石間釣浜橋
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石間釣浜橋 | |
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基本情報 | |
国 | 日本 |
所在地 | 新潟県東蒲原郡阿賀町釣浜 - 石間 |
交差物件 | 阿賀野川・国道49号 |
用途 | 道路橋 |
路線名 | 磐越自動車道 |
管理者 | 東日本高速道路新潟支社新潟管理事務所 |
施工者 |
日立造船・酒井鉄工所JV(1期橋) 川崎重工業・古河機械金属JV、藤木鉄工(2期橋) |
竣工 |
1995年度(平成7年度)(1期橋) 2004年(平成16年)9月(2期橋) |
開通 | 1996年(平成8年)11月14日(1期橋) |
座標 | 北緯37度44分21.7秒 東経139度18分39.1秒 / 北緯37.739361度 東経139.310861度 |
構造諸元 | |
形式 | 桁橋 |
材料 | 鋼 |
全長 |
522.0 m(1期橋) 526.0 m(2期橋) |
幅 |
11.400 m(1期橋) 9.680 m(2期橋) |
最大支間長 | 147.200 m |
関連項目 | |
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式 |
石間釣浜橋(いしまつりはまばし)は、新潟県東蒲原郡阿賀町釣浜 - 石間の阿賀野川に架かる磐越自動車道(東北横断自動車道いわき新潟線)の桁橋。阿賀野川SA - 安田IC間に位置する。
概要
[編集]通常、支間長が長い桁橋では床版に鋼床版を採用するが、本橋は寒冷地であることから路面が凍結しやすい鋼床版を避け、1期橋では鉄筋コンクリート床版を2期橋では鋼・コンクリート合成床版を採用した。RC床版の鋼箱桁橋では最大級の支間長をもつ[注釈 1]。桁長が6.5 mあり、塗装塗替に手間を要することから重防食塗装を採用した[1]。
1期橋(上り)
- 形式 - 鋼3径間連続箱桁橋+鋼4径間連続鈑桁橋
- 活荷重 - 暫定活荷重
- 橋長 - 520.180 m[注釈 2]
- 支間割 - (96.914 m + 147.200 m + 93.122 m) + (56.200 m + 46.300 m + 46.300 m + 31.994 m)
- 幅員
- 総幅員 - 11.400 m
- 有効幅員 - 10.490 m
- 車道 - 10.490 m
- 床版 - 鉄筋コンクリート
- 総鋼重 - 2,581 t
- 施工 - 日立造船・酒井鉄工所JV
- 架設工法 - トラッククレーンベント工法・トラッククレーン片持式工法
2期橋(下り)
- 主径間形式 - 鋼3径間連続箱桁橋+鋼4径間連続鈑桁橋
- 箱桁部支間割 - (100.450 m + 147.200 m + 97.675 m)
- 活荷重 - B活荷重
- 橋長 - 526.0 m
- 幅員
- 総幅員 - 9.680 m
- 有効幅員 - 9.010 m
- 床版 - 合成床版
- 箱桁部鋼重 - 2,157 t
- 施工 - 川崎重工業・古河機械金属JV(箱桁部)、藤木鉄工(鈑桁部)
- 架設工法 - トラッククレーンベント工法(箱桁部)
歴史
[編集]1996年(平成8年)11月14日に本橋を含む磐越自動車道の津川IC - 安田IC間が暫定2車線で開通[5]。
その後、阿賀野川SAの周辺の4車線化に伴って、2期橋が架設された[6]。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b “釣浜橋” (PDF). 虹橋 No.50. 日本橋梁建設協会. pp. 34, 35 (1994年1月). 2020年10月17日閲覧。
- ^ “橋梁年鑑 平成9年版” (PDF). 日本橋梁建設協会. p. 57, 188, 189. 2020年10月17日閲覧。
- ^ “橋梁年鑑 平成15年版” (PDF). 日本橋梁建設協会. pp. 51, 184, 185. 2020年10月17日閲覧。
- ^ “磐越自動車道 石間釣浜橋”. 施工実績. 藤木鉄工. 2020年10月17日閲覧。
- ^ “新潟県の道路建設のあゆみ”. 新潟県土木部道路建設課 (2019年3月29日). 2020年10月17日閲覧。
- ^ “【別添】点検計画・修繕計画(橋梁)” (PDF). 東日本高速道路. p. 63. 2020年10月17日閲覧。
外部リンク
[編集]- NEXCO東日本 コーポレートサイト - 東日本高速道路(橋梁管理者)
- 空から見た阿賀野川 - 国土交通省北陸地方整備局阿賀野川河川事務所