2023年カタールグランプリ
レース詳細 | |||
---|---|---|---|
日程 | 2023年シーズン第18戦 | ||
決勝開催日 | 10月8日 | ||
開催地 |
ルサイル・インターナショナル・サーキット カタール アッ=ザアーイン ルサイル | ||
コース長 | 5.419 km | ||
レース距離 | 57周(308.826 km) | ||
決勝日天候 | 夜間(ドライ) | ||
ポールポジション | |||
ドライバー | |||
タイム | 1:23.778 | ||
ファステストラップ | |||
ドライバー | マックス・フェルスタッペン | ||
タイム | 1:24.319(56周目) | ||
決勝順位 | |||
優勝 |
| ||
2位 | |||
3位 |
2023年カタールグランプリ(英: 2023 Qatar Grand Prix、正式名称: Formula 1 Qatar Airways Qatar Grand Prix 2023[W 1])は、2023年のF1世界選手権第18戦として、2023年10月8日にルサイル・インターナショナル・サーキットで開催された。
背景
[編集]※( )内は検知ポイント
- DRS1:ターン16の130m先から(ターン15の40m先)
- サーキット
- 初開催となった2021年はオーストラリアGPの開催中止によるものであり、カタールでFIFAワールドカップが開催された2022年を挟み、本年から10年間の開催契約が始まる。それを踏まえてグランドスタンドの収容人数を4万人に増やし、VIPエリアのやデブリフェンスの新設をはじめ、パドック施設の全面改修、安全性向上のためコース周囲のデジタルフラッグパネルとマーシャルポストの更新を行った[W 3]。
- ドライバーズ・チャンピオンシップの行方
- 前戦日本GP終了時点でランキング首位のマックス・フェルスタッペン(400点)は、2位でチームメートのセルジオ・ペレス(223点)に177点差を付けている。フェルスタッペンはあと3点を獲得すれば、ペレスの結果に関係なく3年連続3回目のチャンピオンが決定する。なお、本GPはスプリントが開催されるフォーマットとなるため、スプリントの結果によってチャンピオンが決定する可能性がある[W 4]。
エントリー
[編集]前戦から変更なし。
チーム | No. | ドライバー | コンストラクター | シャシー | パワーユニット |
---|---|---|---|---|---|
オラクル・レッドブル・レーシング | 1 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル | RB19 | ホンダ・RBPTH001 |
11 | セルジオ・ペレス | ||||
スクーデリア・フェラーリ | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | SF-23 | フェラーリ 066/10 |
55 | カルロス・サインツ | ||||
メルセデスAMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム | 63 | ジョージ・ラッセル | メルセデス | W14 | メルセデス M14 E Performance |
44 | ルイス・ハミルトン | ||||
BWT・アルピーヌF1チーム | 31 | エステバン・オコン | アルピーヌ | A523 | ルノー E-Tech RE23 |
10 | ピエール・ガスリー | ||||
マクラーレンF1チーム | 81 | オスカー・ピアストリ | マクラーレン | MCL60 | メルセデス M14 E Performance |
4 | ランド・ノリス | ||||
アルファロメオF1チーム・ステーク | 77 | バルテリ・ボッタス | アルファロメオ | C43 | フェラーリ 066/10 |
24 | 周冠宇 | ||||
アストンマーティン・アラムコ・コグニザント・フォーミュラワン・チーム | 18 | ランス・ストロール | アストンマーティン | AMR23 | メルセデス M14 E Performance |
14 | フェルナンド・アロンソ | ||||
マネーグラム・ハースF1チーム | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース | VF-23 | フェラーリ 066/10 |
27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ||||
スクーデリア・アルファタウリ | 40 | リアム・ローソン | アルファタウリ | AT04 | ホンダ・RBPTH001 |
22 | 角田裕毅 | ||||
ウィリアムズ・レーシング | 23 | アレクサンダー・アルボン | ウィリアムズ | FW45 | メルセデス M14 E Performance |
2 | ローガン・サージェント | ||||
出典: [W 5][W 6] |
フリー走行
[編集]FP1
[編集]- 天候:晴 路面状況:ドライ[1]
FP1の結果
