伝馬 (名古屋市)
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伝馬 | |
---|---|
熱田神宮伝馬町駅 4番出入口 | |
北緯35度7分8.22秒 東経136度54分35.62秒 / 北緯35.1189500度 東経136.9098944度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 愛知県 |
市町村 | 名古屋市 |
区 | 熱田区 |
町名制定 | 1981年(昭和56年)9月20日 |
人口 (2018年(平成30年)12月1日現在)[WEB 1] | |
• 合計 | 2,850人 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
456-0034[WEB 2] |
市外局番 | 052 (名古屋MA)[WEB 3] |
ナンバープレート | 名古屋 |
伝馬(てんま)は、愛知県名古屋市熱田区の町名。現行行政地名は伝馬一丁目から伝馬三丁目。住居表示実施済み[WEB 4]。
地理
[編集]名古屋市熱田区南東端に位置し[1]、東は瑞穂区浮島町、西は内田町・神戸町、南は南区内田橋二丁目、北は神宮二・四丁目に接する。
河川
[編集]歴史
[編集]愛知郡伝馬町(熱田伝馬町)を前身とする。江戸期は熱田村の一部。
町名の由来
[編集]当地は旧東海道沿いにあり、慶長3年(1601年)に宮宿(熱田宿)と隣の今道が、共に伝馬役に任命された。それを機に両者を合わせて伝馬町と称したのが町名の由来となっている[2][3]。
沿革
[編集]伝馬町
[編集]- 1878年(明治11年)12月28日 - 愛知郡熱田村の一部より、伝馬町が成立[4]。
- 1889年(明治22年)10月1日 - 町村制施行・合併に伴い、愛知郡熱田町大字伝馬となる[4]。
- 1907年(明治40年)6月1日 - 熱田町が名古屋市に編入され、同市熱田伝馬町に改称[4]。
- 1908年(明治41年)4月1日 - 行政区新設に伴い、南区所属となる[4]。
- 1937年(昭和12年)10月1日 - 行政区再編に伴い、熱田区所属となる[4]。
- 1939年(昭和14年)12月15日 - 熱田伝馬町を伝馬町へ改称[4]。
- 1940年(昭和15年)7月1日 - 熱田東町の一部を編入[4]。
- 1944年(昭和19年)2月11日 - 一部が瑞穂区に編入され、瑞穂区伝馬町が成立[4][注釈 1]。
- 1958年(昭和33年)1月16日 - 熱田区伝馬町の一部が南区に編入され、南区伝馬町が成立[5]。熱田区伝馬町と瑞穂区伝馬町との間で境界を変更[4]。
- 1960年(昭和35年)3月20日 - 瑞穂区伝馬町の一部が同区浮島町となる[6]。
- 1981年(昭和56年)9月20日 - 熱田区伝馬町が同区神宮二・四丁目、伝馬一〜三丁目となり消滅[4]。
- 1985年(昭和60年)11月3日 - 南区伝馬町が同区内田橋二丁目となり消滅[5]。
- 1990年(平成2年)11月5日 - 瑞穂区伝馬町が同区浮島町に編入され消滅[6]。
伝馬
[編集]- 1981年(昭和56年)9月20日 - 以下の通り、熱田区羽城町全域および熱田東町・市場町・内田町・神戸町・図書町・伝馬町・富江町・中瀬町の各一部より、同区伝馬一〜三丁目が成立[4]。
- 一丁目 - 市場町・内田町・神戸町・伝馬町・富江町・中瀬町の各一部
- 二丁目 - 羽城町全域および内田町・神戸町・図書町・伝馬町・富江町の各一部
- 三丁目 - 熱田東町・図書町・伝馬町の各一部
史跡
[編集]- 裁断橋跡
字一覧
[編集]かつて伝馬町には小字が存在した。1882年時点で伝馬町に存在した小字は以下の通り[7]。なお小字はすべて消滅している。
字 | 読み | 備考 |
---|---|---|
宿今道 | しくいまみち | |
築出 | つきだし | |
埋川 | うめかわ | |
海道 | かいとう | |
地福寺 | じふくし |
世帯数と人口
[編集]2018年(平成30年)12月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[WEB 1]。
丁目 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
伝馬一丁目 | 381世帯 | 700人 |
伝馬二丁目 | 864世帯 | 1,589人 |
伝馬三丁目 | 266世帯 | 561人 |
計 | 1,511世帯 | 2,850人 |
人口の変遷
[編集]国勢調査による人口の推移
1995年(平成7年) | 2,752人 | [WEB 5] | |
2000年(平成12年) | 2,666人 | [WEB 6] | |
2005年(平成17年) | 2,647人 | [WEB 7] | |
2010年(平成22年) | 2,711人 | [WEB 8] | |
