コンテンツにスキップ

臭化アンモニウム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
臭化アンモニウム
識別情報
CAS登録番号 12124-97-9
特性
化学式 NH4Br
外観 吸湿性の白色結晶
密度 2.429 g/cm3
融点

452℃ (845.6°F) 昇華

沸点

396℃ (744.8°F)

への溶解度 78.10 g/100 mL (25℃)
酸解離定数 pKa <7
構造
結晶構造 等軸晶系
危険性
NFPA 704
0
2
0
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

臭化アンモニウム(しゅうかアンモニウム、Ammonium bromide、NH4Br)は、写真エマルションの製造に使われる物質である。また、炎の遅延反応剤としても使われる。

臭化アンモニウムは臭化水素アンモニアの直接反応から作ることができる。結晶は無色のプリズム状で、塩味を持つ。加熱すると昇華し、には溶けやすい。空気にさらすと徐々に黄色を帯び、そのとなる。

関連項目

[編集]