都農駅
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都農駅 | |
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旧駅舎(2009年8月) | |
つの Tsuno | |
◄東都農 (4.6 km) (6.9 km) 川南► | |
宮崎県児湯郡都農町大字川北3641-2[1][2] | |
所属事業者 | 九州旅客鉄道(JR九州) |
所属路線 | ■日豊本線 |
キロ程 | 298.7 km(小倉起点) |
電報略号 | ツノ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
294人/日(降車客含まず) -2023年- |
開業年月日 | 1921年(大正10年)6月11日[1] |
備考 | 簡易委託駅[3] |
都農駅(つのえき)は、宮崎県児湯郡都農町大字川北にある、九州旅客鉄道(JR九州)日豊本線の駅である[1]。事務管コードは▲920563[4]。
都農町の中心駅で、早朝及び夜間に一部の特急が停車する。
歴史
[編集]- 1921年(大正10年)6月11日:鉄道省が開設[1]。
- 1951年(昭和26年):駅舎改築[1]。
- 1949年(昭和24年)6月6日:昭和天皇の戦後巡幸があり、都農駅発、延岡駅着のお召し列車が運行[5]。
- 1981年(昭和56年)3月10日:貨物取扱廃止[6]。
- 1984年(昭和59年)11月1日:荷物扱い廃止[6]。駅員無配置駅となる[7]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、JR九州の駅となる。
- 1996年(平成8年)6月1日:宮崎総合鉄道事業部発足により、大分支社から鹿児島支社に移管。
- 2015年(平成27年)4月1日:業務委託駅から簡易委託駅に変更[3]。
- 2017年(平成29年)6月16日:新駅舎が完成[8]。
- 2022年(令和4年)4月1日:宮崎支社発足により、鹿児島支社から同支社へ移管[9]。
駅構造
[編集]島式ホーム1面2線を有する地上駅で、跨線橋を備える。駅舎は天井が高く、駅前広場には大きなソテツがそびえていたが、新駅舎工事に伴ってロータリー改修も行われたため、ソテツは無くなった。
2015年(平成27年)3月13日まではJR九州鉄道営業が駅業務を行う業務委託駅であったが[2]、同年4月1日から都農町の簡易委託駅となった[3]。当駅にはきっぷうりばが設置されている[10]。
のりば
[編集]のりば | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | ■日豊本線 | 上り | 延岡・大分方面 | |
2 | 下り | 宮崎・宮崎空港・都城方面 |
- 当駅は1線スルー方式ではないため、通過列車は減速して当駅を通過する。
利用状況
[編集]2023年(令和5年)度の1日平均乗車人員は294人である[11]。
近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|
1996年 | 472 | - |
1997年 | 460 | |
1998年 | 511 | |
1999年 | 540 | |
2000年 | 521 | |
2001年 | 495 | |
2002年 | 445 | |
2003年 | 425 | |
2004年 | 434 | |
2005年 | 438 | |
2006年 | 432 | |
2007年 | 417 | |
2008年 | 396 | |
2009年 | 438 | |
2010年 | 401 | |
2011年 | 382 | |
2012年 | 385 | |
2013年 | 378 | |
2014年 | 373 | |
2015年 | 369 | |
2016年 | 395 | [12] |
2017年 | 435 | [13] |
2018年 | 423 | [14] |
2019年 | 345 | [15] |
2020年 | 279 | [16] |
2021年 | 272 | [17] |
2022年 | 270 | [18] |
2023年 | 294 | [11] |
駅周辺
[編集]都農町の中心部近くに所在し、駅を出て駅前を直進すると都農の市街地に着く。
- 都農町役場
- 都農郵便局
- 宮崎県立都農高等学校 (※宮崎県立高鍋高等学校と統合に伴い廃校)
- 都農神社
- 都農ワイナリー(タクシーで10分程度)
- 尾鈴山(同30分程度)
- 都農港
- 道の駅つの
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e f 『週刊 JR全駅・全車両基地』 44号 宮崎駅・都城駅・志布志駅ほか80駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年6月23日、23頁。
- ^ a b “鹿児島支店内各駅”. JR九州鉄道営業. 2014年11月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年9月23日閲覧。
- ^ a b c “市町運営で無人化防ぐ JR日南と都農駅”. 宮崎日日新聞 (宮崎日日新聞社). (2015年3月31日)
- ^ 日本国有鉄道旅客局(1984)『鉄道・航路旅客運賃・料金算出表 昭和59年4月20日現行』。
- ^ 原武史『昭和天皇御召列車全記録』新潮社、2016年9月30日、102頁。ISBN 978-4-10-320523-4。
- ^ a b 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、758頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ “「通報」●久大本線庄内駅ほか16駅の駅員無配置について(旅客局)”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 4. (1984年10月30日)
- ^ “観光情報発信拠点に JR都農駅、新駅舎完成”. 宮崎日日新聞. (2017年6月16日). オリジナルの2019年4月14日時点におけるアーカイブ。 2020年8月25日閲覧。
- ^ “JR九州が組織強化へ 名称変更し「宮崎支社」発足”. 宮崎 NEWS WEB. NHK (2022年4月1日). 2022年4月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年5月1日閲覧。
- ^ 都農駅 - JR九州.2021年12月22日閲覧
- ^ a b “駅別乗車人員上位300駅(2023年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2024年8月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月2日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(平成28年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2017年8月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年8月31日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(2017年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2019年7月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年8月25日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(2018年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2020年3月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年8月25日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(2019年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2020年8月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年8月25日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(2020年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2021年8月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年8月25日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(2021年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2022年8月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月26日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(2022年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2024年5月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月2日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 都農駅(駅情報) - 九州旅客鉄道
- 都農駅 | のんびり鉄道宮崎 - 宮崎県鉄道整備促進期成同盟会事務局