ダヴィッド・ディ・ドナテッロ助演男優賞
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ダヴィッド・ディ・ドナテッロ助演男優賞(David di Donatello per il miglior attore non protagonista)は、ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞の部門の一つ。1981年に設置された。
受賞者・候補者一覧
[編集]太字が受賞者。
1980年代
[編集]- 1981年
- 1982年
- アンジェロ・インファンティ(『Borotalco』)
- アレッサンドロ・アベル(『Piso pisello』)
- パオロ・ストッパ(『Il marchese del Grillo』)
- 1983年
- レッロ・アレーナ(『Scusate il ritardo』)
- ティーノ・スキリンツィ(『Sciopèn』)
- パオロ・ストッパ(『Amici miei atto II』)
- 1984年
- カルロ・ジュッフレ(『Son contento』)
- アルド・ジュッフレ(『Mi manda Picone』)
- ステファノ・サッタ・フロレス(『Cento giorni a Palermo』)
- 1985年
- リッキー・トニャッツィ(『Qualcosa di biondo』)
- ルッジェーロ・ライモンディ(『カルメン』)
- パオロ・ボナチェッリ(『Non ci resta che piangere』)
- 1986年
- 1987年
- レオ・グロッタ(『教授と呼ばれた男』)
- ジュスティーノ・ディアス(『オテロ』)
- ジジ・レデル(『Superfantozzi』)
- マッティア・ズブラージャ(『首相暗殺』)
- 1988年
- ピーター・オトゥール(『ラストエンペラー』)
- ガブリエーレ・フェルツェッティ(『Giulia e Giulia』)
- ガレアッツォ・ベンティ(『Io e mia sorella』)
- 1989年
- マッシモ・ダッポルト(『ミニョンにハートブレイク』)
- カルロ・クロッコロ(『'o Re』)
- パオロ・パネッリ(『スプレンドール』)
1990年代
[編集]- 1990年
- セルジオ・カステッリット(『Tre colonne in cronaca』)
- エンニオ・ファンタスティキーニ(『宣告』)
- アレッサンドロ・アベル(『Willy Signori e vengo da lontano』)
- ヴィットリオ・カプリオーリ(『Il male oscuro』)
- ロベルト・チトラン(『Piccoli equivoci』)
- 1991年
- チッチョ・イングラシア(『Condominio』)
- エンツォ・カンナヴァーレ(『La casa del sorriso』)
- ジュゼッペ・チェデルナ(『エーゲ海の天使』)
- セルジオ・カステッリット(『Stasera a casa di Alice』)
- リッキー・メンフィス(『Ultrà』)
- 1992年
- アンジェロ・オルランド(『Pensavo fosse amore... invece era un calesse』)
- ジャンカルロ・デットーリ(『Maledetto il giorno che t'ho incontrato』)
- ジョルジョ・ガーベル(『Rossini! Rossini!』)
- 1993年
- クラウディオ・アメンドラ(『Un'altra vita』)
- レナート・カルペンティエーリ(『フィオリーレ/花月の伝説』)
- レオ・グロッタ(『La scorta』)
- 1994年
- アレッサンドロ・アベル(『Per amore, solo per amore』)
- ジャンカルロ・ジャンニーニ(『Giovanni Falcone』)
- レオポルド・トリエステ(『Il giudice ragazzino』)
- 1995年
- ジャンカルロ・ジャンニーニ(『Come due coccodrilli』)
- ロベルト・チトラン(『Il toro』)
- フィリップ・ノワレ(『イル・ポスティーノ』)
- 1996年
- レオポルド・トリエステ(『明日を夢見て』)
- ラウル・ボヴァ(『Palermo Milano - Solo andata』)
- アレッサンドロ・アベル(『I laureati』)
- 1997年
- レオ・グロッタ(『Il carniere』)
- ディエゴ・アバタントゥオーノ(『ニルヴァーナ』)
- アントニオ・アルバネーゼ(『Vesna va veloce』)
- クラウディオ・アメンドラ(『Testimone a rischio』)
- マッシモ・チェチェリーニ『踊れトスカーナ!』)
- 1998年
- シルヴィオ・オルランド(『ナンニ・モレッティのエイプリル』)
- セルジョ・ビーニ・ブストリッチ(『ライフ・イズ・ビューティフル』)
- マッシモ・チェチェリーニ(『Fuochi d'artificio』)
- 1999年
- ファブリツィオ・ベンティヴォリオ(『Del perduto amore』)
