塩崎駅
塩崎駅 | |
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南口(2021年5月) | |
しおざき Shiozaki | |
◄CO 44 竜王 (4.1 km) (4.3 km) 韮崎 CO 46► | |
所在地 | 山梨県甲斐市下今井100-3 |
駅番号 | CO45[1] |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■中央本線 |
キロ程 | 142.7 km(東京起点) |
電報略号 | シサ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線[2] |
乗車人員 -統計年度- |
1,016人/日(降車客含まず) -2023年- |
開業年月日 | 1951年(昭和26年)12月25日[3] |
備考 | 業務委託駅[4] |
塩崎駅(しおざきえき)は、山梨県甲斐市下今井にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)中央本線の駅である[2]。駅番号はCO 45[1]。
昭和初期からの駅新設運動が戦後に具体化し、建設費を地元負担の請願駅として建設された。駅名は開業当時の村名である、山梨県北巨摩郡塩崎村に由来する。
歴史
[編集]- 1951年(昭和26年)12月25日:国鉄の駅として新設[3]。旅客営業と小荷物のみ取扱い[3]。
- 1961年(昭和36年)10月1日:行き違い設備を設置し、供用開始[5]。
- 1972年(昭和47年)2月1日:荷物扱い廃止[6]。無人駅化。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる[6][7]。
- 時期不明:「ジェイショップ塩崎」開店、同時に業務委託駅化に伴い再度有人駅化。
- 2004年(平成16年)10月16日:ICカード「Suica」の利用が可能となる[8]。東京近郊区間に編入される[8]。
- 2007年(平成19年):ジェイショップ塩崎閉店[2]。
- 2014年(平成26年)10月8日:新駅舎の供用を開始[9][10]。
駅構造
[編集]JR東日本ステーションサービスが駅業務を受託している甲府駅管理の業務委託駅[4]。相対式ホーム2面2線を有する地上駅[2]。ホームは嵩上げされていない。ホームは築堤の上に置かれ、駅舎などから見ると高い位置にある。二つのホームは跨線橋や構内踏切では繋がっておらず、連絡は一旦駅を出てから線路をくぐる公道に寄る。
かつては上りホームには駅舎は設置されていなかった。業務委託駅になった後、公道から階段を上った所に券売機が1台設置された券売機小屋が設置された。一時期上りの券売機が2台設置されていたことがあった。
開業当時の駅舎が下りホーム側にあり、無人駅化後に解体されたが、国鉄末期に旧駅舎跡地にコンビニエンスストア「ジェイショップ塩崎」が開業し、同時に業務委託駅となった。
その後、山梨県甲斐市とJR東日本は協働で新駅舎を建設し、2014年(平成26年)10月8日に使用を開始した[9][10]。ホームと駅前広場の高低差を解消すべくスロープを新設した他、ホーム嵩上げにより車両とホームの段差を解消するなど、バリアフリーに配慮した駅舎となっている。駅舎外観は南北それぞれの周辺環境に配慮し、南口駅舎は曲面の壁と塔を強調した西洋的なイメージ、北口駅舎は柱とひさしを強調した日本的なイメージと、それぞれ異なる雰囲気に仕上げている[9]。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | 中央本線 | 下り | 小淵沢・松本方面 |
2 | 上り | 甲府・大月・高尾方面 |
(出典:JR東日本:駅構内図)
※現地の案内標では「中央本線」ではなく「中央線」と表記されているが、あくまで略称としての意味である。
-
コンビニエンスストア営業時の駅舎(2005年12月)
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上りホームの入り口と券売機小屋(2005年12月)
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南口改札(2021年5月)
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北口改札(2021年5月)
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ホーム(2021年5月)
利用状況
[編集]JR東日本によると、2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は1,016人である[利用客数 1]。
2000年度(平成12年度)以降の推移は以下の通り。
乗車人員推移 | ||
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年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
2000年(平成12年) | 1,037 | [利用客数 2] |
2001年(平成13年) | 1,004 | [利用客数 3] |
2002年(平成14年) | 994 | [利用客数 4] |
2003年(平成15年) | 1,002 | [利用客数 5] |
2004年(平成16年) | 1,002 | [利用客数 6] |
2005年(平成17年) | 1,003 | [利用客数 7] |
