茨城県道・千葉県道68号美浦栄線
主要地方道 | |
---|---|
茨城県道68号 美浦栄線 千葉県道68号 美浦栄線 主要地方道 美浦栄線 | |
制定年 | 1994年4月1日 |
起点 | 茨城県稲敷郡美浦村【北緯36度1分14.7秒 東経140度17分39.6秒 / 北緯36.020750度 東経140.294333度】 |
主な 経由都市 |
牛久市・龍ケ崎市 |
終点 | 千葉県印旛郡栄町【北緯35度50分24.7秒 東経140度13分47.0秒 / 北緯35.840194度 東経140.229722度】 |
接続する 主な道路 (記法) |
国道125号 国道408号 国道356号 |
■テンプレート(■ノート ■使い方) ■PJ道路 |
茨城県道・千葉県道68号美浦栄線(いばらきけんどう・ちばけんどう68ごう みほさかえせん)は、茨城県稲敷郡美浦村から千葉県印旛郡栄町に至る県道(主要地方道)である。
概要
[編集]茨城県稲敷郡美浦村を起点として南下し、牛久市正直町 - 河内町を経由して若草大橋有料道路を通り、千葉県印旛郡栄町までを結ぶ延長27kmの主要地方道である。利根川を渡る若草大橋は有料区間となっている。茨城県龍ケ崎市から千葉県印旛郡栄町までの区間は、現道の西側に並行してバイパス道路の整備が進められている[1]。若草大橋開通前は千葉・茨城両県の県境で分断されており、当橋が有料道路のため、現在でも旧道も県道指定が残されている。
路線データ
[編集]この節の加筆が望まれています。 |
- 起点:茨城県稲敷郡美浦村大字木原字山戸堀1563番3(国道125号交点)[2]
- 終点:千葉県印旛郡栄町(国道356号交点)
- 総延長:*.*km(茨城県区間:35.035km[3]、千葉県区間:*.*km)
- 重用延長:*.*km(茨城県区間:6.248km[3]、千葉県区間:*.*km)
- 未供用延長:なし(茨城県区間:0.0km[3]、千葉県区間:*.*km)
- 実延長:*.*km(茨城県区間:28.787km[3]、千葉県区間:*.*km)
- 自動車交通不能区間延長[注釈 1]:なし(茨城県区間:0.0km[3]、千葉県区間:*.*km)
歴史
[編集]1994年(平成6年)4月1日、前身にあたる県道木原正直線(稲敷郡美浦村大字木原 - 同郡牛久町大字正直、整理番号130)、県道幸谷正直線(稲敷郡河内村大字幸谷 - 同郡牛久町大字正直、整理番号270)、県道竜ヶ崎栄線(整理番号274)を廃止し[4]、同3路線を統合して県道河内竜ケ崎線の一部重複する区間(稲敷郡河内町生板 - 龍ケ崎市大徳町)を加えた新たな主要地方道として、起点を茨城県稲敷郡美浦村、終点を千葉県印旛郡栄町とする主要地方道美浦栄線(整理番号81)として認定される。翌1995年(平成7年)に路線番号68へ変更となり現在に至る。
年表
[編集]- 1959年(昭和34年)10月14日
- 本路線の前身にあたる県道木原竜ヶ崎線(美浦村木原 - 竜ヶ崎上町、図面対照番号68)、県道幸谷阿見線(河内村幸谷 - 阿見町廻戸、図面対照番号213)、県道竜ヶ崎栄線(竜ケ崎市大穂町 - 千葉県栄町、図面対照番号218)が路線認定される[5]。
- 1977年(昭和52年)2月14日
- 1993年(平成5年)5月11日 - 建設省から、県道木原正直線・県道幸谷正直線・県道河内竜ヶ崎線の一部・県道竜ヶ崎栄線が美浦栄線として主要地方道に指定される[8]。
- 1994年(平成6年)4月1日
- 1995年(平成7年)3月30日:茨城県区間において、整理番号81から現在の番号(整理番号68)に変更される[10]。
- 1997年(平成9年)5月1日:龍ケ崎市八代町 - 北相馬郡利根町大字加納のバイパスを新設する道路区域(6.402km)が決定する[11]。
- 1999年(平成11年)2月4日:龍ケ崎市八代町地内の美浦栄線バイパスを新設する道路区域(780m)が決定する[12]。
- 2002年(平成14年)9月9日:龍ケ崎市大字八代町 - 同市白羽1丁目のバイパス延長区間と取付道路の道路区域(640m)が決定[13]。
- 2006年(平成18年)4月18日:若草大橋有料道路(1.7km)が開通する[14]。