2015年(平成27年) | 2,682人 | [WEB 9] |
学区
[編集]市立小・中学校に通う場合、学校等は以下の通りとなる[WEB 10]。また、公立高等学校に通う場合の学区は以下の通りとなる[WEB 11]。
丁目 | 番・番地等 | 小学校 | 中学校 | 高等学校 |
---|---|---|---|---|
伝馬一丁目 | 全域 | 名古屋市立白鳥小学校 | 名古屋市立宮中学校 | 尾張学区 |
伝馬二丁目 | 全域 | |||
伝馬三丁目 | 全域 |
施設
[編集]伝馬一丁目
[編集]-
潮音寺
-
南楠社
伝馬二丁目
[編集]- 日本年金機構熱田年金事務所
- 名古屋工学院専門学校
- 名古屋市熱田環境事業所
- 名古屋市営伝馬荘
- エクセルイン名古屋熱田
- 内田橋聖アントニオ幼稚園
- カトリック熱田教会
- 姥堂
- 浄覚寺
- 内田橋公園
- 1956年(昭和31年)10月15日供用開始[WEB 12]。
- 羽城公園
- 1983年(昭和58年)4月1日供用開始[WEB 12]。
- 図書公園
- 1984年(昭和59年)3月31日供用開始[WEB 12]。
- 鈴之御前社(熱田神宮境外末社)
-
姥堂・裁断橋跡
-
熱田環境事業所
-
鈴之御前社
伝馬三丁目
[編集]交通
[編集]鉄道
[編集]道路
[編集]その他
[編集]日本郵便
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 『角川日本地名大辞典』では、1939年に昭和区伝馬町として成立後、1944年に瑞穂区所属になったとしているが、『なごやの町名』および『熱田区誌』、『瑞穂区誌』にはいずれもそのような記述はない。
出典
[編集]WEB
[編集]- ^ a b “町・丁目(大字)別、年齢(10歳階級)別公簿人口(全市・区別)”. 名古屋市 (2018年12月20日). 2019年1月6日閲覧。
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2019年1月6日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2019年1月6日閲覧。
- ^ “熱田区の町名”. 名古屋市 (2015年10月21日). 2019年1月12日閲覧。
- ^ 総務省統計局 (2014年3月28日). “平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等” (CSV). 2019年4月27日閲覧。
- ^ 総務省統計局 (2014年5月30日). “平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等” (CSV). 2019年4月27日閲覧。
- ^ 総務省統計局 (2014年6月27日). “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等” (CSV). 2019年4月27日閲覧。
- ^ 総務省統計局 (2012年1月20日). “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等” (CSV). 2019年4月27日閲覧。
- ^ 総務省統計局 (2017年1月27日). “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等” (CSV). 2019年4月27日閲覧。
- ^ “市立小・中学校の通学区域一覧”. 名古屋市 (2018年11月10日). 2019年1月14日閲覧。
- ^ “平成29年度以降の愛知県公立高等学校(全日制課程)入学者選抜における通学区域並びに群及びグループ分け案について”. 愛知県教育委員会 (2015年2月16日). 2019年1月14日閲覧。
- ^ a b c “都市公園の名称、位置及び区域並びに供用開始の期日” (2019年5月1日). 2019年11月3日閲覧。
- ^ 郵便番号簿 平成29年度版 - 日本郵便. 2019年01月06日閲覧 (PDF)
書籍
[編集]- ^ 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 1989, p. 1445.
- ^ 名古屋市計画局 1992, p. 432.
- ^ 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 1989, p. 867.
- ^ a b c d e f g h i j k 名古屋市計画局 1992, p. 811.
- ^ a b 名古屋市計画局 1992, p. 846.
- ^ a b 名古屋市計画局 1992, p. 808.
- ^ 名古屋市計画局 1992, p. 902.
参考文献
[編集]関連項目
[編集]神宮二・四丁目 | ||||
内田町・神戸町 | 瑞穂区浮島町 | |||
伝馬 | ||||
南区内田橋二丁目 |