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春日居町駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
春日居町駅*
駅構内(2021年5月)
左 - 下り線(塩尻方面)・右 - 上り線(東京方面)
かすがいちょう
Kasugaichō
CO 39 山梨市 (2.8 km)
(2.8 km) 石和温泉 CO 41
地図
所在地 山梨県笛吹市春日居町別田393-5
北緯35度40分24.6秒 東経138度39分32.6秒 / 北緯35.673500度 東経138.659056度 / 35.673500; 138.659056座標: 北緯35度40分24.6秒 東経138度39分32.6秒 / 北緯35.673500度 東経138.659056度 / 35.673500; 138.659056
駅番号 CO40[1]
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 中央本線
キロ程 125.0 km(東京起点)
電報略号 カウ
ヘツ(改称前)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線[2]
開業年月日 1954年昭和29年)12月1日[2][3]
備考 無人駅乗車駅証明書発行機 有)[2]
* 1993年平成5年)に別田駅から改称[2]
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春日居町駅(かすがいちょうえき)は、山梨県笛吹市春日居町別田にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)中央本線である[2]駅番号CO 40[1]

歴史

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太平洋戦争後に開設された駅である。開業当初は所在地の地名から別田駅と名乗っていたが、1993年平成5年)に春日居町にある唯一の駅として春日居町駅に改称された[2]。愛知県春日井市にある春日井駅と区別するため、駅名に「町」が付いている。

年表

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駅構造

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相対式ホーム2面2線を有する地上駅[2]。ホームは嵩上げされていない。駅構造は2駅隣の東山梨駅と良く似ている。当駅東京寄り約150m手前で分岐して当駅の松本方面ホーム手前に至る短い側線が1本ある。この側線終点には保守作業車用の車庫が設置されている。線路はほぼ北東から南西に敷設されており、東京方面ホームが線路の北西に、松本方面ホームが線路の南東にある。

当駅には駅舎が無く、各ホーム東京寄りに階段があり、そこに改札自動改札機は未設置)がある[2]待合室はないが各ホームに旅客上屋の付いたベンチが設置されている。ホーム間は跨線橋構内踏切等は無く、一旦改札を出場し、駅に隣接している別田踏切を経由して移動する[2]

甲府駅管理の無人駅で、各ホームの出入り口に簡易Suica改札機および乗車駅証明書発行機が設けられている。以前は自動券売機が東京方面ホームの改札付近に設置されていたが撤去されている。

国鉄時代の一時期はホーム有効長が短いため塩山 - 韮崎間のみ運行する区間普通列車(身延線間合い運用など)のみ停車していたが、2021年時点では全普通列車が停車する。

のりば

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ホーム 路線 方向 行先
南側 CO 中央本線 下り 甲府小淵沢松本方面
北側 上り 大月高尾八王子方面

(出典:JR東日本:駅構内図

※案内上の番線番号は設定されていない。

利用状況

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1日平均人員は、「山梨県統計年鑑」の数値を1年の日数で割って算出。

乗車人員推移
年度 1日
乗車人員
出典
2000年(平成12年) 379 [8]
2001年(平成13年) 379 [9]
2002年(平成14年) 382 [10]
2003年(平成15年) 392 [11]
2004年(平成16年) 402 [12]
2005年(平成17年) 399 [13]
2006年(平成18年) 461 [14]
2007年(平成19年) 490 [15]
2008年(平成20年) 504 [16]
2009年(平成21年) 498 [17]
2010年(平成22年) 510 [18]

駅周辺

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駅南側広場(2021年5月)

旧・春日居町唯一の鉄道駅で、町域南部平坦地の山梨市寄りに位置する。東京方面ホームの出口脇には観光案内所(案内所内にパンフレットがおかれているのみ)と公衆トイレがあり、松本方面ホーム脇にはロータリー が整備されている。春日居の中心部、笛吹市春日居支所周辺へは直線距離で約800メートルの距離である。

  • 笛吹市役所春日居支所
  • 笛吹市立春日居小学校
  • 春日居郵便局
  • 保泉寺
  • 国道140号青梅街道

バス路線

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『春日居町駅』停留所が設置されており、山梨厚生病院石和温泉駅へと向かう栄和交通の路線が発着する。なお、いずれの路線も、土日祝日および12月30日 - 1月3日は運休となる。

隣の駅

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東日本旅客鉄道(JR東日本)
CO 中央本線
山梨市駅 (CO 39) - 春日居町駅 (CO 40) - 石和温泉駅 (CO 41)

脚注

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  1. ^ a b 中央本線 初狩~小淵沢駅間へ「駅ナンバリング」を拡大しました』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道八王子支社、2020年3月23日。オリジナルの2020年3月23日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20200323070544/https://www.jreast.co.jp/hachioji/info/20200323/20200323_info001.pdf2020年3月23日閲覧 
  2. ^ a b c d e f g h i j 『週刊 JR全駅・全車両基地』 46号 甲府駅・奥多摩駅・勝沼ぶどう郷駅ほか79駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年7月7日、21頁。 
  3. ^ a b c d 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、181-182頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  4. ^ 「通報 ●中央本線東山梨及び別田駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報日本国有鉄道総裁室文書課、1970年9月30日、14面。
  5. ^ 曽根悟(監修)(著)、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集)(編)「中央本線」『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』第5号、朝日新聞出版、2009年8月9日、27頁。 
  6. ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '94年版』ジェー・アール・アール、1994年7月1日、186頁。ISBN 4-88283-115-5 
  7. ^ a b 首都圏でSuicaをご利用いただけるエリアが広がります』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2004年8月23日。オリジナルの2019年7月9日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20190709202725/https://www.jreast.co.jp/press/2004_1/20040807.pdf2020年3月25日閲覧 
  8. ^ 運輸・通信” (Excel). 平成14年刊行 山梨県統計年鑑・目次. 山梨県. 2019年4月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年4月18日閲覧。
  9. ^ 運輸・通信” (Excel). 平成15年刊行 山梨県統計年鑑・目次. 山梨県. 2019年4月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年4月18日閲覧。
  10. ^ 運輸・通信” (Excel). 平成16年刊行 山梨県統計年鑑・目次. 山梨県. 2019年4月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年4月18日閲覧。
  11. ^ 運輸・通信” (Excel). 平成17年刊行 山梨県統計年鑑・目次. 山梨県. 2019年4月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年4月18日閲覧。
  12. ^ 運輸・通信” (Excel). 平成18年刊行 山梨県統計年鑑・目次. 山梨県. 2019年4月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年4月18日閲覧。
  13. ^ 運輸・通信” (Excel). 平成19年刊行 山梨県統計年鑑・目次. 山梨県. 2019年4月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年4月18日閲覧。
  14. ^ 運輸・通信” (Excel). 平成20年刊行 山梨県統計年鑑・目次. 山梨県. 2019年4月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年4月18日閲覧。
  15. ^ 運輸・通信” (Excel). 平成21年刊行 山梨県統計年鑑・目次. 山梨県. 2019年4月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年4月18日閲覧。
  16. ^ 運輸・通信” (Excel). 平成22年刊行 山梨県統計年鑑・目次. 山梨県. 2019年4月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年4月18日閲覧。
  17. ^ 運輸・通信” (Excel). 平成23年刊行 山梨県統計年鑑・目次. 山梨県. 2019年4月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年4月18日閲覧。
  18. ^ 山梨県統計年鑑 平成24年刊行” (PDF). 山梨県. p. 150・151 (2012年11月). 2019年4月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年4月18日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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