- 2011年(平成23年)11月22日:龍ケ崎市八代町(主要地方道竜ヶ崎潮来線) - 同市宮渕町(美浦栄線現道)の新規バイパスの一部区間(約3.1km)が開通する[15][16]。
- 2015年(平成27年)3月26日:龍ケ崎市大徳町 - 利根町惣新田地内の美浦栄線バイパスの一部区間(2.2km)が開通[17][18]。
- 2021年(令和3年)
- 2022年(令和4年)7月14日:牛久市島田町(国道408号) - 龍ケ崎市薄倉町(竜ケ崎工業団地付近) - 同市白羽1丁目(白羽交差点付近)にバイパスを延伸する道路区域(約3.4km)を再指定[23]。
路線状況
[編集]道路法の規定に基づき、龍ケ崎市八代町(主要地方道竜ヶ崎潮来線交差) - 北相馬郡利根町惣新田(千葉県界)間と、稲敷郡河内町幸谷(一般県道河内竜ケ崎線交差) - 龍ケ崎市宮渕町(梶内交差点)間および、龍ケ崎市長峰町(竜ケ崎飛行場) - 稲敷郡河内町生板(一般県道河内竜ヶ崎線交差)間は、緊急輸送道路として機能を維持するため、災害発生時の被害拡大防止を目的に道路用地内に電柱を建てることが制限されている[24]。
バイパス
[編集]- 県道美浦栄線バイパス
- 茨城県龍ケ崎市八代町から千葉県印旛郡栄町北(国道356号)に至る若草大橋有料道路を含む、整備事業中の延長8.4km、計画幅員30 m(車道部13.0 m/4車線)[注釈 2]のバイパス道路[1]。利根川を渡るために栄橋と長豊橋の慢性渋滞解消、茨城県南地域から千葉県間の相互アクセス向上を目的に、茨城県で1995年(平成7年)度に事業化された。2006年(平成18年)に千葉県側の利根川を渡る若草大橋有料道路(1.7km)が開通[14]、2011年(平成23年)に龍ケ崎市の県道竜ヶ崎潮来線交点(下八代交差点) - 現道(小関交差点)間の3.1km区間、2015年(平成27年)に小関交差点 - 県道取手東線交点間の2.2km区間が開通し、龍ケ崎市八代町の県道竜ケ崎潮来線から南側7.0kmの一連区間が暫定2車線にて供用されている[15][17]。2021年(令和3年)には龍ケ崎市八代町の県道竜ケ崎潮来線以北の0.5kmが供用開始された[19]。
重複区間
[編集]- 茨城県道34号竜ヶ崎阿見線(茨城県牛久市久野町 - 茨城県牛久市正直町:1,561m)[2]
- 国道408号(茨城県牛久市正直町 - 茨城県牛久市島田町:1,511m)[2]
道路施設
[編集]- 阿見東IC橋(首都圏中央連絡自動車道・牛久市桂町)
- 久野橋(くのはし。乙戸川・牛久市久野町、1径間の桁橋。昭和61年3月竣工)
- 小野川橋(おのがわはし。小野川、牛久市 - 龍ケ崎市境、鉄鋼構造2径間の桁橋。昭和46年3月竣工)
- 半田大橋(破竹川、龍ケ崎市半田町)
- 長生橋(大正堀川、龍ケ崎市長峰町)
- 江川橋(江川、龍ケ崎市大徳町)
- 万歳橋(新利根川、河内町)
- 稲穂橋(破竹川、龍ケ崎市八代町)※バイパス
- 久夫橋(大正掘川、龍ケ崎市八代町 - 大徳町)※バイパス
地理
[編集]通過する自治体
[編集]交差する道路
[編集]- 茨城県
- 国道125号(美浦村木原、起点)
- 国道125号阿見美浦バイパス(美浦村木原・木原台交差点)
- 茨城県道231号稲敷阿見線(阿見町君島・君島交差点)
- 茨城県道25号土浦稲敷線(阿見町飯倉・飯倉交差点)
- 茨城県道34号竜ヶ崎阿見線(牛久市久野町・下久野交差点)
- 国道408号・茨城県道34号竜ヶ崎阿見線(牛久市正直町・正直町交差点)
- 国道408号(牛久市島田町)
- 茨城県道5号竜ヶ崎潮来線(龍ケ崎市半田町・半田町交差点、龍ケ崎市八代町)
- 茨城県道121号河内竜ケ崎線(河内町生板 - 龍ケ崎市大徳町)
- 茨城県道11号取手東線(河内町生板 - 利根町惣新田/加納新田)
- 千葉県
- 国道356号安食バイパス(栄町北・若草大橋入口交差点)
- 国道356号(印西市安食ト杭)
沿線にある施設など
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b 竜ケ崎工事事務所 (2020年11月12日). “主要地方道 美浦栄線バイパス整備事業”. 茨城県ホームページ. 茨城県. 2021年1月31日閲覧。
- ^ a b c d “道路の区域の決定(平成6年4月1日 茨城県告示第490号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 号外第49号, (1994年4月1日)
