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武満徹の作品一覧

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

武満徹の作品一覧では、武満徹の音楽作品に関するリストを示す。著作については、武満徹の記事内にある著作の項を参照。

本リストにおいて「編曲」は同一の作品で異なる編成の曲、「改作」は一部を変更した曲を表す。

管弦楽曲

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年代順
作品タイトル(日本語) 作品タイトル(欧文) 作曲年 編成 備考
弦楽のためのレクイエム Requiem for Strings 1957 弦楽
黒い絵画 レオノーレ・フィニによせて Tableau noire 1958 Orch 林光入野義朗との共作作品「言葉と音楽のための3つの形象」のために書かれた[1]。この作品は、秋山邦晴の詞による朗読と室内オーケストラのための作品で、第1部が武満の手による「黒い絵画」である[1]。第2部、第3部はそれぞれ林光、入野義朗が作曲した[1]。7分程度の短い曲で、室内オーケストラの編成は、ヴァイオリン独奏、バス・フルートイングリッシュ・ホルンバス・クラリネットオルガンクラヴィオリンというかなり変わったものである[1]。1958年7月にNHKから放送初演された。「言葉と音楽のための3つの形象」はイタリア賞を受賞した[1]
ソリチュード・ソノール Solitude Sonore 1958 Orch 3管編成にギターを加えた大規模なオーケストラのための作品[2]。NHKの委嘱により作曲された[1]芸術祭参加作品で、個人奨励賞を受賞[3]黛敏郎に献呈された[2]。しかし、「ほとんど「レクイエム」の焼き直しみたいなもので、新しいものがなにもない」との理由で、後で楽譜を捨ててしまっており、少なくとも自筆譜は現存しない[3]
樹の曲 Music of Trees 1961 Orch
環礁 Coral Island 1962 S,Orch 大岡信詞、ピアノ伴奏の編曲版あり
弦楽器のためのコロナII Corona II 1962 弦楽 図形楽譜。22人の弦楽奏者のための作品[4]
地平線のドーリア The Dorian Horizon 1966 Orch
グリーン Green 1967 Orch 当初『ノヴェンバー・ステップス第2番』と題したが後に改題
ウィンター Winter 1971 Orch 1972年札幌冬季オリンピックのために委嘱された[5]。初演は1971年10月29日パリ、市立劇場、「現代音楽の日々」〈武満徹の夕べ〉において、若杉弘指揮、読売日本交響楽団[6][7]
マージナリア Marginalia 1976 Orch
鳥は星形の庭に降りる A Flock Descends into the Pentagonal Garden 1977 Orch
ア・ウェイ・ア・ローンII A Way a Lone II 1981 弦楽 弦楽四重奏『ア・ウェイ・ア・ローン』からの編曲
夢の時 Dreamtime 1981 Orch
雨ぞふる Rain Coming 1982 Orch
星・島(スター・アイル) Star-Isle 1982 Orch
ラクリマ Lacrima for string orchestra 1983 string orch 映画『予言』の音楽を演奏会用に編曲[8]
夢窓 Dream/Window 1985 Orch
トゥイル・バイ・トワイライト ―モートン・フェルドマンの追憶に― Twill by Twilight: In Memory of Morton Feldman 1988 Orch
トゥリー・ライン Tree Line 1988 Orch 発表当初の題名は『並木』
For Lenny's Birthday 1988 Orch レナード・バーンスタインの70歳記念として8人の作曲家に委嘱されたミュージカル『オン・ザ・タウン』の中の「New York, New York」の旋律に基づく変奏曲の内の1曲。小澤征爾&ボストン響により初演。

全17小節

ヴィジョンズ(I 神秘 II 閉じた眼) Visions Mystère Les Yeux clos 1990 Orch 第2曲は『閉じた眼I』pf. の管弦楽編曲
マイ・ウェイ・オブ・ライフ ―マイケル・ヴァイナーの追憶に― My way of Life - In memory of Michael Vyner 1990 Br,cho,Orch 田村隆一
ハウ・スロー・ザ・ウィンド How Slow the Wind 1991 Orch
系図 ―若い人たちのための音楽詩― Family Tree: Musical Verses for Young People 1992 ナレーター,Orch 谷川俊太郎
群島S. Archipelago S. 1993 Orch
精霊の庭 Spirit Garden 1994 Orch
3つの映画音楽 Three Film Scores "José Torres" "Black Rain" "The Face of Another" 1994-5 弦楽 映画『ホゼー・トレス』『黒い雨』『他人の顔』からの編曲
波の盆 Nami No Bon 1996 Orch テレビドラマ『波の盆』の音楽を演奏会用に編集したもの
組曲「太平洋ひとりぼっち」 Alone on the Pacific, Suite 1996 Orch 映画『太平洋ひとりぼっち』の音楽を演奏会用に編集
2つのシネ・パストラル Two Ciné Pastrales 1996[8] Orch はなれ瞽女おりん』、『伊豆の踊子』からの編曲。1曲目は「おりん」、2曲目は「薫」[8]
どですかでん Dodes'ka-Den 1996 Orch 映画『どですかでん』の音楽を演奏会用に編集したもの
死と再生 Death and Resurrection 1996 String orch 映画『黒い雨』の音楽を演奏会用に編集したもの

