関廟麺
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関廟麺(グァンミャオミェン[1]、中国語: 關廟麵)は、台湾台南市関廟区名物の小麦麺[2]。パイナップル、たけのこと合わせて「関廟廟の三宝」と呼ばれ、観光客の土産品としても人気が高い[3]。
関廟区には「関廟麺」の看板を掲げる製麺所が多数ある[2]。小麦粉(強力粉)と塩と水とをこね、伸ばした麺生地を切って、手で折り曲げて竹ざるに並べて、屋外で天日干しを行う[1][2]。これによって、麺の香りと食感がよくなり、茹でた際に伸びにくくなる[1][2][4]。
「老媽拌麵」(ラオマバンメン)は関廟麺の袋麺を製造、販売していることでも知られており、関廟麺を提供するレストランも展開している[1]。
料理の例
[編集]- 関廟魯麺(グァンミャオルーミェン)[3]
- 肉団子とキャベツを入れたスープに関廟麺を入れた汁麺。
- 好みで、テーブルに用意されている酢や豆瓣醤などの辛味調味料を加える。
- 酸菜魚麵(スァンツァイユィミェン)[1]
- 強火で酸菜を炒めて香りを立たせ、豚骨ベースのスープを加えて煮込む。
出典
[編集]- ^ a b c d e “【台湾現地レポ】台北で食べたい麺いろいろ。「老媽拌麵」なら台湾みやげも!”. るるぶ&more (2024年3月22日). 2025年1月15日閲覧。
- ^ a b c d 林格立、山口雪菜(翻訳) (2023年3月). “日光を浴びる関廟麺”. 台湾光華雑誌. 2025年1月15日閲覧。
- ^ a b “日本でも話題になった台湾パイナップルの故郷・台南「關廟」でパイナップル巡礼”. 美麗!台湾 (2021年9月7日). 2025年1月15日閲覧。
- ^ 「袋麺」『Hanako特別編集 台湾』マガジンハウス〈MAGAZINE HOUSE MOOK〉、2023年、37頁。ISBN 978-4838756452。