コンテンツにスキップ

翠星チークダンス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
翠星すいせいチークダンス
メンバー ちろる
木佐凌一朗
結成年 2015年
事務所 吉本興業大阪本社
活動時期 2015年4月1日[1] -
出身 吉本のオーディション
出会い ハイスクールマンザイ
旧コンビ名 いなかのくるま
現在の活動状況 よしもと漫才劇場
芸種 漫才
ネタ作成者 木佐凌一朗
同期 赤木裕(たくろう
京極風斗(9番街レトロ
生ファラオ など
公式サイト 公式プロフィール
受賞歴
2014年 第6回ハイスクールマンザイ 優勝
2017年 第2回上方漫才協会大賞 トータルコーディネイト賞
テンプレートを表示
翠星チークダンス
YouTube
チャンネル
活動期間 2019年 -
ジャンル コメディ
登録者数 5110人
総再生回数 48万回
チャンネル登録者数・総再生回数は
2023年11月15日時点。
テンプレートを表示

翠星チークダンス(すいせいチークダンス)は、吉本興業大阪本社に所属する日本の男女お笑いコンビNSCでは大阪校37期及び東京校20期出身と同期扱い[2]大阪市平野区住みます芸人であり[2]よしもと漫才劇場に出演中。旧コンビ名、いなかのくるま。

メンバー

[編集]
ちろる(1996年6月3日[3] - )(28歳)
ボケ担当。
木佐 凌一朗(きさ りょういちろう、1996年10月12日 - )(28歳)
ツッコミ・ネタ作り担当。
  • 大阪府堺市出身[3][2]大阪市立咲くやこの花高等学校[4]追手門学院大学心理学部卒業[6]
  • 身長172 cm、体重63 kg[2]。血液型O型[3]
  • 趣味は漫画を年間800冊読むこと、ポケモンカード、お笑いライブ鑑賞[3]
    • ポケモンカードは公認ジャッジ・イベントオーガナイザーの資格を持っている[7]
  • 特技は次にくる漫画の紹介、カズーの演奏、うどんの早食い[3]
  • 「マンゲキ版オシャレ芸人ランキング2022」にて第9位にランクイン(ベスト10入りは今回が初)。

来歴・芸風

[編集]

主に漫才。初期はちろるが偏見と毒舌を振りかざすネタをメインとしていた。近年は木佐が女々しいキャラクター、ちろるがサバサバしたキャラクターを演じてジェンダーロールを逆転させたような漫才を得意としており、ボケとツッコミがネタ次第で入れ替わる芸風となっている。

元々はそれぞれ別のコンビで活動していたが、大学受験をきっかけに解散。しかし「ハイスクールマンザイ」を諦めきれなかった木佐がちろるを誘い、高校3年時に「ハイスクールマンザイ2014」で優勝を果たす[4]。優勝特典としてNSCへ特待入学できる権利を得たが、あえてNSCには通わずオーディションを受けて吉本に入った[8]。「いなかのくるま」というコンビ名は、ハイスクールマンザイ優勝者発表の際に「オール巨人師匠に変なコンビ名を呼ばせたい」といった思いから名付けた。

2015年4月1日から吉本興業で活動を開始。大阪37期(9番街レトロ京極、たくろう赤木、チェリー大作戦ねんど、生ファラオなど)と同期扱いである。当時18歳でプロデビューしたため、年上の後輩芸人が多い(天才ピアニスト、フースーヤ、爛々大国、ハイツ友の会西野、ファンファーレと熱狂など)。

2017年、第二回上方漫才協会大賞でトータルコーディネート賞を受賞[9]

2020年、M-1グランプリ2020にて準々決勝に初進出。

2020年10月18日開催の単独ライブ「金木犀のような恋だった」にて、翌年から「翠星チークダンス」として活動していくことを発表[10]2021年1月を以て正式に改名した。新たなコンビ名は、先輩の原田泰雅(ビスケットブラザーズ)が提案した「チークダンス」をアレンジしたものが由来[11][12]。いなかのくるま時代はちろるが「プップー」と発するツカミをしていたが、改名後はしていない。

2022年2月にはNHK大阪の漫才特番『漫才祭り2022 お笑い合戦冬の陣』に若手代表として出演[13]

2023年、ちろるがりえちゃん(オーサカクレオパトラ)とのユニット「大阪オドリバ娘」でTHE Wの準決勝に進出。同年11月、第10回NHK新人お笑い大賞の決勝に進出した[14]。プロデビューしてからの賞レース決勝進出は今回が初となる。

単独ライブ

[編集]
2017年
2018年
  • 4月13日 「ジャンピングカー“好きになるその瞬間を”」(道頓堀ZAZA HOUSE)
  • 8月7日 「ジャンピングカー“君のいない夏になくしたものを探して”」(道頓堀ZAZA POCKET'S)
  • 9月27日 「ジャンピングカー“今夜きみが怖い夢を見ませんように”」(道頓堀ZAZA HOUSE)
  • 12月22日 「あなたがいないと世界はこんなにつまらない」(よしもと漫才劇場)
2019年
  • 2月28日 「ジャンピングカー“渡せなかったチョコレート”」(道頓堀ZAZA HOUSE)
  • 9月23日 「君と残った文化祭前日」(道頓堀ZAZA HOUSE)
2020年
  • 10月18日 「金木犀のような恋だった」(よしもと漫才劇場)
2021年
  • 3月29日 「素敵な夜はあなたと踊って」(よしもと漫才劇場)
  • 8月20日 「花火を見る君の横顔を見ていた」(よしもと漫才劇場)
2022年
  • 1月16日 「君との日々を忘れてしまっても」(よしもと漫才劇場)
  • 8月27日 「あなたを知らずにいたかった」(よしもと漫才劇場)
2023年
  • 4月7日「アラームをかけずに君と眠りたい」(よしもと漫才劇場)
  • 12月25日「泣き疲れて朝が来る」(よしもと漫才劇場)

