コンテンツにスキップ

マックマフィン

半保護されたページ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ソーセージエッグマフィン
エッグマックマフィン

マックマフィン英称:McMuffin)は、ファーストフードチェーンのマクドナルドが販売しているハンバーガーである。マクドナルドの本国・アメリカ合衆国のみならず日本でもブレックファストメニューとして販売されている[1]。 本ページでは、「ソーセージマフィン」、「ソーセージエッグマフィン」、「エッグマックマフィン」、「チキンエッグマフィン」、「ツナマフィン」についても取り扱う。

概要

1960年代にハーブ・ピーターソンによりエッグベネディクトを元にして発明され、1972年に全世界に向けて発売され、日本では1979年10月にエッグマックマフィン(発売当初は「エッグマフィン」の名称)が発売され、アメリカでは1970年代には全営業時間で販売されていたが(日本では1985年まで全営業時間で販売)、現在はブレックファストメニューとなっている。

種類

日本で現在常時販売されているのは、上から5種類である(日本国外のみの販売の物については、斜体で表した)。

  • ソーセージマフィン(Sausage McMuffin)- ソーセージパティチーズと共に入っている。1984年に発売された。(日本では1986年発売)
  • ソーセージエッグマフィン(Sausage McMuffin with Egg)- ソーセージマフィンにエッグを加えたバーガー。1984年にソーセージマフィンと共に発売された。(日本では1986年発売)
  • エッグマックマフィン(Egg McMuffin)- セルクルで焼いた目玉焼きとカナディアン・ベーコンをイングリッシュ・マフィンで挟んだ食品。1つのバーガーに付き、300カロリー、12グラムの脂肪が含まれている[2]
  • チキンエッグマフィン(Chicken McMuffin with Egg)- パティにチキンを、ソースケチャップとマイルドな辛みのイエローマスタードソースを加えたバーガー。ハンガリーでは定番のブレックファストメニューとなっている[3]。日本では、エッグの代わりにレタスを挟んだチキンクリスプマフィンも販売している。
  • メガマフィン(Mega Muffin)- 日本独自のメニュー。
  • ツナマフィン - パティにツナを使用。日本独自のメニューだが、現在は販売終了している。
  • サラダマリネマフィン - 日本独自のメニュー。2012年5月末に販売終了。
  • ウェスタンオムレツマフィン(Western Omelette McMuffin)- 1990年1992年にアメリカで販売されていたバーガー。カナダでは1984年~2007年までオムレツマフィン(Omelette McMuffin)という名で販売されていた。日本ではスパニッシュオムレツマフィンと言う名で販売されている。
  • ベーコンエッグマフィン(Bacon and Egg McMuffin、アメリカ・カナダ) - 1972年販売開始よりあるメニュー。ハムの代わりにベーコンを使用している。
  • エッグホワイトデライト(Egg White Delight、アメリカ・カナダ)- エッグの代わりに白いエッグを入れ、アメリカンチーズの代わりにチェダーチーズを入れている。[4]
  • ソーセージマフィンTS(McMuffin Sausage TS、ドイツ- ソーセージマフィンにトマト、レタスを入れたドイツ限定のバーガー[5]
  • チキン・ベーコンエッグマフィン(McMuffin Chicken & Bacon、ドイツ) - チキンエッグマフィンとベーコンエッグマフィンをミックスしたバーガー。ドイツ限定[5]
  • マッシブマックマフィン(Massive McMuffin、ニュージーランド- ソーセージマフィンを2枚挟んだバーガー。ニュージーランド限定[6]
  • ベグマックマフィン(Veg McMuffin、インド- エッグを使用しないベジタリアン向けのバーガー。インド限定である[7]

広報活動

オーストラリアでは、マック・オーストラリアがthe Footy Burger(現在のクォーターパウンダー)、Mini Footy Burger(現在のダブルチーズバーガー)、マッシブマックマフィン(隣国のニュージーランドから)と共に上陸したのに伴い、オーストラリアン・フットボール・リーグ(AFL)とナショナルラグビーリーグ(NRL)の1998年シーズンにマッシブマックマフィンをスポンサーとした。オーストラリアの店舗では、マッシブマックマフィンが、現在でも他のブレックファストメニューより人気がある。

フィリピンでは毎年、ナショナル・ブレックファストデー(National Breakfast Day)になると、朝6時から先着100名限定でマックコーヒーと共にマックマフィンの無料サービスをやっている。

脚注

  1. ^ ブレックファストメニュー情報 McDonald's Japan
  2. ^ Mcdonalds. “Egg McMuffin”. Egg Mcmuffin Nutritional Value. マクドナルド. 25 October 2014閲覧。(英語)
  3. ^ Csirkés McMuffin”. 25 October 2014閲覧。(ハンガリー語)
  4. ^ Product Nutrition :: McDonalds.com”. 25 October 2014閲覧。(英語)
  5. ^ a b McDonald's - Alle Produkte”. 25 October 2014閲覧。(ドイツ語)
  6. ^ Massive McMuffin”. 25 October 2014閲覧。(英語)
  7. ^ McDonald's Veg McMuffin - McDonalds India”. 25 October 2014閲覧。(英語)

関連項目

外部リンク