[編集]順位 | ドライバー | コンストラクター | タイム |
---|---|---|---|
1 | M.フェルスタッペン | レッドブル | 1:27.428 |
2 | C.サインツ | フェラーリ | 1:27.762 |
3 | C.ルクレール | フェラーリ | 1:27.909 |
4 | F.アロンソ | アストンマーティン | 1:27.919 |
5 | S.ペレス | レッドブル | 1:28.016 |
出典: [W 7] |
- 注: トップ5まで掲載。
予選
[編集]- 天候:(夜間) 路面状況:ドライ[1]
予選結果
[編集]順位 | No. | ドライバー | コンストラクター | Q1 | Q2 | Q3 | Grid |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル-ホンダ・RBPT | 1:25.007 | 1:24.483 | 1:23.778 | 1 |
2 | 63 | ジョージ・ラッセル | メルセデス | 1:25.334 | 1:24.827 | 1:24.219 | 2 |
3 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1:26.076 | 1:24.381 | 1:24.305 | 3 |
4 | 14 | フェルナンド・アロンソ | アストンマーティン・アラムコ-メルセデス | 1:25.223 | 1:25.241 | 1:24.369 | 4 |
5 | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 1:25.452 | 1:25.079 | 1:24.424 | 5 |
6 | 81 | オスカー・ピアストリ | マクラーレン-メルセデス | 1:25.266 | 1:24.724 | 1:24.540 | 6 |
7 | 10 | ピエール・ガスリー | アルピーヌ-ルノー | 1:25.566 | 1:24.918 | 1:24.553 | 7 |
8 | 31 | エステバン・オコン | アルピーヌ-ルノー | 1:25.711 | 1:24.928 | 1:24.763 | 8 |
9 | 77 | バルテリ・ボッタス | アルファロメオ-フェラーリ | 1:26.038 | 1:25.297 | 1:25.058 | 9 |
10 | 4 | ランド・ノリス | マクラーレン-メルセデス | 1:25.131 | 1:24.685 | No Time | 10 |
11 | 22 | 角田裕毅 | アルファタウリ-ホンダ・RBPT | 1:26.058 | 1:25.301 | n/a | 11 |
12 | 55 | カルロス・サインツ | フェラーリ | 1:25.808 | 1:25.328 | n/a | 12 |
13 | 11 | セルジオ・ペレス | レッドブル-ホンダ・RBPT | 1:25.991 | 1:25.462 | n/a | PL 1 |
14 | 23 | アレクサンダー・アルボン | ウィリアムズ-メルセデス | 1:26.118 | 1:25.707 | n/a | 13 |
15 | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ハース-フェラーリ | 1:25.904 | 1:25.783 | n/a | 14 |
16 | 2 | ローガン・サージェント | ウィリアムズ-メルセデス | 1:26.210 | n/a | n/a | 15 |
17 | 18 | ランス・ストロール | アストンマーティン・アラムコ-メルセデス | 1:26.345 | n/a | n/a | 16 |
18 | 40 | リアム・ローソン | アルファタウリ-ホンダ・RBPT | 1:26.635 | n/a | n/a | 17 |
19 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース-フェラーリ | 1:27.046 | n/a | n/a | 18 |
20 | 24 | 周冠宇 | アルファロメオ-フェラーリ | 1:27.432 | n/a | n/a | 19 |
107% time: 1:30.957 | |||||||
出典: [W 8][W 9][1] |
- 追記
- ^1 - ペレスはパルクフェルメ下で年間上限を超えるパワーユニットのエレメント(5基目のエンジン(ICE) / ターボチャージャー(TC) / MGU-H / MGU-K、4基目のコントロールエレクトロニクス(CE))に交換したためピットレーンスタート[1][注 1]
スプリント・シュートアウト
[編集]2023年10月7日 16:20 AST (UTC+3) ※当初の開始時刻は16:00
- 天候:晴 路面状況:ドライ[1]
ピレリが前日の走行後にタイヤを確認した結果、改修された縁石によって激しいタイヤのダメージが生じることが判明した。FIAはその対策としてターン12とターン13に新たなトラックリミットを設定した。それに伴い、本来のスタート時刻であった16時より10分間の慣熟走行を実施するため、開始時間を20分遅らせた[W 11]。
