JR貨物19F形コンテナ
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JR貨物19F形コンテナ | |
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L字二方開きの19F-5886 (5000番台) | |
基本情報 | |
製造メーカー | 東急車輛製造、日本車輌製造、CIMC |
製造初年 | 1999年(平成11年) |
製造数 | 4,925個 |
形式消滅年 | 2018年(平成30年) |
主要諸元 | |
外面色 | 赤紫色(JRFレッド) |
全長(内寸法) | 3,715mm (3,588mm) |
全幅(内寸法) | 2,450mm (2,330mm) |
全高(内寸法) | 2,500mm (2,232mm) |
荷重 | 5 t |
内容積 | 18.9 m3 |
自重 | 1.5 t |
扉位置 | 片側側面、片側妻面 |
JR貨物19F形コンテナ(JRかもつ19Fがたコンテナ)は、日本貨物鉄道(JR貨物)が配備した12ftドライコンテナである。
構造
[編集]- 旧型の国鉄コンテナや18A形、18C形の老朽取換用として、4,925個が製造された。
- 19シリーズ初の片側妻扉・側扉の二方開きで、外法寸法は高さ2,500mm、幅2,450mm、長さ3,715mm、自重1.5t。内容積は18.9m3。最大積載量は5t。0番台と5000番台が存在する。
- ただし妻面と側面に扉があるため、本形式には隅金具はない。また外観上の扉のない面にはリブが復活している。
- 5000番台が存在し、非扉側の妻面型式番号表記が初期は横書き、後期は縦書き2列で側面に「地球環境にやさしい鉄道貨物輸送」というステッカーが張られた。また、このステッカーは他形式と内容もサイズも異なる。
- 製造メーカーは、東急車輛製造・日本車輌製造・CIMC。側面のリブにはメーカごとに差異がある。
現状
[編集]2007年(平成19年)以降はエコレールマークのシールを順次貼り付けた。 19G形と並んで、片妻面・片側面開き12ftコンテナの標準型として使用されていたが、2013年(平成25年)度以降、19D形や19G形、20G形への置き換えにより廃棄や、車軸輸送用のZ19F形、死重用途のZD19F形への改造が進み、2018年(平成30年)12月に全廃された。また、死重用途のZD19F形に関しても、2019年(令和元年)7月以降、ZD19D形やZD19G形への置き換えが進み、2022年(令和4年)3月に全廃された。