2012年の阪神タイガース

2012年の阪神タイガース
成績
セントラル・リーグ5位
55勝75敗14分 勝率.423
本拠地
都市	兵庫県西宮市
球場	阪神甲子園球場
球団組織
オーナー	坂井信也
経営母体	阪神電気鉄道
監督	和田豊
選手会長	関本賢太郎
キャプテン	藤川球児
スローガン
Go for the Top 熱くなれ!!
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2012年の阪神タイガース（2012ねんのはんしんタイガース）では、2012年の阪神タイガースにおける動向をまとめる。

2012年の阪神タイガースは、和田豊監督の1年目のシーズンである。

概要

前打撃コーチの和田豊が新監督に就任、ヘッドコーチに有田修三、和田の要望で外野守備・走塁コーチに関川浩一を迎え入れ、ファームからは藪恵壹投手コーチ、高橋光信打撃コーチが昇格した。投手陣は、チーム在籍9年間で80勝を挙げた下柳剛が自由契約となり、楽天に移籍した。野手陣では、ドラフト1位で伊藤隼太を指名した。また、球団設立以来初めてキャプテン制度を導入し、野手に鳥谷敬、投手に藤川球児がそれぞれ就任した。ペナントに入ると統一球により野手陣の打撃成績が前年比よりさらに悪化。それでも交流戦が終わるまでは投手陣の踏ん張りでなんとか5割前後にいたが、交流戦明け2カード目の中日戦（ナゴヤドーム）から8月半ばの広島戦（京セラドーム）までの36試合で8勝26敗2分でペナントから脱落する。7月3日の広島9回戦（松山）では1点リード9回二死二、三塁の一打逆転のピンチで打者を3ストライク目の空振りをとったものの、捕手が捕球出来ずファールゾーンを転がっている間に、二者生還し逆転負けを喫するなど噛み合わない日々が続き、主力の怪我、8月17日の対ヤクルト戦ではマット・マートンが守備でのミスを巡って関川と衝突した。めぼしい若手もほとんど出てこず、終盤はDeNAとの5位争いに終始した。金本知憲が現役引退し、成績低迷の責任を取って有田と1軍打撃コーチの片岡篤史が辞任、中村勝広が9月5日付で球団初のゼネラルマネージャーに就任した。ドラフト会議では、大阪桐蔭高校の藤浪晋太郎を4球団競合の末、獲得した。

レギュラーシーズン

開幕オーダー

1	二	平野恵一
2	中	柴田講平
3	遊	鳥谷敬
4	三	新井貴浩
5	一	ブラゼル
6	左	金本知憲
7	右	伊藤隼太
8	捕	藤井彰人
9	投	能見篤史

2012年セントラル・リーグ順位変動

順位	4月終了時		5月終了時		6月終了時		7月終了時		8月終了時		最終成績
1位	ヤクルト	--	中日	--	中日	--	巨人	--	巨人	--	巨人	--
2位	中日	0.0	巨人	2.5	巨人	0.0	中日	4.5	中日	6.5	中日	10.5
3位	阪神	2.5	阪神	6.5	ヤクルト	5.5	広島	12.0	広島	17.5	ヤクルト	20.0
4位	広島	4.5	ヤクルト	7.5	阪神	8.0	ヤクルト	12.5	ヤクルト	19.5	広島	26.5
5位	巨人	5.5	広島	11.0	広島	10.5	阪神	17.5	阪神	25.5	阪神	31.5
6位	DeNA	8.5	DeNA	12.5	DeNA	15.5	DeNA	23.0	DeNA	30.5	DeNA	41.0

2012年セントラル・リーグ最終成績

順位	球団	勝	敗	分	勝率	差
1位	読売ジャイアンツ	86	43	15	.667	優勝
2位	中日ドラゴンズ	75	53	16	.586	10.5
3位	東京ヤクルトスワローズ	68	65	11	.511	20.0
4位	広島東洋カープ	61	71	12	.462	26.5
5位	阪神タイガース	55	75	14	.423	31.5
6位	横浜DeNAベイスターズ	46	85	13	.351	41.0

