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小平駅 (北海道)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
小平駅
おびら
Obira
臼谷 (2.0 km)
(3.2 km) 花岡仮乗降場
所在地 北海道留萌郡小平町字小平町
北緯44度1分1.3秒 東経141度39分51.5秒 / 北緯44.017028度 東経141.664306度 / 44.017028; 141.664306
所属事業者 日本国有鉄道(国鉄)
所属路線 羽幌線
キロ程 8.7 km(留萠起点)
電報略号 オヒ←ヲヒ
駅構造 地上駅
開業年月日 1927年昭和2年)10月25日[1]
廃止年月日 1987年昭和62年)3月30日[1]
備考 羽幌線廃線に伴い廃駅[1]
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1977年の小平駅と周囲約500m範囲。上が羽幌方面。相対式ホーム2面2線と外側に副本線、駅舎横の切り欠き状貨物ホームへ引込み線を有する一般駅であった。駅裏のストックヤードには木材が野積みされている。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

小平駅(おびらえき)は、かつて北海道留萌管内留萌郡小平町字小平町に設置されていた、日本国有鉄道(国鉄)羽幌線廃駅)である。電報略号オヒ事務管理コードは▲121603[2]

1986年(昭和61年)10月まで運行されていた、急行「はぼろ」の停車駅であった。

歴史

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駅名の由来

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駅開業当時、所在自治体名は「小平蘂(おびらしべ)村」であったが、「駅名としては字画多き為[5]」として下略し、命名されたものである[3][5]。後年自治体名も駅名同様に改名された。

駅構造

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廃止時点で、単式ホーム島式ホーム(片面使用)複合型2面2線を有する地上駅で、列車交換可能な交換駅であった[6]。互いのホームは、駅舎側ホーム中央と島式ホーム南側を結んだ構内踏切で連絡した[6]。駅舎側単式ホーム(西側)が下りの1番線、島式ホーム(東側)が上りの2番線となっていた[6]。島式ホームの外側1線は、側線として残っており、そのほか1番線の幌延方から分岐し駅舎北側の切欠き部分の貨物ホームへの貨物側線を1線有していた[6]

職員配置駅となっており、駅舎は構内の西側に位置し単式ホーム南西側に接していた。

利用状況

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  • 1981年度(昭和56年度)の1日乗降客数は191人[6]

駅周辺

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駅跡

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駅跡「小平中央公園」(2006年8月27日)

1999年(平成11年)時点で、旧駅構内は「小平交通公園」として整備されていた[7]2005年(平成17年)以降は公園名が「小平中央公園」に変更されている。

隣の駅

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日本国有鉄道
羽幌線
臼谷駅 - 小平駅 - <花岡仮乗降場> - 大椴駅

脚注

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  1. ^ a b c d e f g 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、871頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、230頁。doi:10.11501/1873236https://doi.org/10.11501/18732362022年12月10日閲覧 
  3. ^ a b 『北海道 駅名の起源』(第1版)日本国有鉄道北海道総局、札幌市、1973年3月25日、105-106頁。ASIN B000J9RBUY 
  4. ^ 「羽幌線 合理化スタート 寂しい無人化」『北海道新聞』1982年3月30日、朝刊、道北版。
  5. ^ a b 札幌鉄道局 編『駅名の起源』北彊民族研究会、1939年、54-55頁。NDLJP:1029473 
  6. ^ a b c d e f 宮脇俊三 編『国鉄全線各駅停車1 北海道690駅』原田勝正、小学館、1983年7月、199頁。ISBN 978-4093951012 
  7. ^ 宮脇俊三 編『鉄道廃線跡を歩くVI』JTBパブリッシングJTBキャンブックス〉、1999年3月、25頁。ISBN 978-4533031502 

関連項目

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