春日居町駅
春日居町駅* | |
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駅構内(2021年5月) 左 - 下り線(塩尻方面)・右 - 上り線(東京方面) | |
かすがいちょう Kasugaichō | |
◄CO 39 山梨市 (2.8 km) (2.8 km) 石和温泉 CO 41► | |
所在地 | 山梨県笛吹市春日居町別田393-5 |
駅番号 | CO40[1] |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■中央本線 |
キロ程 | 125.0 km(東京起点) |
電報略号 |
カウ ヘツ(改称前) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線[2] |
開業年月日 | 1954年(昭和29年)12月1日[2][3] |
備考 | 無人駅(乗車駅証明書発行機 有)[2] |
春日居町駅(かすがいちょうえき)は、山梨県笛吹市春日居町別田にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)中央本線の駅である[2]。駅番号はCO 40[1]。
歴史
[編集]太平洋戦争後に開設された駅である。開業当初は所在地の地名から別田駅と名乗っていたが、1993年(平成5年)に春日居町にある唯一の駅として春日居町駅に改称された[2]。愛知県春日井市にある春日井駅と区別するため、駅名に「町」が付いている。
年表
[編集]- 1954年(昭和29年)12月1日:日本国有鉄道(国鉄)の別田駅(べつでんえき)として新設[2]。旅客営業のみ[3]。
- 1970年(昭和45年)10月1日:無人駅化[4]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる[3][5]。
- 1993年(平成5年)4月1日:所在地の自治体名(春日居町)に合わせ春日居町駅に改称[3][6]。
- 2004年(平成16年)
- 2021年(令和3年)3月29日:この日をもって自動券売機の営業を終了。
駅構造
[編集]相対式ホーム2面2線を有する地上駅[2]。ホームは嵩上げされていない。駅構造は2駅隣の東山梨駅と良く似ている。当駅東京寄り約150m手前で分岐して当駅の松本方面ホーム手前に至る短い側線が1本ある。この側線終点には保守作業車用の車庫が設置されている。線路はほぼ北東から南西に敷設されており、東京方面ホームが線路の北西に、松本方面ホームが線路の南東にある。
当駅には駅舎が無く、各ホーム東京寄りに階段があり、そこに改札(自動改札機は未設置)がある[2]。待合室はないが各ホームに旅客上屋の付いたベンチが設置されている。ホーム間は跨線橋や構内踏切等は無く、一旦改札を出場し、駅に隣接している別田踏切を経由して移動する[2]。
甲府駅管理の無人駅で、各ホームの出入り口に簡易Suica改札機および乗車駅証明書発行機が設けられている。以前は自動券売機が東京方面ホームの改札付近に設置されていたが撤去されている。
国鉄時代の一時期はホーム有効長が短いため塩山 - 韮崎間のみ運行する区間普通列車(身延線の間合い運用など)のみ停車していたが、2021年時点では全普通列車が停車する。
のりば
[編集]ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
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南側 | 中央本線 | 下り | 甲府・小淵沢・松本方面 |
北側 | 上り | 大月・高尾・八王子方面 |
(出典:JR東日本:駅構内図)
※案内上の番線番号は設定されていない。
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下り線改札口(2021年5月)
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上り線改札口(2021年5月)
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ホーム(2021年5月)
利用状況
[編集]1日平均人員は、「山梨県統計年鑑」の数値を1年の日数で割って算出。
乗車人員推移 | ||
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年度 | 1日 乗車人員 |
出典 |
2000年(平成12年) | 379 | [8] |
2001年(平成13年) | 379 | [9] |
2002年(平成14年) | 382 | [10] |
2003年(平成15年) | 392 | [11] |
2004年(平成16年) | 402 | [12] |
2005年(平成17年) | 399 | [13] |
2006年(平成18年) | 461 | [14] |
2007年(平成19年) | 490 | [15] |
2008年(平成20年) | 504 | [16] |
2009年(平成21年) | 498 | [17] |
2010年(平成22年) | 510 | [18] |
駅周辺
[編集]旧・春日居町唯一の鉄道駅で、町域南部平坦地の山梨市寄りに位置する。東京方面ホームの出口脇には観光案内所(案内所内にパンフレットがおかれているのみ)と公衆トイレがあり、松本方面ホーム脇にはロータリー が整備されている。春日居の中心部、笛吹市春日居支所周辺へは直線距離で約800メートルの距離である。
バス路線
[編集]『春日居町駅』停留所が設置されており、山梨厚生病院や石和温泉駅へと向かう栄和交通の路線が発着する。なお、いずれの路線も、土日祝日および12月30日 - 1月3日は運休となる。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b 『中央本線 初狩~小淵沢駅間へ「駅ナンバリング」を拡大しました』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道八王子支社、2020年3月23日。オリジナルの2020年3月23日時点におけるアーカイブ 。2020年3月23日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j 『週刊 JR全駅・全車両基地』 46号 甲府駅・奥多摩駅・勝沼ぶどう郷駅ほか79駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年7月7日、21頁。
- ^ a b c d 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、181-182頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 「通報 ●中央本線東山梨及び別田駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1970年9月30日、14面。
- ^ 曽根悟(監修)(著)、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集)(編)「中央本線」『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』第5号、朝日新聞出版、2009年8月9日、27頁。
- ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '94年版』ジェー・アール・アール、1994年7月1日、186頁。ISBN 4-88283-115-5。
- ^ a b 『首都圏でSuicaをご利用いただけるエリアが広がります』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2004年8月23日。オリジナルの2019年7月9日時点におけるアーカイブ 。2020年3月25日閲覧。
- ^ “運輸・通信” (Excel). 平成14年刊行 山梨県統計年鑑・目次. 山梨県. 2019年4月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年4月18日閲覧。
- ^ “運輸・通信” (Excel). 平成15年刊行 山梨県統計年鑑・目次. 山梨県. 2019年4月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年4月18日閲覧。
- ^ “運輸・通信” (Excel). 平成16年刊行 山梨県統計年鑑・目次. 山梨県. 2019年4月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年4月18日閲覧。
- ^ “運輸・通信” (Excel). 平成17年刊行 山梨県統計年鑑・目次. 山梨県. 2019年4月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年4月18日閲覧。
- ^ “運輸・通信” (Excel). 平成18年刊行 山梨県統計年鑑・目次. 山梨県. 2019年4月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年4月18日閲覧。
- ^ “運輸・通信” (Excel). 平成19年刊行 山梨県統計年鑑・目次. 山梨県. 2019年4月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年4月18日閲覧。
- ^ “運輸・通信” (Excel). 平成20年刊行 山梨県統計年鑑・目次. 山梨県. 2019年4月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年4月18日閲覧。
- ^ “運輸・通信” (Excel). 平成21年刊行 山梨県統計年鑑・目次. 山梨県. 2019年4月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年4月18日閲覧。
- ^ “運輸・通信” (Excel). 平成22年刊行 山梨県統計年鑑・目次. 山梨県. 2019年4月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年4月18日閲覧。
- ^ “運輸・通信” (Excel). 平成23年刊行 山梨県統計年鑑・目次. 山梨県. 2019年4月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年4月18日閲覧。
- ^ “山梨県統計年鑑 平成24年刊行” (PDF). 山梨県. p. 150・151 (2012年11月). 2019年4月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年4月18日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 駅の情報(春日居町駅):JR東日本