交流戦

日本生命セ・パ交流戦2012 最終成績

順位	球団	勝	敗	分	勝率	差
1位	読売ジャイアンツ	17	7	0	.708	優勝
2位	北海道日本ハムファイターズ	14	8	2	.636	2.0
3位	千葉ロッテマリーンズ	12	7	5	.632	2.5
4位	中日ドラゴンズ	12	8	4	.600	3.0
5位	埼玉西武ライオンズ	13	11	0	.542	4.0
6位	広島東洋カープ	10	11	3	.476	5.5
7位	オリックス・バファローズ	10	13	1	.435	6.5
8位	阪神タイガース	9	12	3	.429	6.5
9位	東北楽天ゴールデンイーグルス	10	14	0	.417	7.0
10位	横浜DeNAベイスターズ	9	14	1	.391	7.5
11位	福岡ソフトバンクホークス	8	13	3	.381	7.5
12位	東京ヤクルトスワローズ	9	15	0	.375	8.0

入団・退団

シーズン開幕前

本節では、前シーズン終了から本シーズン開幕までの入退団について記述する。

入団 選手名 背番号 前所属 備考 投手 伊藤和雄 17 東京国際大学 ドラフト4位 歳内宏明 26 聖光学院高 ドラフト2位 松田遼馬 56 波佐見高 ドラフト5位 松崎伸吾 65 楽天 交換トレード 内野手 西田直斗 33 大阪桐蔭高 ドラフト4位 外野手 伊藤隼太 51 慶應義塾大学 ドラフト1位 育成選手 廣神聖哉 128 BCリーグ・信濃 育成ドラフト1位 退団 選手名 背番号 退団区分 去就 投手 杉山直久 17 自由契約 BCリーグ・富山 上園啓史 41 交換トレード 東北楽天ゴールデンイーグルス 下柳剛 42 自由契約 東北楽天ゴールデンイーグルス 阿部健太 56 自由契約 東京ヤクルトスワローズ 桟原将司 79 自由契約 埼玉西武ライオンズ 外野手 葛城育郎 33 自由契約 桜井広大 51 自由契約 四国IL・香川 育成選手 高田周平 123 自由契約 BCリーグ・信濃 田中慎太朗 120 自由契約