スプリント・シュートアウトの結果
[編集]順位 | No. | ドライバー | コンストラクター | SQ1 | SQ2 | SQ3 | Grid |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 81 | オスカー・ピアストリ | マクラーレン-メルセデス | 1:25.979 | 1:25.496 | 1:24.454 | 1 |
2 | 4 | ランド・ノリス | マクラーレン-メルセデス | 1:25.672 | 1:24.947 | 1:24.536 | 2 |
3 | 1 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル-ホンダ・RBPT | 1:25.510 | 1:25.199 | 1:24.646 | 3 |
4 | 63 | ジョージ・ラッセル | メルセデス | 1:25.413 | 1:25.027 | 1:24.841 | 4 |
5 | 55 | カルロス・サインツ | フェラーリ | 1:25.872 | 1:25.433 | 1:25.155 | 5 |
6 | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 1:26.266 | 1:25.367 | 1:25.247 | 6 |
7 | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ハース-フェラーリ | 1:26.450 | 1:25.499 | 1:25.320 | 7 |
8 | 11 | セルジオ・ペレス | レッドブル-ホンダ・RBPT | 1:26.123 | 1:25.143 | 1:25.382 | 8 |
9 | 14 | フェルナンド・アロンソ | アストンマーティン・アラムコ-メルセデス | 1:25.936 | 1:25.344 | No Time | 9 |
10 | 31 | エステバン・オコン | アルピーヌ-ルノー | 1:26.072 | 1:25.510 | No Time | 10 |
11 | 10 | ピエール・ガスリー | アルピーヌ-ルノー | 1:25.829 | 1:25.686 | n/a | 11 |
12 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1:26.424 | 1:25.962 | n/a | 12 |
13 | 77 | バルテリ・ボッタス | アルファロメオ-フェラーリ | 1:26.449 | 1:26.236 | n/a | 13 |
14 | 40 | リアム・ローソン | アルファタウリ-ホンダ・RBPT | 1:26.202 | 1:26.584 | n/a | 14 |
15 | 24 | 周冠宇 | アルファロメオ-フェラーリ | 1:26.669 | 1:54.546 | n/a | 15 |
16 | 18 | ランス・ストロール | アストンマーティン・アラムコ-メルセデス | 1:26.849 | n/a | n/a | 16 |
17 | 23 | アレクサンダー・アルボン | ウィリアムズ-メルセデス | 1:26.862 | n/a | n/a | 17 |
18 | 22 | 角田裕毅 | アルファタウリ-ホンダ・RBPT | 1:26.926 | n/a | n/a | 18 |
19 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース-フェラーリ | 1:27.438 | n/a | n/a | 19 |
107% time: 1:31.391 | |||||||
NC | 2 | ローガン・サージェント | ウィリアムズ-メルセデス | 2:05.741 | n/a | n/a | 20 1 |
出典: [W 12][W 13][1] |
- 追記
スプリント
[編集]3回のセーフティカーが導入される荒れた展開となったが、オスカー・ピアストリが初めてスプリントを制した[2]。マックス・フェルスタッペンは2位で3年連続3回目のドライバーズチャンピオンを決めた[W 14]。
スプリントの結果
[編集]順位 | No. | ドライバー | コンストラクター | 周回数 | タイム/リタイア原因 | Grid | Pts. |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 81 | オスカー・ピアストリ | マクラーレン-メルセデス | 19 | 35:01.297 | 1 | 8 |
2 | 1 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル-ホンダ・RBPT | 19 | +1.871 | 3 | 7 |
3 | 4 | ランド・ノリス | マクラーレン-メルセデス | 19 | +8.497 | 2 | 6 |
4 | 63 | ジョージ・ラッセル | メルセデス | 19 | +11.036 | 4 | 5 |
