卑弥呼 (映画)
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卑弥呼 | |
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監督 | 篠田正浩 |
脚本 |
富岡多恵子 篠田正浩 |
製作 |
岩下清 加藤正夫 葛井欣士郎 篠田正浩 |
出演者 | 岩下志麻 |
音楽 | 武満徹 |
撮影 | 鈴木達夫 |
編集 | 山地早智子 |
製作会社 |
表現社[1] ATG[1] |
公開 | 1974年3月9日[1] |
上映時間 | 100分[1] |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
『卑弥呼』(ひみこ)は、1974年に公開された篠田正浩監督の日本映画[1]。
第27回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品された[2][3]。
あらすじ
[編集]日の神の声が聴ける唯一の存在であるヒミコ(岩下志麻)だが、父である天津神(あまつかみ)の国のオオキミは彼女の能力を疑い始め、また長旅から帰った異母弟タケヒコ(草刈正雄)への思慕も許すつもりはない。しかし、オオキミはヒミコの従僕なナシメ(三國連太郎)によって殺害される。タケヒコがアダヒメ(横山リエ)を介して国津神(くにつかみ)の国と通じて反乱を企てていると考え、またアダヒメに対する嫉妬からヒミコは彼を捕らえ、そして追放する。ヒミコがそれでもタケヒコへの想いを神の声として述べるが、オオキミの後継として王となったミマキ(河原崎長一郎)はそれを神の声と信じず、彼女は幽閉される。その一方、半死の状態で追放されたタケヒコだったが、国津神の国に戦を呼び掛けるが、その戦でアダヒメとともに矢に討たれて絶命する。そして、ヒミコ自身も……。
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キャスト
[編集]- 岩下志麻 - ヒミコ[1]
- 草刈正雄 - タケヒコ[1]
- 横山リエ - アダヒメ[1]
- 三國連太郎 - ナシメ[1]
- 加藤嘉 - オオキミ[1]
- 河原崎長一郎 - ミマキ[1]
- 河原崎建三 - イクメ[1]
- 芝田陽子 - キサキ[1]
- 郷真由美 - トヨ[1]
- 浜村純 - 語り部[1]
- 土方巽と暗黒舞踏派 - 国ツ神の集団[4]
- 西島悌四郎[5][6]
- 藤田貢[5][6]
- 原田あけみ[5][6]
- 大西多摩恵[5][6]
- 松村若代[5][6]
- 根岸一正[5][6]
スタッフ
[編集]以下のスタッフ名は特に記載がない限りKINENOTEに従った[1]。
- 監督 - 篠田正浩
- 製作 - 岩下清、加藤正夫、葛井欣士郎、篠田正浩[4]
- 脚本 - 富岡多恵子、篠田正浩
- 撮影 - 鈴木達夫
- 美術 - 粟津潔
- 編集 - 山地早智子
- 音楽 - 武満徹
- 録音 - 西崎英雄
- 助監督 - 小泉真
受賞歴
[編集]- 1974年 第29回毎日映画コンクール スタッフ部門 録音賞 西崎英雄『卑弥呼』[7][3]
脚注
[編集]参考文献
[編集]- “卑弥呼”. allcinema. 株式会社スティングレイ. 2022年1月23日閲覧。
- “卑弥呼”. KINENOTE. キネマ旬報社. 2022年1月23日閲覧。
- “Himiko” (英語). IMDb. Amazon.com. 2022年1月23日閲覧。
- “卑弥呼”. 国立映画アーカイブ. 独立行政法人国立美術館. 2022年1月23日閲覧。