2006年(平成18年) | 1,022 | [利用客数 8] |
2007年(平成19年) | 1,017 | [利用客数 9] |
2008年(平成20年) | 1,025 | [利用客数 10] |
2009年(平成21年) | 1,097 | [利用客数 11] |
2010年(平成22年) | 1,120 | [利用客数 12] |
2011年(平成23年) | 1,119 | [利用客数 13] |
2012年(平成24年) | 1,114 | [利用客数 14] |
2013年(平成25年) | 1,123 | [利用客数 15] |
2014年(平成26年) | 1,103 | [利用客数 16] |
2015年(平成27年) | 1,111 | [利用客数 17] |
2016年(平成28年) | 1,112 | [利用客数 18] |
2017年(平成29年) | 1,120 | [利用客数 19] |
2018年(平成30年) | 1,056 | [利用客数 20] |
2019年(令和元年) | 1,036 | [利用客数 21] |
2020年(令和 | 2年)815 | [利用客数 22] |
2021年(令和 | 3年)907 | [利用客数 23] |
2022年(令和 | 4年)974 | [利用客数 24] |
2023年(令和 | 5年)1,016 | [利用客数 1] |
駅周辺
[編集]住宅地の中にある駅である。山梨県唯一の滑走路のある日本航空高等学校の最寄り駅となる。
- 光照寺 薬師堂は重要文化財に指定されている。
- 日本航空高等学校
- 甲斐市役所 双葉分庁舎
- ふれあい文化館
- 双葉歴史民俗資料館
- 甲斐警察署
- 双葉郵便局
- 山梨県民信用組合双葉支店
- ラザウォーク甲斐双葉
バス路線
[編集]「塩崎駅」停留所にて、山梨交通韮崎営業所が運行する路線バスが発着する。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]記事本文
[編集]- ^ a b 『中央本線 初狩~小淵沢駅間へ「駅ナンバリング」を拡大しました』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道八王子支社、2020年3月23日。オリジナルの2020年3月23日時点におけるアーカイブ 。2020年3月23日閲覧。
- ^ a b c d 『週刊 JR全駅・全車両基地』 36号 松本駅・穂高駅・姨捨駅ほか70駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年4月21日、19頁。
- ^ a b c 「日本国有鉄道公示第349号」『官報』1951年12月21日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ a b 事業エリアマップ - JR東日本ステーションサービス.2021年9月14日閲覧
- ^ 「線増・信号所新設など 国鉄各線の設備増強工事完成 秋冬繁忙期輸送に一役」『交通新聞』交通協力会、1961年10月3日、1面。
- ^ a b 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、182頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 曽根悟(監修)(著)、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集)(編)「中央本線」『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』第5号、朝日新聞出版、2009年8月9日、27頁。
- ^ a b 『首都圏でSuicaをご利用いただけるエリアが広がります』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2004年8月23日。オリジナルの2019年7月9日時点におけるアーカイブ 。2020年3月25日閲覧。
- ^ a b c 『中央線 塩崎駅が生まれ変わりました』(PDF)(プレスリリース)甲斐市/東日本旅客鉄道八王子支社、2014年10月7日。オリジナルの2016年4月27日時点におけるアーカイブ 。2020年3月24日閲覧。
- ^ a b “「地域のシンボルに」 塩崎駅の新駅舎完成”. 朝日新聞(朝日新聞社).(2014年10月9日)
利用状況
[編集]- ^ a b “各駅の乗車人員(2023年度)”. 東日本旅客鉄道. 2024年7月20日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月10日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2019年度)”. 東日本旅客鉄道. 2020年7月10日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2020年度)”. 東日本旅客鉄道. 2021年7月19日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2021年度)”. 東日本旅客鉄道. 2022年8月3日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2022年度)”. 東日本旅客鉄道. 2023年7月9日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 駅の情報(塩崎駅):JR東日本