第58回ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞
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第58回ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞(だい58かいダヴィッド・ディ・ドナテッロしょう)の授賞式は、2013年6月14日にローマで行われた。
ノミネートは2013年5月10日に発表された。『鑑定士と顔のない依頼人』と『Diaz - Don't Clean Up This Blood』が最多13件のノミネートを獲得し、『鑑定士と顔のない依頼人』が最多6部門で受賞した。また、ヴァレリオ・マスタンドレアが主演男優賞と助演男優賞の2部門で受賞した。
受賞とノミネート一覧
[編集]太字が受賞者。
- 鑑定士と顔のない依頼人 La migliore offerta(監督:ジュゼッペ・トルナトーレ)
- Diaz - Don't Clean Up This Blood(監督:ダニエーレ・ヴィカーリ)
- ゴッド・オブ・バイオレンス シベリアの狼たち Educazione siberiana(監督:ガブリエレ・サルヴァトレス)
- 孤独な天使たち Io e te(監督:ベルナルド・ベルトルッチ)
- ローマに消えた男 Viva la libertà[1](監督:ロベルト・アンドー)
- ジュゼッペ・トルナトーレ(『鑑定士と顔のない依頼人』)
- ベルナルド・ベルトルッチ(『孤独な天使たち』)
- マッテオ・ガローネ(『リアリティー』)
- ガブリエレ・サルヴァトレス(『ゴッド・オブ・バイオレンス シベリアの狼たち』)
- ダニエーレ・ヴィカーリ(『Diaz - Don't Clean Up This Blood』)
- レオナルド・ディ・コスタンツォ(『日常のはざま』[2])
- ジョルジア・ファリーナ(『Amiche da morire』)
- アレッサンドロ・ガスマン(『Razzabastarda』)
- ルイジ・ロ・カーショ(『La città ideale』)
- ラウラ・モランテ(『Ciliegine』)
- ロベルト・アンドー、アンジェロ・パスクイーニ(『ローマに消えた男』)
- ニコロ・アンマニーティ、ウンベルト・コンタレッロ、フランチェスカ・マルチャーノ、ベルナルド・ベルトルッチ(『孤独な天使たち』)
- ジュゼッペ・トルナトーレ(『鑑定士と顔のない依頼人』)
- マウリツィオ・ブラウッチ、ウーゴ・キーティ、マッテオ・ガローネ、マッシモ・ガウディオーゾ(『リアリティー』)
- イヴァン・コトローネオ、フランチェスカ・マルチャーノ 、 マリア・ソーレ・トニャッツィ(『はじまりは5つ星ホテルから』)
プロデューサー賞
[編集]- ドメニコ・プロカッチ(『Diaz - Don't Clean Up This Blood』)
- ファブリツィオ・モスカ(『Alì ha gli occhi azzurri』)
- リッカルド・トッツィ、ジョヴァンニ・スタビリーニ、マルコ・キメンツ(『ゴッド・オブ・バイオレンス シベリアの狼たち』)
- イザベラ・コクッツァ、アルトゥーロ・パーリア(『鑑定士と顔のない依頼人』)
- アンジェロ・バルバガッロ(『ローマに消えた男』)
- マルゲリータ・ブイ(『はじまりは5つ星ホテルから』)
- ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ(『ローマに消えた男』)
- トニー(『来る日も来る日も』[2])
- テア・ファルコ(『孤独な天使たち』)
- ジャスミン・トリンカ(『いつか行くべき時が来る』[3])
- ヴァレリオ・マスタンドレア(『幸せのバランス』[4])
- アニエッロ・アレーナ(『リアリティー』)
- セルジオ・カステリット(『Una famiglia perfetta』)
- ロベルト・ヘルリッカ(『ローマの教室で ~我らの佳き日々~』[5])
- ルカ・マリネッリ(『来る日も来る日も』)
- トニ・セルヴィッロ(『ローマに消えた男』)
- マヤ・サンサ(『眠れる美女』)
- アンブラ・アンジョリーニ(『Viva l'Italia』)
- アンナ・ボナイウート(『ローマに消えた男』)