協奏的作品

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年代順
作品タイトル 作曲年 編成 備考
シーン 1959 vc,弦楽
弧(アーク) 1963-76 pf,Orch 2部各3曲計6曲からなる。第1部第3曲の弦楽器パートは『弦楽器のためのコロナII』の図形楽譜を使用
テクスチュアズ 1964 pf,Orch 『弧(アーク)』 第2部第1曲(全体の第4曲)に統合
ノヴェンバー・ステップス 1967 琵琶,尺八,Orch カデンツァは図形楽譜
アステリズム 1968 pf,Orch
クロッシング 1969 cho,gt,hp,vib,pf,Orch スタンザI』をベースに、拡大して作られた。
ユーカリプスI 1970 fl,ob,hp,弦楽 独奏者3人パートを抽出して『ユーカリプスII』に改作
カシオペア 1971 perc,Orch
ジェモー 1971-86 ob,tbe,Orch 2人の指揮者、オケは2群
1973 琵琶,尺八,Orch
ジティマルヤ 1974 mar,Orch タイトルは、タゴールの詩からとられている[9]
カトレーン 1975 cl,vn,vc,pf,Orch 独奏者4人パートを抽出して『カトレーンII』に改作
遠い呼び声の彼方へ! 1980 vn,Orch
海へII 1981 A-fl,hp,弦楽 『海へ』と同曲で独奏者をハープにして弦楽付きの編曲
夢の縁へ 1983 gt,Orch
虹へ向かって、パルマ 1984 ob-d'amore,gt,Orch
オリオンとプレアデス (犂と昴) 1984 vc,Orch 『オリオン(犂)』に改作
リヴァラン 1984 pf,Orch 題名のリヴァラン (riverrun) は、ジョイスの『フィネガンズ・ウェイク』の冒頭から採られている。
ウォーター・ドリーミング 1987 fl,Orch
ノスタルジア ―アンドレイ・タルコフスキーの追憶に― 1987 vn,弦楽
ア・ストリング・アラウンド・オータム 1989 va,Orch 細川俊夫によるピアノ伴奏編曲版あり
フロム・ミー・フローズ・ホワット・ユー・コール・タイム 1990 perc,Orch
ファンタズマ/カントス 1991 cl,Orch
夢の引用 ―Say sea,take me!― 1991 2pf,Orch ドビュッシーの『』の引用を多く含む
セレモニアル ―An Autumn Ode― 1992 笙,Orch
ファンタズマ/カントスII 1994 tbe,Orch ファンタズマ/カントスIとは別曲
スペクトラル・カンティクル 1995 vn,gt,Orch
ミロの彫刻のように 1995 fl,hp,Orch 冒頭数ページのみの未完作品

金管合奏曲

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年代順
作品タイトル 作曲年 編成 備考
ガーデン・レイン 1974 金管
シグナルズ・フロム・ヘブン -Two Antiphonal Fanfares- 1987 金管 デイ・シグナル (Day signal) とナイト・シグナル (Night signal) の2曲から構成されている。

編成はデイ・シグナルが、ホルン (F管) 2、ピッコロ・トランペットトランペット (D管) 2、トロンボーン 4、テューバ、ナイト・シグナルが、ホルン (F管) 4、コルネット (B♭管)、トロンボーン 3、テューバである[10]。デイ・シグナルではジェモーで使われている動機が再利用されている。また、ナイト・シグナルはジェモーで使われている動機を変形したものが現れる。

邦楽曲

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作品タイトル 編成 作曲年 備考
蝕(エクリプス) 琵琶,尺八 1966 一部図形楽譜を使用。曲の途中には、独奏者にタゴールの詩を黙読させる指示がある[9]
ディスタンス 笙,ob 1972 笙は省略可
3琵琶 1973
秋庭歌 雅楽 1973 17人編成
秋庭歌一具 雅楽 1979 29人編成、全6曲。『秋庭歌』を第4曲として前後の楽章を追加作曲

室内楽曲

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弦楽四重奏のための作品

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年代順
作品タイトル 作曲年 編成 備考
ランドスケープ 1960 SQ
ア・ウェイ・ア・ローン 1980 SQ タイトルの「ア・ウェイ・ア・ローン (a way a lone)」は ジョイスの『フィネガンズ・ウェイク』の最後の1文から採られている。海 (Sea) を音名に置き換えた動機 (E♭-E-A) がモットーのように用いられている。 後に、弦楽合奏『ア・ウェイ・ア・ローンII』に編曲された。

