セックヴァベック
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セックヴァベック(古ノルド語: Sökkvabekkr)は、北欧神話に登場する宮殿のことである[1]。その名前は、「沈んだ土手(英: sunken bank)」、「沈んだ長椅子(英: sunken bench)」、「財宝の貯蔵所(英: treasure bank)」[2]、または「沈んだ長椅子の広間」の意味である。
『ギュルヴィたぶらかし』には、女神サーガが住む大きな館だと書かれている[3]。
『グリームニルの言葉』第7節には、オーディンとサーガが毎日のように黄金の杯で酒を楽しむことが書かれている。セックヴァベックは4番目に紹介される[4]。
脚注
[編集]関連項目
[編集]参考文献
[編集]- Byock, Jesse (Trans.) (2005). The Prose Edda. Penguin Classics. ISBN 978-0-14-044755-2.
- Lindow, John (2001). Norse Mythology: A Guide to the Gods, Heroes, Rituals, and Beliefs. Oxford University Press. ISBN 978-0-19-515382-8.
- V.G.ネッケル他編『エッダ 古代北欧歌謡集』谷口幸男訳、新潮社、1973年、ISBN 978-4-10-313701-6。
- Orchard, Andy (1997). Dictionary of Norse Myth and Legend. Cassell. ISBN 978-0-304-34520-5.
- Simek, Rudolf (2007) translated by Angela Hall. Dictionary of Northern Mythology. D.S. Brewer. ISBN 978-0-85991-513-7.