- ロザベル・ラウレンティ・セラーズ(『幸せのバランス』)
- フランチェスカ・ネリ(『Una famiglia perfetta』)
- ファブリツィア・サッキ(『はじまりは5つ星ホテルから』)
- ヴァレリオ・マスタンドレア(『ローマに消えた男』)
- ステファノ・アコルシ(『はじまりは5つ星ホテルから』)
- ジュゼッペ・バッティストン(『司令官とコウノトリ』[2])
- マルコ・ジャリーニ(『Buongiorno papà』)
- クラウディオ・サンタマリア(『Diaz - Don't Clean Up This Blood』)
- マルコ・オノラート(『リアリティー』)
- ファビオ・チャンケッティ(『孤独な天使たち』)
- ゲラルド・ゴッシ(『Diaz - Don't Clean Up This Blood』)
- イタロ・ペトリッチョーネ(『ゴッド・オブ・バイオレンス シベリアの狼たち』)
- ファビオ・ザマリオン(『鑑定士と顔のない依頼人』)
作曲賞
[編集]- エンニオ・モリコーネ(『鑑定士と顔のない依頼人』)
- アレクサンドル・デスプラ(『リアリティー』)
- マウロ・パガーニ(『ゴッド・オブ・バイオレンス シベリアの狼たち』)
- フランコ・ピエルサンティ(『孤独な天使たち』)
- テオ・テアルド(『Diaz - Don't Clean Up This Blood』)
オリジナル歌曲賞
[編集]- Tutti i santi giorni - 作詞・作曲:シモーネ・レンツィ、アントニオ・バルディ、ジュリオ・ポンポーニ、ヴァレリオ・グリゼッリ、マッテオ・パストレッリ、ダニエーレ・カタルッチ、歌:ヴァージニア・ミラー(『来る日も来る日も』)
- Fare a meno di te - 作曲:ジャンルーカ・ミジーティ、ラウラ・マラフィオーティ、作詞:ラウラ・マラフィオーティ、歌:La Elle(『Buongiorno papà』)
- Novij - 作詞・作曲:マウロ・パガーニ、歌:ダリアーナ・コウマノーヴァ(『ゴッド・オブ・バイオレンス シベリアの狼たち』)
- La vita possibile - 作曲:ピヴィオ&アルド・デ・スカルツィ、作詞・歌:フランチェスコ・レンガ(『Razzabastarda』)
- Twice Born - 作詞・作曲:アルトゥーロ・アンネッキーノ、歌:アンジェリカ・ポンティ(『ある愛へと続く旅』)
美術賞
[編集]- マウリツィオ・サバティーニ、ラファエッラ・ジョヴァンネッティ(『鑑定士と顔のない依頼人』)
- パオロ・ボンフィーニ(『リアリティー』)
- マルコ・デンティチ(『それは息子だった』[2])
- マルタ・マッフッチ(『Diaz - Don't Clean Up This Blood』)
- リータ・ラバッシーニ(『ゴッド・オブ・バイオレンス シベリアの狼たち』)
衣装デザイン賞
[編集]- マウリツィオ・ミッレノッティ(『鑑定士と顔のない依頼人』)
- パトリツィア・ケリコーニ(『ゴッド・オブ・バイオレンス シベリアの狼たち』)
- グラツィア・コロンビーニ(『それは息子だった』)
- アレッサンドロ・ライ(『Appartamento ad Atene』)
- ロベルタ・ヴェッキ、フランチェスカ・ヴェッキ(『Diaz - Don't Clean Up This Blood』)
メイクアップ賞
[編集]- ダリア・コッリ(『リアリティー』)
- エンリコ・イアコポーニ(『ローマに消えた男』)
- エンリコ・イアコポーニ、マウリツィオ・ナルディ(『ゴッド・オブ・バイオレンス シベリアの狼たち』)
- マリオ・ミキサンティ(『Diaz - Don't Clean Up This Blood』)
- ルイジ・ロッケッティ(『鑑定士と顔のない依頼人』)
ヘアスタイリスト賞
[編集]- ダニエラ・タルタリ(『リアリティー』)
- カルロ・バルッチ、マルコ・ペルナ(『ローマに消えた男』)
- ステファノ・チェッカレッリ(『鑑定士と顔のない依頼人』)
- ジョルジョ・グレゴリーニ(『Diaz - Don't Clean Up This Blood』)
- フランチェスコ・ペゴレッティ(『ゴッド・オブ・バイオレンス シベリアの狼たち』)
編集賞