出演番組

[編集]

テレビ

[編集]

ラジオ

[編集]

賞レースなどでの戦績

[編集]

M-1グランプリ

[編集]
年度 結果 エントリー
No.
会場 日程 備考
2015年(第11回 3回戦進出[15] 1236 よしもと漫才劇場 10月27日 「いなかのくるま」時代
2016年(第12回 1000 10月19日
2017年(第13回 2回戦進出[15] 1362 YES THEATER 10月10日
2018年(第14回 3回戦進出[15] 345 よしもと漫才劇場 10月22日
2019年(第15回 1758 10月30日
2020年(第16回 準々決勝進出[15] 238 なんばグランド花月 11月16日
2021年(第17回 3回戦進出[1] 2021 よしもと漫才劇場 10月26日
2022年(第18回 1460 10月25日
2023年(第19回 2 よしもと祇園花月 10月29日
2024年(第20回 232 COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール 10月29日

その他

[編集]

出囃子

[編集]

脚注

[編集]

出典

[編集]
  1. ^ a b 翠星チークダンス|コンビ情報”. M-1グランプリ 公式サイト. 2022年7月6日閲覧。
  2. ^ a b c d e f 平野区住みます芸人「翠星チークダンス」をご紹介します” (2021年1月1日). 2022年7月6日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g h i 翠星チークダンス 公式プロフィール”. 吉本工業株式会社. 2022年7月6日閲覧。
  4. ^ a b c d e 【ハイスクールマンザイ2014】優勝はいなかのくるま てっぺんまで大暴走”. 高校生新聞オンライン (2014年10月10日). 2022年7月6日閲覧。
  5. ^ ジャニーズ愛を語る〜翠星チークダンスちろる・後編〜”. note. 月刊芸人 (2021年3月19日). 2022年7月6日閲覧。
  6. ^ 卒業生のヤナギブソンも出演!中高大一体でイベント開催”. 追手門学院大学 (2018年9月26日). 2022年7月6日閲覧。
  7. ^ 芸人のWikipediaの真偽を調査!!相方格差やお小遣い事情まで【ネイビーズアフロ】【翠星チークダンス】【三遊間】. 16 April 2023. 2023年4月17日閲覧
  8. ^ 黒帯、翠星チークダンス『【新春SP第3弾】37期唯一NSCに通っていない翠星チークダンスが語る、同期の関係性【黒帯会議】』(YouTube配信)黒帯の黒帯会議、2023年1月3日、該当時間: 02m02s - 06m05s / 25m23shttps://www.youtube.com/watch?v=XpFTOKeUuwA&t=02m02s2023年11月19日閲覧 
  9. ^ a b "「第二回上方漫才協会大賞」大賞は吉田たち! 新人賞はマユリカ! エンディングでは若手芸人たちが中田カウス・ボタンの50周年をサプライズでお祝い". よしもとニュースセンター. 吉本興業. 2017年1月10日. 2022年7月6日閲覧
  10. ^ よしもと漫才劇場 (2020年10月19日). "よしもと漫才劇場『10/19(日)有料配信ライブレポート更新!』". よしもと漫才劇場オフィシャルブログ「マンゲキブログ」. Ameba. 2020年11月14日閲覧
  11. ^ 翠星チークダンス 木佐 [@ryoichilaw_k] (2020年10月18日). "【拡散お知らせ】単独で発表した通り2021年1月1日からコンビ名を「いなかのくるま」から「翠星チークダンス」に変更します!(略)チークダンスはビスブラ原田さんにつけてもらいました! #翠チー かな". X(旧Twitter)より2023年11月19日閲覧
  12. ^ "Vol.65 翠星チークダンス|あなたの街の「ええ仕事」! Eしごとぱど". content.eshigoto.jp. 2023年11月19日閲覧
  13. ^ "天才ピアニスト、ハイツ友の会、翠星チークダンス登場、NHK「漫才祭り2022」". お笑いナタリー. ナターシャ. 2022年2月21日. 2022年4月23日閲覧
  14. ^ a b "翠星チークダンス・ちろる、27歳で"声優の学校通い"相方にサラッと暴露される". ORICON NEWS. oricon ME. 2023年10月18日. 2023年12月3日閲覧
  15. ^ a b c d いなかのくるま|コンビ情報”. M-1グランプリ 公式サイト. 2022年7月6日閲覧。
  16. ^ Inc, Natasha. “翠星チークダンス「ytv漫才新人賞」トップ通過、2位はマーティー”. お笑いナタリー. 2024年10月2日閲覧。

外部リンク

[編集]