大脇雅子
表示
大脇雅子 おおわき まさこ | |
---|---|
生年月日 | 1934年10月15日(90歳) |
出生地 | 日本 岐阜県岐阜市 |
出身校 | 名古屋大学法学部卒業 |
前職 | 弁護士 |
所属政党 |
(日本社会党→) (社会民主党→) 無所属 |
公式サイト | 大脇雅子の国会報告 |
選挙区 | 比例区 |
当選回数 | 2回 |
在任期間 | 1992年7月26日 - 2004年7月25日 |
大脇 雅子(おおわき まさこ 1934年10月15日 - )は、日本の政治家、弁護士。参議院議員(2期)、社会民主党政策審議会長、国際委員長を歴任した。
概要
[編集]岐阜県岐阜市出身。名古屋大学法学部を卒業後、司法試験に合格し、司法修習を経て弁護士登録。労働・公害問題や家庭問題等、市民に密着した事案を数多く手がけた。1992年、PKO法闘争のなかで、砂川事件判決の裁判官だった伊達秋雄から「今こそ憲法擁護の大事な時」と促され、日本社会党からの国政進出を決意。第16回参議院議員通常選挙に比例区から出馬し、当選。以後2期12年間参議院議員を務め、護憲と共に男女雇用機会均等法、パートタイム労働者の権利保護法、環境アセスメント法、廃棄物処理法等の立法、改正に尽力した。2003年、社会民主党を離党。2004年の第20回参議院議員通常選挙には出馬せず、政界を引退。
経歴
[編集]- 1958年 名古屋大学法学部卒業、名古屋大学法学部助手(文部教官)
- 1962年 司法修習14期経て弁護士登録(名古屋弁護士会)
- 1992年 第16回参議院議員通常選挙に比例区から出馬し、当選
- 1998年 第18回参議院議員通常選挙で再選
- 2003年 社民党を離党
- 2004年 政界を引退
政策
[編集]選択的夫婦別姓制度
[編集]- 選択的夫婦別姓制度導入に賛成している[1]。「性別によって差別を受けず、多様な生き方を選べるような制度に変えていくべき」と述べる。また、大脇の長女も弁護士であり、その職業としての要請から夫婦別姓を実践し「二人で平等に子育てをやっている」という[2]。
著書(共著含む)
[編集]- 1980年 働いて生きる―転機を迎えた女たちの選択(学陽書房)
- 1987年 均等法時代を生きる―働く女性たちへの応援歌 (有斐閣選書)
- 1992年 「平等」のセカンド・ステージへ―働く女たちがめざすもの(学陽書房)
- 1994年 北京につどう―95年国連世界女性会議に向けて(社会新報ブックレット)
- 1996年 21世紀の男女平等法 (有斐閣選書)
- 1996年 介護保険?家族保険!―一人ひとりの生き方と生涯保障 (法政出版)
- 1996年 働く女たちの裁判―募集・採用からセクシャル・ハラスメントまで(学陽書房)
- 1998年 働くものの権利が危ない―今なぜ、労働法制の規制緩和か(かもがわブックレット)
- 1998年 21世紀の男女平等法・新版(有斐閣選書)
- 2004年 マサコの戦争(講談社)
脚注
[編集]外部リンク
[編集]党職 | ||
---|---|---|
先代 辻元清美 |
社会民主党政策審議会長 第6代 : 2002年 - 2003年 |
次代 阿部知子 |