フルートのための作品

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年代順
作品タイトル 作曲年 編成 備考
ソリチュード・ソノール 不詳 fl 演奏された記録は残されているが、楽譜の所在等の詳細は不明[11]
マスク 1959-60 2fl
1971 fl 瀧口修造の詩「手作り諺」のフランス語訳の引用を含む
巡り -イサム・ノグチの追憶に- 1989 fl
エア 1995 fl 完成させた最後の作品

ギターのための作品

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年代順
作品タイトル 作曲年 編成 備考
フォリオス 1974 gt
ヒロシマという名の少年 1984 2gt 同名の映画による
オール・イン・トワイライト – ギターのための四つの小品 – 1987 gt 全4曲
ギターのための小品 -シルヴァーノ・ブソッティの60歳の誕生日に- 1991 gt
不良少年 1992 2gt 同名の映画による
エキノクス 1993 gt
森のなかで 1995 gt 全3曲

打楽器のための作品

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年代順
作品タイトル 作曲年 編成 備考
ムナーリ・バイ・ムナーリ 1967-71 perc 図形楽譜。イタリアの美術家ブルーノ・ムナーリから送られたオブジェ作品を元に書かれた。
四季 1970 4perc 図形楽譜
雨の樹 1981 3perc 題名は大江健三郎の小説『頭のいい「雨の木」』(『「雨の木」を聴く女たち』の第1編に収録)に基づく
クロス・ハッチ 1982 mar,vib

その他の編成のための作品

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年代順
作品タイトル 作曲年 編成 備考
妖精の距離 1951 vn,pf 題名は瀧口修造の同名の詩に基づく。メシアン前奏曲集』第3曲『軽やかな数』の引用を含む
室内協奏曲 1955 13 instruments
ソン・カリグラフィI 1958 4vn,2va,2vc フランス語の定冠詞le(ル)を冒頭につけた記述も見られる
ソン・カリグラフィII 1958 4vn,2va,2vc
ソン・カリグラフィIII 1960 4vn,2va,2vc
環(リング) 3人の奏者のための 1961 fl,lute, テルツ・ギター 全4楽章、各楽章はR, I, N, Gと名付けられ、演奏順序は自由。各楽章間に各奏者ごとの図形楽譜による即興を挟む
サクリファイス 1962 fl,lute,vib
一柳慧のためのブルー・オーロラ 1964 任意 図形楽譜
ヴァレリア 1969 picc,ハモンドorg,gt,vn,vc 『ソナント』vn, vc, guit, 2 bandoneons, 2 fl (1965)を改題、改作
悲歌(ヒカ) 1966 vn,pf
クロス・トーク -サム・フランシスのための- 1968 2バンドネオン
スタンザI 1969 女声合唱,vib,gt,hp,pf,celesta
ユーカリプスII 1971 fl,ob,va 『ユーカリプスI』の独奏者3人パートを抽出した曲
スタンザII 1971 Hp,テープ スタンザIとは別曲。テープの代わりにリングモジュレータを用いたライブエレクトロニクスによる演奏も可能
ブライス 1976 fl,2hp,2perc
波(ウェイブス) 1976 cl,hr,2tbe,B.D. hr, trb奏者は小型のタムタムの使用を伴う
カトレーンII 1977 cl,pf,vn,vc 『カトレーン』の独奏者4人パートを抽出した曲
ウォーターウェイズ 1978 2hp,2vib
海へ 1981 A-fl,gt 『海へII』『海へIII』に編曲
雨の呪文 1982 fl,cl,,vib,hp,pf
十一月の霧と菊の彼方から 1983 vn,pf
揺れる鏡の夜明け 1983 2vn
オリオン(犂) 1984 vc,pf 『オリオンとプレイアデス』からの改作
夢見る雨 1986 cemb
アントゥル=タン 1986 ob,SQ
海へIII 1988 A-fl.hp 『海へ』A-fl. guit. と同曲で独奏者をハープに編曲
そして、それが風であることを知った 1992 fl,hp,va 「ハウ・スロー・ザ・ウィンド」と同様に、エミリー・ディキンソンの詩のタイトルからとられている[12]。「そして、それが風であることを知った」は「ハウ・スロー・ザ・ウィンド」、「群島S.」と共通の音型を使用している[12]。また、これら3作品は共通の音型に基づいた作品群で、一種の姉妹関係にある[12]。「ハウ・スロー・ザ・ウィンド」の詩句は「ハウ・スロー・ザ・シー (how slow the sea)」と続いており、1980年代初頭に作られた「海」をモティーフにしたシリーズに連なる作品群だと言える[13]。編成から明らかなようにドビュッシーの「フルート、ヴィオラとハープのためのソナタ」を意識した作品で、ごく一部に過ぎないが、実際にヴィオラのパートにこの曲が引用されている[13]。ただし、楽譜の脚注を読まない限りそれとわからないように巧みに隠されており、音楽を聴いただけでは知覚できない[13]。曲を聴いてすぐに認識できるのは、「ハウ・スロー・ザ・ウィンド」、「群島S.」の音型だけである。「ハウ・スロー・ザ・ウィンド」と同様に変ニ長調で終わる[14]
ビトゥイーン・タイズ 1993 vn,vc,pf
径 -ヴィトルド・ルトスワフスキの追憶に- 1994 tp
鳥が道に降りてきた 1994 va,pf 『鳥は星形の庭に降りる』orch. の冒頭旋律を引用

