掛け反り
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掛け反り(かけぞり)は、相撲の決まり手、反り手の一つである。相手の左手首を右手で持ち、左腋に相手の前方から頭を入れ、左脚を切り返しのように踏み込んで後ろに倒すか、外掛けの様に相手の右脚に外から掛け横反りに反って倒すかする技[1][2]。1960年1月に決まり手が制定されて以来、幕内の取り組みで2024年現在、使われたことはない。幕下以下では、2001年3月場所4日目、序二段でモンゴル出身の保志桜が決めている。
書籍『日本相撲伝』に掲載された掛け手の掛反とは異なる技である[3]。
脚注
[編集]- ^ 河森十影(著)、民社党本部新聞局(編)「大相撲七十手講釈(十九)」『Kakushin』第287号、民社党本部新聞局、1994年7月、25頁。「掛け反り(かけぞり)相手の左差し手を右でかかえこみ、その腋の下へ自分の頭を」
- ^ “掛け反り - 決まり手八十二手”. 日本相撲協会公式ホームページ. 日本相撲協会. 2025年1月20日閲覧。
- ^ 鎗田徳之助 著、雪乃家漁叟 編『日本相撲伝』大黒屋画舗、1902年6月、74頁 。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- “掛け反り - 決まり手八十二手”. 日本相撲協会公式ホームページ. 日本相撲協会. 2025年1月20日閲覧。