玉来駅
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玉来駅 | |
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駅舎(2009年8月) | |
たまらい Tamarai | |
◄豊後竹田 (3.1 km) (9.7 km) 豊後荻► | |
所在地 | 大分県竹田市大字玉来[1] |
所属事業者 | 九州旅客鉄道(JR九州) |
所属路線 | ■豊肥本線 |
キロ程 | 62.9 km(大分起点) |
電報略号 | ライ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
16人/日(降車客含まず) -2016年[2]- |
乗降人員 -統計年度- |
34人/日 -2016年[2]- |
開業年月日 | 1925年(大正14年)11月30日[3][4] |
備考 | 無人駅[1] |
玉来駅(たまらいえき)は、大分県竹田市大字玉来にある、九州旅客鉄道(JR九州)豊肥本線の駅である[1]。
歴史
[編集]昭和30年代までは貨物の取り扱いで栄えたが[注釈 1]、1962年(昭和37年)1月に営林署が閉鎖されると貨物取扱量が急減した[5]。
年表
[編集]- 1925年(大正14年)11月30日:鉄道省(後に日本国有鉄道)犬飼線が豊後竹田駅から延伸した際の終着駅として開業[3][4]。
- 1928年(昭和3年)12月2日:当駅 - 宮地間が開業し、豊肥本線の途中駅となる[3]。
- 1971年(昭和46年)10月1日:貨物取扱廃止[6]および無人駅化[5][7]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により九州旅客鉄道が継承[3][4]。
- 1993年(平成5年)3月1日:県道改良工事に伴い駅舎が20m東に移転し、新駅舎となる[8]。同時に駅前広場を整備[8]。
駅構造
[編集]単式ホーム1面1線を有する地上駅で無人駅である[1]。駅舎は1993年の移転時に新築したもので、日本10大稲荷である扇森稲荷神社をモチーフに社務所風にした木造平屋建てのものとなっており、駅舎には待合室とトイレが併設されている[8]。
利用状況
[編集]- 2012年度の1日平均乗車人員は17人(前年度比-3人)である。
乗車人員推移 | |
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年度 | 1日平均人数 |
2000 | 17 |
2001 | 14 |
2002 | 15 |
2003 | 10 |
2004 | 8 |
2005 | 7 |
2006 | 14 |
2007 | 17 |
2008 | 17 |
2009 | 17 |
2010 | 13 |
2011 | 20 |
2012 | 17 |
駅周辺
[編集]駅前には僅かな民家があり、駅前の県道を400mほど進むと市街地(玉来地区)が広がっている[1]。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f g 『週刊 JR全駅・全車両基地』 38号 大分駅・由布院駅・田主丸駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年5月12日、25頁。
- ^ “竹田市統計書(平成29年度改訂)” (PDF). 竹田市. 2018年5月17日閲覧。
- ^ a b c d 朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 27号・豊肥本線/久大本線、曽根悟(監修)、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年1月24日、14-15頁。
- ^ a b c 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年10月、745頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ a b c 荘田啓介『豊肥線物語』大分合同新聞社、1987年2月、264-265,314頁。
- ^ 「日本国有鉄道公示第402号」『官報』1971年10月1日。
- ^ 「通報 ●豊肥本線原水駅ほか3駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1971年10月1日、11頁。
- ^ a b c 「玉来駅 県道改良に伴い隣接地に移転」『大分合同新聞』大分合同新聞社、1993年3月2日、朝刊・県南豊肥、12面。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 玉来駅(駅情報) - 九州旅客鉄道