ピアノ曲

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年代順
作品タイトル 作曲年 編成 備考
1948年頃 pf 未完
箏歌 1948年頃 pf 未完
クラヴサンのために 1948年頃 pf タイトルは『クラヴサンのために』だが、ピアノ作品[15]
2つのメロディ 1948 pf 第1曲 アンダンテ、第2曲 アンダンテ (タイトルのみで未完)[15]。2004年に発見された[16]。録音初演は、2004年1月30日、三鷹市芸術文化センターにおいて、高橋悠治による[16]。録音は『武満徹全集』第5巻 (小学館) に所収[16]
2つの小品 1949 pf 第1曲 アレグロ・ノン・トロッポ、第2曲 アダージョ (未完)[17]
2つの小品 1949 pf タイトルは「2つの小品」だが、3曲からなっている。第1曲 アレグロ・ノン・タント、第2曲 アレグロ・アッサイ (未完)、第3曲 アンダンテ[17]
ロマンス 1948-1949 pf 没後に武満の遺稿の中から発見された[18]。1948年に作曲、翌年の1949年にごくわずかだが改訂されている[18]清瀬保二に献呈された[18]。現在ショット・ミュージック社から出版されている楽譜は、ピアニストのポール・クロスリーが1948年と1949年の自筆譜をもとにして校訂したものである[18]。冒頭の演奏指示は、Adagio sostenuto, nobile e funebre[18]。1998年に開催されたコンサート・シリーズ「日本の作曲 21世紀へのあゆみ」において初演された[19]。クロスリー[18]他によるCD録音がある。
2つのレント 1950 pf 公式なデビュー作、1989年に『リタニ』として改作。2024年現在未出版。
サーカスにて 1952 pf 2024年現在未出版。一部だが、楽譜が『美術手帖』に掲載されている[20]
遮られない休息1 1952 pf
遮られない休息2 1959 pf
遮られない休息3 1959 pf 出版は、第一曲から第三曲をまとめて1962年にサラベール社が音楽之友社から版権を買収して再出版した。印字は音楽之友社刊のままである。「I」とローマ数字で紹介される場合もあり。
ピアノ・ディスタンス 1961 pf サラベール社が音楽之友社から版権を買収して再出版した。
ピアニストのためのコロナ 1962 pf 図形楽譜。サラベール社が音楽之友社から版権を買収して再出版した。
ピアニストのためのクロッシング 1970 pf 図形楽譜。この作品の楽譜は現在行方が分かっていないため、新規の録音が一切行えなくなっており、小学館の武満徹全集でも新規録音は見送られた。1980年代ではサラベール社から貸与できたようで、筑摩書房から出版された高校生のための文章読本 ISBN 4-480-91704-7 の冒頭1ページに抜粋が収録されている。
フォー・アウェイ 1973 pf サラベール社より出版。
こどものためのピアノ小品 1978 pf 1.微風 2.雲 テレビ番組ピアノのおけいこのための書下ろし作品。作曲当時サラベール社時代であったが、社に手渡してなかったことを理由に、現在の版権はショット・ミュージック株式会社。
閉じた眼 -瀧口修造の追憶に- 1979 pf サラベール社より出版。『ヴィジョンズ』orch. 第2曲は、この曲の管弦楽用の編曲。『閉じた眼II』とは別曲。前曲に「I」が附されて紹介される場合がある。
雨の樹 素描 1982 pf 『雨の樹』とは別曲だが一部モチーフを含む。『雨の樹 素描II』とは別曲。この曲以降のすべてのピアノ曲の版権はショット・ミュージック株式会社。
閉じた眼 II 1988 pf 『閉じた眼』とは別曲。前曲に「I」が附されて紹介される場合がある。
リタニ -マイケル・ヴァイナーの追憶に- 1989 pf 2つのレント』を改作。
雨の樹 素描 II -オリヴィエ・メシアンの追憶に- 1992 pf 『雨の樹』『雨の樹 素描』とは別曲。 前曲に「I」が附されて紹介される場合がある。

合唱曲

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作品タイトル 作曲年 編成 備考
合唱曲『風の馬』 1961-6 cho
合唱曲集『うた』 1979-92 cho 全12曲
合唱曲『芝生』 1982 cho 谷川俊太郎
合唱曲集『手づくり諺』 1987 cho 全4曲、瀧口修造