- マリオ・スカッチャ(『Ferdinando e Carolina』)
- エミリオ・ソルフリッツィ(『Matrimoni』)
2000年代
[編集]- 2000年
- ジュゼッペ・バッティストン(『ベニスで恋して』)
- レオ・グロッタ(『Un uomo perbene』)
- エミリオ・ソルフリッツィ(『Ormai è fatta!』)
- 2001年
- トニー・スペランデオ(『ペッピーノの百歩』)
- シルヴィオ・オルランド(『息子の部屋』)
- クラウディオ・サンタマリア(『最後のキス』)
- 2002年
- リベロ・デ・リエンツォ(『サンタ・マラドーナ』)
- レオ・グロッタ(『プロジェクトV 史上最悪のダム災害』)
- シルヴィオ・オルランド(『ぼくの瞳の光』)
- 2003年
- エルネスト・マイウー(『剥製師』)
- アントニオ・カターニア(『Ma che colpa abbiamo noi』)
- ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ(『炎の戦線 エル・アラメイン』)
- ジャンカルロ・ジャンニーニ(『心は彼方に』)
- キム・ロッシ・スチュアート(『ピノッキオ』)
- 2004年
- ロベルト・ヘルリッカ(『夜よ、こんにちは』)
- ディエゴ・アバタントゥオーノ(『ぼくは怖くない』)
- エリオ・ジェルマーノ(『Che ne sarà di noi』)
- ファブリツィオ・ジフーニ(『輝ける青春』)
- エミリオ・ソルフリッツィ(『アガタと嵐』)
- 2005年
- カルロ・ヴェルドーネ(『イタリア的、恋愛マニュアル』)
- ジョニー・ドレッリ(『Ma quando arrivano le ragazze?』)
- シルヴィオ・ムッチーノ(『イタリア的、恋愛マニュアル』)
- ラッファエーレ・ピズー(『愛の果てへの旅』)
- ファビオ・トロイアーノ(『トリノ、24時からの恋人たち』)
- 2006年
- ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ(『野良犬たちの掟』)
- ジョルジョ・ファレッティ(『Notte prima degli esami』)
- ネーリ・マルコレ(『二度目の結婚』)
- ナンニ・モレッティ(『夫婦の危機』)
- セルジオ・ルビーニ(『La terra』)
- 2007年
- ジョルジョ・コランジェリ(『潮風に吹かれて』)
- ヴァレリオ・マスタンドレア(『ナポレオンの愛人』)
- ニネット・ダヴォリ(『ふたつにひとつ』)
- エンニオ・ファンタスティキーニ(『対角に土星』)
- リッカルド・スカマルチョ(『マイ・ブラザー』)
- 2008年
- アレッサンドロ・ガスマン(『クワイエット・カオス ~パパが待つ公園で』)
- ジュゼッペ・バッティストン(『日々と雲行き』)
- ファブリツィオ・ジフーニ(『湖のほとりで』)
- アメッド・ヘフィアン(『まなざしの長さをはかって』)
- ウンベルト・オルシーニ(『Il mattino ha l'oro in bocca』)
- 2009年
- ジュゼッペ・バッティストン(『考えてもムダさ』)
- クラウディオ・ビジオ(『恋するローマ 元カレ/元カノ』)
- カルロ・ブッチロッソ(『イル・ディーヴォ 魔王と呼ばれた男』)
- ルカ・リオネッロ(『Cover Boy - L'ultima rivoluzione』)
- フィリッポ・ニグロ(『Diverso da chi?』)
2010年代
[編集]- 2010年
- エンニオ・ファンタスティキーニ(『あしたのパスタはアルデンテ』)
- 助演男優全員(『シチリア!シチリア!』)
- ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ(『もう一度キスを』)
- マルコ・ジャッリーニ(『Io, loro e Lara』)
- マルコ・メッセーリ(『はじめての大切なもの』)
- 2011年
- ジュゼッペ・バッティストン(『ラ・パッショーネ』)
- ラウル・ボヴァ(『我らの生活』)
- アレッサンドロ・シアーニ(『Benvenuti al Sud』)
- ロッコ・パパレオ(『Nessuno mi può giudicare』)
- フランチェスコ・ディ・レーヴァ(『穏やかな暮らし』)
- 2012年
- ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ(『フォンターナ広場 イタリアの陰謀』)
- マルコ・ジャッリーニ(『バスターズ』)
- レナート・スカルパ(『ローマ法王の休日』)
- ジュゼッペ・バッティストン(『ある海辺の詩人 小さなヴェニスで』)
- ファブリツィオ・ジフーニ(『フォンターナ広場 イタリアの陰謀』)
- 2013年
- ヴァレリオ・マスタンドレア(『ローマに消えた男』)
- ジュゼッペ・バッティストン(『司令官とコウノトリ』)
- マルコ・ジャッリーニ(『Buongiorno papà』)
- ステファノ・アコルシ(『はじまりは5つ星ホテルから』)
- クラウディオ・サンタマリア(『Diaz - Don't Clean Up This Blood』)