シーズン開幕後

本節では、本シーズン開幕から本シーズン終了までの入退団について記述する。

入団

選手名	背番号	前所属	備考
捕手
今成亮太	49	日本ハム	交換トレード

退団

選手名	背番号	退団区分	去就
投手
若竹竜士	49	交換トレード	日本ハム

試合結果

凡例
勝利試合	敗北試合	引き分け	中止

個人成績

投手成績

• 色付きは規定投球回数（144イニング）以上の選手
• 太字はリーグ最高
• 完封合計は継投も含む

選手	登 板	完 投	完 封	勝 利	敗 戦	セ 丨 ブ	ホ 丨 ル ド	勝 率	投 球 回	被 安 打	被 本 塁 打	与 四 球	与 死 球	奪 三 振	失 点	自 責 点	防 御 率
のう/ 能見篤史	29	3	2	10	10	0	0	.500	182.0	157	14	37	3	172	61	49	2.42
めつ/ メッセンジャー	30	3	2	10	11	0	0	.476	196.2	165	7	65	4	166	65	55	2.52
すた/ スタンリッジ	25	1	0	7	12	0	0	.368	150.1	134	8	45	11	102	50	45	2.69
いわた/ 岩田稔	25	0	0	8	14	0	0	.364	153.1	157	10	41	2	107	73	60	3.52
あき/ 秋山拓巳	2	0	0	1	1	0	0	.500	8.0	15	3	2	0	6	8	8	9.00
あん/ 安藤優也	13	0	0	3	7	0	0	.300	73.1	78	6	15	1	42	36	33	4.05
いと/ 伊藤和雄	1	0	0	0	1	0	0	.000	4.0	7	0	3	0	2	4	3	6.75
いわも/ 岩本輝	3	0	0	2	1	0	0	.667	18.2	11	0	11	1	11	1	0	0.00
えの/ 榎田大樹	48	0	0	3	3	2	21	.500	42.1	36	2	20	8	37	13	11	2.34
かと/ 加藤康介	41	0	0	0	0	0	7	1.000	32.2	15	1	11	1	34	4	3	0.83
くほ/ 久保康友	18	1	0	4	7	0	0	.364	108.0	99	7	25	5	65	31	28	2.33
くほた/ 久保田智之	4	0	0	0	0	0	0	.000	3.0	3	0	1	0	2	2	2	6.00
こし/ 小嶋達也	4	0	0	0	0	0	0	.000	5.1	6	0	4	3	8	2	2	3.38
さい/ 歳内宏明	1	0	0	0	0	0	0	.000	5.0	4	0	2	0	3	1	1	1.80
さら/ ザラテ	2	0	0	0	0	0	0	.000	2.0	4	0	1	0	2	3	2	9.00
しえ/ 鄭凱文	10	0	0	0	0	0	1	1.000	11.0	10	1	4	0	6	3	3	2.45
しら/ 白仁田寛和	2	0	0	0	0	0	0	.000	2.2	3	0	0	0	0	1	1	3.38
つつ/ 筒井和也	58	0	0	2	1	2	18	.667	50.0	45	3	19	3	46	19	18	3.24
つる/ 鶴直人	43	0	0	1	0	0	5	1.000	57.0	40	3	16	1	30	13	12	1.89
ふく/ 福原忍	60	0	0	2	4	1	18	.333	51.0	48	2	12	4	43	13	10	1.76
ふしか/ 藤川球児	48	0	0	2	2	24	2	.500	47.2	34	1	15	1	58	7	7	1.32
ふしは/ 藤原正典	5	0	0	0	0	0	0	.000	3.2	6	0	2	0	3	3	3	7.36
ふた/ 二神一人	4	0	0	0	1	0	0	1.000	12.1	14	2	2	0	7	7	6	4.38
わた/ 渡辺亮	50	0	0	0	0	0	4	1.000	52.1	50	3	31	2	33	18	12	2.06
合計		8	17	55	75	29	76	.423	1272.1	1141	73	384	50	985	438	374	2.65