歌曲

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  • うた(Songs
    • 「さようなら」(Sayonara, 1954年
    • 「小さな部屋で」(In a Small Room, 1955年
    • 「うたうだけ」(I Just Sing, 1958年
    • 「恋のかくれんぼ」(The Game of Love, 1961年
    • 「○と△の歌」(A Song of ○'s(circles) and △'s(Triangles), 1961年) - 映画『不良少年』の劇中歌からの編曲
    • 「小さな空」(Small Sky, 1962年
    • 「雪」(La Neige, 1963年
    • 「雲に向かって起つ」(Take Off for the Clouds, 1963年
    • 「見えないこども」(Unseen Child, 1963年
    • 「素晴らしい悪女」(A Marvelous Kid, 1963年
    • 「三月のうた」(In the Month of March, 1965年
    • 死んだ男の残したものは」(All that the Man Left Behind When He Died, 1965年
    • 「ワルツ」(Waltz, 1966年
    • 「めぐりあい」(The Encounter, 1968年
    • 「燃える秋」(Glowing Autumn, 1978年) - 同名映画の主題歌からの編曲
    • 「翼」(Wings, 1982年
    • 「島へ」(To the Island, 1983年
    • 「明日ハ晴レカナ曇リカナ」(Will Tomorrow, I Wonder, Be Cloudy or Clear?, 1985年
    • 「ぽつねん」(All Alone, 1995年
    • 「昨日のしみ」(Yesterday's Spot, 1995年
    • 「MI・YO・TA」(1950年代/1996年)- 武満が若い頃に作ったものの使われずに終わった映画音楽を、彼の死後、黛敏郎が旋律を口ずさむかたちで公表。そのメロディーに谷川俊太郎が作詞した。

校歌・自治体歌

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作品タイトル 制定年 備考
東京都東村山市立久米川東小学校校歌 谷川俊太郎
三重県伊賀市立上野西小学校校歌 1963 橋本鶏二
三重県立四日市南高等学校校歌 谷川俊太郎詞
秋葉学園学園歌 大岡信
北海道網走郡美幌町町歌 1953 大下孝一詞

テープ音楽

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作品タイトル 作曲年 備考
ルリエフ・スタティク 1955 ラジオ番組『炎』の音楽を再構成したもの[21]。1955年12月16日、文化放送ラジオ放送にて放送[21]
ヴォーカリズムA・I 1956 1956年2月25日、新日本放送のラジオ番組『夢のしらべ』にて放送[21]。1958年にアメリカの実験作曲家グループ「ヴォルテックス」の演奏会で上映された[21]
木・空・鳥 1956 1956年2月25日、新日本放送のラジオ番組『夢のしらべ』にて放送[21]
クラップ・ヴォーカリズム 1956 1956年2月25日、新日本放送のラジオ番組『夢のしらべ』にて放送[21]
ユリディスの死 1956 演劇『愛の条件―オルフェとユリディス』の音楽を再編集したもの[21]。1956年8月6日、実験工房メンバーによる『新しい視覚と空間を楽しむ夏のエキシビジョン』にて初演[21]
空、馬、そして死 1958 1958年のラジオ『男の死』(NHK第1) の音楽を1部使って再構成したもの[22]。1958年7月26日、電子音楽とミュジックコンクレートのオーディションで初演[22]
クワイエット・デザイン 1960 1960年1月5日、国立近代美術館「ブルーノ・ムナーリのダイレクト・プロジェクション」展で初演[23]
水の曲 1960 観世寿夫からの依頼で制作された[24]。1960年4月28日、作曲家集団4月の会・武満徹の個展で初演[23]
怪談 1966 映画『怪談』の音楽を再構成したもの[25]。1966年8月、LPレコード「武満徹の音楽」に録音[25]
トゥワード 1971 1970年作曲の『四季』をもとに構成[26]。1971年11月16日初演[26]
ウェイヴレングス【波長】 1984 1984年6月3日、第12回今日の音楽「デュオ・マルティプル」で初演[27]
WAVE開閉館の音楽 1984 WAVE」で流された、宇佐美圭司の展覧会のための音楽[28]
朝・波 1984 「WAVE」で流された、宇佐美圭司の展覧会のための音楽[28]
ミネアポリスの庭 1986 勅使河原プロダクションによる委嘱作品[28]。1986年3月22日、ミネアポリスのデイトン・デパートで開催された「形と花・勅使河原宏の庭」で初演[28]
静寂の海 1986 ジョン・ケージおよびTHEとのコラボレーション企画「ヴィス・ア・ヴィス」として作られた[28]。1986年4月29日、ザ・パシフィック・リング・フェスティバルのコラボレーション・コンサートで初演[28]
ウェイヴレングス【波長】Ⅱ 1987 1987年7月4日、堂本尚郎企画構成の玉川高島屋のサウンド・インスタレーションで初演[29]

