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JR貨物UV48A形コンテナ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
JR貨物UV48A形コンテナ
UV48A-38001
UV48A-38001
基本情報
種別 通風コンテナ
所有者 日本通運
製造メーカー 一光(日通商事/NX商事)
製造年 2014年
製造数 179個
主要諸元
外面色 白(38001~38020)/青(38021~38163)/紺(38164以降)
全長 9,410 mm
全高 2,605 mm
総重量 19.6t/20.25t t
扉位置 妻一方、両側面ウイング
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UV48A形コンテナ(UV48Aがたコンテナ)は、日本貨物鉄道(JR貨物)輸送用として籍を編入している31 ft私有コンテナ(通風コンテナ)である。

形式の数字部位「48」は、コンテナの容積を元に決定される。このコンテナ容積48 m3の算出は厳密には端数四捨五入計算のために、内容積47.5 m3 - 48.4 m3の間に属するコンテナが対象となる[1]

また形式末尾のアルファベット一桁部位「A」は、コンテナの使用用途(主たる目的)が「普通品の輸送」を表す記号として付与されている[2]

特記事項

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番台毎の概要

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38000番台

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38001 - 38020(20個)[3]
日本通運所有。日通商事製作。片妻側一方開き、両側フルウイング仕様。規格外・ハローマーク( 全高2,605 mm = H 表記、全長9,410 mm = L 表記、最大総重量19.6 t = G )表記あり。
※「ECO LINER 31」表記。
遮熱塗料が使用されている。U47A形と同じデザインだがコキ50000積載禁止の表記とエコレールマークの位置が少し異なる。
38016と38020が2022年4月よりF-LINEに貸し出された。
38021 - 38075(55個)[3]
日本通運所有。日通商事製作。片妻側一方開き、両側フルウイング仕様。規格外・ハローマーク( 全高2,605 mm = H 表記、全長9,410 mm = L 表記、最大総重量19.6 t = G )表記あり。
※「ECO LINER 31」表記。エコレールマークの位置がU47A形と同じ位置に戻ったがコキ50000積載禁止の表記の位置は38001~38020と同じく、やや上よりになっている。38041以降のロットからコキ50000積載禁止の表記が省略され38061以降はハローマークの位置が上に移動した。
38076 - 38153(78個)[3]
日本通運所有。日通商事製作。片妻側一方開き、両側フルウイング仕様。規格外・ハローマーク( 全高2,605 mm = H 表記、全長9,410 mm = L 表記、最大総重量20.25 t。 )表記あり。
内航船での輸送が可能。「R&S」(RAIL&SEA)の表記がある。
38154 - 38163 (10個)
日本通運所有。

ロゴマークが◯通からNXロゴに変更された。それ以外は従来のECOLINER31 R&Sと同一。また従来の◯通のコンテナも他のECOLINER31シリーズを始めとしNXロゴに張替えが進められている。

38164~
日本通運所有。

U46A形と同じ紺色になりNXロゴとECOLINER31の位置が入れ替わった。仕様は従来と同じR&S仕様。

脚注

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出典

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  1. ^ 貨車技術発達史編纂委員会(編著)/日本の貨車 技術発達史 明治5(1872)年〜平成16(2004)年/2008-03発行 /(社団法人)日本鉄道車輌工業会/記載 p449.
  2. ^ 貨車技術発達史編纂委員会(編著)/日本の貨車 技術発達史 明治5(1872)年〜平成16(2004)年/2008-03発行 /(社団法人)日本鉄道車輌工業会/記載 p 448 - 449.
  3. ^ a b c 『トラベルMOOK 新しい貨物列車の世界』交通新聞社、2021年、28頁。ISBN 978-4-330-05421-6 

参考文献

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  • 貨車技術発達史編纂委員会『日本の貨車-技術発達史-』(初版)日本鉄道車輌工業会、2008年3月1日。 
  • 『トラベルMOOK 新しい貨物列車の世界』交通新聞社、2021年。ISBN 978-4-330-05421-6 

関連項目

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