打撃成績

• 色付きは規定打席（446打席）以上の選手
• 太字はリーグ最高。

選手	試 合	打 席	打 数	得 点	安 打	二 塁 打	三 塁 打	本 塁 打	塁 打	打 点	盗 塁	盗 塁 死	犠 打	犠 飛	四 球	死 球	三 振	併 殺 打	打 率	出 塁 率
とり/ 鳥谷敬	144	624	515	62	135	22	6	8	193	59	15	4	5	8	94	2	91	12	.262	.373
まと/ マートン	121	473	453	39	118	18	2	5	155	38	2	4	0	1	18	1	56	14	.260	.290
あらいた/ 新井貴浩	122	493	460	46	115	25	0	9	167	52	1	3	0	2	30	1	85	12	.250	.296
ひら/ 平野恵一	134	519	458	43	112	5	2	1	124	24	6	2	15	0	42	4	61	4	.245	.313
あさ/ 浅井良	62	86	76	6	16	3	0	0	19	9	0	0	5	2	3	0	15	2	.211	.235
あらいり/ 新井良太	110	370	322	38	90	18	0	11	141	32	1	0	3	1	38	6	73	7	.280	.365
いとうは/ 伊藤隼太	22	56	54	2	8	1	0	1	12	5	0	1	0	0	2	0	18	0	.148	.179
いま/ 今成亮太	60	103	96	4	28	3	0	0	31	4	0	0	1	0	6	0	19	4	.292	.333
うえ/ 上本博紀	62	224	197	22	50	13	1	1	68	7	13	4	2	1	19	5	46	3	.254	.333
おか/ 岡﨑太一	19	13	10	2	1	0	0	0	1	0	0	0	2	0	0	1	2	0	.100	.182
かね/ 金本知憲	126	406	356	24	92	16	1	6	128	30	3	3	0	1	49	0	54	2	.258	.347
かの/ 狩野恵輔	7	15	15	2	5	2	0	1	10	1	0	0	0	0	0	0	3	0	.333	.333
くろ/ 黒瀬春樹	2	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	.000	.000
こみ/ 小宮山慎二	72	171	149	6	22	1	0	1	26	4	0	0	9	0	11	2	32	4	.148	.216
さか/ 坂克彦	18	38	35	2	8	2	0	0	10	6	0	1	1	0	2	0	8	2	.229	.270
しは/ 柴田講平	73	157	128	13	30	3	1	0	35	2	4	3	11	1	16	1	23	1	.234	.322
しみ/ 清水誉	2	3	3	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	.000	.000
しゆ/ 俊介	82	74	65	10	12	0	0	0	12	4	1	1	6	1	2	0	14	1	.185	.206
しよ/ 城島健司	24	42	39	4	7	1	0	0	8	5	0	0	0	1	2	0	4	4	.179	.214
せき/ 関本賢太郎	91	124	99	9	21	1	0	1	25	12	0	0	5	0	17	3	23	0	.212	.345
たか/ 田上健一	31	16	13	8	4	0	0	0	4	1	2	1	2	0	1	0	5	0	.308	.357
なか/ 中谷将大	6	10	10	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	4	0	.000	.000
のはらひ/ 野原将志	5	14	14	0	3	0	0	0	3	0	0	0	0	0	0	0	6	0	.214	.214
のはらゆ/ 野原祐也	3	8	7	1	1	0	0	0	1	0	0	0	0	0	1	0	2	0	.143	.250
ひや/ 桧山進次郎	67	69	58	0	13	1	0	0	14	6	0	0	0	1	8	2	13	3	.224	.333
ふし/ 藤井彰人	81	228	210	9	52	5	0	1	60	10	0	1	7	0	9	2	39	3	.248	.285
ふら/ ブラゼル	98	295	275	21	64	11	0	12	111	43	0	0	0	0	18	2	72	16	.233	.285
もり/ 森田一成	11	30	24	3	5	1	1	0	8	4	0	0	0	1	5	0	4	0	.208	.333
やま/ 大和	128	349	311	29	80	13	3	0	99	26	17	8	19	0	15	4	46	3	.257	.300
りん/ 林威助	6	7	7	0	1	0	0	0	1	0	0	0	0	0	0	0	1	0	.143	.143
あき/ 秋山拓巳	2	3	3	1	1	0	0	0	1	0	0	0	0	0	0	0	2	0	.333	.333
あん/ 安藤優也	13	21	21	1	2	0	0	0	2	0	0	0	0	0	0	0	10	0	.095	.095
いとうか/ 伊藤和雄	1	1	1	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	.000	.000
いわた/ 岩田稔	25	46	39	0	6	1	0	0	7	0	0	0	5	0	2	0	14	0	.154	.195
いわも/ 岩本輝	3	8	7	1	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	1	0	6	0	.000	.125
えの/ 榎田大樹	48	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	.000	.000
かと/ 加藤康介	41	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	.000	.000
くほ/ 久保康友	18	37	31	0	3	0	0	0	3	1	0	0	5	0	1	0	15	0	.097	.125
くほた/ 久保田智之	4	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	.000	.000
こし/ 小嶋達也	4	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	.000	.000
さい/ 歳内宏明	1	1	1	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	.000	.000
さら/ ザラテ	2	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	.000	.000
しえ/ 鄭凱文	10	1	1	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	1	0	.000	.000
しら/ 白仁田寛和	2	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	.000	.000
すた/ スタンリッジ	25	42	40	0	2	0	0	0	2	0	0	0	2	0	0	0	29	0	.050	.050
つつ/ 筒井和也	58	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	.000	.000
つる/ 鶴直人	43	2	2	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	1	0	.000	.000
のう/ 能見篤史	29	57	49	2	3	1	0	0	4	2	0	0	8	0	0	0	23	0	.061	.061
ふく/ 福原忍	60	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	.000	.000
ふしか/ 藤川球児	48	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	.000	.000
ふしは/ 藤原正典	5	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	.000	.000
ふた/ 二神一人	4	4	4	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	.000	.000
めつ/ メッセンジャー	30	65	59	1	5	2	0	0	7	5	0	0	2	1	3	0	34	0	.085	.127
わた/ 渡辺亮	50	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	.000	.000
合計		5305	4714	411	1115	169	17	58	1492	392	65	36	115	22	415	36	957	97	.236	.302

