前田純
福岡ソフトバンクホークス #51 | |
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2024年7月20日ウインク球場 | |
基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 沖縄県沖縄市 |
生年月日 | 2000年6月4日(24歳) |
身長 体重 |
188 cm 84 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 左投左打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2022年 育成ドラフト10位 |
初出場 | 2024年9月29日 |
年俸 | 400万円(2024年) |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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前田 純(まえだ じゅん、2000年6月4日 - )は、沖縄県沖縄市出身[1]のプロ野球選手(投手)。左投左打。福岡ソフトバンクホークス所属。
経歴
[編集]プロ入り前
[編集]沖縄市立高原小学校時代から「与儀ファイターズ」で軟式野球を始め、沖縄市立美東中学校では同校の軟式野球部に在籍する[2]。
高校は同県宜野湾市の中部商業高校に進学するも、高校時代はベンチ入りすらなかった[1]。
大学は大分県大分市の日本文理大学に進学[2]。それまでは何も考えずにがむしゃらに投げていたが、同大投手コーチの吉川輝昭と共に長身を活かした投球フォームを作り上げると[3]、3年生春にはベンチ入りし、4年生春の第71回全日本大学野球選手権大会1回戦、対松山大学で初登板を果たす[3]。4年生秋には北部九州地区1部リーグのベストナインを獲得する[1]。
2022年10月20日に行われたプロ野球ドラフト会議にて、福岡ソフトバンクホークスから育成ドラフト10巡目指名され[2]、11月7日、支度金300万円、年俸400万円(金額は推定)で契約合意に達し[4]、12月5日、BOSS E・ZO FUKUOKAで入団発表会見が行われた[5]。背番号は167。
プロ入り後
[編集]2023年、三軍・四軍戦で7月までに61回1/3を投げ、7勝1敗、防御率2.05の成績を挙げ[3]、二軍公式戦では1試合に登板[6]。三軍・四軍戦で27試合に登板し、113回を投げ、11勝4敗1セーブ、防御率3.03の成績を残す[7]。
2024年は開幕から二軍公式戦で先発登板を重ねる[8]。5月6日のくふうハヤテ戦(ちゅ〜るスタジアム清水)では初完投で完封勝利を挙げた[9]。同月は2試合に先発登板で、2勝0敗、防御率0.00の成績で、5月度のスカパー!ファーム月間MVP賞を受賞した[10]。7月20日開催のフレッシュオールスターゲームに選出され、8番手で登板したが、3者連続四球を与えたのち2本の適時打を打たれ、1回を投げて4失点を喫した[11][12]。7月23日までに二軍で12試合に登板し、7勝1敗、防御率1.46を記録[13]。7月24日に支配下登録されたことが発表された[13]。背番号は51[14]。支配下登録後も出場選手登録されず、2軍戦で勝利を積み重ね、ウエスタン・リーグ最多勝を獲得(中日松木平優太との同時受賞)。1軍がリーグ優勝を決めた後の9月29日に初の1軍昇格を果たし、同日の対北海道日本ハムファイターズ25回戦(エスコンフィールドHOKKAIDO)で1軍初登板初先発を果たすと、6回被安打3奪三振5無失点の好投でプロ入り初勝利を果たした。育成ドラフト10位入団の前田の勝利は、2020年度読売ジャイアンツ育成ドラフト7位指名だった戸田懐生を超えるドラフト史上最下位指名選手による勝利となった[15]。このシーズンのウエスタン・リーグでは松木平優太とタイとなる最多勝(10勝)のタイトルを獲得[16]。
選手としての特徴
[編集]長身から投げ下ろす最速144km/hの速球と、変化球はカーブとフォークを緩急をつけて投球する[2][3]。
詳細情報
[編集]- 初記録
- 初登板・初先発登板・初勝利・初先発勝利:2024年9月29日、対北海道日本ハムファイターズ25回戦(エスコンフィールドHOKKAIDO)、6回無失点
- 初奪三振:同上、1回裏にアリエル・マルティネスから空振り三振
背番号
[編集]- 167(2023年 - 2024年7月23日)
- 51(2024年7月24日 - )
登場曲
[編集]脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b c 「前田純」『週刊ベースボールONLINE』ベースボール・マガジン社。2023年12月20日閲覧。
- ^ a b c d 「育成ドラフトの4人、日隈、大城、前田、盛島が抱負<プロ野球ドラフト沖縄県勢特集>」『琉球新報』琉球新報社、2022年12月28日。2023年12月20日閲覧。
- ^ a b c d 「ソフトB育成10位左腕・前田純 元ホークス“師匠”の教えで急成長 ボールをつぶす感覚で力強く」『スポニチ Sponichi Annex』スポーツニッポン新聞社、2023年7月18日。2023年12月20日閲覧。
- ^ 「前田投手「期待に応える」、ソフトバンク育成指名 母校の中部商を訪問」『琉球新報』琉球新報社、2022年11月30日。2023年12月20日閲覧。
- ^ 「2022/12/06 (火) 選手 新入団会見レポート。1位イヒネ選手は「背番号36」」『福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト』2022年12月6日。2023年12月20日閲覧。
- ^ 「2023年度 福岡ソフトバンクホークス 個人投手成績(ウエスタン・リーグ)」『NPB.jp 日本野球機構』。2023年12月20日閲覧。
- ^ 「ファーム非公式戦成績 投手」『福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト』2023年11月16日。2023年12月20日閲覧。
- ^ 濱口妙華「ソフトバンク育成2年目の前田純、ウエスタン阪神戦で6回無失点 松山2軍監督「ある意味いつもと違う彼を見た」」『西スポWEB OTTO!』2024年4月28日。2024年5月7日閲覧。
- ^ 「【ファーム情報】ヤクルト・奥川が7回1失点で1勝目 オイシックスの元阪神・高山3安打」『Sponichi Annex』2024年5月6日。2024年5月7日閲覧。
- ^ 「2024年5月度「スカパー!ファーム月間MVP賞」受賞選手 | 2024年 表彰選手」『NPB.jp 日本野球機構』。2024年6月12日閲覧。
- ^ 「【フレッシュオールスター】イースタンリーグが2本塁打含む大量得点で完封勝利」『日テレNEWS NNN』2024年7月20日。2024年7月22日閲覧。
- ^ 「試合経過 | プロ野球フレッシュオールスターゲーム2024」『NPB.jp 日本野球機構』。2024年7月22日閲覧。
- ^ a b 「【ソフトバンク】育成4選手の支配下登録を発表 中村亮太、三浦瑞樹、前田純、石塚綜一郎」『日刊スポーツ』2024年7月24日。2024年8月31日閲覧。
- ^ 「育成4選手の支配下選手契約について」『福岡ソフトバンクホークス』2024年7月24日。2024年8月31日閲覧。
- ^ "ソフトバンク 22年育成10位の前田純が史上"最下位"勝利!初登板初先発で6回無失点「持ち味出せた」". Sponichi Annex. スポーツニッポン新聞社. 29 September 2024. 2024年9月30日閲覧。
- ^ 2024年度 ウエスタン・リーグ リーダーズ(投手部門) NPB (2024年10月24日閲覧)
- ^ 「チーム情報 球場使用曲一覧」『福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト』。2023年12月19日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 個人年度別成績 前田純 - NPB.jp 日本野球機構
- 選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)
- 51 前田 純 選手名鑑2024 - 福岡ソフトバンクホークス オフィシャルサイト
- 選手情報 - 週刊ベースボールONLINE
- 前田純 (@maejunda64) - Instagram