木曽川橋梁 (北恵那鉄道線)
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木曽川橋梁(きそがわきょうりょう)は、岐阜県中津川市の木曽川に架かる旧北恵那鉄道の橋梁である。現在は使用されていない。
北恵那鉄道線中津町駅と恵那峡口駅の間に架かる鉄道橋であった。北恵那鉄道線は1978年(昭和53年)9月に廃止されたが、本橋梁は取り壊されることなく、現在も当時の姿をとどめている。
概要
[編集]沿革
[編集]- 1924年(大正13年)8月5日 - 中津町駅 - 下付知駅が開通。供用開始。
- 1959年(昭和34年) - 伊勢湾台風による木曽川の増水のため冠水。冠水の原因には下流の大井ダムの影響もあるという。
- 1962年(昭和37年)2月 - 橋脚を約4mかさ上げする工事開始(1963年(昭和38年)4月完成)[1][2]。
- 1978年(昭和53年)9月18日 - 北恵那鉄道線廃止。
脚注
[編集]- ^ 清水武『北恵那鉄道』ネコパブリッシング、2002年、6頁
- ^ この工事費用を捻出するあてがないため1963年(昭和38年)3月に2500万円の第三者割当増資をおこない、全額を名古屋鉄道が負担しその傘下に入ることになった。『名古屋鉄道百年史』358頁
座標: 北緯35度30分36.9秒 東経137度29分49秒 / 北緯35.510250度 東経137.49694度