲覧。
  11. ^ 第62回中国実業団対抗駅伝競走大会 兼第68回全日本実業団対抗駅伝競走大会予選成績表” (PDF). 中国実業団陸上競技連盟 (2023年11月12日). 2023年12月6日閲覧。
  12. ^ 第60回九州実業団毎日駅伝競走大会記録” (PDF). 九州実業団陸上競技連盟 (2023年11月3日). 2023年12月6日閲覧。
  13. ^ スバル、「ニューイヤー駅伝2017」に初の車両提供…インプレッサ 新型など9台”. レスポンス. 2022年3月13日閲覧。
  14. ^ NICO、新曲「ランナー」がTBS駅伝テーマソングに - 音楽ナタリー、2012年11月25日。2018年1月4日閲覧。
  15. ^ WEAVER新曲「夢を繋いで」がTBS駅伝テーマに決定 - 音楽ナタリー、2013年12月2日。2018年1月4日閲覧。
  16. ^ 異色のTBS局員ユニット 石井兄弟が歌う駅伝テーマソング - スポーツニッポン、2014年12月6日。2018年1月4日閲覧。
  17. ^ WEAVER、新曲がTBS駅伝テーマソングに! クリスマスイベントにラジオリスナーを特別招待!! - T-SITE NEWS、2015年11月24日。2018年1月4日閲覧。
  18. ^ KEYTALK「ニューイヤー駅伝」テーマ曲担当 - 音楽ナタリー、2016年12月16日。2018年1月4日閲覧。
  19. ^ TBS、駅伝中継で「CM飛ばし」対策 広告主らに配慮 日本経済新聞、2009年12月29日配信、2010年1月2日閲覧
  20. ^ ニューイヤー駅伝×SDGs 世界初!燃料電池中継車を導入! 持続可能な社会実現を目指した取り組みについて 毎日新聞社(PR TIMES)、2022年12月6日配信、2023年1月2日閲覧
  21. ^ 年末年始の放送について(ラジオ高崎、2010年12月24日)
  22. ^ @Ustream_JP (2012年12月30日). "【1/1 8:30】TBS「ニューイヤー駅伝2013」全中継所のたすきリレーの模様をお届けします!". X(旧Twitter)より2022年12月19日閲覧
  23. ^ TBS「元旦ニューイヤー駅伝中継2018」ネットと放送の同時配信が実現 Screens編集部 2017年12月27日
  24. ^ 年末年始もTVerで!各局選りすぐりの作品を集めた「年末年始プレミアム特集」公開中!スポーツも充実!駅伝とラグビーをLIVE配信! 株式会社プレゼントキャスト(PR TIMES)2019年12月16日
  25. ^ 「ニューイヤー駅伝2020」元日あさ、ParaviでLIVE配信決定!”. プレミアム・プラットフォーム・ジャパン(2019年12月20日作成). 2019年12月24日閲覧。
  26. ^ 富士通がニューイヤー駅伝優勝旗を紛失 誤廃棄や盗難の可能性”. 毎日新聞 (2021年12月8日). 2022年1月3日閲覧。
  27. ^ 大きかったので展示せず、保管したはずが…… 富士通が優勝旗を紛失”. 朝日新聞デジタル (2021年12月16日). 2022年1月3日閲覧。
  28. ^ 【ニューイヤー駅伝】優勝旗紛失で初優勝のホンダに授与なし 優勝会見で旗の質問は〝却下〟”. 東京スポーツ (2021年1月1日). 2022年1月2日閲覧。
  29. ^ 富士通が謝罪 全長約2m、ニューイヤー駅伝の優勝旗が所在不明【経緯詳細】”. デイリースポーツ (2021年12月16日). 2022年1月4日閲覧。
  30. ^ 【ニューイヤー駅伝】消えた優勝旗、見つからなければ春先めどに対応検討へ”. 日刊スポーツ (2022年1月1日). 2022年1月3日閲覧。
  31. ^ ホンダ創部51年目、悲願の初V 陸上・全日本実業団対抗駅伝”. 朝日新聞デジタル (2022年1月3日). 2022年1月4日閲覧。
  32. ^ 行方不明のニューイヤー駅伝優勝旗、新たに製作へ”. 毎日新聞 (2022年5月26日). 2022年5月26日閲覧。
  33. ^ a b ニューイヤー駅伝Vホンダに新優勝旗贈呈 制作費100万円は紛失した前回V富士通が全額負担」『日刊スポーツ』2022年9月30日。2022年12月30日閲覧。
  34. ^ 日本実業団陸上競技連合/編集『日本実業団陸上競技連合50年史 半世紀の足跡』日本実業団陸上競技連合、2008年、71頁。 
  35. ^ “カネボウ陸上部、駅伝辞退 年内自粛、白斑問題影響”. スポーツニッポン. (2013年10月25日). https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2013/10/25/kiji/K20131025006878680.html 2017年2月21日閲覧。 
  36. ^ “カネボウがニューイヤー駅伝を辞退 関係者2人陽性”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2020年12月29日). https://www.nikkansports.com/sports/athletics/news/202012290000694.html 2020年12月31日閲覧。 
  37. ^ “「ニューイヤー駅伝2023」出場チーム”. 日刊スポーツ. (2023年1月1日). https://www.nikkansports.com/sports/athletics/newyear-ekiden/2023/team/ 2023年12月20日閲覧。 
  38. ^ “女子愛知電機、男子八千代工業が代替出場”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2008年11月20日). https://www.nikkansports.com/sports/news/f-sp-tp0-20081120-431631.html 2019年1月20日閲覧。 
  39. ^ “スズキ陸上部交通事故で男女駅伝出場辞退”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2008年11月12日). https://www.nikkansports.com/sports/news/f-sp-tp0-20081112-428865.html 2019年1月20日閲覧。 
  40. ^ “安川電機、ニューイヤー駅伝の出場辞退 選手がコロナ感染”. デジタル毎日 (毎日新聞社). (2020年12月29日). https://mainichi.jp/articles/20221230/k00/00m/050/173000c 2022年12月31日閲覧。 
  41. ^ 「ニューイヤー駅伝」が今秋スタートのTBSドラマ「陸王」に登場します。』(プレスリリース)日本実業団陸上競技連合、2017年6月19日http://www.jita-trackfield.jp/topics/tbs/2017年12月18日閲覧 

外部リンク

[編集]