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池田耀平

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
池田 耀平 Portal:陸上競技
大阪マラソン2023
(大阪市天王寺区 2月26日)
選手情報
フルネーム 池田 耀平
国籍 日本の旗 日本
種目 長距離走
所属 花王(旧カネボウ)
生年月日 (1998-06-22) 1998年6月22日(26歳)
生誕地 静岡県島田市
身長 166cm
体重 49kg
自己ベスト
5000m 13分33秒67 (2021年)
10000m 27分58秒52 (2020年)
ハーフマラソン 1時間00分59秒 (2022年)
マラソン 2時間05分12秒(2024年)
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池田 耀平(いけだ ようへい、1998年6月22日 - )は、静岡県島田市出身の陸上競技長距離走)選手。静岡県立島田高等学校[1]日本体育大学卒業。花王陸上競技部所属[2]

経歴

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小学生の時は島田ウエスタン野球少年団で投手として活躍、陸上も島田市の代表として選出され、リアル二刀流であった。中学時代は市立島田第一中学校で野球部、三年時には投手として県大会にも出場したほど。島田高校に入学後陸上を始める。高1、高2と目立った成績は無し。 高校3年時のインターハイでは1500mで5位入賞。都道府県対抗駅伝では1区区間10位と結果を残し、日本体育大学に進学。しかし1年次は故障が相次ぎ、記録会への出場もほとんどなかった。

2年次は着実に力をつけ、第30回出雲駅伝(1区区間14位)・第50回全日本大学駅伝(1区区間13位)・第95回箱根駅伝(1区区間12位)の学生三大駅伝全てで1区を担当。

3年次は5000m13分台・10000m28分台をマークしチームのエース格に成長。第51回全日本大学駅伝では1区区間8位、第96回箱根駅伝ではハイペースの展開で終盤まで先頭集団に食らいつき、1区歴代5位の好タイムで区間3位。2月の丸亀ハーフマラソンでは大学記録を更新。同月の日本選手権クロスカントリーシニア男子10kmでは4位入賞。

4年次は大黒柱としてチームを牽引。第97回箱根駅伝予選会では個人7位(日本人3位・チームトップ)、第52回全日本大学駅伝では2区で11人抜きの区間3位と好走。12月4日の第104回日本選手権10000mでは大学記録を更新する27分58秒52の自己ベストをマークした。第97回箱根駅伝では華の2区を担当。7位でタスキを受けると7人の4位集団を引っ張り、10kmで抜け出して4位でタスキリレー。区間3位(日本人トップ)の快走を見せた[3]

大学卒業後はカネボウ陸上競技部に所属。2022年10月1日にカネボウ陸上競技部が花王株式会社に移管され、花王陸上競技部に所属となる。

2023年2月26日に開催された大阪マラソンでは初マラソン挑戦で日本人2番手の2時間06分53秒(日本歴代11位)で7位[4]

自己ベスト

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外部リンク

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脚注

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  1. ^ 池田耀平:日本体育大学:選手名鑑:箱根駅伝2021”. 読売新聞オンライン. 2021年8月3日閲覧。
  2. ^ カネボウ陸上競技部|部員紹介|池田 耀平”. www.kanebo-cosmetics.co.jp. 2021年6月27日閲覧。
  3. ^ 日体大・池田耀平 箱根駅伝2区で日本人1位 「想定通り」に実力を発揮しきれた理由”. 4years. 2021年8月3日閲覧。
  4. ^ 池田耀平が2時間6分53秒で7位 初マラソンで好タイムも日本人トップ逃し「とても悔しい」/大阪マラソン”. 陸上競技社. 2023年2月26日閲覧。