抱え投げ (相撲)
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抱え投げ(かかえなげ)および抱き投げ(だきなげ)[要出典]は、大相撲においてかつてマスコミにより報道及び記録されていた決まり手の一つ。現行の公式決まり手82手の体系には含まれていない。
後ろから相手を抱いて投げる技とされ、現在の公式決まり手の送り投げもしくは送り吊り落としに相当すると思われる[要出典]。
公式決まり手制定以前では、以下の取組が「抱え投げ」もしくは「抱き投げ」として記録されている。
- 昭和14年1月場所3日目 ○羽黒山-龍王山×
- この取組の勝負がついた時、決まり手をどうするか困ったラジオ実況はしばし放送中止の形を取り、至急の調査の結果、抱き投げということに決めた[1]。
- 昭和26年9月場所13日目 ○琴錦-輝昇×
- 昭和27年5月場所中日 ○若葉山-松登×
脚注
[編集]- ^ 栗島狭衣(栗島山之助)『相撲百話』朝日新聞社、日本、1940年1月25日、89頁 。