びなす (2代)
表示
びなす(二代目) | |
---|---|
びなす(津軽海峡フェリー移行当初の塗装) | |
基本情報 | |
船種 | フェリー |
船籍 |
日本(1995-2017) インドネシア(2017-) |
所有者 |
東日本フェリー(1995-2009) 道南自動車フェリー/津軽海峡フェリー(2009-2017) |
運用者 |
東日本フェリー(1995-2008) 道南自動車フェリー/津軽海峡フェリー(2009-2017) |
建造所 | 三菱重工業下関造船所 |
母港 |
室蘭港(1995 - 2017) ジャカルタ(2017 -) |
姉妹船 | ほるす |
信号符字 | JD2733 |
IMO番号 | 9114567 |
MMSI番号 | 431800044 |
改名 | ATHAYA(2017-) |
経歴 | |
起工 | 1994年8月17日 |
進水 | 1994年11月25日 |
竣工 | 1995年3月28日 |
就航 | 1995年3月31日 |
運航終了 | 2017年3月11日 |
要目 | |
総トン数 | 7,198トン |
載貨重量 | 3,096トン |
全長 | 136.6 m |
垂線間長 | 125.0 m |
型幅 | 21.0 m |
型深さ | 12.03 m |
喫水 | 5.7 m |
機関方式 | ディーゼル |
主機関 | 2基 |
推進器 | 2軸 |
最大出力 | 18,200馬力 |
定格出力 | 15,510馬力 |
最大速力 | 21.88ノット |
航海速力 | 20.0ノット |
旅客定員 | 800名 |
乗組員 | 35名 |
車両搭載数 | 8tトラック 87台、乗用車 20台 |
びなす(VENUS)は、津軽海峡フェリーの青森 - 函館航路に就航していたフェリーである。船名はギリシャ神話の美の女神アプロディーテーに由来する。本項目では1995年に就航した2代目を取り扱う。
概要
[編集]1995年、姉妹船である「ほるす」と共に青森-室蘭航路に就航。三菱重工業下関造船所の記念すべき1000番船として建造された。
東日本フェリーではその後、僚船の「びるご」と共に何度か青森-函館航路と青森-室蘭航路を行き来したが、2007年9月1日に高速フェリー「ナッチャンRera」が就航すると古巣である青森-室蘭航路に転配される。2008年12月、東日本フェリー撤退後は一時青森港第4バースに係船されていたが、12月5日の朝便で「ばにあ」が引退したため、同日夕方便より道南自動車フェリー(現:津軽海峡フェリー)の青森-函館航路に転配・就航することとなった。
2016年度の2隻の新造船就航計画に伴い[1]、2017年3月にブルーハピネスが就航しその入れ替わりで引退。「ATHAYA」に改名されマルタへ売却。
船内
[編集]船室
[編集]- 第6甲板
- 2等室「展望室」
- 1等洋室(5室・津軽海峡フェリーではプライベートドッグルーム4名×2室とドッグルームに改装)
- 第5甲板
- 特等室(洋室)(2名×3室)
- 特等室(和室)(2名×2室)
- 1等室(4名×14室)
- 2等室(3室)
- ドライバールーム(2段ベッド・計80名)
設備
[編集]- 第6甲板
- レストラン(末期はオートレストラン)
- ゲームコーナー
- ドッグルーム - 最大20匹収容(津軽海峡フェリー時代に導入)
- プロムナード
- 第5甲板
- ショップ・自動販売機
- レセプション(案内所)
- 浴室(津軽海峡フェリーでは「シャワールーム」としてシャワーのみ利用可)
出典
[編集]脚注
[編集]- ^ 津軽海峡フェリーが2隻新造へ 函館―青森、周遊客取り込み狙う - 北海道新聞(Archive.is)
参考文献
[編集]- 船舶技術協会『船の科学』1995年7月号 第48巻第7号
- 海人社『世界の艦船 別冊 日本のカーフェリー -その揺籃から今日まで-』2009年 JANコード 4910056040393
外部リンク
[編集]- 津軽海峡フェリー - 船舶のご紹介 びなす(Internet Archive)
- 東日本フェリーの船舶紹介 びなす - 東日本フェリー(Internet Archive)
- MarineTraffic.com - VENUS - 自動船舶識別装置(AIS)による現在位置表示