JR貨物ホキ1100形貨車
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JR貨物ホキ1100形貨車 | |
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オホキ1100-1 2015年10月1日豊川駅 | |
基本情報 | |
車種 | ホッパ車 |
運用者 | 日本貨物鉄道 |
所有者 | 太平洋セメント |
製造所 | 日本車輌製造 |
製造年 | 2015年(平成27年) - 2021年(令和3年) |
製造数 | 34両 |
運用開始 | 2019年4月末 |
常備駅 | 東藤原駅 |
主要諸元 | |
車体色 | 灰色+青帯 |
専用種別 | フライアッシュ及び炭酸カルシウム |
化成品分類番号 | なし |
軌間 | 1,067 mm |
荷重 | 35 t |
実容積 | 50.0 m3 |
自重 | 19.5 t |
換算両数 積車 | 5.5 |
換算両数 空車 | 2.0 |
台車 | TR213G |
車輪径 | 860 mm |
軸距 | 1,650 mm |
最高速度 | 95 km/h |
JR貨物ホキ1100形貨車(JRかもつホキ1100がたかしゃ)は、日本貨物鉄道(JR貨物)に在籍している貨車(ホッパ車)である。
概要
[編集]本形式はホキ1000形の後継形式として製作された、フライアッシュ・炭酸カルシウムを専用種別とする 35t 積の私有貨車である[1][2]。
記号番号表記は特殊標記符号「オ」(全長が12 m をこえるホッパ車)を前置し「オホキ」と標記する。
台車はホキ1000同様にTR213系であるが、派生型のTR213Gが新造されている。これにより最高速度はホキ1000の75km/hから95km/hに向上している。
三岐鉄道東藤原駅から衣浦臨海鉄道碧南市駅の間で運用されており、太平洋セメント藤原工場(東藤原駅隣接)から炭酸カルシウムを輸送し、碧南市駅(JERA碧南火力発電所)からフライアッシュ(石炭灰)を輸送する。本形式で運転される列車では車体色に因んで「白ホキ貨物」の愛称がある[3]。
- 量産先行車
- 2015年10月1日に量産試作車である1両が日本車輌製造豊川製作所を出場し、記号番号はホキ1100-1とされた[1]。同年11月3日からZX45Aコンテナ(リサーチキャビン)を積載したコキ104-2826と併結して静岡駅 - 西浜松駅にて試運転を行ない[1]、同年11月16日には定期列車に連結して三岐鉄道三岐線内にて走行試験を行なった[2]。
- 量産車
- 2016年4月1日には量産車の3両(ホキ1100-2 - 4)が[4]、2017年3月3日に3両(ホキ1100-5 - 7)が[5]、2018年3月7日には5両(ホキ1100-8 - 12)が[6]、2019年3月13日には6両(ホキ1100-13 - 18)が[要出典]、同年10月25日には6両(ホキ1100-19 - 24)が[7]、2021年2月24日には6両(ホキ1100-25 - 30)が、同年3月31日には4両(ホキ1100-31 - 34)が日本車輌製造豊川製作所を出場した[要出典]。
脚注
[編集]- ^ a b c “ホキ1100形の試運転が開始される”. 鉄道ファン. railf.jp (交友社). (2015年11月16日)
- ^ a b “ホキ1100-1が三岐線に初入線”. 鉄道ファン. railf.jp (交友社). (2015年11月17日)
- ^ 三岐貨物で「FA・炭カル運転」25周年記念ヘッドマーク 交友社『鉄道ファン』railf.jp 2015年10月6日掲載
- ^ 『鉄道ファン』2016年7月号 {第667号} p.163
- ^ “【JR貨】ホキ1100とシム1 甲種輸送”. RMニュース. 鉄道ホビダス (ネコ・パブリッシング). (2017年3月8日)
- ^ “ホキ1100形5両が新製される”. 鉄道ファン. railf.jp (交友社). (2018年3月8日)
- ^ “【JR貨】ホキ1100形6輌を甲種輸送”. RMニュース. 鉄道ホビダス (ネコ・パブリッシング). (2019年10月27日)
参考文献
[編集]- 『鉄道ファン』2016年7月号 {第667号} p.163
関連項目
[編集]- JR貨物の車両形式
- JR貨物ホキ1000形貨車 - フライアッシュ・炭酸カルシウム専用ホッパ車
- JR貨物タキ1100形貨車 - フライアッシュ・炭酸カルシウム専用タンク車