1967年のラジオ (日本)
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1967年のラジオ (日本)では、1967年の日本のラジオ番組、その他ラジオ界の動向について記す。
主な番組関連の出来事
[編集]- 8月15日 - TBSが終戦記念日のこの日、ミニ番組『昼の話題』(1970年4月13日から『秋山ちえ子の談話室』に番組名を変更(2002年10月4日に終了))の中で、担当の秋山ちえ子が、土家由岐雄作の「かわいそうなぞう」の朗読を行い、以後毎年この日前後に朗読するようになる。『秋山ちえ子の談話室』放送終了以後も、『大沢悠里のゆうゆうワイド』内で朗読し、2015年の放送まで続いた[注釈 1]。
主なその他ラジオ関連の出来事
[編集]コールサイン整理
[編集]この年は11月1日付で当時3年に1度の放送局免許更新が行われたが、この時親局でUHF(極超短波)を使う民放テレビ局の大量開局に備え、NHKを対象としたコールサイン(呼出符号)の大規模整理が行われた。
後の「首都圏局」に相当する局を含む当時70あった放送局のうち、兵庫・姫路局を除くラジオ第1放送を行っていた放送局だけにコールサインを残し、それ以外の中継局のコールサインが廃止された。
整理対象となったのは以下の通り。テレビも対象となったケースも含める。
管轄放送局 | 整理対象中継局 | 廃止符号 | 備考 | |
---|---|---|---|---|
旭川 | 稚内 | 総合放送 | JOIQ | 1982年更新時に同一道内の室蘭局に転用。総合テレビにもコールサインが付与されていた |
教育放送 | JOIY | 後に岩手朝日テレビに転用。また教育テレビにもコールサインが付与されていたほか、豊前中津第1中継局からの転用だった | ||
名寄 | 総合放送 | JOCY | 後にさくらんぼテレビジョンに転用 | |
教育放送 | JOAZ | 1982年更新時に佐世保局に転用 | ||
留萌 | 総合放送 | JOIX | 「-TV」は当初から讀賣テレビ放送に付与されていた | |
教育放送 | JOCI | 後にテレビ愛知に転用 | ||
釧路 | 根室 | 総合放送 | JOPQ | |
教育放送 | JOPS | |||
仙台 | 気仙沼 | 総合放送 | JOHS | 後に北海道放送留萌ラジオ局に転用。一時廃止の後復活していた |
教育放送 | JOHU | 後にエフエム長崎に転用。一時廃止の後復活していた | ||
秋田 | 大館 | 総合放送 | JOUT | 一時廃止の後復活していた |
教育放送 | JOUV | 後にエフエム滋賀に転用。一時廃止の後復活していた | ||
山形 | 米沢 | 総合放送 | JOJQ | |
教育放送 | JOJZ | |||
新庄 | 総合放送 | JOJS | ||
教育放送 | JOJT | |||
盛岡 | 釜石 | 総合放送 | JOQS | 後に北海道放送根室ラジオ局に転用。一時廃止の後復活していた |
教育放送 | JOQT | 同一県内の宮古第1中継局からの転用だった | ||
福島 | 会津若松 | 総合放送 | JOFT | 総合テレビにもコールサインが付与されていた |
教育放送 | JOHY | 教育テレビにもコールサインが付与されていた。薩摩川内第1中継局からの転用だった | ||
長野 | 小諸 | 総合放送 | JONQ | |
教育放送 | JONZ | |||
飯田 | 総合放送 | JOSQ | ||
教育放送 | JOSZ | |||
岡谷諏訪 | 総合放送 | JOSU | 後にエフエム熊本に転用。肥前唐津第1中継局からの転用だった | |
教育放送 | JOSI | 後に静岡朝日テレビに転用 | ||
新潟 | (上越)高田 | 総合放送 | JOQX | 後に高知さんさんテレビに転用。同一県内の長岡第1中継局からの転用だった |
教育放送 | JOQV | 後にZIP-FMに転用 | ||
甲府 | 富士吉田 | 総合放送 | JOYP | |
金沢 | 七尾 | 総合放送 | JOJU | 後にエフエム仙台に転用 |
教育放送 | JOJV | 後にエフエム大分に転用 | ||
福井 | 小浜 | 総合放送 | JOFY | |
教育放送 | JOFQ | |||
敦賀 | 総合放送 | JOFT | ||
教育放送 | JOFZ | |||
津 | (伊賀)上野 | 総合放送 | JOCT | 親局は名古屋 |
尾鷲 | 総合放送 | JOCU | 後にエフエム愛知に転用。親局は名古屋 | |
教育放送 | JODS | 親局は名古屋 | ||
京都 | 舞鶴 | 総合放送 | JOOQ | |
教育放送 | JOOZ | 親局は大阪 | ||
福知山 | 総合放送 | JOOT | ||
教育放送 | JOOS | 親局は大阪 | ||
神戸 | 豊岡 | 総合放送 | JOBU | 後にエフエム大阪に転用。親局は大阪 |
教育放送 | JOBV | 親局は大阪 | ||
和歌山 | 田辺 | 総合放送 | JOBT | 親局は大阪 |
教育放送 | JOTD | |||
新宮 | 総合放送 | JOBQ | ||
教育放送 | JOBY | |||