5 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 19 | +17.314 | 12 | 4 |
6 | 55 | カルロス・サインツ | フェラーリ | 19 | +18.806 | 5 | 3 |
7 | 23 | アレクサンダー・アルボン | ウィリアムズ-メルセデス | 19 | +19.864 | 17 | 2 |
8 | 14 | フェルナンド・アロンソ | アストンマーティン・アラムコ-メルセデス | 19 | +21.180 | 9 | 1 |
9 | 10 | ピエール・ガスリー | アルピーヌ-ルノー | 19 | +21.742 | 11 | |
10 | 77 | バルテリ・ボッタス | アルファロメオ-フェラーリ | 19 | +22.208 | 13 | |
11 | 22 | 角田裕毅 | アルファタウリ-ホンダ・RBPT | 19 | +22.863 | 18 | |
12 | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 19 | +24.860 1 | 6 | |
13 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース-フェラーリ | 19 | +24.970 | 19 | |
14 | 24 | 周冠宇 | アルファロメオ-フェラーリ | 19 | +26.868 | 15 | |
15 | 18 | ランス・ストロール | アストンマーティン・アラムコ-メルセデス | 11 | +29.523 1 | 16 | |
Ret | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ハース-フェラーリ | 11 | 接触ダメージ | 7 | |
Ret | 31 | エステバン・オコン | アルピーヌ-ルノー | 10 | 接触 | 10 | |
Ret | 11 | セルジオ・ペレス | レッドブル-ホンダ・RBPT | 10 | 接触 | 8 | |
Ret | 2 | ローガン・サージェント | ウィリアムズ-メルセデス | 2 | コースアウト | 20 | |
Ret | 40 | リアム・ローソン | アルファタウリ-ホンダ・RBPT | 0 | コースアウト | 14 | |
出典: [W 15][W 13][W 16][1] |
- 追記
- マックス・フェルスタッペン - 1:25.604(17周目)
- オスカー・ピアストリ - 11周 (1-2, 11-19)
- ジョージ・ラッセル - 8周 (3-10)
決勝
[編集]- 天候:(夜間) 路面状況:ドライ[1]
スプリントの結果を踏まえ、FIAと各チームの代表者が集まり、決勝におけるタイヤの総寿命を1セットごとに最大18周とすることが決定した。決勝の周回数は57周であるため、完走するには最低3回のタイヤ交換が必要という異例のレースとなった[W 19]。
異例な状況で行われたレースは、前日のスプリントでドライバーズ3連覇を決めたマックス・フェルスタッペンが1度も首位の座を渡さずポール・トゥ・ウィン、さらにレース終盤の56周目にファステストラップを記録したことによりグランドスラム[注 2]を達成し、今季14勝目を挙げた[3]。オスカー・ピアストリとランド・ノリスのマクラーレン勢が2-3位で、前戦日本GP及び前日のスプリントと同じ顔ぶれの表彰台となった[W 20]。
ナイトレースでも高温多湿なレース環境はドライバーを苦しめ、ローガン・サージェントは体調不良を引き起こしたためリタイアした[W 20]。
レース結果
[編集]順位 | No. | ドライバー | コンストラクター | 周回数 | タイム/リタイア原因 | Grid | Pts. |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル-ホンダ・RBPT | 57 | 1:27:39.168 | 1 | 26 FL |
2 | 81 | オスカー・ピアストリ | マクラーレン-メルセデス | 57 | +4.833 | 6 | 18 |
3 | 4 | ランド・ノリス | マクラーレン-メルセデス | 57 | +5.969 | 10 | 15 |
4 | 63 | ジョージ・ラッセル | メルセデス | 57 | +34.119 | 2 | 12 |
5 | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 57 | +38.976 | 5 | 10 |
6 | 14 | フェルナンド・アロンソ | アストンマーティン・アラムコ-メルセデス | 57 | +49.032 | 4 | 8 |
7 | 31 | エステバン・オコン | アルピーヌ-ルノー | 57 | +1:02.390 | 8 | 6 |
8 | 77 | バルテリ・ボッタス | アルファロメオ-フェラーリ | 57 | +1:06.563 | 9 | 4 |
9 | 24 | 周冠宇 | アルファロメオ-フェラーリ | 57 | +1:16.127 | 19 | 2 |