表彰

• 能見篤史
  • 最多奪三振　172奪三振（初受賞）
• 新井良太
  • スカパー! サヨナラ賞（9月）

達成記録・出来事

• 1月31日 - 新ユニフォームを発表
• 4月7日 - ヤクルト2回戦（神宮）で勝利し、DeNAが中日2回戦（横浜）で敗戦を喫し、通算の敗戦数が14年遅れて1950年のシーズンよりプロ野球に加わったDeNAに通算敗戦数で初めて並ぶ（4775勝4440敗284分で、DeNAが3548勝4440敗264分）
• 4月11日 - 藤川球児が広島2回戦（マツダ）で3点リードの9回から登板し1回無失点に抑え通算200セーブ、史上5人目
• 4月11日 - クレイグ・ブラゼルが広島2回戦（マツダ）で5回に挑発行為により退場。（翌12日に厳重注意、制裁金10万円の処分）
• 5月8日 - 金本知憲が広島7回戦（新潟）で7回に今村猛から安打を放ち通算2472安打で、大卒最多通算安打の長嶋茂雄（巨人）を抜く新記録
• 6月2日 - 金本知憲が日本ハム3回戦（札幌ドーム）で先発出場し通算2500試合出場。史上9人目
• 6月3日 - 金本知憲が日本ハム4回戦（札幌ドーム）で5回に武田勝からの適時二塁打を放ち通算1500打点、史上9人目で44歳2か月の史上最年長の達成となった
• 6月27日 - 中日8回戦（ナゴヤドーム）で敗戦を喫し、通算の勝利数で中日と並ぶ。並ぶのはNPB初年度の1936年7月17日に中日（当時名古屋軍）が巨人に勝って7勝で並んだ以来76年ぶり（4801勝4469敗290分、中日は4801勝4424敗321分）
• 6月28日 - 金本知憲が中日9回戦（ナゴヤドーム）で7回に岩田慎司からの二塁打で通算2500安打、史上7人目で大卒では史上初
• 7月1日 - ヤクルト8回戦（神宮）で敗戦を喫し、2リーグ制以降で球団通算4000敗（4072勝4000敗257分）、史上5球団目
• 7月3日 - 広島9回戦（松山）で1点リードで9回二死二、三塁で榎田大樹―小宮山慎二のバッテリーが梵英心をカウント2-2から空振りを奪ったが捕手が捕球しきれず、一塁側に大きくはじき、二者の生還を許しそのまま逆転負け
• 7月10日 - 藤川球児が中日10回戦（甲子園）でセーブを挙げ甲子園球場通算100セーブ、同一球場100セーブは史上3人目
• 7月14日 - 平野恵一がヤクルト9回戦（甲子園）で先発出場し通算1000試合出場、史上453人目
• 7月17日 - 新井良太が巨人14回戦（甲子園）で5回にディッキー・ゴンザレスから本塁打を放ち2リーグ分立以降の球団通算7000号、史上9球団目
• 8月1日 - 久保康友がヤクルト12回戦（甲子園）で4回一死から畠山和洋を見逃し三振に打ち取り通算1000投球回、史上328人目
• 8月30日 - DeNA21回戦（横浜）で敗戦を喫し、球団通算4500敗（4815勝4500敗294分）、史上5球団目
• 9月5日 - 球団初のGMにOBで1990年から1995年途中まで監督を務めた中村勝広が就任
• 9月12日 - 金本知憲が今季限りでの現役引退を表明
• 9月15日 - 鳥谷敬が巨人23回戦（東京ドーム）で4回にデニス・ホールトンから本塁打を放ち通算100本塁打、史上266人目
• 9月28日 - 城島健司が今季限りでの現役引退を表明
• 9月29日 - 鄭凱文に対し戦力外通告した
• 10月2日 - 小林宏、蕭一傑、松崎伸吾、石川俊介、横山龍之介、吉岡興志、野原祐也、甲斐雄平に戦力外通告
• 10月16日 - 2013年のコーチ陣を発表
• 11月8日 - 藤川球児が海外FA権を行使してMLBに挑戦することを表明した
• 11月20日 - 西岡剛と正式契約。2年契約で、背番号は7
• 11月27日 - オリックスからFAした日高剛が入団、背番号は37
• 12月25日 - FA宣言していた平野恵一がオリックスに移籍することがオリックス球団より発表された

ドラフト指名選手

順位	選手名	ポジション	所属	結果
1位	藤浪晋太郎	投手	大阪桐蔭高	入団
2位	北條史也	内野手	光星学院高	入団
3位	田面巧二郎	投手	JFE東日本	入団
4位	小豆畑眞也	捕手	西濃運輸	入団
5位	金田和之	投手	大阪学院大学	入団
6位	緒方凌介	外野手	東洋大学	入団