[編集]- ベンニ・アトリア(『Diaz - Don't Clean Up This Blood』)
- クレリオ・ベネヴェント(『ローマに消えた男』)
- ヴァルテル・ファサーノ(『はじまりは5つ星ホテルから』)
- マッシモ・クアリア(『鑑定士と顔のない依頼人』)
- マルコ・スポレティーニ(『リアリティー』)
録音賞
[編集]- レモ・ウゴリネッリ、アレッサンドロ・パルメリーニ(『Diaz - Don't Clean Up This Blood』)
- ガエターノ・カリート(『眠れる美女』)
- フルジェンツィオ・チェッコン(『ローマに消えた男』)
- マリチェッタ・ロンバルド(『リアリティー』)
- ジルベルト・マルティネリ(『鑑定士と顔のない依頼人』)
特殊視覚効果賞
[編集]- マリオ・ザノット(Storyteller)(『Diaz - Don't Clean Up This Blood』)
- アンドレア・マロッティ(『ダリオ・アルジェントのドラキュラ』)
- パオラ・トリゾリオ、ステファノ・マリノーニ (Visualogie)(『ゴッド・オブ・バイオレンス シベリアの狼たち』)
- ブルーノ・アルビ・マリーニ(Wonderlab)(『リアリティー』)
- ジャンルーカ・デンティチ(Reset VFX)(『ローマに消えた男』)
長編ドキュメンタリー賞
[編集]- Anija (La nave)(監督:ローランド・セイコ)
- Bad Weather(監督:ジョヴァンニ・ジョンミ)
- Fratelli & sorelle - Storie di carcere(監督:バルバラ・クピスティ)
- Nadea e Sveta(監督:マウラ・デルペロ)
- Pezzi(監督:ルカ・フェッラーリ)
短編映画賞
[編集]- L'esecuzione(監督:エンリコ・イアンナッコーネ)
- Ammore(監督:パオロ・サッサネッリ)
- Cargo(監督:カルロ・シローニ)
- Preti(監督:アストゥティッロ・ズメリーリャ)
- Sessanta(監督:ピッポ・メッツァペーザ)
EU映画賞
[編集]- 愛、アムール(監督:ミヒャエル・ハネケ)
- 007 スカイフォール(監督:サム・メンデス)
- アンナ・カレーニナ(監督:ジョー・ライト)
- カルテット! 人生のオペラグラス(監督:ダスティン・ホフマン)
- 君と歩く世界(監督:ジャック・オーディアール)
外国映画賞
[編集]- ジャンゴ 繋がれざる者(監督:クエンティン・タランティーノ)
- アルゴ(監督:ベン・アフレック)
- 世界にひとつのプレイブック(監督:デヴィッド・O・ラッセル)
- リンカーン(監督:スティーブン・スピルバーグ)
- ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日(監督:アン・リー)
ヤング・ダヴィッド賞
[編集]- 鑑定士と顔のない依頼人 La migliore offerta(監督:ジュゼッペ・トルナトーレ)
- Il principe abusivo(監督:アレッサンドロ・シアーニ)
- Una famiglia perfetta(監督:パオロ・ジェノヴェーゼ)
- ある愛へと続く旅 Venuto al mondo(監督:セルジオ・カステリット)
- Viva l'Italia(監督:マッシミリアーノ・ブルーノ)
ダヴィッド特別賞
[編集]- ヴィンチェンツォ・チェラーミ
脚注
[編集]- ^ イタリア映画祭2014上映時タイトルは『自由に乾杯』。 http://www.asahi.com/italia/2014/works.html
- ^ a b c d イタリア映画祭2013にて上映。 http://www.asahi.com/italia/2013/works.html
- ^ イタリア映画祭2014にて上映。 http://www.asahi.com/italia/2014/works.html
- ^ イタリア映画祭2013上映時タイトルは『綱渡り』。 http://www.asahi.com/italia/2013/works.html
- ^ イタリア映画祭2013上映時タイトルは『赤鉛筆、青鉛筆』。 http://www.asahi.com/italia/2013/works.html
外部リンク
[編集]- 公式サイト (イタリア語)