イン・コンサート (ハービー・ハンコック&チック・コリアのアルバム)
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『イン・コンサート』 | |||||
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ハービー・ハンコック&チック・コリア の ライブ・アルバム | |||||
リリース | |||||
録音 | 1978年2月 サンフランシスコ マソニック・オーディトリアム、ロサンゼルス ドロシー・チャンドラー・パビリオン、サンディエゴ ゴールデン・ホール、アナーバー ヒル・オーディトリアム[1] | ||||
ジャンル | ジャズ | ||||
時間 | |||||
レーベル | コロムビア・レコード | ||||
プロデュース | ハービー・ハンコック、デヴィッド・ルービンソン | ||||
専門評論家によるレビュー | |||||
チャート最高順位 | |||||
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ハービー・ハンコック アルバム 年表 | |||||
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チック・コリア 年表 | |||||
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『イン・コンサート』(原題:An Evening with Herbie Hancock & Chick Corea: In Concert)は、ハービー・ハンコックとチック・コリアが連名で1978年に録音し、同年にハンコックの所属レーベルであるコロムビア・レコードから発売されたライブ・アルバム。
背景
[編集]ハンコックとコリアが1978年に行ったデュオ・ツアーの模様が収録されており、1979年には、コリアの所属レーベルであるポリドール・レコードからも、同ツアーでの録音を収録したアルバム『イン・コンサート (デュオ・ライヴ)』が発売された[3]。収録曲のうち「処女航海」と「ラ・フィエスタ」のメドレーは、LP片面の一般的な収録時間を超える35分もの長さだが、オリジナルLPのサイド4では、ノイズが増え録音レベルが下がるという技術的問題を度外視して、全編が編集なしで収録された[3]。
反響・評価
[編集]アメリカでは総合アルバム・チャートのBillboard 200で100位に達し、『ビルボード』のジャズ・アルバム・チャートでは最高8位を記録した[2]。スコット・ヤナウはオールミュージックにおいて5点満点中4点を付け「当時の彼らは、多くのリスナーからフュージョンに特化していたと思われていたため、このアコースティック・デュオ・ツアーは驚きをもって迎えられた」「コリアとハンコックのストライド奏法が聴ける"Liza"が、特に物珍しい」と評している[4]。
収録曲
[編集]ディスク1
[編集]- サムデイ・マイ・プリンス・ウィル・カム - "Someday My Prince Will Come" (Frank Churchill, Larry Morey) - 12:39
- ライザ - "Liza (All the Clouds'll Roll Away)" (George Gershwin, Ira Gershwin, Gus Kahn) - 9:01
- バトン・アップ - "Button Up" (Herbie Hancock, Chick Corea) - 17:38
ディスク2
[編集]- "Introduction of Herbie Hancock by Chick Corea" - 0:41
- フェブラリー・モーメント(2月の出来事) - "February Moment" (H. Hancock) - 15:46
- 処女航海 - "Maiden Voyage" (H. Hancock) - 13:30
- ラ・フィエスタ - "La Fiesta" (C. Corea) - 22:01
参加ミュージシャン
[編集]脚注
[編集]- ^ CD英文ブックレット内クレジット
- ^ a b “Herbie Hancock - Awards”. AllMusic. 2016年1月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月13日閲覧。
- ^ a b c d “An Evening with…”. herbiehancock.com. 2023年7月13日閲覧。
- ^ Yanow, Scott. “Herbie Hancock, Chick Corea - An Evening with Herbie Hancock & Chick Corea in Concert Album Reviews, Songs & More”. AllMusic. 2023年7月13日閲覧。