10 | 11 | セルジオ・ペレス | レッドブル-ホンダ・RBPT | 57 | +1:20.181 1 | PL | 1 |
11 | 18 | ランス・ストロール | アストンマーティン・アラムコ-メルセデス | 57 | +1:21.652 2 | 16 | |
12 | 10 | ピエール・ガスリー | アルピーヌ-ルノー | 57 | +1:22.300 3 | 7 | |
13 | 23 | アレクサンダー・アルボン | ウィリアムズ-メルセデス | 57 | +1:31.014 4 | 13 | |
14 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース-フェラーリ | 56 | +1 Lap | 18 | |
15 | 22 | 角田裕毅 | アルファタウリ-ホンダ・RBPT | 56 | +1 Lap | 11 | |
16 | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ハース-フェラーリ | 56 | +1 Lap | 14 | |
17 | 40 | リアム・ローソン | アルファタウリ-ホンダ・RBPT | 56 | +1 Lap | 17 | |
Ret | 2 | ローガン・サージェント | ウィリアムズ-メルセデス | 40 | 体調不良 | 15 | |
Ret | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 0 | 接触 | 3 | |
DNS | 55 | カルロス・サインツ | フェラーリ | 燃料システム | 12 | ||
出典: [W 21][W 9][W 22][1][4] |
- 追記
- ^FL - ファステストラップの1点を含む
- ^1 - ペレスはトラックリミット違反により、5秒ペナルティを3回科せられた(うち2回はレース中に消化、未消化の1回分がレースタイムに加算)[1]
- ^2 - ストロールはトラックリミット違反により、5秒ペナルティを2回科せられた(2回とも未消化のため、レースタイムに加算)[1]
- ^3 - ガスリーはトラックリミット違反により、5秒ペナルティを3回科せられた(うち1回はレース中に消化、未消化の2回分がレースタイムに加算)[1]
- ^4 - アルボンはトラックリミット違反により、5秒ペナルティを2回科せられた(2回とも未消化のため、レースタイムに加算)[1]
- 勝者マックス・フェルスタッペンの平均速度[1]
- マックス・フェルスタッペン - 1:24.319(56周目)
- マックス・フェルスタッペン - 57周 (1-57)
達成された主な記録
[編集](特記のない出典: [W 25])
- ドライバー
- ドライバーズチャンピオン: マックス・フェルスタッペン - 3年連続3回目
- 3年連続のチャンピオン獲得はファン・マヌエル・ファンジオ、ミハエル・シューマッハ、セバスチャン・ベッテル、ルイス・ハミルトンに続き5人目。決勝以外のセッションでタイトルが決定したのは1987年のネルソン・ピケ以来で[W 26][注 3]、2021年から導入されたスプリントによるチャンピオン決定は初。
- 30回目のポールポジション: マックス・フェルスタッペン
- 4回目のグランドスラム: マックス・フェルスタッペン[W 27]
- コンストラクター
- 500台目の表彰台: マクラーレン
- エンジン
第18戦終了時点のランキング
[編集]
|
|
- 注:いずれもトップ5まで掲載。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- 書籍
- ウェブサイト
- ^ “Qatar Grand Prix 2023 - F1 Race” (英語). formula1.com. 2024年10月9日閲覧。
- ^ a b “F1 - 2023 QATAR GRAND PRIX PREVIEW” (英語). FIA (2023年10月4日). 2024年10月16日閲覧。
- ^ “ロサイル・インターナショナル・サーキットの改修工事が終了。安全性を重視しデブリフェンスを設置、デジタルパネルも改善”. autosport web (2023年10月5日). 2024年10月9日閲覧。
- ^ “フェルスタッペン、スプリントで王座確定の可能性「最善の状態で戦うべくセットアップをうまくまとめた」F1第18戦金曜”. autosport web (2023年10月7日). 2024年10月9日閲覧。
- ^ “2023 Qatar Grand Prix - Entry List” (PDF) (英語). FIA (2023年10月6日). 2024年10月16日閲覧。
- ^ “Qatar 2023 - Race entrants” (英語). STATS F1. 2024年10月16日閲覧。
- ^ “FORMULA 1 QATAR AIRWAYS QATAR GRAND PRIX 2023 - Practice 1” (英語). formula1.com (2023年10月6日). 2024年10月9日閲覧。
