アウトロ
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アウトロ(英: Outro)は、音楽用語であり、楽曲の終わりの部分を指す略式の表現である。
概要
[編集]イントロと対になる単語で、主としてポピュラー音楽の分野で、終結部、終奏、コーダとほぼ同じ意味で使われる。
典型的な用法としては、楽曲の構成を、伝統的な表記で導入部-展開部-終結部、もしくは序奏-間奏-終奏(コーダ)などとするところを、イントロ-間奏-アウトロのように表記するものである。
由来
[編集]アウトロは英語のoutroが原語で、outとintroから合成された造語である。初出は1971年[1]。原語のoutroは、音楽以外に放送や演劇の分野でも使われ、ラジオ・テレビ番組のエンディングなどの意味もある。
Outroduction
[編集]イントロ(intro)は、もともとイントロダクション(introduction)の省略形なので、その連想から造語されたアウトロダクション(outroduction)という単語もある。
脚注
[編集]関連項目
[編集]参考文献
[編集]- イミダス編集部 編『imidas 現代人のカタカナ語 欧文略語辞典』林達郎/監修、J. M. Vardaman/監修、集英社、東京都千代田区、2006年。ISBN 4-08-400502-9。
- 竹林 滋(代表) 編『研究社 新英和大辞典』(第6版)研究社、東京都千代田区、2002年。ISBN 4-7674-1016-9。
- 三省堂編修所 編『グランドコンサイス英和辞典』三省堂、東京都千代田区、2001年。ISBN 4-385-10900-1。