シアターピース

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  • 「七つの丘の出来事」(1966年) 靉嘔に献呈。楽譜のカラー写真は自著『夢と数』の初版のリブロポート社出版分に掲載された。(『夢と数』の本文内容と、和音表などの説明に必要最低限な図録は『武満徹著作集第5巻』に収録されているが、この楽譜を含む図版は収録されていない)

伴奏音楽

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映画

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作品タイトル 監督 制定年 備考
サラリーマン目白三平 千葉泰樹 1955 東映東京、 芥川也寸志との共作[30]
銀輪 松本俊夫 1955
キネカリグラフィ 大辻清司 1955
狂った果実 中平康 1956 佐藤勝との共作
朱と緑 中村登 1956
つゆのあとさき 中村登 1956
土砂降り 中村登 1957
顔役 中村登 1958
春を待つ人々 中村登 1959
危険旅行 中村登 1959
いたづら 中村登 1959
ホゼ・トーレス 勅使河原宏 1959
乾いた湖 篠田正浩 1960
波の塔 中村登 1960 松竹大船[30]
もず 渋谷実 1961
不良少年 羽仁進 1961
斑女 中村登 1961
人間動物園 久里洋二 1961 アニメーション、 久里実験漫画工房[30]
充たされた生活 羽仁進 1962
からみ合い 小林正樹 1962
涙を獅子のたて髪に 篠田正浩 1962
切腹 小林正樹 1962
裸体 成沢昌茂 1962
おとし穴 勅使河原宏 1962 勅使河原宏プロ製作、映画「おとし穴」の音楽は武満単独によるものではない。映画には、共作者として一柳慧高橋悠治の名前がクレジットされている[31]。映画「おとし穴」ではプリペアード・ピアノが用いられているが、これは、前年の1961年に一柳慧が帰国してケージの音楽を紹介したこと(いわゆる「ケージ・ショック」)の影響である[32]。武満は、1961年8月に大阪で開催された「第4回現代音楽祭」で聞いたケージの「ピアノと管弦楽のコンサート」に強い印象を受けた[32]。「おとし穴」の音楽では、プリペアード・ピアノを一柳慧と高橋悠治が、ハープシコードは武満自身が担当した[32]。音楽は、武満の用意した譜面をもとにして3人が画面を見ながら、かなり即興的につけていった[33]
古都 中村登 1963
彼女と彼 羽仁進 1963
太平洋ひとりぼっち 市川崑 1963
素晴らしい悪女 恩地日出夫 1963
白と黒 堀川弘通 1963
LOVE 久里洋二 1963 アニメーション、 久里実験漫画工房[34]
イヴ・クライン 瀬木慎一 1963
乾いた花 篠田正浩 1964
砂の女 勅使河原宏 1964
二十一歳の父 中村登 1964
白い朝 勅使河原宏 1964
暗殺 篠田正浩 1964
日本脱出 吉田喜重 1964
手をつなぐ子ら 羽仁進 1964
女体 恩地日出夫 1964
自転車泥棒 和田嘉訓 1964
怪談 小林正樹 1965
美しさと哀しみと 篠田正浩 1965 湯浅譲二と武満による共作[35]。プリペアード・ピアノによる即興[35]
ブワナ・トシの歌 羽仁進 1965
最後の審判 堀川弘通 1965
異聞猿飛佐助 篠田正浩 1965
けものみち 須川栄三 1965
四谷怪談 豊田四郎 1965
処刑の島 篠田正浩 1966
紀の川 中村登 1966
他人の顔 勅使河原宏 1966
あこがれ 恩地日出夫 1966
電子技術で未来をひらく 津村秀哉 1966
あかね雲 篠田正浩 1967
上意討ち 拝領妻始末 小林正樹 1967
伊豆の踊子 恩地日出夫 1967
乱れ雲 成瀬巳喜男 1967
めぐりあい 恩地日出夫 1968
燃えつきた地図 勅使河原宏 1968
日本の青春 小林正樹 1968
市川崑 1968
北海道物語 杉原文治 1968 ドキュメンタリー[36]
初恋・地獄篇 羽仁進 1968
心中天網島 篠田正浩 1969
弾痕 森谷司郎 1969
太陽の狩人 恩地日出夫 1970 大阪万博の電力館の360度スクリーン映画のための音楽 <小学館 CD-STZ56>
東京战争戦後秘話 大島渚 1970
どですかでん 黒澤明 1970
甦る大地 中村登 1971
儀式 大島渚 1971
いのちぼうにふろう 小林正樹 1971
沈黙 SILENCE 篠田正浩 1971
サマー・ソルジャー 勅使河原宏 1972
夏の妹 大島渚 1972
WONDER WORLD 船越実枝 1972
青幻記 成島東一郎 1973
化石の森 篠田正浩 1973
卑弥呼 篠田正浩 1974
しあわせ 恩地日出夫 1974
化石 小林正樹 1974
桜の森の満開の下 篠田正浩 1975
日本刀-宮入行平のわざ- 山内登貴生 1976
錆びた炎 貞永方久 1977
はなれ瞽女おりん 篠田正浩 1977
愛の亡霊 大島渚 1978
燃える秋 小林正樹 1978
火宅 川本喜八郎 1979
天平の甍 熊井啓 1980
松本俊夫 1980
水俣の図 土本典昭 1981
蓮如とその母 川本喜八郎 1981
予言 羽仁進 1982
東京裁判 小林正樹 1983
アントニオ・ガウディ 勅使河原宏 1984
黒澤明 1985 ロサンゼルス映画批評家協会賞音楽賞受賞
食卓のない家 小林正樹 1985
火まつり 柳町光男 1985
鑓の権三 篠田正浩 1986
ヒロシマという名の少年 菅田正浩 1987
嵐が丘 吉田喜重 1988
黒い雨 今村昌平 1989
利休 勅使河原宏 1989
豪姫 勅使河原宏 1991
インランドー・シー ルシール・カラ 1991
夢窓 庭との語らい ジャン・ユンカーマン 1992
ライジング・サン フィリップ・カウフマン 1993
写楽 篠田正浩 1995

