176.5
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『176.5』 | ||||
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吉田拓郎 の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 |
KANNONZAKI MARINE STUDIO TAKE ONE BURNISH STONE MUSIC INN | |||
ジャンル | J-POP | |||
レーベル | フォーライフ | |||
プロデュース | 吉田拓郎 | |||
チャート最高順位 | ||||
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吉田拓郎 アルバム 年表 | ||||
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『176.5』収録のシングル | ||||
『176.5』(ひゃくななじゅうろくてんご)は、1990年1月10日に吉田拓郎がリリースしたオリジナル・アルバムである。
背景
[編集]1990年代最初のアルバムで、1980年代後半あたりから見られるようになったコンピュータによる打ち込みサウンドが色濃く出ている作品となっている。
アルバムタイトルは拓郎の身長から由来し、等身大の『ありのままの姿』という意味でつけられた[1]。
1980年代のアフロヘアーはこのアルバムのジャケットまで。次作の『detente』以降は、ジャケットには髪を短くカットした拓郎が登場している。
制作
[編集]作詞に森雪之丞を迎え、詩の内容が官能的であることも特徴。森とのコンビは風見慎吾に提供した「僕笑っちゃいます」もあるが、拓郎自身が歌った森作詞による楽曲はこのアルバムの収録曲のみ。アルバムタイトルの身長に象徴されるように、詩の内容を等身大の自分を表現しようとしたと言われている。ちなみに、前作『ひまわり』は全曲拓郎自身の作詞であった。
収録曲
[編集]- 全作詞・作曲:吉田拓郎(特記以外)編曲:吉田拓郎
- 落陽
- 作詞:岡本おさみ
- 星の鈴
- 作詞:森雪之丞
- 車を降りた瞬間から
- 俺を許してくれ
- 30年前のフィクション
- 作詞:森雪之丞
- しのび逢い
- 妄想
- 作詞:森雪之丞
- 憂鬱な夜の殺し方
- 作詞:森雪之丞
- 「俺を許してくれ」のカップリング曲。
- 光る石
- 作詞:森雪之丞
- はからずも、あ
- 祭りのあと
- 作詞:岡本おさみ
- 「落陽」のカップリング曲。
参加ミュージシャン
[編集]- All Vocals, Back Ground Vocals, Guitars, Harmonica:吉田拓郎
- Synthesizer Programming & Keyboards:遠山淳
- Guitar:鳥山雄司・鈴木茂・徳武弘文・中川雅也・斉藤英夫
- Keyboards:国吉良一・竹田元
- Saxophone & Clarinet:JAKE H. CONCEPCION
- Chorus:比山貴咏史・木戸泰弘
- All Songs Arranged, Basic Tracks Programming:吉田拓郎
- Programming Supervisor:遠山淳
- Chorus Arrange:木戸泰弘
脚注
[編集]- ^ “吉田拓郎 / 176.5 [紙ジャケット仕様]”. CDジャーナル. 音楽出版社. 2022年6月29日閲覧。
- ^ “落陽|吉田拓郎”. ORICON STYLE. 株式会社oricon ME. 2021年3月15日閲覧。
- ^ “あの夏に抱かれたい”. テレビドラマデータベース. 2021年3月15日閲覧。
- ^ “俺を許してくれ|吉田拓郎”. ORICON STYLE. 株式会社oricon ME. 2021年3月15日閲覧。