- 2014年
- ファブリツィオ・ジフーニ(『人間の値打ち』)
- ヴァレリオ・アプレア(『いつだってやめられる 7人の危ない教授たち』)
- ジュゼッペ・バッティストン(『幸せの椅子』)
- ステファノ・フレージ(『いつだってやめられる 7人の危ない教授たち』)
- リベロ・デ・リエンツォ(『いつだってやめられる 7人の危ない教授たち』)
- カルロ・ヴェルドーネ(『グレート・ビューティー/追憶のローマ』)
- 2015年
- カルロ・ブッチロッソ(『俺たちとジュリア』)
- ルイジ・ロ・カーショ(『Il nome del figlio』)
- ファブリツィオ・ベンティヴォリオ(『インビジブル・スクワッド 悪の部隊と光の戦士』)
- ナンニ・モレッティ(『母よ、』)
- クラウディオ・アメンドラ(『俺たちとジュリア』)
- 2016年
- ルカ・マリネッリ(『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』)
- ヴァレリオ・ビナスコ(『アラスカ』)
- ファブリツィオ・ベンティヴォリオ(『Gli ultimi saranno ultimi』)
- ジュゼッペ・バッティストン(『La felicità è un sistema complesso』)
- アレッサンドロ・ボルギ(『暗黒街』)
- 2017年
- ヴァレリオ・マスタンドレア(『花咲く恋』)
- マッシミリアーノ・ロッシ(『切り離せないふたり』)
- エンニオ・ファンタスティキーニ(『La stoffa dei sogni』)
- ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ(『修道士は沈黙する』)
- ロベルト・デ・フランチェスコ(『Le ultime cose』)
- 2018年
- ジュリアーノ・モンタルド(『君が望むものはすべて』)
- ペッペ・バッラ(『ナポリ、熟れた情事』)
- アレッサンドロ・ボルギ(『フォルトゥナータ』)
- カルロ・ブッチロッソ(『愛と銃弾』)
- エリオ・ジェルマーノ(『ナポリの隣人』)
- 2019年
- エドアルド・ペッシェ(『ドッグマン』)
- マッシモ・ギーニ(『家族にサルーテ!イスキア島は大騒動』)
- ヴァレリオ・マスタンドレア(『幸せな感じ』)
- エンニオ・ファンタスティキーニ(『Fabrizio De André - Principe libero』)
- ファブリツィオ・ベンティヴォリオ(『LORO 欲望のイタリア』)
2020年代
[編集]- 2020年
- ルイジ・ロ・カーショ(『シチリアーノ 裏切りの美学』)
- カルロ・ブッチロッソ(『ヒットマン:レジェンド 憎しみの銃弾』)
- ステファノ・アコルシ(『Il campione』)
- ファブリツィオ・フェッラカーネ(『シチリアーノ 裏切りの美学』)
- ロベルト・ベニーニ(『ほんとうのピノッキオ』)
- 2021年
- ファブリツィオ・ベンティヴォリオ(『ローズ島共和国 ~小さな島の大波乱~』)
- ガブリエル・モンテージ(『悪の寓話』)
- リーノ・ムゼッラ(『悪の寓話』)
- ジュゼッペ・チェデルナ(『Hammamet』)
- シルヴィオ・オルランド(『靴ひものロンド』[1])
- 2022年
- エドゥアルド・スカルペッタ(『笑いの王』)
- ファブリツィオ・フェッラカーネ(『内なる檻』)
- ヴァレリオ・マスタンドレア(『ディアボリック』)
- トニ・セルヴィッロ(『Hand of God -神の手が触れた日-』)
- ピエトロ・カステッリット(『フリークスアウト』)
- 2023年
- フランチェスコ・ディ・レーヴァ(『ノスタルジア』)
- ファウスト・ルッソ・アレージ(『夜の外側 イタリアを震撼させた55日間』)
- トニ・セルヴィッロ(『夜の外側 イタリアを震撼させた55日間』)
- エリオ・ジェルマーノ(『蟻の王』)
- フィリッポ・ティーミ(『帰れない山』)
- 2024年
- エリオ・ジェルマーノ(『Palazzina Laf』)
- ジョルジョ・コランジェリ(『まだ明日がある』)
- アドリアーノ・ジャンニーニ(『アダージョ』)
- ヴィニーチョ・マルキオーニ(『まだ明日がある』)
- シルヴィオ・オルランド(『チネチッタで会いましょう』)
複数回受賞者
[編集]受賞回数 | 受賞者 | 年度 |
---|---|---|
3 | ジュゼッペ・バッティストン | 2000年、2009年、2011年 |
3 | レオ・グロッタ | 1987年、1997年、2000年 |
2 | ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ | 2006年、2012年 |
2 | ヴァレリオ・マスタンドレア | 2013年、2017年 |
2 | ファブリツィオ・ベンティヴォリオ | 1999年、2021年 |
脚注
[編集]- ^ イタリア映画祭2021上映時タイトルは『靴ひも』。 https://www.asahi.com/italia/2021/works.html
外部リンク
[編集]- 公式サイト(イタリア語)