茨城県道164号長倉小舟線
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一般県道 | |
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茨城県道164号長倉小舟線 | |
総延長 | 8.931 km |
実延長 | 7.504 km |
制定年 | 1959年10月14日 |
起点 | 茨城県常陸大宮市長倉 |
終点 | 茨城県常陸大宮市小舟 |
接続する 主な道路 (記法) |
国道123号 国道293号 |
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茨城県道164号長倉小舟線(いばらきけんどう164ごう ながくらこぶねせん)は、茨城県常陸大宮市内の一般県道である。
概要
[編集]常陸大宮市長倉地区から同市小舟まで南北を結ぶ延長約9キロメートル (km) の一般県道で、茨城県道39号笠間緒川線の西側でほぼ並行している。
路線データ
[編集]- 起点:茨城県常陸大宮市長倉343番の3(国道123号交点=長倉宿入口交差点)[1]
- 終点:茨城県常陸大宮市小舟1916番の1(茨城県道12号那須烏山御前山線交点)[1]
- 総延長:8.931 km[2]
- 重用延長:1.427 km[2]
- 未供用延長:なし[2]
- 実延長:7.504 km[2]
- 自動車交通不能区間延長[注釈 1]:なし[2]
歴史
[編集]1959年(昭和34年)10月14日、新たな県道として東茨城郡御前山村大字長倉を起点とし、那珂郡緒川村大字小舟を終点とする区間を本路線とする県道長倉小舟線として茨城県が県道路線認定した。 1995年(平成7年)に整理番号164となり現在に至る。
年表
[編集]- 1923年(大正12年)4月1日:現在の路線の前身である長倉烏山線が路線認定される。
- 1959年(昭和34年)10月14日:
- 1973年(昭和48年)4月12日:東茨城郡御前山村大字長倉地内の国道123号バイパスの開通に伴い、国道123号旧道の一部を小倉小舟線の路線へ編入。起点が長倉宿から長倉宿入口交差点となる[1]。
- 1992年(平成4年)2月20日:那珂郡緒川村大字入本郷 - 大字油河内の道路改良による新道(1.60km)を設置する道路区域決定[5]。
- 1994年(平成6年)10月6日:那珂郡緒川村大字入本郷 - 大字油河内(八里隧道)の道路改良及びバイパス道路を新設する道路区域(1.616km)が決定する[6]。
- 1995年(平成7年)3月30日:整理番号211から現在の番号(整理番号164)に変更される[7]。
- 2006年(平成18年)3月27日:常陸大宮市油河内地内の道路改良による新道が開通する[8]。
- 2007年(平成19年)5月14日:常陸大宮市油河内地内の旧道(640m)が指定解除され常陸大宮市道へ降格[9]。
路線状況
[編集]路線の大部分は2車線の道路であるが、起点付近・長倉の集落と終点付近・油河内の集落では、1.5車線程の狭い道路である。交通量は少なく、地元住民の生活道路である。峠付近の南側は「深山の桜並木」として親しまれる。茨城県道287号山内上小瀬線と茨城県道39号笠間緒川線とは一部区間で重複する。
重複区間
[編集]- 茨城県道287号山内上小瀬線(常陸大宮市中井 - 同市入本郷:約1.0 km)
- 茨城県道39号笠間緒川線(常陸大宮市油河内 - 同市小舟:約1.6 km)
道路施設
[編集]- 八里隧道跡(常陸大宮市入本郷-油河内)
- かつて存在した昭和3年12月竣工のトンネル。時代の流れとともに交通は自動車が主流となり、これに伴って手掘りだった狭いトンネルは本県道の道路拡張改良工事によって坑道が埋められてトンネルのあった場所は切通しとなった。現在、トンネルが存在した場所となる切通の両端に、かつての八里隧道の出入口に掛けられていた銘板と八里隧道がかつて存在したことを記す記念碑が道路脇に設置されている。
地理
[編集]栃木県境に近い八溝山地の山間にあり、沿線は山に囲まれた集落や田畑がある。長倉側は大沢川に沿って、小舟側は小舟川に沿ってそれぞれ道路が延び、分水嶺となる峠(八里隧道跡)は切通しである。
通過する自治体
[編集]- 常陸大宮市
交差する道路
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 幅員、曲線半径、こう配その他道路の状況により最大積載4トンの普通貨物自動車が通行できない区間。
出典
[編集]- ^ a b c “道路区域の変更・道路の供用開始(昭和48年4月12日 茨城県告示第397・398号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 号外: p. p. 3, (1973年4月12日)
- ^ a b c d e 『茨城県道路現況調書』令和2年3月31日現在、p. 11
- ^ 県道路線認定(昭和三十四年十月十四日 茨城県告示第九百一号) (PDF) ,茨城県報 号外(1959年(昭和34年)10月14日)より
- ^ 道路の区域決定(昭和三十四年十月十四日 茨城県告示第九百三号) (PDF) ,茨城県報 号外(1959年(昭和34年)10月14日)より
- ^ “道路の区域の変更(平成4年2月20日 茨城県告示第197号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第320号: p. p. 2, (1992年2月20日)
- ^ “道路の区域の変更(平成6年10月6日 茨城県告示第1100号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第589号: p. p. 5, (1994年10月6日)
- ^ “県道の路線名および整理番号の変更(平成7年3月30日 茨城県告示第436号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第637号: pp. pp. 8–12, (1995年3月30日)
- ^ “道路の供用の開始(平成18年3月13日 茨城県告示第298号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第1755号: p. p. 8, (2006年3月13日)
- ^ “道路の区域の変更(平成19年5月14日 茨城県告示第626号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第1874号: pp. pp. 6–7, (2007年5月14日)
参考文献
[編集]- 茨城県土木部『茨城県道路現況調書 令和2年3月1日現在』(レポート)茨城県 。