伊那北駅
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伊那北駅 | |
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駅舎(2023年3月) | |
いなきた Inakita | |
◄伊那市 (0.9 km) (2.1 km) 田畑► | |
所在地 | 長野県伊那市山寺1930[1] |
所属事業者 | 東海旅客鉄道(JR東海) |
所属路線 | ■飯田線 |
キロ程 | 178.9 km(豊橋起点) |
電報略号 | ナキ[1] |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
1,024人/日(降車客含まず) -2018年- |
開業年月日 | 1912年(明治45年)1月4日[1][2] |
備考 |
無人駅[1] 標高:643 m[1] |
伊那北駅(いなきたえき)は、長野県伊那市山寺にある、東海旅客鉄道(JR東海)飯田線の駅である[1]。
歴史
[編集]- 1912年(明治45年)
- 1943年(昭和18年)8月1日:伊那電気鉄道線が飯田線の一部として国有化され、鉄道省(後の日本国有鉄道)の駅となる[2][4]。
- 1984年(昭和59年)1月16日:車扱貨物取扱廃止(旅客駅化)[2]。
- 1985年(昭和60年)3月14日:荷物扱い廃止[2]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、JR東海の駅となる[2][5]。
- 1988年(昭和63年)11月1日:夜間窓口休止。
- 1991年(平成3年)3月15日:現駅舎に改築[1]。
- 1992年(平成4年)2月1日:業務委託駅化。
- 2013年(平成25年)4月1日:窓口廃止、無人駅化[6]。
- 2014年(平成26年):ホーム嵩上げ、待合室改築等の改良工事を実施。
駅構造
[編集]単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線を持ち、列車交換が可能な地上駅[1]。単式ホーム側(下り線)に駅舎があり、島式ホーム側とは伊那市駅側にある構内踏切で連絡している。1・2番線が本線で、3番線が上り副本線である。貨物取扱駅であったため、構内には複数本の側線がある。かつては駅舎の北側に有蓋車用の貨物ホームがあった。
伊那市駅管理の無人駅。2013年3月までは東海交通事業職員が駅業務を担当する業務委託駅で、JR全線きっぷうりばが設置されていた。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | 飯田線 | 下り | 辰野方面[7] | |
2・3 | 上り | 飯田・天竜峡方面[7] | 3両編成の列車は3番線に発着 |
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ホーム(2023年3月)
利用状況
[編集]「伊那市統計書」によると、近年の1日平均乗車人員は以下の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
2005年 | 1,096 |
2006年 | 1,114 |
2007年 | 1,123 |
2008年 | 1,142 |
2009年 | 1,116 |
2010年 | 1,081 |
2011年 | 1,056 |
2012年 | 1,076 |
2013年 | 1,084 |
2014年 | 1,011 |
2015年 | 1,012 |
2016年 | 1,007 |
2017年 | 1,030 |
2018年 | 1,024 |
駅周辺
[編集]伊那北高校[1]、高遠高校、上伊那農業高校[1]の最寄駅のため学生も多い。観桜シーズンには高遠城址公園へのアクセス駅として賑わう[1]。
隣の伊那市の中心駅、伊那市駅とは徒歩15分ほどの距離にあり、市街地が連続している。
- 長野県道146号南箕輪沢渡線
- ジェイアールバス関東中央道支店
- ファインデイズホテル
- 南信森林管理署
- 八十二銀行伊那北支店
- アルプス中央信用金庫伊那北支店
- 伊那中央病院[1]
- 伊那市社会福祉協議会
- 福祉まちづくりセンター「ふれあいーな」
- 上伊那口腔保健センター
- 伊那市保健センター
- 伊那市立伊那小学校
- 日本年金機構伊那年金事務所
バス路線
[編集]駅前にJRバス関東が運行する高遠町方面バス(高遠線)の乗り場がある。 伊那バスが運行する伊那市街地循環バスと伊那本線(伊那市街地 - 南箕輪村 - 箕輪町)<伊那市、南箕輪村、箕輪町による試験運行>は駅南方にある「伊那北」バス停から発車する。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k l m n 信濃毎日新聞社出版部『長野県鉄道全駅 増補改訂版』信濃毎日新聞社、2011年7月24日、188頁。ISBN 9784784071647。
- ^ a b c d e f 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』 II(初版)、JTB、1998年10月1日、110頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ a b 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 03号、14頁
- ^ 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 03号、15頁
- ^ 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 03号、17頁
- ^ 「飯田線の伊那谷4駅が無人化」『南信州新聞』南信州新聞社、2013年4月2日。オリジナルの2013年7月8日時点におけるアーカイブ。2022年1月4日閲覧。
- ^ a b 駅掲示用時刻表の案内表記。これらはJR東海公式サイトの各駅の時刻表で参照可能(2015年1月現在)。