テレビ

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題名 放送局 放送年 備考
家なき子 NHK 1955
あざのある女 ラジオ東京 1959
ムックリを吹く女 北海道放送 1961
日本の文様 NHK 1961
北海道放送 1962
雲に向かって起つ NET 1963
正塚の婆さん TBS 1963
青春の碑 日本テレビ 1964
目撃者 RKB毎日放送 1964
ある女の影 TBS 1965
源氏物語 毎日放送 1965-6
源義経 NHK 1966 NHK大河ドラマ
楠木正成 毎日放送 1966
足利尊氏 毎日放送 1966
あなたは… TBS 1966
日本テレビ 1967-8
恩讐の彼方に NHK 1968
悪一代 朝日放送 1969
天皇の世紀 朝日放送 1971
イン・モーション NHK 1972
わが愛 TBS 1973
私という他人 TBS 1974
未来への遺産 NHK 1974
冬の虹 NET 1976-7
命もいらず名もいらず・西郷隆盛伝 TBS 1977
赤穂浪士 テレビ朝日 1979
血族 NHK 1980
夢千代日記 NHK 1981
続・夢千代日記 NHK 1982
NHK市民大学 NHK 1982
ジョバンニの銀河・1983 NHK 1983
まあええわいな NHK 1983
話すことはない NHK 1983
波の盆 日本テレビ 1983
新・夢千代日記 NHK 1984
21世紀は警告する NHK 1984-5
おさんの恋 NHK 1985
谷崎・その愛、我という人の心は NHK 1985
禅の世界 NHK 1986
今朝の秋 NHK 1987
山頭火-何でこんなに淋しい風ふく NHK 1989
幻 源氏物語絵巻 NHK 1993

ラジオ

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題名 放送局 放送年 備考
音の四季 NHK 1955
海の幻想 NHK 1955
新日本放送 1955
Kの死 朝日放送 1956
秋の蝶 文化放送 1956
男の死 NHK 1957
顔またはドン・ファンの死 ラジオ九州 1958
心中天の網島 毎日放送 1958
ポジション NHK 1959
白い恐怖 朝日放送 1960
瘋癲老人日記 朝日放送,TBS 1962
チャンピオン ラジオ九州 1963
津の国人 TBS 1981
かたちもなく寂し NHK 1983
上海幻影路 TBS 1983

演劇

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題名 演出 初演年 備考
夏と煙 鳴海四郎 1954
野性の女 浅利慶太 1955
アンフィトリオン38 浅利慶太 1955
せむしの聖女 浅利慶太 1956
トロイ戦争は起こらないだろう 浅利慶太 1957
国性爺 戌井市郎 1958
海賊 浅利慶太 1959
死せる女王 浅利慶太 1959
狼生きろ豚は死ね 浅利慶太 1960
お芝居はおしまい 浅利慶太 1960
黒の悲劇 関堂一 1962
一ノ谷物語-琴魂 武智鉄二 1964
カラマゾフの兄弟 浅利慶太 1966
祝典喜劇 ポセイドン仮面祭 浅利慶太 1974
シラノ・ド・ベルジュラック 浅利慶太 1975
子午線の祀り 木下順二 1979
ウイングス-翼- 恩地日出夫 1982