- ^ “FORMULA 1 QATAR AIRWAYS QATAR GRAND PRIX 2023 - QUALIFYING” (英語). Fomula1.com (2023年10月6日). 2024年10月9日閲覧。
- ^ a b “FORMULA 1 QATAR AIRWAYS QATAR GRAND PRIX 2023 - STARTING GRID” (英語). Fomula1.com (2023年10月8日). 2024年10月9日閲覧。
- ^ “F1レギュレーション解説「パワーユニット & ERS編」”. Formula1-Data (2023年4月26日). 2023年5月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年10月9日閲覧。
- ^ “F1カタールGP、スプリント・シュートアウト直前に急遽10分間の慣熟走行実施。縁石によるタイヤへのダメージ懸念”. autosport web (2023年10月7日). 2024年10月9日閲覧。
- ^ “FORMULA 1 QATAR AIRWAYS QATAR GRAND PRIX 2023 - SPRINT SHOOTOUT” (英語). Fomula1.com (2023年10月7日). 2024年10月9日閲覧。
- ^ a b c “FORMULA 1 QATAR AIRWAYS QATAR GRAND PRIX 2023 - SPRINT GRID” (英語). Fomula1.com (2023年10月7日). 2024年10月9日閲覧。
- ^ “フェルスタッペンが3年連続F1チャンピオンに輝く。スプリントはピアストリが制す【第18戦レポート】”. autosport web (2023年10月7日). 2024年10月9日閲覧。
- ^ “FORMULA 1 QATAR AIRWAYS QATAR GRAND PRIX 2023 - SPRINT” (英語). Fomula1.com (2023年10月7日). 2024年10月9日閲覧。
- ^ “Qatar 2023 - Sprint” (英語). STATS F1 (2023年10月7日). 2024年10月9日閲覧。
- ^ “Qatar 2023 - Sprint (Best laps)” (英語). STATS F1 (2023年10月7日). 2024年10月9日閲覧。
- ^ “Qatar 2023 - Sprint (Laps led)” (英語). STATS F1 (2023年10月7日). 2024年10月9日閲覧。
- ^ “FIA、F1カタールGP決勝のタイヤ総寿命を最大18周に制限と正式発表。57周の戦いは必然的に3ストップに”. autosport web (2023年10月8日). 2024年10月9日閲覧。
- ^ a b “タイトル3連覇フェルスタッペン、前例なきタイヤ周回数制限付きレースも盤石の優勝。マクラーレンがダブル表彰台獲得|F1カタールGP決勝”. motorsport.com (2023年10月9日). 2024年10月10日閲覧。
- ^ “FORMULA 1 QATAR AIRWAYS QATAR GRAND PRIX 2023 - RACE RESULT” (英語). Fomula1.com (2023年10月8日). 2024年10月10日閲覧。
- ^ “Qatar 2023 - Result” (英語). STATS F1 (2023年10月8日). 2024年10月10日閲覧。
- ^ “FORMULA 1 QATAR AIRWAYS QATAR GRAND PRIX 2023 - FASTEST LAPS” (英語). Fomula1.com (2023年10月8日). 2024年10月10日閲覧。
- ^ “Qatar 2023 - Laps led” (英語). STATS F1 (2023年10月8日). 2024年10月10日閲覧。
- ^ “Qatar 2023” (英語). STATS F1 (2023年10月8日). 2024年10月10日閲覧。
- ^ “【F1 2023】第18戦カタールGP続報:フェルスタッペンがスプリントで3連覇達成 レースでもポールから貫禄勝ち 【ニュース】”. web CG (2023年10月9日). 2024年10月10日閲覧。
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- ^ “RBPT - Fastests laps” (英語). STATS F1. 2024年10月10日閲覧。
- ^ a b “FIA Formula One World Championship 2023 Qatar Grand Prix Standings” (英語). Motorsport Stats (2023年10月8日). 2024年10月10日閲覧。
参考資料
[編集]- 『F1速報 2023 総集編』、三栄、2023年、ASB:FSH20231214。
前戦 2023年日本グランプリ |
FIA F1世界選手権 2023年シーズン |
次戦 2023年アメリカグランプリ |
前回開催 2021年カタールグランプリ |
カタールグランプリ | 次回開催 2024年カタールグランプリ |