エピタフ (曲)
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「エピタフ」 | ||||
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キング・クリムゾンの楽曲 | ||||
収録アルバム | 『クリムゾン・キングの宮殿』 | |||
英語名 | Epitaph | |||
リリース | 1969年10月12日 | |||
録音 | 1969年 | |||
ジャンル | プログレッシブ・ロック | |||
時間 | 8分47秒 | |||
レーベル | アトランティック・レコード | |||
作詞者 | ピート・シンフィールド | |||
作曲者 | ||||
プロデュース | キング・クリムゾン | |||
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「エピタフ」(英語: Epitaph)は、1969年 に発表されたキング・クリムゾンの楽曲[1]。デビュー・アルバム『クリムゾン・キングの宮殿』(1969年)に収録され、彼等の初期の代表曲に一つに挙げられる。
解説
[編集]歌詞の幻想的な世界観[注釈 1]、叙情的なメロディで人気が高い[2]。
『クリムゾン・キングの宮殿』が発表された時はシングルカットされなかったが、1976年に発表された編集アルバム『新世代への啓示』に収録された時にシングルが発売された[3]。
パーソネル
[編集]- ロバート・フリップ - ギター
- グレッグ・レイク - ベース、ボーカル
- イアン・マクドナルド - ハープシコード、メロトロン、リード、木管楽器
- マイケル・ジャイルズ - ドラムス、パーカッション
- ピート・シンフィールド - 作詞
ライヴ演奏
[編集]- 1969年のステージでは頻繁に演奏された。CD『エピタフ -1969年の追憶-』(1997年)、"Live at the Marquee(1998年)、"King Crimson Live in Hyde Park"(2002年)に収録。
カヴァー
[編集]- エマーソン・レイク・アンド・パーマー (ELP)- 原曲を歌ったグレッグ・レイクは、キング・クリムゾン脱退後に結成したELPのコンサートで組曲「タルカス」の「戦場」の最後に"Confusion will be my epitaph"(「我が墓碑銘は『混乱』」)から始まる数小節をほぼ無伴奏で歌唱した。ライヴ・アルバム「レディース・アンド・ジェントルメン」(1974年)に収録されている。
- ザ・ピーナッツ、フォーリーブス、西城秀樹など[2]。
その他
[編集]パンクレーベル「エピタフ・レコード」は本曲の題名から名付けられた[4]。
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 同じく『クリムゾン・キングの宮殿』に収録された「21世紀のスキッツォイド・マン」と同様に、冷戦を反映したものとされる。
出典
[編集]- ^ Smith (2019), pp. 399–401.
- ^ a b “世界への悲観を描いた「エピタフ」と、それに共鳴した日本の歌い手たち”. TAP the POP (2015年1月29日). 2016年6月7日閲覧。
- ^ “Discogs”. 2024年12月31日閲覧。
- ^ “The Oral History of Epitaph Records”. SPIN (2010年10月19日). 2016年6月7日閲覧。
引用文献
[編集]- Smith, Sid (2019). In the Court of King Crimson: An Observation over Fifty Years. Panegyric. ISBN 978-1916153004