編曲

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室内楽編成

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年代順
作品タイトル 編曲年 編成 備考
ギターのための12のうた 1974 gt ロンドンデリーの歌 : アイルランド民謡 オーバー・ザ・レインボー:ハロルド・アーレン サマータイム:ジョージ・ガーシュウィン 早春賦:中田章 失われた恋:ジョセフ・コスマ 星の世界:チャールズ・C・コンヴァース シークレット・ラヴ:サミー・フェイン ヒア・ゼア・アンド・エヴリウェア:ジョン・レノン/ポール・マッカトニー ミッシェル:ジョン・レノン/ポール・マッカトニー ヘイ・ジュード:ジョン・レノン/ポール・マッカトニー イエスタデイ:ジョン・レノン/ポール・マッカトニー インターナショナル:ピエール・ドジェイテール
星たちの息子 1975 fl,hp サティ原曲
ラスト・ワルツ 1983 gt
枯葉 1993 SQ
秋の歌 1993 cl,SQ チャイコフスキー原曲

ピアノ・リダクション

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年代順
作品タイトル 編曲年 編成 備考
ゴールデン・スランバー 1992 pf ビートルズ原曲

出典

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  1. ^ a b c d e f ピーター・バート『武満徹の音楽』音楽之友社、2006年、77頁。ISBN 4-276-13274-6 
  2. ^ a b バート『武満』p.78.
  3. ^ a b 立花隆『武満徹・音楽創造への旅』文藝春秋、2016年2月20日、271頁。ISBN 978-4-16-390409-2 
  4. ^ バート『武満』武満徹作品リストp.305.
  5. ^ バート『武満』p.178.
  6. ^ 木村重雄『現代日本のオーケストラ:歴史と作品』日本交響楽振興財団, 1985, p292
  7. ^ “〈パリ現代音楽の日々〉現代音楽祭の武満徹”. 芸術新潮 23 (1): 147. (1972-01). doi:10.11501/6048516. 
  8. ^ a b c バート『武満』武満徹作品リストp.303.
  9. ^ a b バート『武満』p.180.
  10. ^ バート『武満』p.305.
  11. ^ バート『武満』武満徹作品リストp.306.
  12. ^ a b c バート『武満』p.258.
  13. ^ a b c バート『武満』p.259.
  14. ^ バート『武満』p.255.
  15. ^ a b バート『武満』p.305.
  16. ^ a b c 『谷川俊太郎が聞く武満徹の素顔』谷川俊太郎高橋悠治小学館、2006年11月20日、67頁。ISBN 4-09-387657-6 
  17. ^ a b バート『武満』p.306.
  18. ^ a b c d e f Toru Takemitsu Complete Works for solo piano CRD 3526(CRD Records Ltd., 2009, 演奏はポール・クロスリー) ライナーノーツ
  19. ^ 楢崎洋子『武満徹』音楽之友社〈作曲家◎人と作品〉、2005年9月10日、10頁。ISBN 4-276-22194-3 
  20. ^ 楢崎『武満徹』武満徹作品表・年譜6-7
  21. ^ a b c d e f g h 楢崎洋子『武満徹』音楽之友社〈作曲家◎人と作品〉、2005年9月10日、武満徹作品表・年譜8-9頁。ISBN 4-276-22194-3 
  22. ^ a b 楢崎『武満徹』武満徹作品表・年譜10-11.
  23. ^ a b 楢崎『武満徹』武満徹作品表・年譜12-13
  24. ^ 武満徹 水の風景、BMGビクター BVCCC-2523、ライナーノーツ
  25. ^ a b 楢崎『武満徹』武満徹作品表・年譜20-21.
  26. ^ a b 楢崎『武満徹』武満徹作品表・年譜24-25.
  27. ^ 楢崎『武満徹』武満徹作品表・年譜36-37
  28. ^ a b c d e f 楢崎『武満徹』武満徹作品表・年譜38-39
  29. ^ 楢崎『武満徹』武満徹作品表・年譜40-41
  30. ^ a b c 小林淳『日本映画音楽の巨星たちⅠ 早坂文雄・佐藤勝・武満徹・古関裕而 武満徹映画音楽作品リスト』ワイズ出版、2001年、17頁。 
  31. ^ 小林『巨星たちⅠ』p.150.
  32. ^ a b c ピーター・バート『武満徹の音楽』音楽之友社、2006年、115頁。ISBN 4-276-13274-6 
  33. ^ オリジナルサウンドトラックによる武満徹映画音楽 第4巻 勅使河原宏監督作品篇 日本ビクター、VICG-60596 ライナーノーツ
  34. ^ 小林『巨星たちⅠ 武満徹映画音楽作品リスト』p.18.
  35. ^ a b 谷川俊太郎他『谷川俊太郎が聞く 武満徹の素顔』小学館、2006年11月20日、117頁。ISBN 4-09-387657-6 
  36. ^ 小林『巨星たちⅠ 武満徹映画音楽作品リスト』p.19.

外部リンク

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参考文献を兼ねる。