天塩金浦駅
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天塩金浦駅 | |
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てしおかなうら Teshio-Kanaura | |
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所在地 | 北海道天塩郡遠別町字金浦 |
所属事業者 | 日本国有鉄道(国鉄) |
所属路線 | 羽幌線 |
キロ程 | 99.0 km(留萠起点) |
電報略号 | テカ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
開業年月日 | 1958年(昭和33年)10月18日[1] |
廃止年月日 | 1987年(昭和62年)3月30日[1] |
備考 | 羽幌線廃線に伴い廃駅 |
天塩金浦駅(てしおかなうらえき)は、北海道天塩郡遠別町字金浦にかつて存在した、日本国有鉄道(国鉄)羽幌線の駅(廃駅)である。電報略号はテカ。事務管理コードは▲121624[2]。一部の普通列車は通過した(1986年(昭和61年)11月1日改定の時刻(廃止時の時刻表)で、下りのみ2本(うち1本は急行「はぼろ」後継の主要駅停車列車)[3])。
歴史
[編集]- 1958年(昭和33年)10月18日 - 日本国有鉄道(国鉄)羽幌線の初山別駅 - 遠別駅間延伸開通に伴い、開業[1]。旅客のみ取り扱い[1]。
- 1987年(昭和62年)3月30日 - 羽幌線の全線廃止に伴い、廃駅となる[1]。
駅名の由来
[編集]所在地名「金浦」に、羽越本線金浦駅との区別のため旧国名の「天塩」を付したもの。地名は、同地の小学校長・金野貫一[4](憲一[5]とも)の「金」と、ニシンが取れる海岸を願った「浦」を合成したもの[4][5]、とされている。
駅構造
[編集]廃止時点で、1面1線の単式ホームを有する地上駅であった。ホームは、線路の西側(幌延方面に向かって左手側)に存在した。
無人駅となっており、ホーム上の待合所のみで駅舎は存在しなかった[6]。
駅周辺
[編集]この駅周辺が稲作の北限である。
- 国道232号(天売国道/日本海オロロンライン)
- 金浦原生花園
駅跡
[編集]1999年(平成11年)時点では、雪よけの囲いのみが残存していた[7]。2010年(平成22年)時点でも同様であった[8]。当駅の跡地は、草むらになっている。
隣の駅
[編集]参考文献
[編集]- 国土地理院25000分の1地形図
脚注
[編集]- ^ a b c d e 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、872頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、231頁。doi:10.11501/1873236 。2022年12月10日閲覧。
- ^ 時刻表『JNR編集 時刻表 1987年4月号』(弘済出版社、1987年4月発行)JRニュース13ページより。
- ^ a b 本多 貢 (1995-01-25). 児玉 芳明. ed (日本語). 北海道地名漢字解. 札幌市: 北海道新聞社. p. 71. ISBN 4893637606. OCLC 40491505 2018年10月16日閲覧。
- ^ a b 『北海道 駅名の起源』(第1版)日本国有鉄道北海道総局、札幌市、1973年3月25日、109-110頁。ASIN B000J9RBUY。
- ^ 書籍『国鉄全線各駅停車1 北海道690駅』(小学館、1983年7月発行)202ページより。
- ^ 書籍『鉄道廃線跡を歩くVI』(JTBパブリッシング、1999年3月発行)23ページより。
- ^ 書籍『新 鉄道廃線跡を歩く1 北海道・北東北編』(JTBパブリッシング、2010年4月発行)46-47ページより。