段本幸男
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段本 幸男(だんもと ゆきお、1944年(昭和19年)12月12日 - 2012年(平成24年)3月18日)は、日本の農水官僚、政治家。
参議院議員(1期)、財務大臣政務官を歴任。京都府京都市出身。
経歴
[編集]- 京都市立衣笠中学校卒業
- 京都府立山城高等学校卒業
- 1968年(昭和43年)3月:京都大学農学部農業工学科卒業
- 1968年(昭和43年)4月:農林省入省(上級甲種・農業土木)
- 1978年(昭和53年)4月:九州農政局阿蘇久住調査事務所調査課長
- 1980年(昭和55年)4月:近畿農政局加古川西部農水事業所工事課長
- 1982年(昭和57年)10月:農林水産省構造改善局計画部課長補佐
- 1984年(昭和59年)4月:島根県農林水産部耕地課主査
- 1986年(昭和61年)4月:島根県農林水産部耕地課長
- 1988年(昭和63年)6月:東北農政局建設部設計課長
- 1990年(平成2年)9月:国土庁土地局国土調査課長
- 1994年(平成6年)8月:北海道開発庁農林水産課長
- 1995年(平成7年)11月:水資源開発公団第二工務部長
- 1997年(平成9年)7月7日:中国四国農政局長
- 1998年(平成10年)
- 7月:農林水産省退官
- 10月:財団法人日本農業土木総合研究所専務理事
- 2001年(平成13年)、第19回参議院議員通常選挙に自由民主党の比例区から出馬し、初当選。
議員在職中は、財務大臣政務官、参議院政策審議会副会長などを経験。
- 2007年(平成19年)、第21回参議院議員通常選挙に出馬。12万票を獲得したが、自民党への逆風を受け落選した。
- 2012年(平成24年)3月18日、肺癌のため死去[1]。67歳没。
他に、土地改良換地対策全国協議会中央委員、土地改良測量設計技術協会会長、全国土地改良事業団体連合会顧問などの要職を歴任した。
備考
[編集]- 農業土木技官としての同期には橋本正(東大農工卒)、森田昌史(構造改善局次長、京大農工卒)、片岡泰三(中国四国農政局長、京大農工卒)らがいる。
- 2007年(平成19年)の第21回参議院議員通常選挙では、比例区で21番目の得票となったが、同じ群馬県を地盤にして票を食い合い、結果的に共倒れした上野公成(得票数20番目)と尾身朝子(22番目)に挟まれる形となり、関係者の注目を集めた。
脚注
[編集]- ^ “元自民党参院議員、段本幸男さん死去”. 朝日新聞. (2012年3月22日) 2012年3月22日閲覧。
関連項目
[編集]公職 | ||
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先代 七条明 山下英利 |
財務大臣政務官 倉田雅年と共同 2004年 - 2005年 |
次代 西田猛 野上浩太郎 |