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ジャスミン・トリンカ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ジャスミン・トリンカ
Jasmine Trinca
Jasmine Trinca
2007年
生年月日 (1981-04-24) 1981年4月24日(43歳)
出生地 イタリアの旗 イタリア ローマ
職業 女優
ジャンル 映画テレビドラマ
活動期間 2001年 -
主な作品
息子の部屋
メゾン ある娼館の記憶
SAINT LAURENT サンローラン
受賞
カンヌ国際映画祭
ある視点部門 女優賞
2017年フォルトゥナータ
トロフィー・ショパール
2006年
ヴェネツィア国際映画祭
マルチェロ・マストロヤンニ賞
2009年The Big Dream
パシネッティ賞
2018年Sulla mia pelle
ベルリン国際映画祭
シューティング・スター賞
2007年
その他の賞
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ジャスミン・トリンカJasmine Trinca, 1981年4月24日[1] - )は、イタリア女優である。

人物

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息子の部屋』や『ミエーレ』への出演で知られている[2]2017年公開の映画『フォルトゥナータ』でダヴィッド・ディ・ドナテッロ主演女優賞を獲得した。

経歴

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ローマ生まれ[3]ローマ大学在学中の2001年ナンニ・モレッティ監督・主演作『息子の部屋』に出演し[4]、イタリア・ゴールデングローブ賞最優秀新人女優賞およびナストロ・ダルジェント賞グリエルモ・ビラーギ賞を受賞したほか、ダヴィッド・ディ・ドナテッロ助演女優賞にノミネートされる。なお、大学では考古学を専攻していた[5]

2003年マルコ・トゥリオ・ジョルダーナ監督作『輝ける青春』に出演し[6]ナストロ・ダルジェント主演女優賞を受賞する。

2007年第60回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門の審査員を務める[7][8]

2009年第66回ヴェネツィア国際映画祭にてマルチェロ・マストロヤンニ賞を受賞する[9]

2011年ベルトラン・ボネロ監督作『メゾン ある娼館の記憶』に出演する[10]

2013年、『いつか行くべき時が来る』(2012年公開)および『ミエーレ』(2013年公開)で第67回ナストロ・ダルジェント主演女優賞を受賞する[11]

2017年セルジオ・カステッリット監督作『フォルトゥナータ』に出演し、ダヴィッド・ディ・ドナテッロ主演女優賞を受賞する。

2018年、アレッシオ・クレモニーニ(Alessio Cremonini)監督作『Sulla mia pelle』に出演し、ダヴィッド・ディ・ドナテッロ助演女優賞にノミネートされる。

2019年フェルザン・オズペテク監督作『幸運の女神』に出演し、再びダヴィッド・ディ・ドナテッロ主演女優賞とナストロ・ダルジェント主演女優賞を受賞する。

フィルモグラフィー

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映画

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  • 息子の部屋 La stanza del figlio (2001年)
  • 輝ける青春 La meglio gioventù (2003年)
  • 野良犬たちの掟 Romanzo criminale (2005年)
  • イタリア的、恋愛マニュアル Manuale d'amore (2005年)
  • サンテンハチジュウナナ Trevirgolaottantasette(2005年) - 短編
  • 夫婦の危機 Il caimano (2006年)
  • Piano, solo(2007年)
  • Il grande sogno (2009年)
  • Ultimatum (2009年)
  • La sottile mensola rossa(2010年) - 短編
  • メゾン ある娼館の記憶 L'Apollonide: Souvenirs de la maison close (2011年)
  • Ti amo troppo per dirtelo(2012年)
  • いつか行くべき時が来る Un giorno devi andare (2012年) - イタリア映画祭2014にて上映
  • ミエーレ Miele (2013年) - イタリア映画祭2014にて上映
  • Une autre vie(2013年)
  • サンローラン Saint Laurent (2014年)
  • ザ・ガンマン The Gunman (2015年)
  • 素晴らしきボッカッチョ Maraviglioso Boccaccio(2015年) - イタリア映画祭2016にて上映
  • Nessuno si salva da solo(2015年)
  • 歓びのトスカーナ La pazza gioia(2016年) - カメオ出演
  • Tommaso(2016年)
  • SLAM/スラム Slam - Tutto per una ragazza(2016年)
  • フォルトゥナータ Fortunata (2017年) - イタリア映画祭2018にて上映
  • 幸せな感じ Euforia(2018年) - イタリア映画祭2019にて上映
  • Sulla mia pelle(2018年)
  • 泣いたり笑ったり Croce e delizia(2019年) - イタリア映画祭2021にて上映
  • 幸運の女神 La dea fortuna(2019年) - イタリア映画祭2020にて上映
  • スーパーヒーローズ Supereroi(2021年) - イタリア映画祭2022にて上映

テレビ

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  • ゲシュタポ・地獄の追跡 ホロコーストの子供たち La fuga degli innocenti (2004年)
  • 対独パルチザン戦線1943 ナチス包囲の島 Cefalonia (2005年)

主な受賞

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ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞

ナストロ・ダルジェント賞

  • グリエルモ・ビラーギ賞(2001年) 『息子の部屋
  • 主演女優賞(2004年) 『輝ける青春
  • 主演女優賞(2013年) 『いつか行くべき時が来る』『ミエーレ』
  • 主演女優賞(2017年) 『フォルトゥナータ』
  • 主演女優賞(2019年) 『幸運の女神』

イタリア・ゴールデングローブ賞

  • 最優秀新人女優賞(2001年) 『息子の部屋』
  • 最優秀女優賞(2013年) 『ミエーレ』

ヴェネツィア国際映画祭

カンヌ国際映画祭

  • ある視点俳優賞(2017年) 『フォルトゥナータ』

脚注

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  1. ^ Jasmine Trinca”. Unifrance. 2014年11月29日閲覧。
  2. ^ Ktorides, Christa (2015年3月19日). “Interview: Jasmine Trinca talks new action thriller, The Gunman”. DIY. 2016年1月16日閲覧。
  3. ^ Born between 21st and 27th April”. Vogue (2014年4月21日). 2014年11月29日閲覧。
  4. ^ Rooney, David (2001年3月16日). “Review: ‘The Son’s Room’”. Variety. 2014年11月29日閲覧。
  5. ^ Vivarelli, Nick (2007年5月15日). “Make ‘Room’ for Jasmine Trinca”. Variety. 2014年11月29日閲覧。
  6. ^ Gonzalez, Ed (2004年6月13日). “The Best of Youth”. Slant Magazine. 2014年11月29日閲覧。
  7. ^ James, Alison (2007年4月19日). “Cannes lines up American feast”. Variety. 2014年11月29日閲覧。
  8. ^ 第60回カンヌ国際映画祭 「ある視点」部門 審査員勢がフォトコールに登場 - フランス”. AFPBB News (2007年5月17日). 2014年11月29日閲覧。
  9. ^ Vivarelli, Nick (2009年9月12日). “‘Lebanon’ takes the Venice’s Lion”. Variety. 2014年11月29日閲覧。
  10. ^ Holden, Stephen (2011年11月25日). “House of Pleasures (2011) - The Life of a Courtesan, Viewed From the Inside”. The New York Times. 2014年11月29日閲覧。
  11. ^ Lyman, Eric J. (2013年7月7日). “'The Best Offer' Wins Big at Italy's Nastri d'Argento Awards”. The Hollywood Reporter. 2014年11月29日閲覧。

外部リンク

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