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石間釣浜橋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
石間釣浜橋
阿賀野川SA(下り)の展望台から見た石間釣浜橋(写真手前)地図
基本情報
日本の旗 日本
所在地 新潟県東蒲原郡阿賀町釣浜 - 石間
交差物件 阿賀野川国道49号
用途 道路橋
路線名 磐越自動車道標識磐越自動車道
管理者 東日本高速道路新潟支社新潟管理事務所
施工者 日立造船酒井鉄工所JV(1期橋)
川崎重工業古河機械金属JV、藤木鉄工(2期橋)
竣工 1995年度(平成7年度)(1期橋)
2004年(平成16年)9月(2期橋)
開通 1996年(平成8年)11月14日(1期橋)
座標 北緯37度44分21.7秒 東経139度18分39.1秒 / 北緯37.739361度 東経139.310861度 / 37.739361; 139.310861 (石間釣浜橋)
構造諸元
形式 桁橋
材料
全長 522.0 m(1期橋)
526.0 m(2期橋)
11.400 m(1期橋)
9.680 m(2期橋)
最大支間長 147.200 m
関連項目
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式
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石間釣浜橋(いしまつりはまばし)は、新潟県東蒲原郡阿賀町釣浜 - 石間の阿賀野川に架かる磐越自動車道東北横断自動車道いわき新潟線)の桁橋阿賀野川SA - 安田IC間に位置する。

概要

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通常、支間長が長い桁橋では床版に鋼床版を採用するが、本橋は寒冷地であることから路面が凍結しやすい鋼床版を避け、1期橋では鉄筋コンクリート床版を2期橋では鋼・コンクリート合成床版を採用した。RC床版の鋼箱桁橋では最大級の支間長をもつ[注釈 1]。桁長が6.5 mあり、塗装塗替に手間を要することから重防食塗装を採用した[1]

1期橋(上り)

  • 形式 - 3径間連続箱桁橋+鋼4径間連続鈑桁橋
  • 活荷重 - 暫定活荷重
  • 橋長 - 520.180 m[注釈 2]
    • 支間割 - (96.914 m + 147.200 m + 93.122 m) + (56.200 m + 46.300 m + 46.300 m + 31.994 m)
  • 幅員
    • 総幅員 - 11.400 m
    • 有効幅員 - 10.490 m
    • 車道 - 10.490 m
  • 床版 - 鉄筋コンクリート
  • 総鋼重 - 2,581 t
  • 施工 - 日立造船酒井鉄工所JV
  • 架設工法 - トラッククレーンベント工法・トラッククレーン片持式工法

[2][1]

2期橋(下り)

  • 主径間形式 - 3径間連続箱桁橋+鋼4径間連続鈑桁橋
    • 箱桁部支間割 - (100.450 m + 147.200 m + 97.675 m)
  • 活荷重 - B活荷重
  • 橋長 - 526.0 m
  • 幅員
    • 総幅員 - 9.680 m
  • 有効幅員 - 9.010 m
  • 床版 - 合成床版
  • 箱桁部鋼重 - 2,157 t
  • 施工 - 川崎重工業古河機械金属JV(箱桁部)、藤木鉄工(鈑桁部)
  • 架設工法 - トラッククレーンベント工法(箱桁部)

[3][4]

歴史

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1996年(平成8年)11月14日に本橋を含む磐越自動車道の津川IC - 安田IC間が暫定2車線で開通[5]

その後、阿賀野川SAの周辺の4車線化に伴って、2期橋が架設された[6]

脚注

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注釈

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  1. ^ 合成床版の鋼箱桁橋としては、本橋以後に札幌大橋2期橋などが支間長150 mを達成している
  2. ^ 橋梁年鑑には、橋長520.180 m、虹橋およびNEXCO点検計画・修繕計画には橋長522.000 mとある

出典

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  1. ^ a b 釣浜橋” (PDF). 虹橋 No.50. 日本橋梁建設協会. pp. 34, 35 (1994年1月). 2020年10月17日閲覧。
  2. ^ 橋梁年鑑 平成9年版” (PDF). 日本橋梁建設協会. p. 57, 188, 189. 2020年10月17日閲覧。
  3. ^ 橋梁年鑑 平成15年版” (PDF). 日本橋梁建設協会. pp. 51, 184, 185. 2020年10月17日閲覧。
  4. ^ 磐越自動車道 石間釣浜橋”. 施工実績. 藤木鉄工. 2020年10月17日閲覧。
  5. ^ 新潟県の道路建設のあゆみ”. 新潟県土木部道路建設課 (2019年3月29日). 2020年10月17日閲覧。
  6. ^ 【別添】点検計画・修繕計画(橋梁)” (PDF). 東日本高速道路. p. 63. 2020年10月17日閲覧。

外部リンク

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