コンテンツにスキップ

名鉄DB70形ディーゼル機関車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
名鉄DB70形ディーゼル機関車
基本情報
運用者 名古屋鉄道
製造所 日本輸送機
製造年 1963年
製造数 1両
引退 1979年
主要諸元
軸配置 B
軌間 1,067 mm
全長 6,050 mm
全幅 2,700 mm
全高 3,300 mm
運転整備重量 12.0 t
機関 日野DA59ディーゼル機関1基
制動装置 手動・空気
出力 153 ps/1,800 rpm
テンプレートを表示

名鉄DB70形ディーゼル機関車(めいてつDB70がたディーゼルきかんしゃ)は、かつて名古屋鉄道で運用されたディーゼル機関車である。1両(71)が存在した。

概要

[編集]

日本輸送機1963年(昭和38年)に製造した小型ディーゼル機関車で、L字形車体の15t車である。三興製紙の私有車で、車籍は名古屋鉄道であった。

C351に代わり尾西線森上駅から伸びる同社専用線で運用されたが、1978年(昭和53年)7月23日に森上駅貨物営業廃止で役目を終え、1979年(昭和54年)5月に廃車。その後は小西砕石に移り、高山本線坂祝駅の専用線で運用された。

参考文献

[編集]
  • 鉄道ピクトリアル2月号別冊「鉄道ピクトリアルアーカイブスセレクション30「名古屋鉄道1960〜1970」 2015年発行
  • 清水武・田中義人・澤内一晃『名古屋鉄道の貨物輸送』フォトパブリッシング、2021年。ISBN 978-4-8021-3270-1