岡山 | 津山 | 総合放送 | JOKU | 後に静岡エフエム放送に転用 |
教育放送 | JOKT | |||
新見 | 総合放送 | JOKI | 後にテレビユー福島に転用 | |
教育放送 | JOKV | 後にエフエム京都に転用 | ||
松江 | 浜田 | 総合放送 | JOTS | 後に北海道放送稚内ラジオ局に転用。同一県内の益田第2中継局からの転用だった |
教育放送 | JOTT | 一時廃止の後復活していた | ||
益田 | 総合放送 | JOTU | 後に横浜エフエム放送に転用 | |
鳥取 | 倉吉 | 総合放送 | JOLS | |
教育放送 | JOLT | |||
山口 | 萩 | 総合放送 | JOUQ | 1982年更新時に同一県内の下関局に転用 |
教育放送 | JOUZ | |||
松山 | 新居浜 | 総合放送 | JOZQ | |
教育放送 | JOZZ | |||
今治 | 総合放送 | JOZT | ||
宇和島 | 総合放送 | JOZU | 後に長野エフエム放送に転用 | |
教育放送 | JOZY | |||
八幡浜 | 総合放送 | JOZS | ||
教育放送 | JOZI | 後に熊本朝日放送に転用 | ||
城辺 | 総合放送 | JOZV | ||
教育放送 | JOZX | |||
高知 | 中村 | 総合放送 | JORQ | |
教育放送 | JORY | 後に琉球朝日放送に転用 | ||
檮原 | 総合放送 | JORS | ||
徳島 | 池田 | 総合放送 | JOXI | 後に長崎文化放送に転用 |
教育放送 | JOXU | 後にエフエムラジオ新潟に転用 | ||
熊本 | 人吉 | 総合放送 | JOGQ | 一時廃止の後復活していた |
教育放送 | JOGV | 後にベイエフエムに転用 | ||
鹿児島 | (奄美)名瀬 | 総合放送 | JOHI | 後にテレビ北海道に転用 |
教育放送 | JOHV | 後にエフエム石川に転用。同一県内の阿久根第1中継局からの転用だった | ||
宮崎 | 都城 | 総合放送 | JOMQ | 一時廃止の後復活していた |
教育放送 | JOMU | 後に同一県内のエフエム宮崎に転用 | ||
延岡 | 総合放送 | JOMT | ||
教育放送 | JOMX | 後に東京メトロポリタンテレビジョンに転用 | ||
大分 | 日田 | 総合放送 | JOIV | 後に現・兵庫エフエム放送に転用 |
佐賀 | 唐津 | 総合放送 | JOSV | 後にエフエム栃木に転用 |
商号変更
[編集]- 4月1日 - ラジオ中国→中国放送
節目
[編集]番組周年・記念回
[編集]開局周年
[編集]特別番組
[編集]開始番組
[編集]1967年1月放送開始
[編集]STVラジオ
- 9日 - 奥さまおしゃべりジャーナル
東京放送
- 2日 - 永六輔の誰かとどこかで
ニッポン放送
- 1日 - ザ・パンチ・パンチ・パンチ
中部日本放送
- 9日 - ダイマル・ラケットのみんなの歌謡曲
1967年2月放送開始
[編集]大阪放送
- 1日 - みんなでみんなでリクエスト バンザイ!歌謡曲
- 4日 - 週末です 遊べ半ドン! 歌え半ドン!
1967年4月放送開始
[編集]STVラジオ
- 28日 - エレクトーンプロムナード
東京放送
- 16日 - 百万人の音楽
朝日放送
- 10日 - ポップ対歌謡曲
毎日放送
- 10日 - こちらMBSニュースセンター
南海放送
- 開始日不明 - 夜のバラード
1967年7月放送開始
[編集]東京放送
- 31日 - パックインミュージック
FM東海
- 4日 - JET STREAM
1967年9月放送開始
[編集]大阪放送
- 1日 - 大阪午前0時
1967年10月放送開始
[編集]ニッポン放送
- 2日 - オールナイトニッポン
毎日放送
- 2日
- 8日 - スポーツアンドポップス
九州朝日放送
- 4日 - KBC 今週のポピュラーベスト10
1967年11月放送開始
[編集]STVラジオ
- 5日 - ポップス・イン・ホッカイドウ
終了番組
[編集]参考文献
[編集]- 日本放送協会総合放送文化研究所 放送史編修室 編『NHK年鑑'67』日本放送出版協会、1967年9月10日 。[2]
- 日本放送協会総合放送文化研究所 放送史編修室 編『NHK年鑑'68』日本放送出版協会、1968年9月15日 。[3]
- 日本放送協会 編『放送五十年史』日本放送出版協会、1977年3月10日 。
- 日本放送協会 編『放送五十年史 資料編』日本放送出版協会、1977年3月10日 。
- NHK 編『放送の五十年 昭和とともに』日本放送出版協会、1977年3月30日 。
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 2015年の最後の朗読は、2024年8月9日放送『金曜ワイドラジオTOKYO えんがわ』内のコーナー「ラジオTOKYO リメイク」内で再放送された[1]。なお、2002年1月に(株)東京放送(当時)が刊行した「TBS50年史 資料編」の年表では、「1969年8月15日」と同書の339ページに記しているが、ここでは、TBSラジオが普段からアナウンスしている1967年として扱っている。