- ^ a b c d e 『茨城県道路現況調書』令和2年3月31日現在、p. 7
- ^ a b 県道路線廃止に関する告示(平成6年4月1日 茨城県告示第488号) (PDF) 、茨城県報 号外第49号(1994年(平成6年)4月1日)より
- ^ 県道路線認定(昭和三十四年十月十四日 茨城県告示第九百一号) (PDF) 、茨城県報 号外(1959年(昭和34年)10月14日)より
- ^ 「県道路線の認定(昭和52年2月14日 茨城県告示149号) (PDF)」『茨城県報』第6502号、茨城県、5 - 7頁、1977年2月14日。
- ^ 「県道路線の認定(昭和52年2月14日 茨城県告示149号の2) (PDF)」『茨城県報』第6502号、茨城県、7 - 9頁、1977年2月14日。
- ^ s:道路法第五十六条の規定に基づく主要な都道府県道及び市道 - 平成五年五月十一日建設省告示第千二百七十号、建設省
- ^ 「県道路線認定に関する告示(平成6年4月1日 茨城県告示第487号) (PDF)」『茨城県報』号外第49号、茨城県、8頁、1994年4月1日。
- ^ 「県道の路線名および整理番号の変更(平成7年3月30日 茨城県告示第436号) (PDF)」『茨城県報』第637号、茨城県、8 - 12頁、1995年3月30日。
- ^ 「道路の区域の変更(平成9年5月1日 茨城県告示第508号) (PDF)」『茨城県報』第851号、茨城県、4頁、1997年5月1日。
- ^ 「道路の区域の決定(平成11年2月4日 茨城県告示第123号) (PDF)」『茨城県報』第1031号、茨城県、4頁、1999年2月4日。
- ^ 「道路の区域の変更(平成14年9月9日 茨城県告示第1115号) (PDF)」『茨城県報』第1397号、茨城県、9 - 10頁、2002年9月9日。
- ^ a b 「道路の供用の開始(平成18年4月13日 茨城県告示第490号) (PDF)」『茨城県報』第1764号、茨城県、7頁、2006年4月18日。
- ^ a b 「道路の供用の開始(平成23年11月21日 茨城県告示第1223号) (PDF)」『茨城県報』第2337号、茨城県、14 - 15頁、2011年11月21日。
- ^ 県道美浦栄線バイパスの一部区間開通について、茨城県土木部websiteより
- ^ a b “県道美浦栄線バイパスが開通しました”. 土木部竜ケ崎工事事務所道路整備第一課. 茨城県 (2015年3月27日). 2015年4月5日閲覧。
- ^ 「道路の供用の開始(平成27年2月26日 茨城県告示第174号) (PDF)」『茨城県報』第2669号、茨城県、15 - 16頁、2015年2月26日。
- ^ a b “県道美浦栄線バイパスの供用開始について” (PDF). 茨城県 (2021年3月16日). 2021年3月26日閲覧。
- ^ 「道路の供用の開始(令和3年3月18日 茨城県告示第280号) (PDF)」『茨城県報』第189号、茨城県、18頁、2021年3月18日。
- ^ 「道路の区域の変更(令和3年4月5日 茨城県告示第413号) (PDF)」『茨城県報』第194号、茨城県、10–11頁、2021年4月5日。
- ^ 「道路の区域の変更(令和3年11月4日 茨城県告示第1230号) (PDF)」『茨城県報』第253号、茨城県、10頁、2021年11月4日。
- ^ 「道路の区域の変更(令和4年7月14日 茨城県告示第713号)」『茨城県報』第323号、茨城県、9 - 10頁、2022年7月14日 。
- ^ “道路の占用を制限する区域の指定(平成30年3月19日 茨城県告示第299号) (PDF)”, 茨城県報 第2980号: pp. pp. 18 – 28, (2018年3月19日)
参考文献
[編集]- 茨城県土木部『茨城県道路現況調書 令和2年3月1日現在』(レポート)茨城県 。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 茨城県土木部
- 茨城県土木部 竜ヶ崎工事事務所(茨城県区間の道路の管理事務所)
- 千葉県県土整備部
- 千葉県印旛土木事務所(千葉県区間の道路の管理事務所)